JP3062619B2 - ラック供給方法および装置 - Google Patents
ラック供給方法および装置Info
- Publication number
- JP3062619B2 JP3062619B2 JP5299295A JP29929593A JP3062619B2 JP 3062619 B2 JP3062619 B2 JP 3062619B2 JP 5299295 A JP5299295 A JP 5299295A JP 29929593 A JP29929593 A JP 29929593A JP 3062619 B2 JP3062619 B2 JP 3062619B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rack
- product
- rail
- transfer
- lifting
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、H形鋼や鋼矢板等の長
尺製品をU字状の複数のラックに積載して搬送する手段
における、ラックを供給する方法および装置に関するも
のである。
尺製品をU字状の複数のラックに積載して搬送する手段
における、ラックを供給する方法および装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、H形鋼や鋼矢板等の長尺製品を船
倉等に搬送する手段として、クレーンに取り付けたリフ
ティングマグネットやCフックで、製品を吸着あるいは
ワイヤー等を介して係止して吊上げ、所定の位置まで搬
送するものが存在する。
倉等に搬送する手段として、クレーンに取り付けたリフ
ティングマグネットやCフックで、製品を吸着あるいは
ワイヤー等を介して係止して吊上げ、所定の位置まで搬
送するものが存在する。
【0003】また、図3に示すように、二箇所の吊り穴
状の組付き部11を有するU字型のラック1を少なくと
も二個並列配置して、この二個のラック上に製品を掛け
渡した状態で積載し、当該ラックを吊り具で吊り上げて
搬送する手段も存在する。
状の組付き部11を有するU字型のラック1を少なくと
も二個並列配置して、この二個のラック上に製品を掛け
渡した状態で積載し、当該ラックを吊り具で吊り上げて
搬送する手段も存在する。
【0004】このラックを使用した従来技術において
は、所定位置に配列したラック上に、別の装置を用いて
製品を積載した後、そのラックを吊り上げて搬送するも
のや、ラックを前もって製品搬送ラインの吊上げ位置の
下に配置しておき、ラックを吊り上げることによってそ
のラック上に製品を積載し搬送するものがある。
は、所定位置に配列したラック上に、別の装置を用いて
製品を積載した後、そのラックを吊り上げて搬送するも
のや、ラックを前もって製品搬送ラインの吊上げ位置の
下に配置しておき、ラックを吊り上げることによってそ
のラック上に製品を積載し搬送するものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】リフティングマグネッ
トやCフックによる搬送手段では、長尺製品の吊上げや
荷卸し時の作業性が悪く、特に、多段積みの場合には上
段と下段の製品の間に万棒と称する木片や金属片を挿入
しておく必要があり、これらのセット及びリセットが大
きな作業負担となっている。
トやCフックによる搬送手段では、長尺製品の吊上げや
荷卸し時の作業性が悪く、特に、多段積みの場合には上
段と下段の製品の間に万棒と称する木片や金属片を挿入
しておく必要があり、これらのセット及びリセットが大
きな作業負担となっている。
【0006】これらの作業は、製品のハンドリングの度
に発生し、形鋼製品工場内だけでなく、倉庫や岸壁等で
の作業能率を低下させる大きな要因であり、また安全上
でも上下動時作業や吊荷近接作業の発生等で問題となっ
ている。
に発生し、形鋼製品工場内だけでなく、倉庫や岸壁等で
の作業能率を低下させる大きな要因であり、また安全上
でも上下動時作業や吊荷近接作業の発生等で問題となっ
ている。
【0007】また、ラックを用いた搬送手段では、製品
をラックへ積載する装置、あるいはラックを製品搬送ラ
インの吊上げ位置に配置する装置と、ラックの吊上げ装
