JP6586939B2 - 天井搬送車用ハンドリフタ - Google Patents

天井搬送車用ハンドリフタ Download PDF

Info

Publication number
JP6586939B2
JP6586939B2 JP2016218450A JP2016218450A JP6586939B2 JP 6586939 B2 JP6586939 B2 JP 6586939B2 JP 2016218450 A JP2016218450 A JP 2016218450A JP 2016218450 A JP2016218450 A JP 2016218450A JP 6586939 B2 JP6586939 B2 JP 6586939B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
lifter
magnet
ceiling
transport vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016218450A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018075936A (ja
Inventor
龍也 村上
龍也 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP2016218450A priority Critical patent/JP6586939B2/ja
Publication of JP2018075936A publication Critical patent/JP2018075936A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6586939B2 publication Critical patent/JP6586939B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、天井搬送車の車輪を下方から支持するリフタレールと、手動操作によって前記リフタレールを上下方向に沿って移動させる昇降機構と、前記リフタレール及び前記昇降機構を支持して床面に沿って移動自在な移動部と、を備えた天井搬送車用ハンドリフタに関する。
かかる天井搬送車用ハンドリフタの一例が、特許第5858250号(特許文献1)に記載されている。この特許文献1の天井搬送車用ハンドリフタは、昇降機構によりリフタレールを昇降させることや、移動部の移動によりリフタレールを床面に沿って移動させることにより、リフタレールを、床面又は天井に対して設置された対象レールに連続する位置である設定位置に移動させる。そして、このようにリフタレールと対象レールとを連続させた状態で、リフタレールと対象レールとの間で天井搬送車を移動させるようになっている。
特許第5858250号
上記したような天井搬送車用ハンドリフタでは、リフタレールが設定位置からずれており、リフタレールが対処レールに対して連続する位置に位置していない場合には、リフタレールと対象レールとの間で天井搬送車を適切に移動させることができない。そのため、リフタレールと対象レールとの間で天井搬送車を移動させるときは、リフタレールを適切に位置させる必要がある。しかし、リフタレールや対象レールが、天井搬送車用ハンドリフタを操作する作業者から見え難い場所にあるために、リフタレールを設定位置に移動させることが難しい場合がある。
そこで、リフタレールを設定位置に適切に移動させ易い天井搬送車用ハンドリフタの実現が望まれる。
上記に鑑みた、天井搬送車用ハンドリフタの特徴構成は、天井搬送車の車輪を下方から支持するリフタレールと、手動操作によって前記リフタレールを上下方向に沿って移動させる昇降機構と、前記リフタレール及び前記昇降機構を支持して床面に沿って移動自在な移動部と、を備えて、床面又は天井に対して設置された対象レールに連続する位置である設定位置に前記リフタレールを位置させた状態で、前記リフタレールと前記対象レールとの間で前記天井搬送車を移動させる天井搬送車用ハンドリフタであって、
前記リフタレールを前記設定位置に位置させた状態で前記対象レールの端部に吸着する第一磁石ユニットが、前記リフタレールの端部に備えられている点にある。
この特徴構成によれば、リフタレールを設定位置の近くまで移動させることで、第一磁石ユニットの吸引力によってリフタレールを設定位置に向けて移動させようとする力が働く。そのため、第一磁石ユニットの吸引力によって、リフタレールが上下方向に移動することやリフタレールが床面に沿って移動することによって、リフタレールを設定位置に自動的に移動させることができる。また、第一磁石ユニットの吸引力にリフタレールを移動させるほどの力がない場合でも、リフタレールを設定位置に向けて移動させるときの昇降機構の操作力や移動部の操作力が小さくなる。このように、第一磁石ユニットの吸引力によってリフタレールが自動的に設定位置に移動することやリフタレールを設定位置に向けて移動させるときの操作力が小さくなることによって、リフタレールを設定位置に適切に移動させ易くなる。
