JP2572993B2 - 台車使用の搬送設備 - Google Patents

台車使用の搬送設備

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JP2572993B2 JP62239221A JP23922187A JP2572993B2 JP 2572993 B2 JP2572993 B2 JP 2572993B2 JP 62239221 A JP62239221 A JP 62239221A JP 23922187 A JP23922187 A JP 23922187A JP 2572993 B2 JP2572993 B2 JP 2572993B2
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wheels
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浩明 喜多
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえば工場内に敷設されたレールと、こ
のレールに支持案内されて一定経路上を走行自在な台車
とからなる台車使用の搬送設備に関するものである。
従来の技術 従来、この種の台車としては、たとえば第7図に示す
ように、本体40の前後にそれぞれ縦軸41を介して揺動体
42を取付け、これら揺動体42の両端に車輪43を取付けた
構造が提供されている。この従来構造によると、左右一
対のレール44上に車輪43を載置させることで、台車45を
一定経路46上で走行し得る。そして一定経路46中のカー
ブ経路部47では、各揺動体42を、これら揺動体42の長さ
方向がカーブ経路部47の曲率中心48に向うように自動的
に揺動させて走行していた。
また別の従来構造として、たとえば第8図に示すよう
に、本体40に対して各車輪43を、それぞれ各別に縦軸49
を介して旋回自在に取付けたものが提供されている。こ
の別の従来構造によると、カーブ経路部47では各車輪43
が、カーブ曲線に沿って各別に旋回することになる。
発明が解決しようとする問題点 上記のうち揺動体42を使用した従来構造(第7図)で
は、本体40の底面側に揺動体42や車輪43の揺動を許す空
間(デッドスペース)を広く形成しなければならず、こ
れにより本体40の構造が複雑になるとともに強度も弱く
なる。
また各別に旋回させる従来構造(第8図)では、各車
輪43が各別にかつそれぞれの角度で旋回することから、
カーブ経路部47での脱輪を防止するために、このカーブ
経路部47の少なくとも一方のレール44のレール幅Tを直
線経路部のレール幅tよりも広くしなければならず、あ
るいは直線経路部の両レール間隔とカーブ経路部47の両
レール間隔とに変化(差)を付けなければならず、製
作、施工が面倒であった。
本発明の目的とするところは、車輪など可動部のため
の空間(デッドスペース)を極減し得、しかもカーブ経
路部のレール幅は直線経路部と同一状にし得るととも
に、カーブ経路部の両レール間隔を直線経路部の両レー
ル間隔と同一状にし得るものでありながら、台車の走行
は、本体が左右方向に振れることなく常にスムースに行
える台車使用の搬送設備を提供する点にある。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の台車使用の搬送設
備は、本体の左右に、それぞれ前後方向に複数個の車輪
を各別に旋回自在に設け、これら車輪を支持する左右一
対のレールは、レール幅を同一状としかつ両レール間隔
を同一状とした直線経路部とカーブ経路部とを形成し、
前記レール側と各車輪側との間に各車輪をレールに沿っ
て案内するためのガイド装置を設け、左右で対となる車
輪のうち、いずれか一方の車輪を他方の車輪に対して、
ガイド装置とともに遠近移動自在に構成するとともに、
他方の車輪は定着して構成している。
作用 かかる本発明の構成によると、台車の走行は、4輪以
上の車輪を介して安定して行える。そして台車がカーブ
経路部を走行するとき、各車輪は各別に旋回してレール
のカーブ曲線に沿うことになる。さらにカーブ経路部で
は、左右で対となる車輪のうち、いずれか一方の車輪
が、定着した他方の車輪に対して、ガイド装置とともに
遠近移動することから、カーブ経路部のレール幅を直線
経路部と同じにしたとしても、またカーブ経路部のレー
ル間隔を直線経路部と同じにしたとしても、台車の走行
は、何んら支障なく円滑に行えるとともに、本体が左右
方向に振れることなく行える。
実施例 以下に本発明の一実施例を第1図〜第6図に基づいて
説明する。
第1図〜第6図において1は台車で、その本体2の下
面一側に前後一対(前後方向に複数個)の駆動車輪3を
配設するとともに、他側に前後一対(前後方向に複数
個)の遊転車輪4を配設しており、これら車輪3,4を左
右一対のレール5上に載置することによって一定経路6
上で走行自在となる。ここで左右一対のレール5は、第
6図に示すように、直線経路部33ならびにカーブ経路部
32ともレール幅を同一状(同一またはほぼ同一)としか
つ両レール間隔を同一状(同一またはほぼ同一)として
設けられている。
第1図〜第4図において、両駆動車輪3はそれぞれ下
面開放のケース7に横方向の車軸8を介して取付けら
れ、そしてケース7は、本体2側で支持した縦方向の回
転軸9の下端に固着される。したがって駆動車輪3は縦
軸心10の周りに各別に旋回自在となる。両ケース7に
は、それぞれ走行用の駆動装置(モータなど)11が取付
けられ、これら駆動装置11は対応する車軸8に連動して
いる。またケース7からのブラケット12には、前記レー
ル5の両側面5aに対向する複数個のガイドローラ13が縦
ピンを介して遊転自在に取付けられる。
第1図〜第3図、第5図において、両遊転車輪4はブ
ラケット14に横方向の車輪15を介して取付けられ、そし
てブラケット14は、本体2側で支持したスライドプレー
ト16に縦軸17を介して取付けられる。すなわち本2には
ベースプレート18が固定され、このベースプレート18に
は、台車幅方向に長い楕円形の貫通孔19が形成されてい
る。前記ベースプレート18の下面で貫通孔19の前後には
台車幅方向に長いガイドレール20が取付けられ、前記ス
ライドプレート16は両ガイドレール20に摺動体21を介し
て支持案内され、台車幅方向にスライド自在となる。前
記ガイドレール20と摺動体21とにより幅広いLMガイドを
構成する。なおガイドレール20と摺動体21の間には、必
要に応じて複数個の負荷ボールが配置される。
前記ブラケット16の上面中央吹から立設した縦軸17
は、スライドプレート16に配置したベアリング22を挿通
し、そして上端に取付けた抜止座金23との間でベアリン
グ22を挟持する。なおベアリング22はベアリング押え24
によってスライドプレート16側に固定され、またベアリ
ング押え24などは前記貫通孔19内に突入している。
これにより遊転車輪4は、スライドプレート16に対し
て縦軸心25の周りに各別に旋回自在となる。さらに遊転
車輪(左右で対となる車輪のうちいずれか一方の車輪)
4は、定着した駆動車輪(他方の車輪)3に対して、ガ
イド装置(後述する。)とともに遠近移動自在に構成さ
れる。
前記ブラケット14の下端には、前記レール5の両側面
に対向する複数個のガイドローラ26が縦ピンを介して遊
転自在に取付けられる。上記した側面5aとガイドローラ
13などにより、ならびに側面5aとガイドローラ26などに
より、各車輪3,4をレール5に沿って案内するためのガ
イド装置27,28を構成する。前記レール5は連結材29に
よって一体化され、そして連結材29側に給電装置30を配
設するとともに、この給電装置30に対向する集電装置31
を本体2側に設けている。
次に上記実施例における走行作業を説明する。
各車輪3,4を介してレール5上に載置した台車1は、
駆動装置11の作動で駆動車輪3を強制回転させることに
よって、ガイドローラ13,26によりレール5の両側面5a
に案内されながら一定経路6上を走行する。その際に、
両駆動車輪3と両遊転車輪4とにより、すなわち4輪以
上の車輪により台車1の走行は安定して行われる。さら
に2個の駆動車輪3がレール5に接していることから2
個分の輪圧が作用し、この高い輪圧を利用して加速なら
びに減速は、加速距離や減速距離を短くしても容易に安
定して行われる。
そして台車1が第6図に示すようにカーブ経路部32に
入ると、両駆動車輪3はケース7、回転軸9を介して縦
軸心10の周りに各別に旋回し、また両遊転車輪4はブラ
ケット14、縦軸17を介して縦軸心25の周りに各別に回転
することになる。すなわち全ての車輪3,4は各別に旋回
してレール5のカーブ曲線に沿うことになる。
