JPH0648689A - １本支柱型昇降搬送装置 - Google Patents
１本支柱型昇降搬送装置Info
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- JPH0648689A JPH0648689A JP20081192A JP20081192A JPH0648689A JP H0648689 A JPH0648689 A JP H0648689A JP 20081192 A JP20081192 A JP 20081192A JP 20081192 A JP20081192 A JP 20081192A JP H0648689 A JPH0648689 A JP H0648689A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 昇降キャレッジを案内する支柱が１本である
昇降搬送装置において、支柱及び昇降キャレッジの昇降
案内手段の構造を簡素化してコストダウンを図る。 【構成】 左右一対の短辺部の各々には小巾凹溝レール
部９を、前後一対の長辺部の一方には大巾凹溝レール部
１０を、夫々長さ方向に連続して形成した、断面が略長
方形の支柱１を立設し、昇降駆動手段４により前記支柱
１に沿って昇降する昇降キャレッジ３には、前記両小巾
凹溝レール部９に嵌合する前後方向位置決め用ガイドロ
ーラ１１，１２と、前記大巾凹溝レール部１０の左右両
側面１０ａ，１０ｂに各別に当接する左右方向位置決め
用ガイドローラ１３，１４とを軸支した点に特徴を有す
る。
昇降搬送装置において、支柱及び昇降キャレッジの昇降
案内手段の構造を簡素化してコストダウンを図る。 【構成】 左右一対の短辺部の各々には小巾凹溝レール
部９を、前後一対の長辺部の一方には大巾凹溝レール部
１０を、夫々長さ方向に連続して形成した、断面が略長
方形の支柱１を立設し、昇降駆動手段４により前記支柱
１に沿って昇降する昇降キャレッジ３には、前記両小巾
凹溝レール部９に嵌合する前後方向位置決め用ガイドロ
ーラ１１，１２と、前記大巾凹溝レール部１０の左右両
側面１０ａ，１０ｂに各別に当接する左右方向位置決め
用ガイドローラ１３，１４とを軸支した点に特徴を有す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一般にドロップリフタ
ーやテーブルリフターなどと呼称される昇降搬送装置、
すなわち、搬送用電車などの搬送手段を上下異なるレベ
ルの走行経路の一方から他方へ昇降移載するためや、被
搬送物の積み降ろしなどのために使用される昇降搬送装
置、特に昇降キャレッジを案内する支柱が１本である昇
降搬送装置に関するものである。
ーやテーブルリフターなどと呼称される昇降搬送装置、
すなわち、搬送用電車などの搬送手段を上下異なるレベ
ルの走行経路の一方から他方へ昇降移載するためや、被
搬送物の積み降ろしなどのために使用される昇降搬送装
置、特に昇降キャレッジを案内する支柱が１本である昇
降搬送装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術及びその問題点】従来のこの種の１本支柱
型昇降搬送装置は、円筒状支柱の左右両側にガイドレー
ル用角材を支柱長さ方向に沿って固着し、平面形状がコ
の字形の昇降キャレッジには、前記左右一対のガイドレ
ール用角材を前後から挟む前後方向位置決め用ガイドロ
ーラと、前記ガイドレール用角材の端面に当接する左右
方向位置決め用ガイドレールとを軸支していた。
型昇降搬送装置は、円筒状支柱の左右両側にガイドレー
ル用角材を支柱長さ方向に沿って固着し、平面形状がコ
の字形の昇降キャレッジには、前記左右一対のガイドレ
ール用角材を前後から挟む前後方向位置決め用ガイドロ
ーラと、前記ガイドレール用角材の端面に当接する左右
方向位置決め用ガイドレールとを軸支していた。
【０００３】このような従来の構成では、仮に前記ガイ
ドレールを支柱に一体成形することが出来たとしても、
前後方向位置決め用ガイドローラの個数が多くなって、