置とが干渉するため、作業効率が悪く安全性の上でも問
題があった。
をラックへ積載する装置、あるいはラックを製品搬送ラ
インの吊上げ位置に配置する装置と、ラックの吊上げ装
置とが干渉するため、作業効率が悪く安全性の上でも問
題があった。
【0008】本発明は、こうした問題に鑑み創案された
もので、ラックの吊上げ装置と干渉することなくラック
上に製品を積載するためのラック供給方法および装置を
提供することを目的とする。
もので、ラックの吊上げ装置と干渉することなくラック
上に製品を積載するためのラック供給方法および装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのための方法として、
複数のラックを、長尺製品を上載して横送りする製品搬
送装置の搬送レールと直角な前後方向に搬送し、この搬
送されてきたラックを、搬送レール側に延出した移載手
段により、ラックの長手方向が搬送レール上の製品の長
手方向に直角となる姿勢で、予め設定した移載位置(9)
に移載し、この移載位置のラックを、搬送レール間でか
つ製品と干渉しないこの製品より下位位置であると共
に、ラックを吊上げ搬送すべく移載手段と干渉しない位
置に設けられた吊り具の直下位置である送り出し位置ま
で送り出し、この送り出し位置のラックを、ラックの吊
り具との組付き部分である起立した組付き部が、搬送レ
ールのレール上面レベルよりも上方に突出する高さまで
持ち上げること、とした。
複数のラックを、長尺製品を上載して横送りする製品搬
送装置の搬送レールと直角な前後方向に搬送し、この搬
送されてきたラックを、搬送レール側に延出した移載手
段により、ラックの長手方向が搬送レール上の製品の長
手方向に直角となる姿勢で、予め設定した移載位置(9)
に移載し、この移載位置のラックを、搬送レール間でか
つ製品と干渉しないこの製品より下位位置であると共
に、ラックを吊上げ搬送すべく移載手段と干渉しない位
置に設けられた吊り具の直下位置である送り出し位置ま
で送り出し、この送り出し位置のラックを、ラックの吊
り具との組付き部分である起立した組付き部が、搬送レ
ールのレール上面レベルよりも上方に突出する高さまで
持ち上げること、とした。
【0010】また、上記方法を達成する手段として、走
行台車、横行台車、移載機、横送り機構およびリフト機
構で構成した。
行台車、横行台車、移載機、横送り機構およびリフト機
構で構成した。
【0011】走行台車は、複数のラックを搭載して、長
尺製品を上載して横送りする製品搬送装置の搬送レール
と直角な前後方向に走行するものである。
尺製品を上載して横送りする製品搬送装置の搬送レール
と直角な前後方向に走行するものである。
【0012】横行台車は、走行台車上に左右方向に横断
する姿勢で位置すると共に、搬送レール側に延出するガ
イドアームを有し、この走行台車上を前後方向に走行自
在である。
する姿勢で位置すると共に、搬送レール側に延出するガ
イドアームを有し、この走行台車上を前後方向に走行自
在である。
【0013】移載機は、横行台車のガイドアームに移動
自在に組付けられ、走行台車上のラックを吊上げ、走行
台車の走行路側方の移載位置に移載すべく構成してい
る。
自在に組付けられ、走行台車上のラックを吊上げ、走行
台車の走行路側方の移載位置に移載すべく構成してい
る。
【0014】横送り機構は、移載位置のラックを、搬送
レール間で製品と干渉しないその製品より下位位置であ
ると共に、ラックを吊上げ搬送すべくガイドアームと干
渉しない位置に設けられた吊り具の直下位置である送り
出し位置まで送り出すものである。
レール間で製品と干渉しないその製品より下位位置であ
ると共に、ラックを吊上げ搬送すべくガイドアームと干
渉しない位置に設けられた吊り具の直下位置である送り
出し位置まで送り出すものである。
【0015】そして、リフト機構は、送り出し位置のラ
ックを、ラックの吊り具との組付き部分である起立した
組付き部が、搬送レールのレール上面レベルよりも上方
に突出する高さまで持ち上げるものである。
ックを、ラックの吊り具との組付き部分である起立した
組付き部が、搬送レールのレール上面レベルよりも上方
に突出する高さまで持ち上げるものである。
【0016】
【作用】本発明に係る方法と装置の作用を以下に説明す
る。まず、複数(多数)のラックを積載した走行台車を
所定の位置まで前後方向に走行させる。
る。まず、複数(多数)のラックを積載した走行台車を
所定の位置まで前後方向に走行させる。
【0017】次に、走行台車上の横行台車を移載するラ
ックの位置まで前後方向に走行させた後、移載機でラッ
クを吊上げてガイドアームに沿って左右方向に移動し、
このラックを、走行台車の側方に位置している移載位置
に、その長手方向が搬送レール上を横送りされてくる長
尺製品の長手方向に直角となる姿勢で移載する。
ックの位置まで前後方向に走行させた後、移載機でラッ
クを吊上げてガイドアームに沿って左右方向に移動し、
このラックを、走行台車の側方に位置している移載位置
に、その長手方向が搬送レール上を横送りされてくる長
尺製品の長手方向に直角となる姿勢で移載する。
【0018】移載位置に移載されたラックは、横送り機
構によって、送り出し位置まで送り出される。
構によって、送り出し位置まで送り出される。
【0019】送り出し位置にあるラックは、搬送レール
間に置かれるので搬送レールと干渉せず、また製品より
下位に位置するので製品とも干渉しない。よって、搬送
レール上での製品の搬送と、ラックの送り出し位置への
送りを、それぞれが相互に妨害することなく行うことが
できる。
間に置かれるので搬送レールと干渉せず、また製品より
下位に位置するので製品とも干渉しない。よって、搬送
レール上での製品の搬送と、ラックの送り出し位置への
送りを、それぞれが相互に妨害することなく行うことが
できる。
【0020】この状態から、リフト機構によって送り出
し位置にあるラックを持ち上げて、このラックの組付き
部を、搬送レール上の製品に邪魔されることなく、吊り
具との組付きができる位置まで、搬送レールのレール面
レベルよりも上方に突出させる。
し位置にあるラックを持ち上げて、このラックの組付き
部を、搬送レール上の製品に邪魔されることなく、吊り
具との組付きができる位置まで、搬送レールのレール面
レベルよりも上方に突出させる。
【0021】そして、下降移動する吊り具とラックの組
付き部とを組付けた後、吊り具でラックを吊り上げる。
このラックの吊り上げによって送り出し位置の直上の搬
送レール上に位置している製品をラック上に積載してさ
らに吊上げ、船倉等の目的場所まで搬送する。
付き部とを組付けた後、吊り具でラックを吊り上げる。
このラックの吊り上げによって送り出し位置の直上の搬
送レール上に位置している製品をラック上に積載してさ
らに吊上げ、船倉等の目的場所まで搬送する。
【0022】本発明においては、横送り機構によって、
ラックを、走行台車の走行路の側方に位置する移載位置
から、吊り具によるラックの吊上げをガイドアームに干
渉することなく達成できる送り出し位置まで、搬送レー
ルおよび搬送レール上の製品と干渉させることなく送り
出し、この送り出し位置のラックをリフト機構によって
持ち上げた後、吊り具で搬送することとしたので、製品
をラックに積載する装置を不要とすると共に、吊り具を
横行台車のガイドアームに干渉しない条件で運行するこ
とができ、これにより作業効率の向上を図ることができ
る。
ラックを、走行台車の走行路の側方に位置する移載位置
から、吊り具によるラックの吊上げをガイドアームに干
渉することなく達成できる送り出し位置まで、搬送レー
ルおよび搬送レール上の製品と干渉させることなく送り
出し、この送り出し位置のラックをリフト機構によって
持ち上げた後、吊り具で搬送することとしたので、製品
をラックに積載する装置を不要とすると共に、吊り具を
横行台車のガイドアームに干渉しない条件で運行するこ
とができ、これにより作業効率の向上を図ることができ
る。
【0023】
【実施例】図1および図2に本発明装置の一実施例を示
す。本実施例における走行台車2は、ラック1を、その
長手方向を搬送レール13上を横送りされてくる製品7
の長手方向に直角にさせた姿勢で、その走行方向に沿っ
て多数縦列積載し、その下面に設けた車輪15で線路1
6上を、搬送レール13と直角(製品7の長手方向と平
行)な方向である前後方向に走行する構成となってい
る。
す。本実施例における走行台車2は、ラック1を、その
