JP2614131B2 - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

Info

Publication number
JP2614131B2
JP2614131B2 JP2088453A JP8845390A JP2614131B2 JP 2614131 B2 JP2614131 B2 JP 2614131B2 JP 2088453 A JP2088453 A JP 2088453A JP 8845390 A JP8845390 A JP 8845390A JP 2614131 B2 JP2614131 B2 JP 2614131B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
rail
rolling
lateral movement
movement regulating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2088453A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03287450A (ja
Inventor
学 小吹
Original Assignee
西部電機 株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 西部電機 株式会社 filed Critical 西部電機 株式会社
Priority to JP2088453A priority Critical patent/JP2614131B2/ja
Publication of JPH03287450A publication Critical patent/JPH03287450A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2614131B2 publication Critical patent/JP2614131B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、工場、倉庫等で使用される搬送装置に関す
るものであり、特に実質的に直角に折り曲がる経路上を
搬送する搬送装置に関するものである。
(従来の技術) 搬送装置に関する従来の技術としては、特開昭61−60
63号公報、特開平1−261104号公報、特開平1−310406
号公報に記載のもの等が知られている。
上記公報に記載されている従来の技術について説明す
ると、特開昭61−6063号公報には左右一対のガイドレー
ル上を転動する支持用水平軸車輪、一方のガイドレール
を左右両側から挟む一対の位置決め用垂直軸ローラーを
備えた走行台車を利用した搬送装置が記載されている。
また、特開平1−261104号公報には長円状に敷設され
たレール上に、搬送用台車の走行車輪を載置するととも
に、ガイドローラをレール側面に対向させた倉庫設備が
記載されている。
また、特開平1−310406号公報には横移動規制用車輪
を走行車輪の車軸に取り付けた自走車を使用した搬送装
置が記載されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記の従来の技術は以下のような課題
を有していた。
即ち、特開昭61−6063号公報に記載されている搬送装
置は、ガイドレール上を転動する車輪が荷台の四隅から
下向きに連設されたブラケットの遊端部に固定設置され
た水平軸によって支持されているため、また特開平1−
261104号公報に記載されている倉庫設備は、ガイドロー
ラが走行車輪からオフセットされた位置に配設されてい
るため、また特開平1−310406号公報に記載されている
搬送装置は、自走車案内部上を転動する走行車輪が機枠
に固定設置された車軸によって支持されているため、搬
送経路の折り曲がり部の(ガイド)レールまたは案内部
の回転半径を大きくする必要があり、台車を実質的に直
角に折り曲げるように搬送することはできず、搬送経路
をコンパクトにすることはできない。
従って、本発明の目的は、小さな回転半径の部分を有
する経路上を搬送することができる搬送装置を提供する
ことにある。
(課題を解決するための手段) かかる課題を解決した本発明の構成は、 1) 台車フレームに取付けられた複数の車輪によって
二本のレール上を走行する搬送装置に於いて、一方のレ
ール(3)を転動する車輪(11)を駆動輪とし他方のレ
ール(5)を転動する車輪を従動の自在車輪(4)と
し、駆動輪となる車輪(11)が転動するレール(3)を
両側面から挟むように一対の横移動規制用ローラ(13)
を駆動輪に近接して設け、前記横移動規制用ローラ(1
3)のローラ軸(14)と駆動輪となる車輪(11)の駆動
軸(12)とが同一垂直面になるように配置し、しかも前
記駆動軸(12)と駆動される車輪(11)と一対の横移動
規制用ローラ(13)とローラ軸(14)とを備えた駆動部
(1)を台車フレーム(2)に垂直軸まわりに遊動自在
に取付け、更に前記自在車輪(4)の車輪が転動するレ
ール(5)の直角に折曲するレール部分の転動面を巾広
のプレート状にしたことを特徴とする搬送装置 にある。
(作用) 本発明の搬送装置は、駆動輪となる車輪とその駆動軸
と横移動規制用ローラとそのローラ軸とを備えた駆動部
を台車フレームに遊転自在に取り付けると共に、車輪の
駆動軸と一対の横移動規制用ローラのローラ軸とを同一
垂直面上に配設することによって、小さな回転半径の部
分を有する経路上を搬送することができ、特に実質的に
直角に折り曲がる経路上を搬送することができる。
(実施例) 以下、本発明の搬送装置の一実施例について説明す
る。
第1図は本発明の搬送装置の一実施例を示す斜視図、
第2図はその台車を拡大して示す斜視図、第3図はその
