JP4252947B2 - ワーク搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は,ワークを,組立作業者が待機する組立ステーションまで搬送するワーク搬送装置に関する。
かゝるワーク搬送装置は,例えば下記特許文献1に開示されるように知られている。
特開平7−137675号公報
従来のワーク搬送装置では,ワークを支持する台車に,組立ステーション上でワークを昇降させるリフタの他に,ワークを組立対象物に対して位置合わせすべく,ワークを前後左右に移動させるための水平方向移動調節機構を設けているため,構造が複雑であり,該装置の設置には多大の費用がかかる。
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,組立ステーションでは,特別な水平方向移動調節機構を備えずとも,搬送ワークを組立対象物に容易,的確に組み付け得るようにした,構造簡単で安価なワーク搬送装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために,本発明は,組立ステーションの上部を通るように配設されるオーバヘッドコンベアのトロリーに電動ホイストを取り付け,この電動ホイストの昇降チェーンに,ワークを着脱可能に取り付け得るワーク取り付け部を設け,前記オーバヘッドコンベアの固定支持部には,前記トロリーが前記組立ステーションに到着したとき,前記電動ホイストへの通電を可能にする給電バーを配設し,前記トロリーによるワークの搬送時には電動ホイストの昇降チェーンを巻き上げてワークを上昇位置に保持し,前記トロリーが前記組立ステーションに到着したときは,前記給電バーからの通電による電動ホイストの作動により昇降チェーンを繰り出してワークを下降位置へと下降させて前記ワークを他のワークに組み付けるようにし,前記トロリーには,ワークが前記上昇位置に引き上げられたときは,ワークの前記昇降チェーン周りの揺動を規制するが,ワークが前記下降位置に下降したときには前記ワークに対する前記規制を解除して,前記昇降チェーンの撓みによるワークの揺動を許容する揺れ止め手段を設けたことを第1の特徴とする。
尚,前記ワーク及び組立対象物は,後述する本発明の実施例中のホイール駆動ユニットW及びエンジン付きサブフレームAにそれぞれ対応し,また前記取り付け部は,同実施例中のフック部材21及び支持ロッド22に対応する。
また本発明は,第1の特徴に加えて,前記揺れ止め手段を,前記トロリーのフレームに固設されて,ワークを間に挟むように下方に延びる一対の挟み脚で構成し,これら挟み脚の下端部を互いに下方に向かってハ字状に広げたことを第の特徴とする。
さらにまた本発明は,第1又は第2の特徴に加えて,前記トロリーが前記組立ステーションに到着したときは,該トロリーの移動を停止すると共に,前記電動ホイストを一定時間作動して昇降チェーンを一定長さ繰り出すようにしたことを第の特徴とする。
さらにまた本発明は,第1乃至第3の何れかの特徴に加えて,前記組立ステーションには,前記給電バーから電動ホイストへの通電方向を制御してチェーンを昇降させるための,組立作業者により操作される足動スイッチを設けたことを第の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば,オーバヘッドコンベアのトロリーに電動ホイストを取り付けるという,極めて簡単な構造により,ワークの搬送時には,電動ホイストの昇降チェーンの巻き上げによりワークを上昇位置に保持することができるとともに,電動ホイストにより所定の上昇位置まで引き上げられたワークは,揺れ止め手段により昇降チェーン周りの揺動を規制されるので,ワークが搬送中に他物と干渉して損傷を受けることを未然に防ぐことができる。そして組立ステーションでは,電動ホイストの昇降チェーンの繰り出しによりワークを下降させることができ,また下降したワークは前記揺れ止め手段の規制を解除されるから,ワークを組立対象物に位置合わせする場合,ワークを上下させるときは,電動ホイストの昇降チェーンの繰り出し及び巻き上げを行い,ワークを前後左右に変位させるときは,昇降チェーンの可撓性を利用してワークを所望の方向へ単に移動すればよい。したがって,組立ステーションでは特別な水平方向移動調節機構を備えずとも,ワークを組立対象物に容易,的確に組み付けることができるので,ワーク搬送装置の構造は極めて簡単になり,これを安価に提供することができる。