保持用台車と天井搬送車用ハンドリフタとを示す側面図 天井搬送車用ハンドリフタと経路投入用リフタとを示す側面図 天井搬送車用ハンドリフタの正面図 第一磁石ユニットと第二磁石ユニットとを示す斜視図 第一磁石ユニットと第二磁石ユニットとを示す作用図 第一磁石ユニットへの給電構造を示す図
1.実施形態
天井搬送車用ハンドリフタを物品搬送設備に採用した実施形態について図面に基づいて説明する。
図1及び2に示すように、物品搬送設備には、保持用台車1と、経路投入用リフタ2と、天井搬送車用ハンドリフタ3(以下、ハンドリフタ3と略称する)と、天井Cに吊り下げ支持された天井レール4と、天井レール4に沿って走行する天井搬送車5と、を備えている。
図1に仮想線で示すように、天井搬送車5は、保持用台車1に支持された状態で天井搬送車5を製造する工場から出荷され、その状態で物品搬送設備に搬入される。物品搬送設備では、保持用台車1に支持されている天井搬送車5を、ハンドリフタ3と経路投入用リフタ2とを用いて、天井レール4に支持させる作業(投入作業)を行う。
尚、本実施形態では、物品搬送設備は、半導体製造設備であり、天井レール4は保管装置や処理装置(図示せず)を経由するように設置されている。天井搬送車5は、走行経路に沿って走行して、FOUP等の容器の保管装置や処理装置への搬送を行う。
以下、物品搬送設備の各構成について説明するが、図1及び図2に示すように、保持用台車1及びハンドリフタ3を、これらが備えている支持レール22やリフタレール32が天井レール4の長手方向に沿うように位置している状態を想定して説明する。つまり、天井レール4の長手方向と支持レール22の長手方向とリフタレール32の長手方向とは同じ方向(長手方向Y)としている。また、上下方向Xにみて長手方向Yに対して直交する方向をレール幅方向Zとして説明する。また、「レールが連続する」とは、隙間がない状態で2つのレールが長手方向Yに並んでいる、又は、天井搬送車5の移動に支障がない程度の隙間がある状態で2つのレールが長手方向Yに並んでいることを示している。また、2つのレールが連続している状態では、一方のレールの走行面と他方の走行面とが同一面上に位置し、一方のレールの案内面と他方の案内面とが同一面上に位置する状態となっている。
1−1.天井搬送車
図1及び図3に示すように、天井搬送車5は、走行輪11A(車輪に相当)及び案内輪11Bを備えた走行部11と、走行部11に吊下げ支持される支持部12と、を備えている。支持部12は、昇降移動自在な把持体12Aを備えている。天井搬送車5は、把持体12Aに容器を把持した状態で天井レール4に沿って走行して容器を搬送する。説明を加えると、天井レール4は、一対の天井レール部4Aを備えている。一対の天井レール部4Aは、レール幅方向Zに互いに間隔を空けて並ぶ状態で設置されている。走行部11には、一対の天井レール部4A上を転動するように左右一対の走行輪11Aが備えられており、当該左右一対の走行輪11Aは天井搬送車5の前後方向に並ぶ状態で2組備えられている。また、走行部11には、一対の天井レール部4Aの間に位置するように左右一対の案内輪11Bが備えられており、当該左右一対の案内輪11Bは天井搬送車5の前後方向に並ぶ状態で複数組備えられている。そして、天井搬送車5は、走行輪11Aが回転することで、当該走行輪11Aが天井レール部4Aの上面によって形成される移動面上を転動し、案内輪11Bが走行レール部4Aの側面によって形成される案内面に接触することで、天井レール4に案内されながら天井レール4に沿って走行する。
1−2.経路投入用リフタ
図2に示すように、経路投入用リフタ2は、床面上に立設された基枠16と、基枠16に固定された乗継レール17と、基枠16により上下方向Xに沿って案内される昇降レール18と、昇降レール18を上下方向Xに移動させる昇降装置19と、を備えている。乗継レール17は、一対の乗継レール部17Aを備えている。一対の乗継レール部17Aは、レール幅方向Zに互いに間隔を空けて並ぶ状態で備えられている。これら一対の乗継レール部17Aの夫々の上面によって走行輪11Aが転動する移動面が形成され、一対の乗継レール部17Aにおける互いに対向する側面によって案内輪11Bが接触する案内面が形成されている。そして、乗継レール17(一対の乗継レール部17A)により支持された天井搬送車5は、走行輪11Aが乗継レール部17Aによって下方から支持されており、乗継レール17上を長手方向Yに沿って移動可能となっている。尚、乗継レール17が、床面Fに対して設置された対象レールに相当する。
昇降レール18は、一対の昇降レール部18Aを備えている。一対の昇降レール部18Aは、レール幅方向Zに互いに間隔を空けて並ぶ状態で備えられている。これら一対の昇降レール部18Aには、一対の乗継レール部17Aと同様に走行面と移動面とが形成されている。