駆動部を更に拡大して示す斜視図で、これらの図面にお
いて、(1)はレール(3)上を転動する車輪(11)
と、車輪(11)の駆動軸(12)と、レール(3)の側面
を両側から挟む一対の横移動規制用ローラ(13)、(1
3)とを備える駆動部であり、駆動部(1)、(1)が
垂直軸(17)まわりに台車フレーム(2)に遊転自在に
取り付けられていると共に、駆動軸(12)と一対の横移
動規制用ローラ(13)、(13)のそれぞれのローラ軸
(14)、(14)とが同一垂直面上に配設されている。
尚、レール(3)は、実質的に直角に折り曲がるように
配設されている。
上記角構成要素について詳述すると、駆動部(1)は
平面視においてレール(3)に対して直交するように配
設された駆動軸(12)を介してモータ(15)によってレ
ール(3)上を転動する直径200mmの車輪(11)と、レ
ール(3)の側面を両側から挟み車輪(11)の転動に従
って遊転する直径80mmの一対の横移動規制用ローラ(1
3)、(13)とを備え、駆動軸(12)とローラ軸(1
4)、(14)とを支持する駆動部フレーム(16)の上面
には垂直軸(17)と軸受け(18)とが設けられており、
軸受け(18)のフランジ部(18a)を台車フレーム
(2)に取り付けることによって、駆動部(1)を台車
フレーム(2)に遊転自在に取り付けている。
また、台車フレーム(2)にはレール(3)上を転動
する2個の駆動部(1)がそれぞれ上述の如く遊転自在
に取り付けられていると共に、2個の自在車輪(4)、
(4)がレール(5)、(5)及びプレート(6)、
(6)上を従動するように取り付けられている。
また、レール(3)は車輪(11)が転動する経路で、
平面視において略長方形に配設された22kgレールからな
り、四隅部分(31)、(31)、(31)、(31)は半径20
0mmの円弧で、実質的に直角に折り曲がるように形成さ
れている。尚、レール(3)は側面を備えているもので
あれば、その形状に制約はない。
また、レール(5)、(5)及びプレート(6)、
(6)は自在車輪(4)、(4)が転動する経路で、直
線経路が22kgレールからなるレール(5)、(5)によ
って、両端の反転(方向転換)部が鋼板からなるプレー
ト(6)、(6)によって形成されている。尚、レール
(5)、(5)及びプレート(6)、(6)に代えてコ
ンクリート等で平面状の経路を形成してもよい。
次に、上述の実施例の搬送装置のレール(3)の四隅
部分(31)における台車の方向転換動作について説明す
る。
第4図はレール(3)の四隅部分(31)における台車
の軌跡図で、この図面において、一点鎖線の矢印はレー
ル(3)と台車の進行方向を示し、実線の四角形は方向
転換を始めた直後の台車フレーム(2)を示し、一点鎖
線の四角形は更に方向転換した台車フレーム(2)を示
し、二点鎖線の四角形は更にまた方向転換した台車フレ
ーム(2)を示し、三点鎖線の四角形はまた更に方向転
換した台車フレーム(2)を示している。即ち、駆動部
(1)が台車フレーム(2)に対して2個それぞれ遊転
するように取り付けられているので、レール(3)の四
隅部分(31)においてそれぞれの車輪(11)、(11)が
レール(3)に沿って90゜異なった方向を向き得ると共
に、それぞれの駆動部(1)、(1)がそれぞれモータ
(15)、(15)を備えているので、それぞれの車輪(1
1)、(11)が向いている方向がレール(3)に沿って9
0゜異なってしまったとしても、それぞれの車輪(1
1)、(11)に対してそれぞれの車輪(11)、(11)が
向いている方向へ動力を作用し得、台車はレール(3)
に沿ってスムースに移動する。尚、駆動部(1)の駆動
軸(12)と一対の横移動規制用ローラ(13)、(13)の
それぞれのローラ軸(14)、(14)とが同一平面上に配
設されているので、レール(3)の最小回転半径は内側
に位置する横移動規制用ローラ(13)が転動し得る寸法
まで小さくできる。従って、台車は台車フレーム(2)
の左側面部がレール(3)に沿ってスムースに移動され
ると共に、駆動部(1)、(1)の移動に従って台車フ
レーム(2)の右後端はA、B、C、Dと位置を変え
て、レール(5)上を転動していた後側の自在車輪
(4)はレール(3)の近傍まで移動し、台車は殆ど前
進することなく直角方向に旋回し、実線の四角形と三点
鎖線の四角形とが略重なっていることからもわかるよう
に、実質的に直角にその搬送方向を変えることができ
る。
以上、本発明の搬送装置の一実施例及び台車の方向転
換動作について説明したが、これらに制限されるもので
はない。例えば、駆動部(1)の駆動軸(12)と一対の
横移動規制用ローラ(13)、(13)のそれぞれのローラ
軸(14)、(14)とは実質的に同一垂直面上に配設され
ていればよい。また、レール(3)は工場、倉庫等のレ
イアウトに応じて配設されればよい。
(発明の効果) 本発明の搬送装置は、上述の如く、駆動部を台車フレ
ームに遊転自在に取り付けると共に、車輪の駆動軸と一
対の横移動規制用ローラのローラ軸とを同一垂直面上の
みに配設してあるので、小さな回転半径の部分を有する
経路上を搬送することができる。
そして、レールが、実質的に直角に折り曲がるように
配設されているので、搬送経路をコンパクトにすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の搬送装置の一実施例を示す斜視図、第
2図はその台車を拡大して示す斜視図、第3図はその駆
動部を更に拡大して示す斜視図、第4図はレールの四隅
部分における台車の軌跡図である。 (1):駆動部、(2):台車フレーム (3):レール、(4):自在車輪 (5):レール、(6):プレート (11):車輪、(12):駆動輪 (13):横移動規制用ローラ、(14):ローラ軸 (15):モータ、(17):垂直軸