しかもトロリーが組立ステーションに到着したときのみ,電動ホイストへの通電を可能にするので,搬送中の電動ホイストの誤作動を防ぐことができる。
さらに本発明の第の特徴によれば,揺れ止め手段を,一対の挟み脚により簡単に構成することができ,しかも両挟み脚の下端部はハ字状に広げてあるので,ワークの引き上げ時,ワークの両挟み脚間への受け入れを容易,確実に行うことができる。
さらにまた本発明の第の特徴によれば,トロリーが組立ステーションに到着したときは,トロリーの移動を停止すること,そして電動ホイストを一定時間作動してチェーンを一定長さ繰り出すことを自動的に行うことができ,したがってワークを所定の下降位置まで自動的に下ろすことができ,作業者の作業負担の軽減を図ることができる。
さらにまた本発明の第の特徴によれば,組立ステーションでは,組立作業者は両手でワークを把持していても,足動スイッチを足で操作することにより,電動ホイストを作動してワークの上下位置を調節することができるので,ワークの組立対象物に対する位置合わせを容易に行うことができる。
本発明の実施の形態を,添付図面に示す本発明の好適な実施例に基づいて説明する。
図1は本発明に係るワーク搬送装置の正面図,図2は図1の2部拡大図(但し,ワークは下降前の状態で示す。),図3は図2の3−3線拡大断面図,図4は電動ホイストの昇降チェーンへのワーク取り付け状態を示す拡大正面図,図5は組立ステーションでワークを組立対象物に組み付けた状態を示す拡大正面図である。
図1において,搬送ワークとしての左右一対のホイール駆動ユニットW,Wは,該ユニットW,Wを組み付けるべきエンジン5付きサブフレームAが待機する組立ステーションSまで,オーバヘッドコンベアCによって搬送される。
先ず,左右一対ホイール駆動ユニットW,Wの構造について簡単に説明する。
図4に示すように,左右一対のホイール駆動ユニットW,Wは互いに対称的な構造をなすもので,等速ジョイント2,2′付きのドライブシャフト1と,このドライブシャフト1の外端に連結したホイールハブ3と,このホイールハブ3に隣接してドライブシャフト1を支持するナックル4とからなっている。
次に,図1〜図3によりオーバヘッドコンベアCについて説明する。
オーバヘッドコンベアCは,多数のトロリー10,10…を図示しないワーク取り付けステーションとワーク組立ステーションSとの間を循環させ得るように無端状に構成されるもので,図1は,その一部を示している。
このオーバヘッドコンベアCの構造は,建屋の天井に支持されてワーク搬送方向Dに延びる機枠12と,この機枠12に支持されてワーク搬送方向Dに配列される多数のブラケット13,13…と,これらブラケット13,13…に支持されてワーク搬送方向Dに延びる一対のレール14,14と,このレール14,14上を移動する多数のトロリー10,10…と,これらトロリー10,10…を走行させる公知のねじ式送り装置15とからなっている。
各トロリー10は,前後一対の台車17,17と,これら台車17,17の下部同士を一体に連結する,側面視でU字状のフレーム18とで構成されており,そのフレーム18にフック19を介して電動ホイスト20が吊架される。
多数のトロリー10,10…は,相隣る2台10,10宛に組分けされていて,各組の先行するトロリー10の電動ホイスト20の昇降チェーン20aに左側のホイール駆動ユニットWが,後続のトロリー10の電動ホイスト20の昇降チェーン20aに右側のホイール駆動ユニットWがそれぞれ吊り下げられるようになっている。即ち,図4に明示するように,昇降チェーン20aの下端部には,ナックル4の一端部を係脱可能に引っ掛けるフック部材21が付設され,昇降チェーン20aの下端部からやゝ上方に離れた箇所には,ドライブシャフト1の先端部を係脱可能に引っ掛ける支持ロッド22が付設される。