昇降装置19は、電動モータ19Aの駆動により昇降レール18を上昇高さ(図2に実線で示す高さ)と下降高さ(図2に仮想線で示す高さ)とに移動させる。上昇高さは、天井レール4が設置されている高さ(例えば、床面Fから3〜4m程度の高さ)であり、昇降レール18を上昇高さに上昇させることで、昇降レール18が天井レール4に連続する。下降高さは、乗継レール17が設置されている高さ(例えば、床面Fから1m〜1.5m程度の高さ)であり、昇降レール18を下降高さに下降させることにで、昇降レール18が乗継レール17に連続する。
1−3.保持用台車
図1に示すように、保持用台車1は、床面F上を転動する台車車輪21Aを備えた台車枠21と、台車枠21に固定された支持レール22と、着脱自在なストッパー板23と、を備えている。保持用台車1は、作業者が押引操作することで床面F上を移動可能に構成されている。
支持レール22は、一対の支持レール部22Aを備えている。一対の支持レール部22Aは、レール幅方向Zに互いに間隔を空けて並ぶ状態で設置されている。これら一対の支持レール部22Aには、一対の昇降レール部18Aと同様に走行面と移動面とが形成されている。ストッパー板23は、支持レール22に支持された天井搬送車5に対して長手方向Yの両側に位置するように、支持レール22に着脱自在に備えられている。天井搬送車5を保持用台車1に支持した状態で製造工場から出荷する場合には、天井搬送車5に対して長手方向Yの両側にストッパー板23が取り付けられており、当該ストッパー板23は、天井搬送車5を保持用台車1からハンドリフタ3に移動させる場合には取り外すことになる。
1−4.ハンドリフタ
図1〜3に示すように、ハンドリフタ3は、床面F上を転動するリフタ車輪31Aを備えたリフタ枠31と、リフタ枠31により上下方向Xに沿って案内されるリフタレール32と、手動操作によってリフタレール32を上下方向Xに沿って移動させる昇降機構33と、を備えている。リフタレール32は、一対のリフタレール部32Aを備えている。一対の昇降レール部18Aは、レール幅方向Zに互いに間隔を空けて並ぶ状態で備えられている。これら一対のリフタレール部32Aには、一対の昇降レール部18Aと同様に走行面と移動面とが形成されている。リフタレール32は、天井搬送車5の走行輪11Aを下方から支持している。尚、走行輪11Aが、天井搬送車5の車輪に相当し、リフタ枠31は、リフタレール32及び昇降機構33を支持して床面Fに沿って移動自在な移動部に相当する。
昇降機構33は、ハンドル33Cの操作によりリフタレール32を任意の高さに操作可能に構成されている。そのため、昇降機構33の操作により、保持用台車1の支持レール22に対応する高さである第一高さと、経路投入用リフタ2の乗継レール17に対応する高さである第二高さと、に移動させることができる。第一高さは、乗継レール17が設置されている高さであり、リフタレール32を第一高さに昇降させることで、リフタレール32を乗継レール17に連続させることができる。第二高さは、支持レール22と同じ高さであり、リフタレール32を第二高さに昇降させることで、リフタレール32を支持レール22に連続させることができる。尚、本実施形態では、乗継レール17が支持レール22より高い位置に設置されているため、第一高さは第二高さより高い高さとなっている。
昇降機構33について説明を加えると、昇降機構33は、リフタレール32を吊り下げ支持する索条体33Aと、索条体33Aを巻き取り及び繰り出す巻回体33Bと、巻回体33Bを回転させるための手動操作用のハンドル33Cと、を備えている。昇降機構33は、巻回体33Bに索条体33Aを巻き取るようにハンドル33Cを操作することで、リフタレール32は索条体33Aによって引き上げられて上方に移動する。また、昇降機構33は、巻回体33Bから索条体33Aを繰り出すようにハンドル33Cを操作することで、リフタレール32は自重によって下方に移動する。
また、リフタ枠31は、上述の如く、床面F上を移動するリフタ車輪31Aを複数備えており、当該リフタ車輪31Aは、キャスター輪によって構成されている。そのため、リフタ枠31は、作業者の押引操作によって床面Fに沿って移動自在に構成されており、このようにリフタ枠31を移動させることで、リフタ枠31と一体的にリフタレール32を床面Fに沿う方向(長手方向Y及びレール幅方向Z)に移動させることができる。
1−5.投入作業
物品搬送設備において投入作業を行う場合は、次のように保持用台車1やハンドリフタ3等を操作する。
まず、図1に示すように、ハンドリフタ3において昇降機構33を操作してリフタレール32を第二高さに昇降させるとともに、ハンドリフタ3と保持用台車1との一方又は双方を移動させて、支持レール22とリフタレール32とを連続させる。このように、支持レール22とリフタレール32とを連続させた状態で、天井搬送車5を保持用台車1からハンドリフタ3に移動させる。