またカーブ経路部32では、レール5に案内されるガイ
ドローラ26を介してブラケット14に外側への横押し力が
作用することと、摺動体21がガイドレール20に支持案内
されることによって、遊転車輪4のユニットが外側に自
動的に移動することになる。これにより直線経路部33で
の車輪間距離L1に対して、カーブ経路部32では長い車輪
間距離L2、すなわちL1<L2となり、カーブ経路部32のレ
ール幅を直線経路部33のレール幅と同一状にしながら
も、台車1の無理のない円滑な走行と、本体2が左右方
向で振れることのない走行とを行える。
さらにカーブ経路部32での走行で、第6図のHで示す
ように両駆動車輪3ともにカーブ経路部32内に入ってい
るときには、これら駆動車輪3は内側の同じレール5上
(同じ経路上)を移動することから、両駆動車輪3間で
の速度差は全く生じない。また第6図のIで示すように
カーブ経路部32の入口部や出口部で、一方の駆動車輪3
のみカーブ経路部32に入っているときには、両駆動車輪
3間には僅か(3%以下)の速度差が生じるが、この程
度の速度差は速度制御にする必要のないものである。
上記実施例では、直線経路部33と同じレール幅のカー
ブ経路部32のレール5に沿って移動できるように、遊転
車輪4を駆動車輪3に対して遠近移動自在としている
が、これは駆動車輪3を遊転車輪4に対して遠近移動自
在としてもよい。また遊転車輪4群を遠近移動自在に構
成するためにスライド形式を採用しているが、これは揺
動形式などであってもよい。もちろん、駆動車輪3を遠
近移動自在に構成する場合も、スライド形式でも揺動形
式などであってもよい。
発明の効果 上記構成の本発明によると、台車は、4輪以上の車輪
を有することから、その走行を安定して行うことができ
る。そして台車がカーブ経路部を走行するとき、各車輪
は各別に旋回してレールのカーブ曲線に沿うことにな
り、これにより車輪など可動部のための空間(デッドス
ペース)を極減できて、本体は構造を簡単にかつ強度を
強くできる。
特に本発明によると、左右で対となる車輪のうち、い
ずれか一方の車輪を他方の車輪に対して、ガイド装置と
ともに遠近移動自在に構成するとともに、他方の車輪は
定着して構成しているので、カーブ経路部のレール幅を
直線経路部と同一状にしたとしても、またカーブ経路部
のレール間隔を直線経路部と同一状にしたとしても、台
車の走行は何んら支障なく円滑に行うことができ、両レ
ールによる各経路部の製作、施工を簡素化できる。さら
に走行は、本体が左右方向で振れることなく行うことが
できて、走行中の荷崩れを防止できるとともに、ズテー
ションでの停止を精度よく行うことができて、たとえば
定位置検出や自動移載(コンベヤ、ロボット)作業など
を正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の一実施例を示し、第1図は一
部切欠き正面図、第2図は一部切欠き側面図、第3図は
平面図、第4図は遊転車輪部の一部切欠き正面図、第5
図は同一部切欠き側面図、第6図は走行状態を示す概略
平面図、第7図、第8図はそれぞれ従来例を示す概略平
面図である。 1……台車、2……本体、3……駆動車輪、4……遊転
車輪、5……レール、6……一定経路、10……縦軸心、
11……駆動装置、20……ガイドレール、21……摺動体、
25……縦軸心、27,28……ガイド装置、30……給電装
置、31……集電装置、32……カーブ経路部、33……直線
経路部、L1,L2……車輪間距離。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体の左右に、それぞれ前後方向に複数個
    の車輪を各別に旋回自在に設け、これら車輪を支持する
    左右一対のレールは、レール幅を同一状としかつ両レー
    ル間隔を同一状とした直線経路部とカーブ経路部とを形
    成し、前記レール側と各車輪側との間に各車輪をレール
    に沿って案内するためのガイド装置を設け、左右で対と
    なる車輪のうち、いずれか一方の車輪を他方の車輪に対
    して、ガイド装置とともに遠近移動自在に構成するとと
    もに、他方の車輪は定着して構成したことを特徴とする
    台車使用の搬送設備。
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