而して,各ホイール駆動ユニットWを対応する電動ホイスト20の昇降チェーン20aに吊り下げる際には,図示しない吊り下げ作業ステーションにおいて,電動ホイスト20から繰り出された昇降チェーン20aの下端部のフック部材21にナックル4の一端部を引っ掛けると共に,ドライブシャフト1を水平にして,その先端部を支持ロッド22の先端部に引っ掛ける。その後,電動ホイスト20の昇降チェーン20aを巻き上げてホイール駆動ユニットWを所定高さまで上昇させて搬送態勢に入る。
ホイール駆動ユニットWが上記所定高さの上昇位置を占めるとき,該ユニットWの昇降チェーン20a周りの揺れを規制する揺れ止め手段23(図2及び図3参照)がトロリー10のフレーム18に設けられる。この揺れ止め手段23は,フレーム18に固設されて,ドライブシャフト1を間に挟むように下方に延びる一対の挟み脚24,24で構成され,両挟み脚24,24の下端部は,ドライブシャフト1の受け入れを容易にすべく,互いに下方に向かってハ字状に広がっている(図3参照)。
一方,組立ステーションSの上部には,図1〜図3に示すように,前記ブラケット13,13…に支持されてレール14,14と平行に延びる給電バー25が配設され,トロリー10が組立ステーションSに位置する間,給電バー25の側面接触して電動ホイスト20への給電を必要に応じて可能にする集電ブラシ26がトロリー10のフレーム18に付設される。
また一方のレール14には,組をなすトロリー10,10が組立ステーションSの所定位置に到着したことを検知する少なくとも一対の位置検知センサ34,34が設けられる。一対の位置検知センサ34,34は,レール14の一側に取り付けられる一対のリミットスイッチ35,35と,それらに対応して各トロリー10のフレーム18に固着される作動板36とで構成され,組をなすトロリー10,10が組立ステーションSに到着したとき,両トロリー10,10の作動板36,36が一対のリミットスイッチ35,35を同時に作動するようになっている。両リミットスイッチ35,35の同時作動によれば,前記送り装置15の駆動源37の作動が停止されると共に,タイマ38が作動される。このタイマ38は,給電バー25から,組立ステーションSに到着したトロリー10,10の電動ホイスト20,20を一定時間作動させて,それぞれの昇降チェーン20a,20aを一定長さ繰り出すためのもので,上記一定時間は,昇降チェーン20a,20aの繰り出しにより,ホイール駆動ユニットW,Wが組立パレット31上のエンジン5付きサブフレームAに対向する所定位置に降下するまでの時間に設定される。
再び図1において,組立ステーションSでは,床上に設置された作業台30上に組立パレット31が移動可能に配置され,この組立パレット31上の定位置にエンジン5付きサブフレームAが載置され,これに左右から一対のホイール駆動ユニットW,Wを組み付けるべく,作業台30の左右両側に二人の組立作業者M,Mが待機している。
作業台30に近接した床上には,各トロリー10が組立ステーションSに到着したとき,前記給電バー25から電動ホイスト20への通電方向を制御して,昇降チェーン20aの繰り出し及び巻き上げを行うための,各組立作業者Mが足で操作する足動スイッチ32が設置される。
また作業台30には,その両側に立つ二人の作業者M,Mにより操作される一対の再起動スイッチ39,39が設けられ,これら再起動スイッチ39,39が同時に操作されたとき,送り装置15の駆動源37が再起動するようになっている。
次に,この実施例の作用について説明する。