コスト高になり、しかもガイドレールが支柱の外側に突
出しているので、据え付け場所までの支柱の運搬作業時
や据え付け工事に際して、突出しているガイドレールを
他物との接触により損傷させてしまう恐れがあった。
ドレールを支柱に一体成形することが出来たとしても、
前後方向位置決め用ガイドローラの個数が多くなって、
コスト高になり、しかもガイドレールが支柱の外側に突
出しているので、据え付け場所までの支柱の運搬作業時
や据え付け工事に際して、突出しているガイドレールを
他物との接触により損傷させてしまう恐れがあった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解決するために成されたものであって、そ
の特徴を後述する実施例の参照符号を付して示すと、本
発明の１本支柱型昇降搬送装置は、左右一対の短辺部の
各々には小巾凹溝レール部９を、前後一対の長辺部の一
方には大巾凹溝レール部１０を、夫々長さ方向に連続し
て形成した、断面が略長方形の支柱１を立設し、昇降駆
動手段４により前記支柱１に沿って昇降する昇降キャレ
ッジ３には、前記両小巾凹溝レール部９に嵌合する前後
方向位置決め用ガイドローラ１１，１２と、前記大巾凹
溝レール部１０の左右両側面１０ａ，１０ｂに各別に当
接する左右方向位置決め用ガイドローラ１３，１４とを
軸支した点に特徴を有する。
来の問題点を解決するために成されたものであって、そ
の特徴を後述する実施例の参照符号を付して示すと、本
発明の１本支柱型昇降搬送装置は、左右一対の短辺部の
各々には小巾凹溝レール部９を、前後一対の長辺部の一
方には大巾凹溝レール部１０を、夫々長さ方向に連続し
て形成した、断面が略長方形の支柱１を立設し、昇降駆
動手段４により前記支柱１に沿って昇降する昇降キャレ
ッジ３には、前記両小巾凹溝レール部９に嵌合する前後
方向位置決め用ガイドローラ１１，１２と、前記大巾凹
溝レール部１０の左右両側面１０ａ，１０ｂに各別に当
接する左右方向位置決め用ガイドローラ１３，１４とを
軸支した点に特徴を有する。
【０００５】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の例示図に基
づいて説明すると、図１及び図２Ａにおいて、１は床面
上に設置される箱状基台２上に立設された１本の支柱で
あって、３は前記支柱１に沿って昇降可能な昇降キャレ
ッジであり、４は前記昇降キャレッジ３を昇降駆動する
昇降駆動手段である。前記昇降キャレッジ３には片持ち
状にアーム５が突設され、当該アーム５の先端下側に、
搬送用電車を案内するガイドレール６が水平に取付けら
れている。而して、前記昇降キャレッジ３が上昇限高さ
にあるとき、前記ガイドレール６は、所定高さに架設さ
れている上位ガイドレール７ａ，７ｂを接続し、前記昇
降キャレッジ３が下降限高さまで下降したとき、前記ガ
イドレール６は、所定高さに架設されている下位ガイド
レール８に接続するので、前記上位ガイドレール７ａ，
７ｂに案内されて走行する搬送用電車を、前記昇降キャ
レッジ３のガイドレール６を利用して前記下位ガイドレ
ール８へ乗り移らせたり、逆に下位ガイドレール８から
上位ガイドレール７ａ，７ｂへ乗り移らせることが出来
る。また、上位ガイドレール７ａ，７ｂに案内される搬
送用電車を、前記昇降キャレッジ３のガイドレール６を
利用して所定の積み降ろしレベルまで下降させることも
出来る。
づいて説明すると、図１及び図２Ａにおいて、１は床面
上に設置される箱状基台２上に立設された１本の支柱で
あって、３は前記支柱１に沿って昇降可能な昇降キャレ
ッジであり、４は前記昇降キャレッジ３を昇降駆動する
昇降駆動手段である。前記昇降キャレッジ３には片持ち
状にアーム５が突設され、当該アーム５の先端下側に、
搬送用電車を案内するガイドレール６が水平に取付けら
れている。而して、前記昇降キャレッジ３が上昇限高さ
にあるとき、前記ガイドレール６は、所定高さに架設さ
れている上位ガイドレール７ａ，７ｂを接続し、前記昇
降キャレッジ３が下降限高さまで下降したとき、前記ガ
