JPH03503268A - 鉄道車両のボギー台車の交換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 鉄道車両のボギ一台車の交換装置 本発明は、大きい支持力で鉄道車両特に高速列車のボギ一台車を交換する装置の 提供を目的とし、この装置により、経済的に短い昇降行程及び走行行程で、交換 すべきボギ一台車の範囲にある軌道連絡片及びボギ一台車を取外し、続いて再び 取付けることができ、低い全高と安定で偏心荷重支持も可能にする大きい昇降高 さとを持つ簡単かつこじんまりした構造で、装置が軌道連絡片及びボギ一台車の 確実な支持を行ない、すべての方向に最適な移動可能性を持つようにする。

この課題は本発明によれば請求項１の特徴によって解決され、個々の請求項にあ げられる特徴がこのＷ題解決策の有利な発展を示している。

本発明の対象は、個々の請求項の特徴のみならず、それらの組合わせにも及ぶ。

本発明によるボギ一台車交換装置は、鉄道車両特にドイツ連邦共和国のいわゆる ＩＣＥ高速列車のボギ一台車の交換に用いられる。

この目的のため高速列車は、交換すべきボギ一台車の範囲に明示可能な軌道連絡 片を持ち架台に載る軌道上にある。交換装置の空気圧走行機構が交換すべきボギ 一台車の下へ走行して、軌道連絡片従ってボギ一台車に精確に合わせるため、空 気クッション走行機構により浮遊して走行面上を移動可能に保持され、それから 軌道連絡片取外し兼取付は装置の取外し兼取付は腕の支持爪を精確に軌道連絡片 へ入れることができので、空気クッションによりボギ一台車交換装置も軌道の中 央に位置ぎめされる。

２段に垂直移動可能な昇降枠は、合板によりボギ一台車を軌道連絡片から持上げ 、それから取外し兼取付は腕が軌道連絡片を側方へ輪＃引出すことができるので 、昇降枠はボギ一台車を下降させて、軌道の下からボギ一台車と共に出るように 移動することができる。

２つの昇降枠と合板とから形成される昇降機構は小さい外側寸法を持ち、引込み （下降）位置で小さい全高を示す。

昇降運動は２段に行なわれるので、小さい全高で比較的大きい昇降高さが得られ る。

まず台板を持つ第１の昇降枠が特定の高さへ移動し、それから外方揺動可能な支 柱により、台板と第２の昇降枠との結合を行ない、それから第２の昇降枠が台板 を更に上方へ必要な高さ位置まで上昇移動する。

昇降枠は有利なように横梁状に構成されて、扁平に重なり合って下降初期位置に 設けられ、内側昇降枠は外側昇降枠の間で上方へ台板と共に引出され、それによ り有利な昇降高さが得られる。。

パンタグラフφ装置により白板はその移動行程において安定に傾倒モーメントな しに引出し可能なので、偏心した荷重支持も可能である。

この装置は簡単かつ安定にこじんまりした構造で構成され、大きい支持力を示し 、交換過程中軌道連絡片及びボギ一台車を安定した姿勢で支持する。

軌道連絡片と共にボギ一台車の交換は、短い昇降行程及び走行行程で経済的に行 なわれ、それにより経済的な交換方法が与えられる。

更に清潔で騒音なしに動作する駆動装置（電動機又番よ空気圧で駆動される昇降 ねじ軸機構、空気圧走行機構及び空気クッション走行機構）が有利であり、それ により液圧装置及び故障し易い液圧導管が不要になる。

図面には本発明による実施例が示されており、以下に説明される。

第１図は、１つの走行可能な基礎枠と、合板と垂直移動及び側方移動可能な軌道 連絡片取外し兼取付は装置を持つ２つの垂直移動可能な昇降枠とから成る、鉄道 車両用ボギ一台車交換装置の一部切欠いた正面図を示し、しかも図面の右半分で は昇降枠及び合板の下降位置で、また図面の左半分では昇降枠及び合板の上昇位 置で示し、 第２図は第１図と同じ装置の同じ位置における一部切欠いた側面図を示し、 第３図は同じ装置の一部の範囲の平面図を示し、第４図は装置の概略平面図を示 し、 第５図ないし第８図は昇降枠及び合板の異なる昇降位置における装置の概略側面 図を示している。