次に、図2に示すように、ハンドリフタ3において昇降機構33を操作してリフタレール32を第一高さに昇降させるとともにハンドリフタ3を移動させて、リフタレール32と乗継レール17とを連続させる。また、経路投入用リフタ2において昇降装置19を操作して昇降レール18を下降高さに昇降させて、昇降レール18と乗継レール17とを連続させる。このように、リフタレール32と乗継レール17と昇降レール18とを連続させた状態で、天井搬送車5をハンドリフタ3から経路投入用リフタ2に移動させる。
最後に、経路投入用リフタ2において昇降装置19を操作して昇降レール18を上昇高さに昇降させて、昇降レール18と天井レール4とを連続させる。このように、昇降レール18と天井レール4とを連続させた状態で、天井搬送車5をハンドリフタ3から天井レール4上に移動させる。
1−6.第一磁石ユニット、第二磁石ユニット及びこれらに関連する構成
ハンドリフタ3のリフタレール32を、経路投入用リフタ2の乗継レール17に連続する位置である設定位置(図5参照)に移動させ易くするために、リフタレール32に第一磁石ユニット36が備えられているとともに、乗継レール17に第二磁石ユニット37が備えられている。次に、これら第一磁石ユニット36、第二磁石ユニット37、及びこれらの磁石ユニットに関連する構成について説明する。
図2に示すように、ハンドリフタ3のリフタ枠31は、リフタ車輪31Aに加えて、移動体31Bと、当該移動体31Bにおける第一方向Y1(長手方向Yの一方向)の端部に立設された案内体31Cと、を備えてレール幅方向ZにみてL字状に形成されている。
ハンドリフタ3は、一対のリフタレール部32Aを連結する連結部34と、リフタ枠31によって上下方向Xに案内される被案内部35と、を備えている。被案内部35は、リフタレール部32Aにおける第一方向Y1の端部に連結されている。そのため、リフタレール32は、昇降機構33や案内体31Cから第二方向Y2(第一方向Y1の反対方向)側に突出する状態で片持ち状にハンドリフタ3に備えられている。
そして、リフタレール32の端部には、リフタレール32を設定位置に位置させた状態で乗継レール17の端部に吸着する第一磁石ユニット36が備えられている。本実施形態では、リフタレール部32Aにおける第二方向Y2の端部に、第一磁石ユニット36が備えられている。また、乗継レール17における第一方向Y1の端部に、第二磁石ユニット37が備えられている。
図4に示すように、S極とN極とのうちの一方を第一極、他方を第二極として、第一磁石ユニット36は、上下方向X及びレール幅方向Zの双方に互いに隣接するように配置された第一極の第一磁石36Aと第二極の第二磁石36Bとを備えている。また、第二磁石ユニット37は、リフタレール32が設定位置にある状態で第一磁石36Aと対向するように配置された第二極の第三磁石37Aと、リフタレール32が設定位置にある状態で第二磁石36Bと対向するように配置された第一極の第四磁石37Bと、を備える。尚、本実施形態では、第一極をS極、第二極をN極としている。
第一磁石ユニット36は、2つの第一磁石36Aと2つの第二磁石36Bとの4つの磁石が備えられている。本実施形態では、第一磁石36A及び第二磁石36Bは、長手方向Yにみて矩形状、詳しくは、正方形状に形成されている。そして、第一磁石ユニット36に備えられている4つの磁石は、リフタレール32の端部に2列2段に並ぶ状態で設置されている。2列の磁石のうち、一方の列では、上から順に第一磁石36A、第二磁石36Bの順に設置されており、他方の列では、上から順に第二磁石36B、第一磁石36Aの順に設置されている。2段の磁石のうち、上段では、レール幅方向Zの一方から順に第一磁石36A、第二磁石36Bの順に設置されており、下段では、レール幅方向Zの一方から順に第二磁石36B、第一磁石36Aの順に設置されている。
また、第二磁石ユニット37は、2つの第三磁石37Aと2つの第四磁石37Bとの4つの磁石が備えられている。第三磁石37A及び第四磁石37Bは、長手方向Yにみて矩形状、詳しくは、正方形状に形成されている。そして、第二磁石ユニット37に備えられている4つの磁石は、乗継レール17の端部に2列2段に並ぶ状態で設置されている。2列の磁石のうち、一方の列では、上から順に第三磁石37A、第四磁石37Bの順に設置されており、他方の列では、上から順に第四磁石37B、第三磁石37Aの順に設置されている。2段の磁石のうち、上段では、レール幅方向Zの一方から順に第三磁石37A、第四磁石37Bの順に設置されており、下段では、レール幅方向Zの一方から順に第四磁石37B、第三磁石37Aの順に設置されている。