イドレール６は、所定高さに架設されている下位ガイド
レール８に接続するので、前記上位ガイドレール７ａ，
７ｂに案内されて走行する搬送用電車を、前記昇降キャ
レッジ３のガイドレール６を利用して前記下位ガイドレ
ール８へ乗り移らせたり、逆に下位ガイドレール８から
上位ガイドレール７ａ，７ｂへ乗り移らせることが出来
る。また、上位ガイドレール７ａ，７ｂに案内される搬
送用電車を、前記昇降キャレッジ３のガイドレール６を
利用して所定の積み降ろしレベルまで下降させることも
出来る。
【０００６】前記支柱１はアルミニウムの一体成形品で
あって、図２Ｂに示すように、左右一対の短辺部各々の
中央位置に小巾凹溝レール部９が、前後一対の長辺部の
内、一方の長辺部の中央位置には大巾凹溝レール部１０
が、各々長さ方向に連続して形成されており、前記大巾
凹溝レール部１０を正面側にして箱状基台２上に立設さ
れる。そして前記昇降キャレッジ３には、前記支柱１の
左右両側に位置する小巾凹溝レール部９に夫々嵌合する
前後方向位置決め用ガイドローラ１１，１２と、前記支
柱１の大巾凹溝レール部１０の左右両側面１０ａ，１０
ｂに各別に近接する左右方向位置決め用ガイドローラ１
３，１４とが軸支されている。勿論、これら各ガイドロ
ーラ１１〜１４は、図３に示すように昇降キャレッジ３
を垂直姿勢に保持し得るように、各々昇降キャレッジ３
の少なくとも上下両端２箇所に軸支されている。
あって、図２Ｂに示すように、左右一対の短辺部各々の
中央位置に小巾凹溝レール部９が、前後一対の長辺部の
内、一方の長辺部の中央位置には大巾凹溝レール部１０
が、各々長さ方向に連続して形成されており、前記大巾
凹溝レール部１０を正面側にして箱状基台２上に立設さ
れる。そして前記昇降キャレッジ３には、前記支柱１の
左右両側に位置する小巾凹溝レール部９に夫々嵌合する
前後方向位置決め用ガイドローラ１１，１２と、前記支
柱１の大巾凹溝レール部１０の左右両側面１０ａ，１０
ｂに各別に近接する左右方向位置決め用ガイドローラ１
３，１４とが軸支されている。勿論、これら各ガイドロ
ーラ１１〜１４は、図３に示すように昇降キャレッジ３
を垂直姿勢に保持し得るように、各々昇降キャレッジ３
の少なくとも上下両端２箇所に軸支されている。
【０００７】図１及び図２Ａに示すように前記昇降駆動
手段４は、両端が前記昇降キャレッジ３に連結されたチ
ェンなどの昇降駆動用索１５と、前記箱状基台２内で支
柱１の真下位置に軸支された駆動輪（歯輪など）１６
と、当該駆動輪１６を正逆任意の方向に回転駆動する減
速機付きモータ１７とから構成されている。前記昇降駆
動用索１５は、その一端が昇降キャレッジ３のアーム５
の先端部に結合され、そして前記支柱１の上端から正面
側へ片持ち状に突設された張出フレーム１８の前後両端
に軸支されている案内輪１９，２０を経由して支柱１の
後側に垂下し、前記箱状基台２内に入って前記駆動輪１
６に掛張された後、箱状基台２から上方に脱出し、支柱
１の前側を通って前記昇降キャレッジ３の前部下端に結
合されている。
手段４は、両端が前記昇降キャレッジ３に連結されたチ
ェンなどの昇降駆動用索１５と、前記箱状基台２内で支
柱１の真下位置に軸支された駆動輪（歯輪など）１６
と、当該駆動輪１６を正逆任意の方向に回転駆動する減
速機付きモータ１７とから構成されている。前記昇降駆
動用索１５は、その一端が昇降キャレッジ３のアーム５
の先端部に結合され、そして前記支柱１の上端から正面
側へ片持ち状に突設された張出フレーム１８の前後両端
に軸支されている案内輪１９，２０を経由して支柱１の
後側に垂下し、前記箱状基台２内に入って前記駆動輪１
６に掛張された後、箱状基台２から上方に脱出し、支柱
１の前側を通って前記昇降キャレッジ３の前部下端に結
合されている。
【０００８】従って、前記モータ１７により駆動輪１６
を介して昇降駆動用索１５を正逆回転させることによ
り、昇降キャレッジ３を支柱１に沿って昇降させること
が出来、この昇降キャレッジ３に取付けられたガイドレ
ール６により、前記のように搬送用電車を上下方向に移