長手方向を搬送レール13上を横送りされてくる製品7
の長手方向に直角にさせた姿勢で、その走行方向に沿っ
て多数縦列積載し、その下面に設けた車輪15で線路1
6上を、搬送レール13と直角(製品7の長手方向と平
行)な方向である前後方向に走行する構成となってい
る。
【0024】横行台車3は、走行台車2上に敷かれた横
行レール18上を、その下面に固定したコロ17で走行
台車2と同一方向に走行するものである。この横行台車
3には、製品搬送装置12の搬送レール13が位置して
いる側に突出するガイドアーム8が組付けられている。
行レール18上を、その下面に固定したコロ17で走行
台車2と同一方向に走行するものである。この横行台車
3には、製品搬送装置12の搬送レール13が位置して
いる側に突出するガイドアーム8が組付けられている。
【0025】移載機4は、ガイドアーム8に沿って移動
自在に取付けられ、固定したホイスト等によって昇降部
19を昇降動自在に設けている。昇降部19を下降させ
て走行台車2上のラック1を、その組付き部11で保持
して吊上げた後、ガイドアーム8に沿って移載位置9直
上まで移動し、昇降部19を下降させてラック1を移載
位置9上に載置して開放することにより、走行台車2か
ら移載位置9へのラック1の移載を達成する。
自在に取付けられ、固定したホイスト等によって昇降部
19を昇降動自在に設けている。昇降部19を下降させ
て走行台車2上のラック1を、その組付き部11で保持
して吊上げた後、ガイドアーム8に沿って移載位置9直
上まで移動し、昇降部19を下降させてラック1を移載
位置9上に載置して開放することにより、走行台車2か
ら移載位置9へのラック1の移載を達成する。
【0026】横送り機構5は、左右方向に往復走行自在
なチェーンに爪22を固定し、チェーンを走行させるこ
とによって爪22でラック1を、移載位置9から送り出
し位置10まで押し出し移動させる構成となっている。
なお、移載位置9と送り出し位置10とは、同一水平レ
ベル位置に設定されており、そのレベル位置は、押し出
し移動されるラック1の上端が搬送レール13および搬
送レール13上の製品7に干渉しない位置に設定されて
いる。これによって、ラック1の移載位置9から送り出
し位置10への送り出しと、製品7の搬送レール13上
での搬送を、それぞれ妨げることなく円滑にかつ迅速に
行うことができる。
なチェーンに爪22を固定し、チェーンを走行させるこ
とによって爪22でラック1を、移載位置9から送り出
し位置10まで押し出し移動させる構成となっている。
なお、移載位置9と送り出し位置10とは、同一水平レ
ベル位置に設定されており、そのレベル位置は、押し出
し移動されるラック1の上端が搬送レール13および搬
送レール13上の製品7に干渉しない位置に設定されて
いる。これによって、ラック1の移載位置9から送り出
し位置10への送り出しと、製品7の搬送レール13上
での搬送を、それぞれ妨げることなく円滑にかつ迅速に
行うことができる。
【0027】リフト機構6は、シリンダを駆動源とした
上下方向に伸縮する機構により、送り出し位置10に送
り出されたラック1を持ち上げる構成となっており、こ
のリフト機構6によるラック1の持ち上げ高さは、ラッ
ク1の上端部である組付き部11と吊り具14との組付
き動作が容易かつ円滑に行われるように、ラック1の組
付き部11が搬送レール13上の製品7の上面よりも十
分上位に突出するように設定されている。
上下方向に伸縮する機構により、送り出し位置10に送
り出されたラック1を持ち上げる構成となっており、こ
のリフト機構6によるラック1の持ち上げ高さは、ラッ
ク1の上端部である組付き部11と吊り具14との組付
き動作が容易かつ円滑に行われるように、ラック1の組
付き部11が搬送レール13上の製品7の上面よりも十
分上位に突出するように設定されている。
【0028】なお、吊り具14は、リフト機構6によっ
て持ち上げられたラック1を保持すべく下降し、ラック
1の組付き部11に自動的に組付き、保持したラック1
を吊上げることによって、搬送レール13上の製品7を
ラック1上に積載し、船倉等まで搬送するものである。
て持ち上げられたラック1を保持すべく下降し、ラック