そして、上下方向Xに並ぶ第一磁石36Aと第二磁石36Bとは、上下方向Xに間隔を空けた状態で設置されている。この上下方向Xに並ぶ第一磁石36Aと第二磁石36Bとの間隔は、第一磁石36Aや第二磁石36Bの上下方向Xの幅より小さい間隔となっている。また、レール幅方向Zに並ぶ第一磁石36Aと第二磁石36Bとは、レール幅方向Zに間隔を空けた状態で設置されている。このレール幅方向Zに並ぶ第一磁石36Aと第二磁石36Bとの間隔は、第一磁石36Aや第二磁石36Bのレール幅方向Zの幅より小さい間隔となっている。そして、第三磁石37Aと第四磁石37Bとは、第一磁石36A及び第二磁石36Bと同じ大きさに形成されており、第一磁石36Aと第二磁石36Bとの間隔と同じ間隔で配置されている。そのため、リフタレール32を設定位置に位置させた状態では、第一磁石ユニット36の第一磁石36Aは、第二磁石ユニット37の第三磁石37Aに対向して、第一磁石36Aと第三磁石37Aとは互いに吸着し合い、第一磁石ユニット36の第二磁石36Bは、第二磁石ユニット37の第四磁石37Bに対向して、第二磁石36Bと第四磁石37Bとは互いに吸着し合う。
第二磁石ユニット37(第三磁石37A及び第四磁石37B)は、永久磁石によって構成されているが、第一磁石ユニット36(第一磁石36A及び第二磁石36B)は、電磁石によって構成されている。
そして、図6に示すように、ハンドリフタ3には、電磁石に電力を供給する状態と供給しない状態とに切り換える切換装置38と、電磁石に電力を供給するためのバッテリ39と、が備えられている。切換装置38は、オン操作することで、バッテリ39からの電力が2つの第一磁石36A及び2つの第二磁石36Bに供給され、オフ操作することで、バッテリ39から2つの第一磁石36A及び2つの第二磁石36Bへの電力の供給が断たれる。
そして、図1に示すように、リフタレール32には、上方側からのみ索条体33Aが連結されており、下方側からは索条体33Aは連結されていない。そのため、リフタレール32の自重に抗してリフタレール32を上方に移動可能な構造となっている。つまり、昇降機構33は、第一磁石36Aの吸引力によるリフタレール32の上方への移動を許容する構造となっている。また、リフタ枠31は、リフタ車輪31Aがキャスター輪により構成されているため、床面Fに沿って移動可能な構造となっている。つまり、リフタ枠31は、第一磁石36Aの吸引力によるリフタレール32の長手方向Yやレール幅方向Zへの移動を許容する構造となっている。
また、本実施形態では、第一磁石ユニット36による吸着力は、リフタレール32が設定位置に位置して第一磁石ユニット36と第二磁石ユニット37とが互いに吸着している状態では、作業者の手動操作(昇降機構33の操作やリフタ枠31の押引操作)では設定位置から移動不可能な吸着力に設定されている。そのため、第一磁石ユニット36は、リフタレール32を設定位置に固定する固定装置としての機能を兼ね備えている。
2.その他の実施形態
次に、天井搬送車用ハンドリフタのその他の実施形態について説明する。
(1)上記実施形態では、第一磁石ユニット36(第一磁石36A及び第二磁石36B)を電磁石によって構成したが、第一磁石ユニット36(第一磁石36A及び第二磁石36B)を永久磁石によって構成してもよい。また、第二磁石ユニット37(第三磁石37A及び第四磁石37B)を永久磁石としたが、第二磁石ユニット37(第三磁石37A及び第四磁石37B)を電磁石によって構成してもよい。また、乗継レール17に第二磁石ユニット37を備えずに、乗継レール17の少なくとも第一方向Y1の端部を、第一磁石ユニット36が吸着可能な素材(例えば鉄等)によって構成してもよい。
(2)上記実施形態では、第一磁石ユニット36に備えられている磁石を、長手方向Yに見て矩形状に形成したが、第一磁石ユニット36に備えられている磁石の一部又は全部を、長手方向Yに見て矩形状以外に形成してもよい。例えば、第一磁石ユニット36に備えられている磁石の一部又は全部を、円形状、円環形状、三角形状等の形状に形成してもよい。また、同様に、第二磁石ユニット37に備えられている磁石の一部又は全部を、長手方向Yに見て矩形状以外に形成してもよい。
(3)上記実施形態では、第一磁石ユニット36に2つの第一磁石36Aと2つの第二磁石36Bとを備え、これら4つの磁石を2段2列に並べて、上下方向X及びレール幅方向Zの双方に互いに隣接するように第一磁石36Aと第二磁石36Bとを配置したが、第一磁石36A及び第二磁石36Bの個数や配置は適宜変更してもよい。具体的には、例えば、2つの磁石を2段1列に並べて、上下方向Xにのみ互いに隣接するように第一磁石36Aと第二磁石36Bとを配置してもよく、また、2つの磁石を1段2列に並べて、レール幅方向Zにのみ互いに隣接するように第一磁石36Aと第二磁石36Bとを配置してもよい。
また、上下方向X及びレール幅方向Zの双方に互いに隣接するように第一磁石36Aと第二磁石36Bとを配置する場合に、円環形状の第一磁石36Aの中心に円形状又は円環形状の第二磁石36Bを配置するようにしてもよい。
また、同様に、第二磁石ユニット37に備える第三磁石37Aと第四磁石37Bの個数や配置を適宜変更してもよい。つまり、例えば、上述の如く、第一磁石ユニット36において円環形状の第一磁石36Aの中心に円形状の第二磁石36Bを配置した場合に、第二磁石ユニット37において、円環形状の第三磁石37Aの中心に円形状の第四磁石37Bを配置するようにしてもよい。尚、第一磁石ユニット36と第二磁石ユニット37とで、磁石の数や配置を異ならせてもよい。