動させて走行経路の切り換えなどが行えるのであるが、
前記ガイドレール６に代えて被搬送物を支持するフォー
クやハンガーを昇降キャレッジ３に取付けることによ
り、搬送用電車などに対する被搬送物の積み降ろしや、
高低レベルの異なる搬送装置の間で被搬送物を乗り移ら
せる手段にも使用することが出来る。
を介して昇降駆動用索１５を正逆回転させることによ
り、昇降キャレッジ３を支柱１に沿って昇降させること
が出来、この昇降キャレッジ３に取付けられたガイドレ
ール６により、前記のように搬送用電車を上下方向に移
動させて走行経路の切り換えなどが行えるのであるが、
前記ガイドレール６に代えて被搬送物を支持するフォー
クやハンガーを昇降キャレッジ３に取付けることによ
り、搬送用電車などに対する被搬送物の積み降ろしや、
高低レベルの異なる搬送装置の間で被搬送物を乗り移ら
せる手段にも使用することが出来る。
【０００９】なお前記支柱１は、具体的には次のように
構成することが出来る。すなわち、図４に示すように、
支柱１の左右一対の短辺部と、前後一対の長辺部各々の
左右２箇所の合計６箇所には、長さ方向に連続する左右
一対の部材取付け用凹溝２１ａ〜２１ｆを、夫々支柱表
面から一体に突設された断面Ｌ形の突条体２２により形
成することが出来る。なお、両短辺部の部材取付け用凹
溝２１ａ，２１ｂは、小巾凹溝レール部９の左右両側に
振り分けられて形成されている。これら部材取付け用凹
溝２１ａ〜２１ｆは、単位長さの支柱１を継ぎ足すとき
の接続板の取付けや、箱状基台２上への支柱取付け用ブ
ラケットを支柱１の下端に取付けるとき、或いは、検出
器や被検出部材などの支柱１への取付けに利用すること
が出来る。
構成することが出来る。すなわち、図４に示すように、
支柱１の左右一対の短辺部と、前後一対の長辺部各々の
左右２箇所の合計６箇所には、長さ方向に連続する左右
一対の部材取付け用凹溝２１ａ〜２１ｆを、夫々支柱表
面から一体に突設された断面Ｌ形の突条体２２により形
成することが出来る。なお、両短辺部の部材取付け用凹
溝２１ａ，２１ｂは、小巾凹溝レール部９の左右両側に
振り分けられて形成されている。これら部材取付け用凹
溝２１ａ〜２１ｆは、単位長さの支柱１を継ぎ足すとき
の接続板の取付けや、箱状基台２上への支柱取付け用ブ
ラケットを支柱１の下端に取付けるとき、或いは、検出
器や被検出部材などの支柱１への取付けに利用すること
が出来る。
【００１０】また前記支柱１は、軽量化と材料節減のた
めに中空状に成形するのが望ましいが、この場合、図示
のように内部空間を複数に区画する補強用内壁部２３を
一体に形成し、更に、長辺方向と平行な中央軸線上で両
小巾凹溝レール部９の内側に隣接する位置には、長さ方
向に連続する断面真円形の貫通孔２４を形成することが
出来る。この貫通孔２４は、単位長さの支柱１を長さ方
向に突き合わせて接続するときの支柱間の芯出しや、基
台に対する支柱立設時の芯出しのために、芯出し用ピン
を両者間にわたって嵌合させるときに利用される。２５
は、凹溝レール部を持たない長辺部の中央位置に、支柱
１の全長にわたって連続するように一体成形した突条で
あって、この支柱１を２本支柱タイプの昇降搬送装置に
おける昇降キャレッジ案内用支柱として利用する場合
に、カウンターウエイトの昇降用ガイドレールとして利
用することが出来るが、大巾凹溝レール部１０の形成に
よる強度低下を補う効果もある。
めに中空状に成形するのが望ましいが、この場合、図示
のように内部空間を複数に区画する補強用内壁部２３を
一体に形成し、更に、長辺方向と平行な中央軸線上で両
小巾凹溝レール部９の内側に隣接する位置には、長さ方
向に連続する断面真円形の貫通孔２４を形成することが
出来る。この貫通孔２４は、単位長さの支柱１を長さ方
向に突き合わせて接続するときの支柱間の芯出しや、基
台に対する支柱立設時の芯出しのために、芯出し用ピン
を両者間にわたって嵌合させるときに利用される。２５
は、凹溝レール部を持たない長辺部の中央位置に、支柱
１の全長にわたって連続するように一体成形した突条で
あって、この支柱１を２本支柱タイプの昇降搬送装置に