1の組付き部11に自動的に組付き、保持したラック1
を吊上げることによって、搬送レール13上の製品7を
ラック1上に積載し、船倉等まで搬送するものである。
【0029】また、H形鋼等の長尺製品7は、搬送テー
ブルローラ21によって製品搬送装置12の搬送レール
13上まで搬送された後、上端部が搬送レール13のレ
ール面レベルより上に突出した複数のキャリッジ20に
よって同期的に押圧されることによって、搬送レール1
3上を横送りされ、搬送レール13の終端部で送り出し
位置10の直上に位置する。なお、搬送レール13の終
端部が位置する箇所には、特に短い製品7を安定した姿
勢で保持すべく、置き台が設けられている。
ブルローラ21によって製品搬送装置12の搬送レール
13上まで搬送された後、上端部が搬送レール13のレ
ール面レベルより上に突出した複数のキャリッジ20に
よって同期的に押圧されることによって、搬送レール1
3上を横送りされ、搬送レール13の終端部で送り出し
位置10の直上に位置する。なお、搬送レール13の終
端部が位置する箇所には、特に短い製品7を安定した姿
勢で保持すべく、置き台が設けられている。
【0030】
【発明の効果】本発明においては、移載位置から送り出
し位置へのラックの送り出しを、搬送レールおよび搬送
レール上の製品に干渉しない状態で達成し、送り出し位
置を、移載位置にラックを搬送移載する移載手段に吊り
具が干渉しない位置に設定したので、ラックを利用した
製品搬送作業を、安全にかつ効率良く実施することがで
きる。
し位置へのラックの送り出しを、搬送レールおよび搬送
レール上の製品に干渉しない状態で達成し、送り出し位
置を、移載位置にラックを搬送移載する移載手段に吊り
具が干渉しない位置に設定したので、ラックを利用した
製品搬送作業を、安全にかつ効率良く実施することがで
きる。
【0031】また、送り出し位置を、搬送レール上を搬
送されてきた製品の直下に設定したので、この送り出し
位置に位置したラックを上昇させて吊り具による吊上げ
を可能とすることにより、搬送レール上の製品のラック
への積載が必然的に達成されることになり、これにより
製品をラックに積載するための専用の装置が不要とな
り、その分、設備全体を簡単化できると共に、製品の搬
送取扱いが安全で簡単となる。
送されてきた製品の直下に設定したので、この送り出し
位置に位置したラックを上昇させて吊り具による吊上げ
を可能とすることにより、搬送レール上の製品のラック
への積載が必然的に達成されることになり、これにより
製品をラックに積載するための専用の装置が不要とな
り、その分、設備全体を簡単化できると共に、製品の搬
送取扱いが安全で簡単となる。
【図1】本発明装置の一実施例を示す側面図。
【図2】図1に示した実施例の平面図。
【図3】本発明装置によって供給されるラックと、当該
ラックに積載される長尺製品とを示す斜視図。
ラックに積載される長尺製品とを示す斜視図。
1 ; ラック 2 ; 走行台車 3 ; 横行台車 4 ; 移載機 5 ; 横送り機構 6 ; リフト機構 7 ; 長尺製品 8 ; ガイドアーム 9 ; 移載位置 10; 送り出し位置 11; 組付き部 12; 製品搬送装置 13; 搬送レール 14; 吊り具 15; 車輪 16; 線路 17; コロ 18; 横行レール 19; 昇降部 20; キャリッジ 21; 搬送テーブルローラ 22; 爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 47/80 - 47/96 B65G 47/52- 47/52 101
Claims (2)
- 【請求項1】複数のラック(1) を、長尺製品(7) を上載
して横送りする製品搬送装置(12)の搬送レール(13)と直
角な前後方向に搬送し、該搬送されてきたラック(1)
を、前記搬送レール(13)側に延出した移載手段により、
該ラック(1)の長手方向が前記搬送レール(13)上の製品
(7) の長手方向に直角となる姿勢で、予め設定した移載
位置(9) に移載し、該移載位置(9) のラック(1) を、前
記搬送レール(13)間でかつ前記製品(7) と干渉しない該
製品(7) より下位位置であるとともに、該ラック(1) を