(4)上記実施形態では、リフタレール32に対して上方側からのみ索条体33Aを連結することで、リフタレール32の自重に抗してリフタレール32が上方に移動可能な構成としたが、リフタレール32に対して上方側及び下方側の双方から索条体33Aを連結することで、リフタレール32の自重に抗してリフタレール32が上方に移動することが不可能な構成としてもよい。
(5)上記実施形態では、作業者の押引操作によってリフタ枠31が床面Fに沿って移動するように構成したが、リフタ枠31に走行用モータと走行車輪とを備えて、走行用モータの駆動により走行車輪を回転させることによってリフタ枠31が床面Fに沿って移動するように構成してもよい。
(6)なお、上述した各実施形態で開示された構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示された構成と組み合わせて適用することも可能である。その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で単なる例示に過ぎない。従って、本開示の趣旨を逸脱しない範囲内で、適宜、種々の改変を行うことが可能である。
3.上記実施形態の概要
以下、上記において説明した天井搬送車用ハンドリフタの概要について説明する。
天井搬送車用ハンドリフタは、天井搬送車の車輪を下方から支持するリフタレールと、手動操作によって前記リフタレールを上下方向に沿って移動させる昇降機構と、前記リフタレール及び前記昇降機構を支持して床面に沿って移動自在な移動部と、を備えて、床面又は天井に対して設置された対象レールに連続する位置である設定位置に前記リフタレールを位置させた状態で、前記リフタレールと前記対象レールとの間で前記天井搬送車を移動させる天井搬送車用ハンドリフタであって、
前記リフタレールを前記設定位置に位置させた状態で前記対象レールの端部に吸着する第一磁石ユニットが、前記リフタレールの端部に備えられている。
このような構成により、リフタレールを設定位置の近くまで移動させることで、第一磁石ユニットの吸引力によってリフタレールを設定位置に向けて移動させようとする力が働く。そのため、第一磁石ユニットの吸引力によって、リフタレールが上下方向に移動することやリフタレールが床面に沿って移動することによって、リフタレールを設定位置に自動的に移動させることができる。また、第一磁石ユニットの吸引力にリフタレールを移動させるほどの力がない場合でも、リフタレールを設定位置に向けて移動させるときの昇降機構の操作力や移動部の操作力が小さくなる。このように、第一磁石ユニットの吸引力によってリフタレールが自動的に設定位置に移動することやリフタレールを設定位置に向けて移動させるときの操作力が小さくなることによって、リフタレールを設定位置に適切に移動させ易くなる。
ここで、前記対象レールの端部に、前記第一磁石ユニットと吸着する第二磁石ユニットを備え、S極とN極とのうちの一方を第一極、他方を第二極として、前記第一磁石ユニットは、上下方向及びレール幅方向の少なくとも一方に互いに隣接するように配置された前記第一極の第一磁石と前記第二極の第二磁石とを備え、前記第二磁石ユニットは、前記リフタレールが前記設定位置にある状態で前記第一磁石と対向するように配置された前記第二極の第三磁石と、前記リフタレールが前記設定位置にある状態で前記第二磁石と対向するように配置された前記第一極の第四磁石と、を備えると好適である。
この構成によれば、リフタレールが設定位置に位置して場合は、第一磁石ユニットの第一磁石(又は第二磁石)と第二磁石ユニットの第三磁石(又は第四磁石)とが吸着し合って、リフタレールを設定位置に保持できる。そして、リフタレールが設定位置から上下方向又はレール幅方向に一定距離離れている離間位置に位置している場合は、第一磁石ユニットの第一磁石(又は第二磁石)と第二磁石ユニットの第四磁石(又は第三磁石)とが反発し合って、リフタレールに対して当該離間位置から離そうとする力が働く。そのため、リフタレールが設定位置からずれている場合に、第一磁石ユニットと第二磁石ユニットとの反発力によって、リフタレールが設定位置からずれていることを昇降機構や移動部を操作する作業者が感知し易くなる。
また、前記昇降機構は、前記第一磁石ユニットの吸引力による前記リフタレールの移動を、少なくとも上方への移動について許容する構造であると好適である。
この構成によれば、リフタレールを上昇させてリフタレールを設定位置の近くまで移動させた場合に、第一磁石ユニットの吸引力によってリフタレールを上方に移動させて、リフタレールを自動的に設定位置に移動させることができる。
また、前記リフタレールが、前記移動部に備えられた案内体に沿って上下方向に案内され、前記昇降機構は、前記リフタレールを吊り下げ支持する索条体と、前記索条体を巻き取り及び繰り出す巻回体と、前記巻回体を回転させるための手動操作用のハンドルと、を備えていると好適である。