おける昇降キャレッジ案内用支柱として利用する場合
に、カウンターウエイトの昇降用ガイドレールとして利
用することが出来るが、大巾凹溝レール部１０の形成に
よる強度低下を補う効果もある。
【００１１】上記実施例では、支柱１を昇降駆動手段４
の駆動輪１６やモータ１７を内蔵する箱状基台２の上に
立設したが、この支柱１の立設方法はこれに限定されな
いし、支柱１の上端部側を天井側の梁などに結合するこ
とも出来る。更に、昇降キャレッジ３の昇降駆動手段４
における昇降駆動用索１５を駆動する駆動輪１６やモー
タ１７を、支柱１の上端側、例えば張出フレーム１８上
に配設することも出来る。
の駆動輪１６やモータ１７を内蔵する箱状基台２の上に
立設したが、この支柱１の立設方法はこれに限定されな
いし、支柱１の上端部側を天井側の梁などに結合するこ
とも出来る。更に、昇降キャレッジ３の昇降駆動手段４
における昇降駆動用索１５を駆動する駆動輪１６やモー
タ１７を、支柱１の上端側、例えば張出フレーム１８上
に配設することも出来る。
【００１２】
【発明の作用及び効果】以上のように実施し得る本発明
の１本支柱型昇降搬送装置によれば、断面が略長方形の
支柱の側面に対し凹入した凹溝レール部により昇降キャ
レッジを案内するのであるから、当該支柱の据え付け場
所までの運搬作業時や据え付け工事に際して、キャレッ
ジ案内レール部に他物が接触して損傷するような恐れが
なくなり、当該作業などを容易に行うことが出来る。
の１本支柱型昇降搬送装置によれば、断面が略長方形の
支柱の側面に対し凹入した凹溝レール部により昇降キャ
レッジを案内するのであるから、当該支柱の据え付け場
所までの運搬作業時や据え付け工事に際して、キャレッ
ジ案内レール部に他物が接触して損傷するような恐れが
なくなり、当該作業などを容易に行うことが出来る。
【００１３】しかも、前後方向位置決め用ガイドローラ
は、左右一対の小巾凹溝レール部に嵌合して前後方向の
位置決めを行うのであるから、前後方向の位置決めが必
要な１箇所について１つのローラを使用すれば良く、突
出するレールを前後から挟むローラを使用する場合と比
較して、前後方向位置決め用ローラの個数を少なくし得
る。また、左右方向位置決め用ローラは、前記前後方向
位置決め用ローラが嵌合する小巾凹溝レール部の底面に
当接させるのではなく、支柱の長辺部に形成した大巾凹
溝レール部の左右両側面に各別に当接させるようにした
ので、当該左右方向位置決め用ローラの支軸を前記支柱
の長辺部に対面する昇降キャレッジの背面部に直接支承
することが出来、当該左右方向位置決め用ローラの軸支
構造が非常にシンプルとなる。このようなことから、昇
降搬送装置全体を安価に構成することが出来る。
は、左右一対の小巾凹溝レール部に嵌合して前後方向の
位置決めを行うのであるから、前後方向の位置決めが必
要な１箇所について１つのローラを使用すれば良く、突
出するレールを前後から挟むローラを使用する場合と比
較して、前後方向位置決め用ローラの個数を少なくし得
る。また、左右方向位置決め用ローラは、前記前後方向
位置決め用ローラが嵌合する小巾凹溝レール部の底面に
当接させるのではなく、支柱の長辺部に形成した大巾凹
溝レール部の左右両側面に各別に当接させるようにした
ので、当該左右方向位置決め用ローラの支軸を前記支柱
の長辺部に対面する昇降キャレッジの背面部に直接支承
することが出来、当該左右方向位置決め用ローラの軸支
構造が非常にシンプルとなる。このようなことから、昇
降搬送装置全体を安価に構成することが出来る。
【図１】昇降搬送装置全体を示す正面図である。
【図２】Ａ図は昇降搬送装置全体の一部切り欠き側面図
であり、Ｂ図は支柱と昇降キャレッジとの関連構造を説
明する横断平面図である。
であり、Ｂ図は支柱と昇降キャレッジとの関連構造を説
明する横断平面図である。
【図３】前記支柱と昇降キャレッジとの関連構造を説明
する縦断側面図である。
する縦断側面図である。
【図４】支柱の具体構造を説明する斜視図である。
