JPH0418977Y2 - - Google Patents

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JPH0418977Y2
JPH0418977Y2 JP1986196986U JP19698686U JPH0418977Y2 JP H0418977 Y2 JPH0418977 Y2 JP H0418977Y2 JP 1986196986 U JP1986196986 U JP 1986196986U JP 19698686 U JP19698686 U JP 19698686U JP H0418977 Y2 JPH0418977 Y2 JP H0418977Y2
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rack
pinion
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cart
turntable
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  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ワーク搬送用台車の改良に関する。
〔従来の技術〕
例えば、自動加工ラインにおいて、ワークを一
定方向の姿勢で次工程に搬送する必要がある。
このワーク搬送ラインにおいて従来は、第7図
に示すようにコンベア19にて搬送されてきたワ
ークWを次工程に搬送するコンベア19′に同じ
方向及び姿勢で搬入する場合、その搬送の途中に
ターンテーブル20,20′を設け、これにてワ
ークWを180°方向変換して受け渡し部21にて受
渡すようにしていた。
又、第6図に示すようにレールに沿つて走行す
る台車を使用した場合でも、ターンテーブル20
を設けて台車ごと180°方向変換し、同じく受渡し
部21にて受渡すようにしていた。
また、特公昭54−33422号公報および実開昭52
−136380号公報には台車が走行する搬送路にラツ
クを固設し、台車が走行してきてこのラツクの所
に達した時に台車に設けたピニオンがこのラツク
と噛み合つてピニオンを回転し、このピニオンに
よりターンテーブルを回転してワークを反転する
ようにした技術が開示されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このように従来のワーク搬送ラインには、ター
ンテーブルが必要であつたので、自動搬送ライン
の工場レイアウトがスペース等の制約上複雑な搬
送ラインにせざるを得なくなつて生産性が低下
し、又、ターンテーブルでの方向変換が独立した
動作であるので時間を要し更に生産性を低下する
という問題があつた。
又、ターンテーブルの装置自体も複雑になり、
補修点検費及び動力費等、余分な費用が嵩むとい
う問題があつた。
また、特公昭54−33422号公報および実開昭52
−136380号公報に開示された技術はラツクとピニ
オンとが常時噛み合つていないので次のような問
題がある。すなわち、台車が走行してきてこのラ
ツクの所に達した時に台車に設けたピニオンがこ
のラツクと噛み合つてピニオンを回転するように
しているので、ラツクとピニオンと噛み合う最初
の段階でラツクに設けた歯とピニオンに設けた歯
とが噛み合い状態にない場合がある。
このような状態で台車が強引に走行すると当該
歯が破損したり、また、回転テーブルの回転角度
は走行台車の走行距離により決まるので、当該歯
が途中で噛み合つた場合には台車の走行距離と回
転テーブルの回転角度とが対応しなくなり、回転
テーブルの回転角度に誤差を生じてワークの適正
な姿勢を得ることができないという問題がある。
〔問題を解決するための手段〕
上記問題を解決するために本考案は、レール上
を走行する台車にてワークを搬送し、該ワークを
反転して次の工程にワークを供給するワーク搬送
ラインにおいて、前記レール上を走行する台車の
台車テーブルの上にピニオンの軸を垂直に軸支
し、該軸に回転テーブルを固定し、前記ピニオン
に常時噛み合うラツクを前記台車テーブルの上で
支持し、前記搬送ラインのワーク反転部に前記ラ
ツクの端部が当接する位置にストツパを設けたこ
とを特徴とするものである。
〔作用〕
このように構成することにより、台車が走行し
て方向変換部に近づいたとき、搬送ラインに設け
たストツパにラツクが当たり、台車が更に進むと
ラツクはストツパに当接して静止し台車のみが進
むことになる。これにより、ラツクに常時噛み合
つているピニオンが回転しピニオンの軸に固定さ
れたターンテーブルが回転してターンテーブル上
にあるワークの方向が変換される。
このワークの方向変換に際して、ラツクとピニ
オンとは常時噛み合つた状態になつているので、
ラツクがストツパに当接した時からラツクとピニ
オンとの間の噛み合い不良はなくターンテーブル
が確実に回転させられ、台車の走行距離とターン
テーブルの回転角度とが確実に対応して、ワーク
の姿勢が正確に方向変換される。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例について詳細に説明す
る。
第1図及び第2図において、1は走行台車であ
る。この走行台車1は、走行ユニツト2によつて
車輪13が4輪共駆動する4輪駆動台車である。
14は動力伝達用チエーンである。3は、走行台
車1の上に設けられた台車テーブルである。この
台車テーブル3の上には、ピニオン5の軸12が
軸受部11により垂直に軸支されている。4は、
ピニオン5に噛合うように台車テーブル3上に支
持されたラツクである。6は、軸12に固定した
ターンテーブルである。このターンテーブル6に
は、架台7を介して受渡し部9が設けられてい
る。8はこの受渡し部の駆動用モータである。こ
の受渡し部9は、複数のローラ15にエンドレス
のベルト16が掛渡されている。
上記軸受部11は、第3図に示すように、軸1
2が軸受22,23により支持されている。19
は回転位置決め用ボールであり、バネ18によつ
て弾性力が付勢され、ピニオン5の裏面に設けた
凹部に嵌合している。そして第4図に示すよう
に、ラツク4を押すとピニオン5は回転させられ
る。このときボール19は、バネ18の弾性力に
抗して凹部より外れ、ピニオン5がラツク4によ
り一定回転角まで回転させられ再び凹部に嵌合す
ることにより回転位置が決められる。第1図にお
いて10は、ラツク4に当るように走行路上に設
けられたストツパである。17は、車輪13のス
トツパであり、上記ストツパ10によつてラツク
4が押されてターンテーブル6が所定の角度回転
したとき、車輪13がちようどストツパ17に当
る位置になつている。
以上のように構成した本実施例の作用について
次に説明する。
第5図に示すようにレール18と18′上にそ
れぞれ走行台車1を走行させる。ストツパ10
は、ワーク受渡し位置に合せて走行路上に設けて
いる。
走行台車1が矢印方向に自走し、ラツク4がス
トツパ10に当ると同時(又は少し前)に走行ユ
ニツト2によつて走行台車1の走行速度が減速さ
れ、遅い走行速度で走行台車1が走行する。
このようにラツク4がストツパ10に当たつた
時点において、ラツク4とピニオン5は常時噛み
合つた状態にあるので、そこにはラツク4とピニ
オン5との間の噛み合い不良はなく、ラツク4は
ストツパ10により走行台車1とともに移動する
のが制限されて走行台車1のみが移動しピニオン
5はラツク4により回転され、ターンテーブル6
が回転される。したがつて、ターンテーブル6と
走行台車1の走行距離とが確実に対応し、ターン
テーブル6の回転角度が正確になる。第5図に示
す場合は、ターンテーブル6が180°回転し、ワー
クWの方向が180°方向変換されている。この位置
でピニオン5はボール19にて位置決めされ、同
時に走行ユニツト2が停止すると共に、駆動モー
タ8が駆動し受渡し部9が駆動する。これにより
方向変換されたワークWは、第5図に示す矢印方
向へ(レール18′側)受渡される。レール1
8′上の走行台車1は、ワークWを次工程に搬入
すると共に、レール18上の走行台車1は、この
まま待期してもよく、又は、復路を戻り次のワー
クを搬入する。この場合、レール18,18′の
他の側にもストツパ10が設けられており、走行
台車1がレールに案内されて往復動することによ
り、ラツク4は左右に押され、搬送、方向変換、
受渡しの動作がくり返し行なわれる。
〔考案の効果〕
以上詳述した通り、本考案に係る方向変換機付
台車によれば、台車テーブルの上にピニオンの軸
を垂直に軸支し、この軸に回転テーブルを固定
し、ピニオンと常時噛み合うラツクを設け、走行
台車の走行によりラツクをストツパに当接してピ
ニオンを回転するようにしたので、ラツクとピニ
オンとの噛み合い不良によるラツクおよびピニオ
ンの歯の破損はなく、かつ、ピニオンと走行台車
の走行距離との対応を確実にして回転テーブルの
回転角度を正確にし、ワークの方向変換を正確に
するとともに、走行台車の走行を利用して、スト
ツパにてラツクを押すことによりターンテーブル
を回転させることができた。
これにより、搬送路中にターンテーブルを設け
る必要がなくなり、搬送路の敷設が単純化され、
当該生産工場に適した搬送ラインのレイアウトが
容易になつた。
又、ターンテーブルを駆動するための駆動源が
不要でかつ構造が簡単であるので、補修点検費や
動力費を大巾に軽減することができた。
又ワークの方向変換は、走行台車の走行動作に
よつて行なうので、搬送から方向変換まで連続的
に行なうことができ、方向変換に要する時間を大
巾に短縮することができた。
このように、搬送ラインの単純化により、生産
性に合せた搬送ラインのレイアウトの効率化及び
方向変換の時間の短縮により生産性を向上するこ
とができ優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の一実施例であり、
第1図は方向変換機付台車の側面図、第2図は正
面図、第3図はピニオンの軸受部を示す縦断面
図、第4図はピニオンとラツクの関係を示す平面
図、第5図は、方向変換と受渡しの状態を示す平
面図である。第6図は、従来の台車を使用した場
合の搬送ラインの平面図、第7図は従来の台車を
使用しない場合の搬送ラインの平面図である。 1……台車、3……台車テーブル、4……ラツ
ク、5……ピニオン、6……ターンテーブル、9
……受渡し部、10……ストツパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レール上を走行する台車にてワークを搬送し、
    該ワークを反転して次の工程にワークを供給する
    ワーク搬送ラインにおいて、前記レール上を走行
    する台車の台車テーブルの上にピニオンの軸を垂
    直に軸支し、該軸に回転テーブルを固定し、前記
    ピニオンに常時噛み合うラツクを前記台車テーブ
    ルの上で支持し、前記搬送ラインのワーク反転部
    に前記ラツクの端部が当接する位置にストツパを
    設けたことを特徴とする方向変換機付台車。
JP1986196986U 1986-12-22 1986-12-22 Expired JPH0418977Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986196986U JPH0418977Y2 (ja) 1986-12-22 1986-12-22

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JP1986196986U JPH0418977Y2 (ja) 1986-12-22 1986-12-22

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JPS63144925U JPS63144925U (ja) 1988-09-26
JPH0418977Y2 true JPH0418977Y2 (ja) 1992-04-28

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ID=31156302

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Families Citing this family (3)

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JP5245457B2 (ja) * 2008-03-03 2013-07-24 日産自動車株式会社 ワーク搬送装置、およびワーク搬送方法
JP6476744B2 (ja) * 2014-10-24 2019-03-06 株式会社ジェイテクト 搬送装置
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5433422A (en) * 1977-08-16 1979-03-12 Nagase Tsuneo Stabilizer for automobile

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JPS52136380U (ja) * 1976-04-12 1977-10-17

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JPS63144925U (ja) 1988-09-26

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