JP2518698B2 - 可動体搬送装置 - Google Patents

可動体搬送装置

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JP2518698B2 JP1236740A JP23674089A JP2518698B2 JP 2518698 B2 JP2518698 B2 JP 2518698B2 JP 1236740 A JP1236740 A JP 1236740A JP 23674089 A JP23674089 A JP 23674089A JP 2518698 B2 JP2518698 B2 JP 2518698B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、床側を走行自在な台車や天井側を走行自在
なトロリ装置など、非駆動式の可動体を一定経路上で搬
送するのに利用される可動体搬送装置に関するものであ
る。
従来の技術 従来、非駆動式の台車を一定経路上で搬送するに、た
とえば実公昭59−2865号公報に見られるように、台車の
下部から引かけ片を垂設し、そして一定経路の沿ってチ
エンを配設するとともに、このチエンの複数箇所に、前
記引かけ片に係合自在なプッシャ用突起を設けた構成が
提案されている。
発明が解決しようとする課題 上記のような従来形式によると、台車の全てに受動用
の引かけ片を設けなければならないことから、各台車は
複雑かつ高価となり、また台車の停止状態において、引
かけ片にプッシャ用突起が係合したときに大きな騒音を
発生するとともに、そのときの衝撃で引かけ片やプッシ
ャ用突起の破損を招き易い。
本発明の目的とするところは、可動体は受動構造を付
加する必要がなく、また騒音や破損を発生することな
く、複数台の可動体を所定ピッチ置きに搬送し得、しか
も連動装置は、コンパクトに形成し得るとともに連動を
常に確実に行える可動体搬送装置を提供する点にある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の可動体搬送装置
は、可動体が走行自在な一定経路の両側に縦軸を設ける
とともに、これら縦軸に支持台を揺動自在に取付け、両
支持台に、可動体の側面に当接自在な押圧ローラを設け
るとともに、両支持台を揺動させる揺動駆動装置を設
け、前記支持台に、前記押圧ローラに連動する伝動装置
を設けて可動体送り装置を構成し、この可動体送り装置
を一定経路の方向に所定ピッチ置きに複数配設し、前記
可動体送り装置群のうち1つの可動体送り装置で前記支
持台に、前記伝動装置を介して押圧ローラに連動する回
転駆動装置を設け、前記可動体送り装置間に、前記回転
駆動装置を残りの押圧ローラに連動させる連動装置を設
け、この連動装置を、前記伝動装置の外端に設けた前後
方向の回転軸と、相対向した回転軸間をユニバーサルジ
ョイントを介して連動連結する連結軸とにより構成して
いる。
作用 かかる本発明の構成によると、各可動体送り装置にお
いて、揺動駆動装置により支持台を外側に揺動させるこ
とで、両押圧ローラを互いに離間させ得る。これにより
一定経路の上流端に可動体を搬入し得る。そして前述と
は逆作用により両押圧ローラを互いに接近させ、本体の
側面に圧接させる。このとき回転駆動装置により押圧ロ
ーラが、伝動装置を介して、あるいは伝動装置と連動装
置を介して互いに逆方向に回転駆動されており、これら
押圧ローラの強制回転によって可動体に走行力を与え、
可動体を一定経路上で搬送し得る。
そして所定ピッチに相当する送り量を検出したときに
押圧ローラを離間させることで、可動体の搬送が停止さ
れる。これにより一定経路の下流端から1台の可動体を
搬出し得、そして上流端に新たな可動体を搬入し得る。
したがって一定経路上では、複数台の可動体が所定ピッ
チを維持した状態で、同時に間欠搬送されることにな
る。
連動装置は、回転軸とユニバーサルジョイントと連結
軸とを直線状に配置してコンパクトに形成し得、しかも
連動は、支持台の揺動をユニバーサルジョイントで吸収
して常に確実に行える。
実施例 以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
1は可動体の一例である床側を走行自在な台車で、本
体2の下部に複数個の車輪3を遊転自在に有する。この
台車1は、左右一対のレール4上に車輪3を介して載置
され、以って一定経路5上で走行自在となる。この一定
経路5の始端部に、一定経路5の方向に所定ピッチP置
きに複数個(実施例では9個)の可動体送り装置6が配
設され、以下に詳細を述べる。
前記レール4の下方を通るベース板10の両端には、前
記一定経路5の両側に位置する架台11A,11Bが設けられ
る。これら架台11A,11Bには、それぞれスタンド12A,12B
を介して縦軸13A,13Bが立設され、そして縦軸13A,13Bに
は、軸受14A,14Bを介して支持台15A,15Bが縦軸心16A,16
Bの周りに揺動自在に取付けられる。前記支持台15A,15B
を下方から受止めて揺動を円滑に行わせる複数個の受け
ローラ17A,17Bが、それぞれブラケット18A,18Bを介して
架台11A,11B上に配設される。
前記支持台15A,15B上には減速機21A,21Bが配設され、
この減速機21A,21Bから上方へ取出した出力軸22A,22B
に、たとえばウレタン製の押圧ローラ23A,23Bが固定さ
れる。前記出力軸22A,22Bは縦軸心16A,16Bに大して設定
距離Lを離して位置される。両支持台15A,15Bを揺動さ
せるストローク式の揺動駆動装置はたとえばシリンダ装
置27A,27Bであって、その本体28A,28Bは架台11A,11Bか
らのブラケット29A,29Bに縦ピン30A,30Bを介して取付け
られ、そしてピストンロッド31A,31Bの先端が前記支持
台15A,15Bからの連結部材32A,32Bに連結ピン33A,33Bを
介して連結される。
前記ピストンロッド31A,31Bの基端は本体28A,28Bから
後方に突出し、この突出した基端にストローク調整具34
A,34Bがボルト35A,35Bを介して取付けられる。ストロー
ク調整具34A,34Bは本体28A,28Bの後端面に当接すること
などによりストロークを規制するもので、その規制量
(ストロークは、ボルト35A,35Bの操作で種々な厚さの
ストローク調整具34A,34Bを取りかえることにより、ま
たはシム状に順次厚さを増減させることにより、あるい
はピストンロッド31A,31Bに対する固定位置を変えるこ
とにより、任意に調整し得る。そしてストローク調整具
34A,34B内に圧力式の負荷検出装置を設けることで過負
荷の検出を行える。
上記のように構成された可動体送り装置6において、
各支持台15A,15B上には前記減速機21A,21Bの入力軸に連
動連結する伝動装置20A,20Bが配設される。さらに1つ
の可動体送り装置6で支持台15A,15B上には、前記伝動
装置20A,20Bを介して減速機21A,21Bに連動連結するサー
ボモータ(回転駆動装置の一例)19A,19Bが設けられ、
そして可動体送り装置6間に、前記サーボモータ19A,19
Bを残りの押圧ローラ23A,23Bに連動させる連動装置36A,
36Bを設けている。
この連動装置36A,36Bは、前記伝動装置20A,20Bの外端
に設けた前後方向の回転軸37A,37Bと、相対向した回転
軸37A,37B間をユニバーサルジョイント38A,38Bを介して
連動連結する連結軸39A,39Bなどから構成される。前記
した所定ピッチPは、台車1の全長lよりも短かく設定
してあり、これにより可動体1の側面1a,1bに2組の押
圧ローラ23A,23Bが当接自在であり、かつ少なくとも1
組の押圧ローラ23A,23Bが常に当接自在となる。
次に上記の実施例において台車1の搬送作業を説明す
る。
一定経路5の始端部に供給された台車1は、その前端が
上流端の可動体送り装置6に入るように手押しなどで搬
入される。このとき各可動体送り装置6における両シリ
ンダ装置27A,27Bは収縮され、支持台15A,15Bは縦軸心16
A,16Bの周りで互いに離間方向に揺動され、以って押圧
ローラ23A,23Bは第2図仮想線で示すように互いに離間
している。したがって搬入は何んら支障なく行われる。
そして搬入後、上述とは逆作用によって両押圧ローラ
23A,23Bを互いに接近動させ、本体2の側面2a,2bに圧接
させるのであるが、このとき押圧ローラ23A,23Bは回転
駆動されている。すなわちサーボモータ19A,19Bの駆動
により伝動装置20A,20Bならびに減速機21A,21Bなどを介
して出力軸22A,22Bが互いに逆方向に回転され、両押圧
ローラ23A,23Bを互いに逆方向に強制回転Aさせてい
る。
さらに1組のサーボモータ19A,19Bの回転は、連動装
置36A,36Bや伝動装置20A,20Bなどを介して他の組の可動
体送り装置6に伝達され、その押圧ローラ23A,23Bを互
いに逆方向に強制回転Aさせている。その際に連動装置
36A,36Bによる連動は、支持台15A,15Bの揺動をユニバー
サルジョイント38A,38Bにより吸収して常に確実に行え
る。
したがって強制回転Aされている押圧ローラ23A,23B
を側面2a,2bに圧接させることで台車1に走行力を与え
ることになり、以って台車1は一定経路5上で搬送Bさ
れる。その際に両押圧ローラ23A,23Bは縦軸13A,13Bに対
して偏心していることからくい込み力が発生し、台車1
に大きな走行力を与えることになる。
走行される台車1は、可動体送り装置6間で順送り
(バトンタッチ)されることになる。したがって上流端
への投入を或るピッチ置きで行うことにより、そのピッ
チを維持した状態で複数台の台車1の同時搬送を行え
る。可動体送り装置6による台車1の送り量はたとえば
エンコーダにより検出され、所定ピッチPに相当する送
り量を検出したときに、押圧ローラ23A,23Bが離間して
搬送作業が停止される。これにより一定経路5の下流端
から1台の台車1が送り出され、そして上流端に新たな
台車1が投入される。
前記シリンダ装置27A,27Bによる支持台15A,15Bの内方
への最大揺動量は、ストローク調整具34A,34Bが本体28
A,28Bの後端面に当接するストッパ作用で規制される。
これにより前述したくい込み力がくい込み過ぎにならな
いように調整され、そして過負荷を防止することにな
る。
なお各可動体送り装置6において、対応するサーボモ
ータ19A,19B間は電気的に同期される。
上記実施例では可動体として床走行する台車1を示し
たが、これは天井レールに支持案内されるトロリ装置
(台車形式などの)などであってもよい。
発明の効果 上記構成の本発明によると、各可動体送り装置におい
て、揺動駆動装置により支持台を外側に揺動させること
で、両押圧ローラを互いに離間させることができ、これ
により一定経路の上流端に可動体を搬入することができ
る。そして逆作用により両押圧ローラを互いに接近させ
ることで本体の側面に圧接でき、このとき回転駆動装置
により押圧ローラが、伝動装置を介して、あるいは伝動
装置と連動装置を介して回転駆動されており、これら押
圧ローラの強制回転によって可動体に走行力を与えて一
定経路上で搬送することができる。
そして所定ピッチに相当する送り量を検出したときに
押圧ローラを離間させることで可動体の搬送を停止で
き、これにより一定経路の下流端から1台の可動体を搬
出できるとともに、上流端に新たな可動体を搬入でき
る。したがって一定経路上では、複数台の可動体を、所
定ピッチを維持した状態で同時に間欠搬送することがで
き、また可動体側面に対する押圧ローラの当接形式であ
ることから、可動体は受動構造を付加する必要がなくて
簡素な構造にできるとともに、係合伝動構造の省略で騒
音や破損を減少できる。
さらに連動装置は、回転軸とユニバーサルジョイント
と連結軸とを直線状に配置してコンパクトに形成でき、
しかも連動は、支持台の揺動をユニバーサルジョイント
で吸収して常に確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は概略平面図、
第2図は要部の一部切欠き平面図、第3図は同一部切欠
き側面図、第4図は正面図である。 1…台車(可動体)、1a,1b…側面、2…本体、5…一
定経路、6…可動体送り装置、13A,13B…縦軸、15A,15B
…支持台、16A,16B…縦軸心、19A,19B…サーボモータ
(回転駆動装置)、20A,20B…伝動装置、21A,21B…減速
機、23A,23B…押圧ローラ、27A,27B…シリンダ装置(揺
動駆動装置)、34A,34B…ストローク調整具、36A,36B…
連動装置、37A,37B…回転軸、38A,38B…ユニバーサルジ
ョイント、39A,39B…連動軸、P…所定ピッチ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可動体が走行自在な一定経路の両側に縦軸
    を設けるとともに、これら縦軸に支持台を揺動自在に取
    付け、両支持台に可動体の側面に当接自在な押圧ローラ
    を設けるとともに、両支持台を揺動させる揺動駆動装置
    を設け、前記支持台に、前記押圧ローラに連動する伝動
    装置を設けて可動体送り装置を構成し、この可動体送り
    装置を一定経路の方向に所定ピッチ置きに複数配設し、
    前記可動体送り装置群のうち1つの可動体送り装置で前
    記支持台に、前記伝動装置を介して押圧ローラに連動す
    る回転駆動装置を設け、前記可動体送り装置間に、前記
    回転駆動装置を残りの押圧ローラに連動させる連動装置
    を設け、この連動装置を、前記伝動装置の外端に設けた
    前後方向の回転軸と、相対向した回転軸間をユニバーサ
    ルジョイントを介して連動連結する連結軸とにより構成
    したことを特徴とする可動体搬送装置。
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