この構成によれば、ハンドルを操作して巻回体に対して索条体と巻き取り及び繰り出すことによって、リフタレールを上下方向に移動させることができる。そして、リフタレールには、上方側からのみ索条体を連結することで、リフタレールの自重に抗してリフタレールを上方に移動させることができる。つまり、リフタレールに索条体を上方側のみから連結するという簡素な構成で、昇降機構を、第一磁石の吸引力によるリフタレールの上方への移動を許容する構造にできる。
また、前記第一磁石ユニットが電磁石によって構成されており、前記電磁石に電力を供給する状態と供給しない状態とに切り換える切換装置を更に備えていると好適である。
この構成によれば、電磁石による吸引力を強力にして電磁石を設定位置に適切に保持し易くしながら、リフタレールを設定位置から移動させるときは、電磁石に対する給電を断つことで電磁石による吸着力はなくなるため、リフタレールを設定位置から容易に移動させることができる。
また、前記移動部は、床面上を転動するキャスター輪を複数備えて作業者の押引操作によって床面に沿って移動すると好適である。
この構成によれば、作業者が移動部を押引操作して移動させるときに、キャスター輪の姿勢が移動部を移動させる方向に沿う姿勢となるため、作業者は移動部を任意の方向に移動させ易い。
また、移動部は床面上を自由に移動できるため、移動部を移動させてリフタレールを設定位置の近くまで移動させた場合に、第一磁石ユニットの吸引力によってリフタレールを移動体とともに床面に沿って移動させて、リフタレールを自動的に設定位置に移動させることができる。
本開示に係る技術は、手動操作によってリフタレールを上下方向に沿って移動させる昇降機構と、リフタレール及び昇降機構を支持して床面に沿って移動自在な移動部と、を備えた天井搬送車用ハンドリフタに利用することができる。
3:天井搬送車用ハンドリフタ
5:天井搬送車
11A:走行輪(車輪)
17:乗継レール(対象レール)
31:リフタ枠(移動部)
31A:リフタ車輪(キャスター輪)
31C:案内体
32:リフタレール
33:昇降機構
33A:索条体
33B:巻回体
33C:ハンドル
36:第一磁石ユニット
36A:第一磁石
36B:第二磁石
37:第二磁石ユニット
37A:第三磁石
37B:第四磁石
38:切換装置
C:天井
F:床面
X:上下方向
Y:長手方向
Z:レール幅方向

Claims (6)

  1. 天井搬送車の車輪を下方から支持するリフタレールと、
    手動操作によって前記リフタレールを上下方向に沿って移動させる昇降機構と、
    前記リフタレール及び前記昇降機構を支持して床面に沿って移動自在な移動部と、を備えて、
    床面又は天井に対して設置された対象レールに連続する位置である設定位置に前記リフタレールを位置させた状態で、前記リフタレールと前記対象レールとの間で前記天井搬送車を移動させる天井搬送車用ハンドリフタであって、
    前記リフタレールを前記設定位置に位置させた状態で前記対象レールの端部に吸着する第一磁石ユニットが、前記リフタレールの端部に備えられている天井搬送車用ハンドリフタ。
  2. 前記対象レールの端部に、前記第一磁石ユニットと吸着する第二磁石ユニットを備え、
    S極とN極とのうちの一方を第一極、他方を第二極として、
    前記第一磁石ユニットは、上下方向及びレール幅方向の少なくとも一方に互いに隣接するように配置された前記第一極の第一磁石と前記第二極の第二磁石とを備え、
    前記第二磁石ユニットは、前記リフタレールが前記設定位置にある状態で前記第一磁石と対向するように配置された前記第二極の第三磁石と、前記リフタレールが前記設定位置にある状態で前記第二磁石と対向するように配置された前記第一極の第四磁石と、を備える請求項1に記載の天井搬送車用ハンドリフタ。
  3. 前記昇降機構は、前記第一磁石ユニットの吸引力による前記リフタレールの移動を、少なくとも上方への移動について許容する構造である請求項1又は2に記載の天井搬送車用ハンドリフタ。
  4. 前記リフタレールが、前記移動部に備えられた案内体に沿って上下方向に案内され、
    前記昇降機構は、前記リフタレールを吊り下げ支持する索条体と、前記索条体を巻き取り及び繰り出す巻回体と、前記巻回体を回転させるための手動操作用のハンドルと、を備えている請求項1から3のいずれか一項に記載の天井搬送車用ハンドリフタ。
  5. 前記第一磁石ユニットが電磁石によって構成されており、
    前記電磁石に電力を供給する状態と供給しない状態とに切り換える切換装置を更に備えている請求項1から4のいずれか一項に記載の天井搬送車用ハンドリフタ。
  6. 前記移動部は、床面上を転動するキャスター輪を複数備えて作業者の押引操作によって床面に沿って移動する請求項1から5のいずれか一項に記載の天井搬送車用ハンドリフタ。