吊上げ搬送すべく前記移載手段と干渉しない位置に設け
られた吊り具(14)の直下位置である送り出し位置(10)ま
で送り出し、該送り出し位置(10)のラック(1) を、該ラ
ック (1) の前記吊り具(14)との組付き部分である起立
した組付き部(11)が、前記搬送レール(13)のレール上面
レベルよりも上方に突出する高さまで持ち上げることを
特徴とするラック供給方法。 - 【請求項2】 複数のラック(1) を搭載して、長尺製品
(7) を上載して横送りする製品搬送装置(12)の搬送レー
ル(13)と直角な前後方向に走行する走行台車(2) と、該
走行台車(2) 上に左右方向に横断する姿勢で位置すると
共に、前記搬送レール(13)側に延出するガイドアーム
(8) を有し、前記走行台車(2) 上を前後方向に走行自在
な横行台車(3) と、該横行台車(3) のガイドアーム(8)
に移動自在に組付けられ、前記走行台車(2) 上のラック
(1) を吊上げ、該走行台車(2) の走行路側方に予め設定
された移載位置(9) に移載する移載機(4) と、前記移載
位置(9) にあるラック(1) を、前記搬送レール(13)間で
かつ前記製品(7) と干渉しない下位位置であると共に、
該ラック(1) を吊上げ搬送すべく前記ガイドアーム(8)
と干渉しない位置に設けられた吊り具(14)の直下位置で
ある送り出し位置(10)まで送り出す横送り機構(5) と、
前記送り出し位置(10)のラック(1) を、該ラック(1) の
前記吊り具(14)との組付き部分である起立した組付き部
(11)が、前記搬送レール(13)のレール上面レベルよりも
上方に突出する高さまで持ち上げるリフト機構(6) と、
から成るラック供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5299295A JP3062619B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | ラック供給方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5299295A JP3062619B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | ラック供給方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07149429A JPH07149429A (ja) | 1995-06-13 |
JP3062619B2 true JP3062619B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=17870683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5299295A Expired - Lifetime JP3062619B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | ラック供給方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3062619B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108407820B (zh) * | 2018-05-09 | 2024-04-30 | 杨宗林 | 一种列车 |
CN108482418B (zh) * | 2018-05-09 | 2024-04-30 | 杨宗林 | 列车乘客上下车系统 |
CN113911731B (zh) * | 2021-10-28 | 2023-07-11 | 广东利元亨智能装备股份有限公司 | 一种交替上料装置及叠片设备 |
-
1993
- 1993-11-30 JP JP5299295A patent/JP3062619B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07149429A (ja) | 1995-06-13 |
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