鉄道車両のボギ一台車を交換する装＠（ボギ一台車交換装置）は走行可能な基礎 枠ｌを持ち、昇降機構２，３により互いに無関係に垂直移動可能で交換すべきボ ギ一台車を支持する台板４を保持する２つの昇降枠５，６が、この基礎枠１に設 けられている。一方の昇降枠６は、動作位置及び不動作位置へもたらすことがで きるようにこの昇降枠に支持される支柱７を介して、他方の昇降枠５を越えて昇 降運動するため台板４に結合可能である。

更に基礎枠ｌ上には、交換すべきボギ一台車の範囲にある軌道連絡片８を取付は 及び取外しのため架台に載る軌道から受入れる複数の垂直移動及び側方移動可能 な腕９を持つ軌道連絡片取外し兼取付は装置１０が支持されている。

基礎枠ｌは溶接構造体として中空異形材と板とから形成されて、長方形の基本形 状を持っている。

基Ｅａ枠ｌの中及び下には、架台に載せられて鉄道車両を支持する軌道の下で走 行面２４上に装置をあらゆる方向に移動するため、空気クッション走行機構ＩＩ 及び／又は空気圧走行機構１２が設けられている。

４つの空気クッション素子＋１ａにより空気クッション走行機構１１を形成し、 垂直軸線の周りにそれぞれ旋回可能で圧縮空気で操作されてそれぞれ圧縮空気モ ータ１２ａと走行車輪１２ｂとから成る２つの摩擦車輪駆動装置により空気圧走 行機構１２を形成するのが好ましい。

両方の昇降枠５，６は横梁状に構成されて、それぞれ４つの昇降機構２，３によ り支持されている。

下降位置において両方の昇降枠５，６は重なっており、昇降枠６が下部昇降枠を 形成し、昇降枠５が上部昇降枠を形成している。

上部昇降枠５は外側にある２つの横梁を持ち、下部昇降枠６はその間にある２つ の内側横梁を持ち、全部で４つの横梁が、横梁に作用する２つの昇降機構２，３ により垂直移動せしめられる。

昇降枠の下降位置では、台板４は上部昇降枠５上にある。

下部昇降枠６にある水平な軸線１３には、複数の支柱７が電動駆動装置３２によ り揺動可能に支持され、昇降枠の下降位置で支柱７は水平な状態で下部昇降枠６ の中へ揺動され、台板４の結合及び支持のため垂直位置へ上方揺動される。

台板４と下部昇降枠６との間には、台板４の垂直移動の際この合板を水平に案内 する案内パンタグラフ１４が設けられている。

台板４は、少なくとも１つなるべく複数の空気クッション素子１５を介して、支 持枠１６上に限られた範囲で横及び縦の方向に移動可能である。

案内パンタグラフ１４はその下端を下部昇降枠６に枢着され、その上端を支持枠 １６に枢着されている。

台板４は基礎枠Ｉの基本形状より小さい長方形の基本形状を持っている。白板の 縦方向は、基礎枠の縦方向に、昇降枠５，６の横梁に対して直角に延びている。

台板４の縦方向に間隔をおいて互いに平行に４つの揺動可能な支柱７と２つの案 内パンタグラフ１４とを設けるのがよい。

支柱７及び案内パンタグラフ１４の周りにはベロースリーブ等の素子１７が設け られている。

各昇降機構２，３は、昇降柱２８、昇降摺動片２９、非可逆ねじ軸３０、支持蓋 止めナツト３１．及び歯車電動機３２から成っている。

軌道連絡片取外し兼取付は装＠！（０４、基礎枠１上に支持される４つの昇降柱 １８と、各昇降柱１８に設けられる腕９とから構成されている。昇降柱１８は、 電気シリンダ又は電動機駆動昇降ねじ軸１９を介して、垂直移動可能である。