JP2016218450A 2016-11-08 2016-11-08 天井搬送車用ハンドリフタ Active JP6586939B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016218450A JP6586939B2 (ja) 2016-11-08 2016-11-08 天井搬送車用ハンドリフタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016218450A JP6586939B2 (ja) 2016-11-08 2016-11-08 天井搬送車用ハンドリフタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018075936A JP2018075936A (ja) 2018-05-17
JP6586939B2 true JP6586939B2 (ja) 2019-10-09

Family

ID=62149778

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016218450A Active JP6586939B2 (ja) 2016-11-08 2016-11-08 天井搬送車用ハンドリフタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6586939B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102237055B1 (ko) * 2019-07-02 2021-04-08 세메스 주식회사 반송 장치, 이를 포함하는 반송 모듈
KR102226761B1 (ko) * 2019-10-11 2021-03-11 세메스 주식회사 대상물 이송 장치
KR102247447B1 (ko) * 2019-10-11 2021-04-30 세메스 주식회사 대상물 이송 장치
CN112562426B (zh) * 2020-12-21 2022-07-12 中船蓝海星(北京)文化发展有限责任公司 软着陆模拟体验装置
CN114152766B (zh) * 2022-02-10 2022-05-03 深圳市帝迈生物技术有限公司 样本分析仪及其手动进样组件
KR102624073B1 (ko) * 2023-10-11 2024-01-19 강현규 반도체 웨이퍼 캐리어 운송용 oht의 카트 적재 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018075936A (ja) 2018-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6586939B2 (ja) 天井搬送車用ハンドリフタ
TWI496728B (zh) 物品搬送設備(二)
JP5674041B2 (ja) 物品搬送設備
JP5545498B2 (ja) 物品保管設備及び物品保管設備におけるメンテナンス方法
JP6222135B2 (ja) 自動倉庫
KR102270043B1 (ko) 이송 장치
JP4848862B2 (ja) 搬送台車走行軌道
TWI722208B (zh) 搬送系統
TWI714809B (zh) 搬送系統
JP2012240463A (ja) 有軌道台車システム
KR102431540B1 (ko) 스토커 시스템
JP6677187B2 (ja) 物品搬送設備
KR102575953B1 (ko) 자기 부상 이송 장치
CN100395143C (zh) 工件运送装置
JP2016155659A (ja) 搬送装置
JP2008081297A (ja) スタッカクレーン
JP7136236B2 (ja) 保管システム
KR20160008274A (ko) 클린룸용 픽업 크레인장치
JP6435704B2 (ja) 搬送保管システム
JP2018193222A (ja) 保管システム
JP4085637B2 (ja) 物品移載装置
JP4505754B2 (ja) 天井走行式搬送装置における走行レール昇降装置
JP2012232825A (ja) ロール体搬送装置
JP2019142668A (ja) 自動倉庫
JP6287700B2 (ja) 物品搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190802

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190813

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190826

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6586939

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250