１ 支柱 ２ 箱状基台 ３ 昇降キャレッジ ４ 昇降駆動手段 ６ 搬送用電車のガイドレール ７ａ 搬送用電車のガイドレール ７ｂ 搬送用電車のガイドレール ８ 搬送用電車のガイドレール ９ 小巾凹溝レール部 １０ 大巾凹溝レール部 １０ａ 大巾凹溝レール部の側面 １０ｂ 大巾凹溝レール部の側面 １１ 前後方向位置決め用ガイドローラ １２ 前後方向位置決め用ガイドローラ １３ 左右方向位置決め用ガイドローラ １４ 左右方向位置決め用ガイドローラ １５ チェンなどの昇降駆動用索 １６ 駆動輪（歯輪など） １７ 減速機付きモータ
Claims (1)
- 【請求項１】左右一対の短辺部の各々には小巾凹溝レー
ル部を、前後一対の長辺部の一方には大巾凹溝レール部
を、夫々長さ方向に連続して形成した、断面が略長方形
の支柱を立設し、昇降駆動手段により前記支柱に沿って
昇降する昇降キャレッジには、前記両小巾凹溝レール部
に嵌合する前後方向位置決め用ガイドローラと、前記大
巾凹溝レール部の左右両側面に各別に当接する左右方向
位置決め用ガイドローラとを軸支して成る１本支柱型昇
降搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20081192A JP2743721B2 (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | １本支柱型昇降搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20081192A JP2743721B2 (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | １本支柱型昇降搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0648689A true JPH0648689A (ja) | 1994-02-22 |
| JP2743721B2 JP2743721B2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=16430595
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20081192A Expired - Fee Related JP2743721B2 (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | １本支柱型昇降搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2743721B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0663579U (ja) * | 1993-02-12 | 1994-09-09 | 中西金属工業株式会社 | ドロップリフタ |
-
1992
- 1992-07-28 JP JP20081192A patent/JP2743721B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0663579U (ja) * | 1993-02-12 | 1994-09-09 | 中西金属工業株式会社 | ドロップリフタ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2743721B2 (ja) | 1998-04-22 |
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| Date | Code | Title | Description |
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| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980106 |
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