図示しない吊り下げ作業ステーションにおいて,組をなすトロリー10,10の電動ホイスト20,20から下方に延ばした昇降チェーン20a,20aに,前述のようにして左右一対のホイール駆動ユニットW,Wを吊り下げ,そして電動ホイスト20,20の昇降チェーン20aを巻き上げてホイール駆動ユニットW,Wを所定高さまで上昇させると,各ホイール駆動ユニットWのドライブシャフト1が揺れ止め手段23の一対の挟み脚24,24間に導入されるので,これら挟み脚24,24によりホイール駆動ユニットWの揺動が阻止される。
したがって,次いで,送り装置15を作動してトロリー10,10を組立ステーションSに向けて走行させる,ホイール駆動ユニットW,Wの搬送中,該ユニットW,Wは,一定の姿勢を保ち,オーバヘッドコンベアCを囲むガードフレーム等の他物との干渉を回避して,ホイール駆動ユニットW,Wの損傷を未然に防ぐことができる。
その際,両挟み脚24,24の下端部はハ字状に広げてあるので,ホイール駆動ユニットWワークの引き上げ時,ドライブシャフト1の両挟み脚24,24間への受け入れを容易,確実に行うことができる。
こうして一対のホイール駆動ユニットW,Wが組立ステーションSまで搬送されると,両トロリー10,10の集電ブラシ26,26が給電バー25に接し,そして両トロリー10,10が作業台30の左右両側位置に到達したとき,一対の位置検知センサ34,34の作動により,送り装置15の駆動源37の作動が停止されると共に,タイマ38が作動されるので,両トロリー10,10の移動が自動停止すると同時に,両電動ホイスト20,20が自動的に一定時間作動してそれぞれの昇降チェーン20a,20aを繰り出し,ホイール駆動ユニットW,Wを,これらが組立パレット31上のエンジン5付きサブフレームAに対向する所定の下降位置まで下降させる。このとき,前記揺れ止め手段23の挟み脚24,24によるホイール駆動ユニットW,Wの揺動の規制も同時に解除されることになる。
このように,組をなすトロリー10,10が組立ステーションSに到着したときは,トロリー10,10の移動を停止すること,そして電動ホイスト20,20を一定時間作動して昇降チェーン20a,20aを一定長さ繰り出し,ホイール駆動ユニットW,Wを所定の下降位置まで自動的に下ろすことで,作業者M,Mの作業負担の軽減を図ることができる。
上記のようにホイール駆動ユニットW,Wが所定の下降位置に降下したならば,二人の組立作業者M,Mは,それぞれが受け持つホイール駆動ユニットWを両手で把持しながら,これを,図5に示すように,エンジン付きサブフレームAへの組み付け位置に正確にもっていくのであるが,その場合,ホイール駆動ユニットWの上下位置を微調節するときは,足動スイッチ32の操作により電動ホイスト20の昇降チェーン20aの繰り出し及び巻き上げを行い,ホイール駆動ユニットWの前後左右位置を微調節するときは,昇降チェーン20aの可撓性を利用してホイール駆動ユニットWを所望の方向へ単に移動すればよい。
特に,各組立作業者Mは両手でホイール駆動ユニットWを把持していても,足による足動スイッチ32の操作により,電動ホイスト20を作動してホイール駆動ユニットWの上下位置を調節することができるから,ホイール駆動ユニットWのエンジン5付きサブフレームAに対する位置合わせを容易に行うことができる。
かくして,組立ステーションSでは特別な水平方向移動調節機構を備えずとも,各ホイール駆動ユニットWをエンジン付きサブフレームAに容易,的確に組み付けることができる。このように特別な水平方向移動調節機構を持たないことから,本発明のワーク搬送装置の構造は簡単になり,これを安価に提供することができる。
また電動ホイスト20への通電は,トロリー10が組立ステーションSの上部に到着したときのみ可能にするので,搬送中の電動ホイスト20の誤作動を防ぐことができる。
組み付け後は,両組立作業者M,Mは,各ホイール駆動ユニットW,Wから昇降チェーン20a,20aを外し,その状態を確認した後,二人の作業者M,Mは,一対の再起動スイッチ39,39を同時に操作することにより,送り装置15の駆動源37を再起動させ,全部のトロリー10,10…の移動を再開させる。以下同様の作業を繰り返す。
左右のホイール駆動ユニットW,Wを組み付けたエンジン付きサブフレームAは,組立パレット31の移動により別の組立ステーションへ搬出され,その搬出後にはエンジン5付きサブフレームAを載置した新たな組立パレット31が搬入される。
本発明は,上記実施例に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば,本発明のワーク搬送装置は,ホイール駆動ユニットWに限らず,種々のワークの搬送用に構成することができる。
本発明に係るワーク搬送装置の正面図。 図1の2部拡大図(但し,ワークは下降前の状態で示す。)。 図2の3−3線拡大断面図。 電動ホイストの昇降チェーンへのワーク取り付け状態を示す拡大正面図。 組立ステーションでワークを組立対象物に組み付けた状態を示す拡大正面図。
符号の説明
A・・・・・組立対象物(エンジン付きサブフレーム)
C・・・・・オーバヘッドコンベア
D・・・・・搬送方向
M・・・・・組立作業者
W・・・・・ワーク
10・・・・トロリー
20・・・・電動ホイスト
20a・・・昇降チェーン
21・・・・取り付け部(フック部材)
22・・・・取り付け部(支持ロッド)
23・・・・揺れ止め手段
24・・・・挟み脚
25・・・・給電バー
32・・・・足動スイッチ。

Claims (4)

  1. 組立ステーション(S)の上部を通るように配設されるオーバヘッドコンベア(C)のトロリー(10)に電動ホイスト(20)を取り付け,この電動ホイスト(20)の昇降チェーン(20a)に,ワーク(W)を着脱可能に取り付け得るワーク取り付け部(21,22)を設け,前記オーバヘッドコンベア(C)の固定支持部には,前記トロリー(10)が前記組立ステーション(S)に到着したとき,前記電動ホイスト(20)への通電を可能にする給電バー(25)を配設し,前記トロリー(10)によるワーク(W)の搬送時には電動ホイスト(20)の昇降チェーン(20a)を巻き上げてワーク(W)を上昇位置に保持し,前記トロリー(10)が前記組立ステーション(S)に到着したときは,前記給電バー(25)からの通電による電動ホイスト(20)の作動により昇降チェーン(20a)を繰り出してワーク(W)を下降位置へと下降させて前記ワーク(W)を他のワークに組み付けるようにし,前記トロリー(10)には,ワーク(W)が前記上昇位置に引き上げられたときは,ワーク(W)の前記昇降チェーン(20a)周りの揺動を規制するが,ワーク(W)が前記下降位置に下降したときには前記ワーク(W)に対する前記規制を解除して,前記昇降チェーン(20a)の撓みによるワーク(W)の揺動を許容する揺れ止め手段(23)を設けたことを特徴とする,ワーク搬送装置。
  2. 請求項記載のワーク搬送装置において,
    前記揺れ止め手段(23)を,前記トロリー(10)のフレーム(18)に固設されて,ワーク(W)を間に挟むように下方に延びる一対の挟み脚(24,24)で構成し,これら挟み脚(24,24)の下端部を互いに下方に向かってハ字状に広げたことを特徴とする,ワーク搬送装置。
  3. 請求項1又は2記載のワーク搬送装置において,
    前記トロリー(10)が前記組立ステーション(S)に到着したときは,該トロリー(10)の移動を停止すると共に,前記電動ホイスト(20)を一定時間作動して昇降チェーン(20a)を一定長さ繰り出すようにしたことを特徴とする,ワーク搬送装置。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載のワーク搬送装置において,
    前記組立ステーション(S)には,前記給電バー(25)から電動ホイスト(20)への通電方向を制御してチェーン(20a)を昇降させるための,組立作業者(M)により操作される足動スイッチ(32)を設けたことを特徴とする,ワーク搬送装置。
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