各腕９は昇降柱１８の案内片２０内を水平面内で連続的に移動可能に支持され、 各腕９の移動は、案内片２０にフランジ結合される駆動電動機２１により、ビニ オン及びラックを介して行なわれる。各腕９には支持爪２２が取付けられて、軌 道連絡片８用軌道連絡片釈放装置を持っている。

基礎枠１には、軌道連絡片取外し兼取付は装置ＩＯのほかに、電ａｆｉにより駆 動される複数なるべく４つのねじ軸昇降素子２３があって、ボギ一台車交換装置 全体を持ち上げる支持円板２５を下側に持っている。持ち上げ位置で、重量物ト レーラが持ち上げられたボギ一台車装置の下へ移動して、装置全体の大きい移動 を行なう。

台板４の側方には、階段２７を経て容易に到達可能な２つの固定取付は台板２６ があって、鉄道車両の下のボギ一台車の所で作業員が作業を行なうのを可能にし ている。

本発明による装置は特に高速列車のボギ一台車の交換に用いられ、高速列車のボ ギ一台車の範囲が明示可能な軌道連絡片を持ち架台に載る軌道上にある。

ボギ一台車交換装置は、空気圧走行機構１２により、交換すべきボギ一台車の上 へ移動される。それから走行機構１２が上方へ揺動されるので、装置全体が合や 動作する空気クッション素子＋１ａにより支持される。

軌道連絡片取外し兼取付は装置１０の４つの腕９が軌道連絡片８のＦへもたらさ れ、続いて支持位置へ上昇されるので、支持爪２２が軌道連絡片８のまわりに係 合する。

ボギ一台車交換装置は空気クッションｌｌ上で浮遊して、強制的に軌道の中心に 位置ぎめされる。

今や空気クッション効果が停止され、装置が走行面２４上へ下降されて、基礎枠 ｌにより走行上に安定に静止する。

台板４が交換すべきボギ一台車の下まで上昇され、この上昇過程は、第５図によ る下降初期位置から、第８図により上昇されてボギ一台車の下を支える支持位置 まで、２段で行なわれる。

即ちまず４つの外側昇降機構２が上部昇降枠５を台板４と共に特定の高さ約１＋ ＋＋まで上昇させ、その際下部昇降枠６は下の位置に留まり、案内パンタグラフ １４が同時に白板案内のため一緒に引出される（第６図）。

今や支柱７が、付属の揺動駆動装置３３によりレバー機構３４を介して、水平位 置から揺動軸線１３の周りに垂直支持位置へ上方揺動され、その際下部昇降枠６ と台板４との結合を行ない（第７図）、第１の昇降段階が終了する。

それから４つの内側昇降機構３が下部昇降枠６を上昇させ、その際支柱７を介し て台板４を更に上方へ上部昇降枠５を越えて上昇させることによって、第２の昇 降段階が行なわれる。第８図に示すように、下部昇降枠６は上部昇降枠５の間を 通ってボギ一台車の上部支持位置まで移動する。空気クッション素子１５により 、必要な場合台板４は手により移動されて、ボギ一台車に対して調整可能である 。

台板４はボギ一台車を上昇させて、軌道連絡片８を外し、それから軌道連絡片８ の自動釈放後腕９が、腕９に取付けられて軌道連絡片８の拘束部材と相互作用す るストッパにより、軌道に対して直角に軌道連絡片８を連行して外側へ移動する 。

さて下部昇降枠６は、その台板４により支持されて位置を固定されているボギ一 台車を下降させて、合板４が上部昇降枠５上に載るようにする。

それから下部昇降枠６は初期位置へ下方移動し、支柱７が内方へ揺動され、上部 昇降枠５も台板４をボギ一台車と共に下方へ初期位置へ下降させる。今や軌道連 絡片８は腕９により再び軌道へ挿入される。

下降及び腕９の引き戻し後、走行面２４上にあるボギ一台車＋２ｂが下方へ押さ れ、それから走行８８１２が再び地面に接触ケる。

今やボギ一台車交換袋層は、ボギ一台車を交換するため、走行面２４土を所望の 場所へ走行間部である。

修理ずみ又は新しいボｆ一台車の取付Ｕはミ逆の順序で行なわオーする。

国際調査報告 一一一−１−−−幹−，ＰＣ／ＥＰ　　８９１００７７３国際調査報告 ＥＰ　８９００７７３ Ｓ／、　　　　２９７０４

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　走行可能な基礎枠（１）に、昇降機構（２，３）により互いに無関係に垂直 移動可能で交換すべきボギー台車を支持する台板（４）を支持する２つの昇降枠 （５，６）が設けられ、これらのうち一方の昇降枠（６）が、動作位置及び不動 作位置へもたらすことができるようにこの昇降枠に支持される支柱（７）を介し て、他方の昇降枠（５）を越えて昇降運動させるため台板（４）に結合可能であ り、基礎枠（１）上に、垂直移動及び側方移動可能で交換すべきボギー台車の範 囲にある軌道連絡片（８）を取付け及び取外しのため架台に載る軌道から受入れ る軌道連絡片取外し兼取付け装置（１０）が支持されていることを特徴とする、 鉄道車両のボギー台車の交換装置。 ２　両方の昇降枠（５，６）が横県状に構成され、それぞれ４つの昇降機構（２ ，３）により支持されていることを特徴とする、請求項１に記載の装置。 ３　両方の横梁状昇降枠（５，６）が下降初期位置で重なり合い、下部昇降枠（ ６）の両方の横梁が上部昇降枠（５）の両方の横梁の間で垂直移動可能であるこ とを特徴とする、請求項１及び２に記載の装置。 ４　基礎枠（１）が溶接構造で中空異形材と板とから形成されて、長方形基本形 状を持ち、台板（４）が基礎枠（１）より小さく形成されて基礎枠の縦方向にそ の縦方向が延びる長方形の基本形状を持ち、昇降枠（５，６）の横梁が合板（４ ）に対して直角に延び、各横梁の両縦端部が昇降機構（２，３）により支持され ていることを特徴とする、請求項１ないし３に記載の装置。 ５　各昇降機構（２，３）が、昇降柱、昇降摺動片（２９）、非可逆ねじ軸（３ ０）、支持枠▽めナツト（３１）及び歯車電動機（３２）から成ることを特徴と する、請求項１ないし４に記載の装置。 ６　台板（４）と支柱（７）を持つ下部昇降枠（６）との間に、合板（４）を水 平に案内する案内パンタグラフ（１４）が設けられていることを特徴とする、請 求項１ないし５に記載の装置。 ７　支柱（７）が水平な軸線（１３）の周りに揺動可能に下部昇降枠（６）に支 持され、レバー機構（３４）を介して電動機揺動駆動装置（３３）に結合されて いることを特徴とする、請求項１ないし６に記載の装置。 ８　台板（４）が、少なくとも１つの空気クツシヨン素子（１５）を介して、案 内パンタグラフ（１４）に結合されて支柱（７）により支持される支持枠（１６ ）上に、限られた範囲で横及び縦の方向に移動可能に支持されていることを特徴 とする、請求項１ないし７に記載の装置。 ９　４つの揺動可能な支柱（７）と２つの案内パンタグラフ（１４）とが設けら れ、支柱（７）及び案内パンタグラフ（１４）の周りにべロースリーブ（１７） 等が設けられていることを特徴とする、請求項１ないし８に記載の装置。 １０　基礎枠（１）が、空気クツシヨン走行機構（１１）、なるべく複数の空気 クツシヨン素子（１１ａ）、及び空気圧走行機構（１２）なるべく垂直軸線の周 りに旋回可能な少なくとも２つの摩擦車輪駆動装置（１２ａ，１２ｂ）を備えて いることを特徴とする、請求項１ないし９に記載の装置。 １１　軌道連絡片取外し兼取付け装置（１０）が、基礎枠（１）上に垂直に設け られて電気シリンダ又は昇降ねじ軸（１９）によりピニオン及びラツクを介して 連続的に移動可能な腕（９）がそれぞれ設けられ、各腕（９）が軌道連絡片釈放 装置を持つ軌道連絡片（８）用支持爪を持っていることを特徴とする、請求項１ ないし１０に記載の装置。