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】台車フレームに取付けられた複数の車輪に
    よって二本のレール上を走行する搬送装置に於いて、一
    方のレール(3)を転動する車輪(11)を駆動輪とし他
    方のレール(5)を転動する車輪を従動の自在車輪
    (4)とし、駆動輪となる車輪(11)が転動するレール
    (3)を両側面から挟むように一対の横移動規制用ロー
    ラ(13)を駆動輪に近接して設け、前記横移動規制用ロ
    ーラ(13)のローラ軸(14)と駆動輪となる車輪(11)
    の駆動軸(12)とが同一垂直面になるように配置し、し
    かも前記駆動軸(12)と駆動される車輪(11)と一対の
    横移動規制用ローラ(13)とローラ軸(14)とを備えた
    駆動部(1)を台車フレーム(2)に垂直軸まわりに遊
    動自在に取付け、更に前記自在車輪(4)の車輪が転動
    するレール(5)の直角に折曲するレール部分の転動面
    を巾広のプレート状にしたことを特徴とする搬送装置。
JP2088453A 1990-04-02 1990-04-02 搬送装置 Expired - Fee Related JP2614131B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2088453A JP2614131B2 (ja) 1990-04-02 1990-04-02 搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2088453A JP2614131B2 (ja) 1990-04-02 1990-04-02 搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03287450A JPH03287450A (ja) 1991-12-18
JP2614131B2 true JP2614131B2 (ja) 1997-05-28

Family

ID=13943220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2088453A Expired - Fee Related JP2614131B2 (ja) 1990-04-02 1990-04-02 搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2614131B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140060069A (ko) * 2012-11-09 2014-05-19 대우조선해양 주식회사 선박의 기관실 정비를 위한 이동식 운반장치와 그 운반방법

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07165067A (ja) * 1993-12-16 1995-06-27 Seibu Electric & Mach Co Ltd 搬送装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6027719U (ja) * 1983-07-30 1985-02-25 ヨシナガ株式会社 筆記具用ケ−ス
JP2754207B2 (ja) * 1988-01-18 1998-05-20 株式会社ダイフク 自走台車用のレール

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140060069A (ko) * 2012-11-09 2014-05-19 대우조선해양 주식회사 선박의 기관실 정비를 위한 이동식 운반장치와 그 운반방법
KR102009691B1 (ko) * 2012-11-09 2019-08-12 대우조선해양 주식회사 선박의 기관실 정비를 위한 이동식 운반장치와 그 운반방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03287450A (ja) 1991-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2614131B2 (ja) 搬送装置
JP7437632B2 (ja) 台車式搬送装置
JP3202346B2 (ja) 搬送装置
JPH0649424U (ja) 台車等の反転搬送装置
JP4220891B2 (ja) 軌道レール式の自動走行台車
JP2000355275A (ja) 有軌道台車システム
JPH0318302Y2 (ja)
JPH0732496Y2 (ja) 搬送中継用旋回テーブル装置
JPH0790911B2 (ja) 仕分け用搬送装置
JPH07165067A (ja) 搬送装置
JP3562788B2 (ja) 荷の搬送装置
JP2008081014A (ja) 案内軌条式走行台車
JPH07172302A (ja) 搬送装置
JP2522672Y2 (ja) 無人台車の車輪構造
JPH0558403A (ja) 自動倉庫設備
JPS63125467A (ja) 台車式搬送装置
JPH0611614B2 (ja) 循環式搬送台車
JPH03128759A (ja) 搬送用自走台車
JPH0657528B2 (ja) オーバーヘッドコンベアにおける被搬送物の姿勢制御装置
JP2003206003A (ja) 床面走行式台車システム
JP2002283997A (ja) 搬送設備
JP3616782B2 (ja) 搬送台車の連結装置
JP3174104B2 (ja) 搬送電車の走行装置
JP2515577B2 (ja) 電車利用の搬送装置
JPH06171503A (ja) 軌条走行車両

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090227

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100227

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees