JP2002283997A - 搬送設備 - Google Patents
搬送設備Info
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- JP2002283997A JP2002283997A JP2001094446A JP2001094446A JP2002283997A JP 2002283997 A JP2002283997 A JP 2002283997A JP 2001094446 A JP2001094446 A JP 2001094446A JP 2001094446 A JP2001094446 A JP 2001094446A JP 2002283997 A JP2002283997 A JP 2002283997A
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Abstract
ーズに旋回させることが可能な搬送設備を提供する。 【解決手段】 1本の案内レール8に案内されて搬送経
路2上を自走する搬送台車3の台車本体11の案内レー
ル8側に、縦軸心回りに旋回自在な駆動車輪34と第1
従動車輪44とが前後して設けられ、台車本体11の案
内レール8とは反対側に、縦軸心回りに旋回自在な第2
従動車輪54が設けられ、第2従動車輪54は、台車本
体11に設けられたガイド体56に案内されて、走行方
向Cおよびその逆方向Dに移動自在に構成されている。
これによると、搬送台車3が搬送経路2のカーブ部2d
を走行する際、第2従動車輪54の折り返し移動(スイ
ッチバック移動)が吸収される。
Description
って搬送する搬送車を有する搬送設備に関する。
図10に示すように、搬送経路81上を走行する搬送台車
82を用いて荷(図示せず)を搬送する考えがある。上記
搬送経路81は、直進部81aと、ほぼ直角方向に曲がった
円弧状のカーブ部81bとで構成されている。上記搬送経
路81に沿って1本の案内レール84が敷設され、案内レー
ル84は、直進レール部84aと、ほぼ直角方向に曲がった
円弧状のカーブレール部84bとで構成されている。尚、
上記案内レール84は、上記カーブレール部84bが上記カ
ーブ部81bの外側に位置するように、搬送経路81の外側
に設けられている。
モータ86で回転駆動される駆動車輪87と、遊転自在な
第1従動車輪88とが設けられており、さらに、台車本体
85の案内レール84側とは反対側には、遊転自在な第2従
動車輪89が設けられている。上記第2従動車輪89は、駆
動車輪87と第1従動車輪88との前後中央部に位置してお
り、縦方向のキャスター軸90を中心として旋回すること
により向き変更自在に構成されている。また、上記駆動
車輪87と台車本体85とを案内レール84に沿って案内する
案内装置91が設けられている。
ことによって、搬送台車82が案内レール84に沿って案内
されながら搬送経路81上を走行する。尚、上記駆動車輪
87と第1従動車輪88とが設けられている側を台車本体85
の一側部とし、第2従動車輪89が設けられている側を台
車本体85の他側部とし、搬送台車82が搬送経路81のカー
ブ部81bを通過する際の旋回中心をOとした場合、上記
駆動車輪87と第1従動車輪88とは上記旋回中心Oの一側
方(外側)を通り、第2従動車輪89は上記旋回中心Oの
他側方(内側)を通るように構成されている。
式の搬送台車82が搬送経路81のカーブ部81bを通過する
際の第2従動車輪89のキャスター軸90の軌跡を示してお
り、これによると、最初のうちは、上記第2従動車輪89
が搬送台車82の走行方向Cと同方向へ移動するが(参
照)、途中で上記走行方向Cとは逆方向Dへ折り返し移
動(スイッチバック移動)し(,参照)、その後、
再び、第2従動車輪89が搬送台車82の走行方向Cと同方
向へ移動する(,参照)。尚、上記〜はキャス
ター軸90の軌跡であるが、キャスター軸90と第2従動車
輪89とは一体であるため、第2従動車輪89もキャスター
軸90と共に上記〜と同じ軌跡を辿る。
(スイッチバック移動)は、第2従動車輪89が旋回中心
Oから駆動車輪87と第1従動車輪88との反対側へ一定量
だけずれているために発生し、このような折り返し移動
(スイッチバック移動)によって第2従動車輪89の移動
方向が狭い範囲で無理に大きく変化するため、大きな負
荷(抵抗)がかかり、搬送台車82が搬送経路81のカーブ
部81bにおいて旋回する際、スムーズに旋回しないとい
った問題が生じた。
動)の量は第2従動車輪89の位置を旋回中心Oに近付け
るほど少なくなるが、これでは、台車幅方向における車
輪間隔B(図10参照)が狭くなってしまい、搬送台車
82の安定性が低下するため、第2従動車輪89の位置を旋
回中心Oに近付けるには限界があった。
送車(搬送台車)をスムーズに旋回させることが可能な
搬送設備を提供することを目的とする。
に、本第1発明は、搬送経路上を1つの案内部材に案内
されて自走する搬送車を有する搬送設備であって、搬送
車本体の上記案内部材側に、搬送車の走行時における走
行方向に前後して複数の車輪がそれぞれ縦軸心回りに旋
回自在に設けられ、上記搬送車は上記複数の車輪のうち
の少なくともいずれかの車輪の駆動装置によって走行駆
動されるように構成され、上記搬送車本体の案内部材側
とは反対側に、従動車輪が縦軸心回りに旋回自在に設け
られ、上記従動車輪は、搬送車本体に対して、搬送車の
走行時における走行方向および走行方向の逆方向に移動
自在に構成されているものである。
転駆動することにより、搬送車が案内部材に案内されて
搬送経路上を走行する。搬送車が搬送経路のカーブ部を
旋回する際、従動車輪が旋回中心から車輪の反対側へ一
定量だけずれて構成され、上記案内部材側の車輪が旋回
中心の一側方を通るとともに上記案内部材とは反対側の
従動車輪が旋回中心の他側方を通る場合、搬送車本体と
従動車輪とは相対的に移動可能であるため、上記従動車
輪の位置がほぼ1箇所に留まり、この従動車輪に対し
て、搬送車本体のカーブ内側部分が途中で走行方向の逆
方向へ折り返し移動(スイッチバック移動)し、その
後、再び、走行方向と同方向へ移動する。
所に留まった状態で、搬送車が搬送経路のカーブ部を走
行するため、従来発生していた従動車輪の折り返し移動
(スイッチバック移動)が吸収され、したがって、搬送
経路のカーブ部における搬送車の旋回がスムーズに無理
なく行える。
搬送車の走行時における走行方向および走行方向の逆方
向へ案内する案内手段が設けられているものである。こ
れによると、搬送車が搬送経路のカーブ部を旋回する
際、搬送車本体と従動車輪とは相対的に移動可能である
ため、上記従動車輪の位置がほぼ1箇所に留まり、この
従動車輪に対して、搬送車本体のカーブ内側部分が途中
で走行方向の逆方向へ折り返し移動(スイッチバック移
動)する。これにより、従来発生していた従動車輪の折
り返し移動(スイッチバック移動)が吸収される。この
時の従動車輪に対する搬送車本体の相対的な移動は案内
手段によって案内されながら行われる。
設けられた車輪を、駆動装置によって回転駆動される駆
動車輪と、第1従動車輪としたものである。これによる
と、駆動装置によって駆動車輪が回転駆動することによ
り、第1従動車輪とこの第1従動車輪の反対側に位置す
る従動車輪とが従動回転し、搬送車が案内部材に案内さ
れて搬送経路上を走行する。
部材に沿って案内する第1案内装置と、搬送車本体を案
内部材に沿って案内する第2案内装置とが設けられてい
るものである。
より、搬送車が搬送経路上を走行駆動する。この際、回
転駆動している車輪が第1案内装置によって案内部材に
沿って案内されるとともに、搬送車本体が第2案内装置
によって案内部材に沿って案内されるため、搬送車は搬
送経路上をずれることなく走行する。
の形態を図1〜図7に基づいて説明する。図7に示すよ
うに、1は、搬送経路2上を走行する搬送台車3(搬送
車の一例)を用いて荷4を搬送する搬送設備である。上
記搬送経路2は、複数の直進部2a,2b,2cと、こ
れら直進部2a,2b,2c間に形成された円弧状のカ
ーブ部2d,2eとを有している。尚、搬送設備1のフ
ロア5には、上記直進部2aに対向するコンベヤ6と、
上記直進部2cに対向するコンベヤ7と、上記搬送経路
2に沿った1本の案内レール8(案内部材の一例)とが
設けられている。上記案内レール8は、上記各直進部2
a,2b,2cに沿った各直進レール部8a,8b,8
cと、上記各カーブ部2d,2eに沿った円弧状の各カ
ーブレール部8d,8eとを有している。尚、上記案内
レール8は搬送経路2の外側に設けられている。
11(搬送車本体の一例)の上部には、この台車本体11上
に設置された荷4の移載・載置装置12(たとえば、ロー
ラコンベヤやチェンコンベヤ)が設けられている。ま
た、上記台車本体11の下部には、案内レール8側に位置
しかつ走行方向Cにおいて前後で対向する旋回式駆動車
輪装置13および旋回式第1従動車輪装置14と、上記案内
レール8とは反対側に位置する第2従動車輪装置16と、
補助車輪17と、案内レール8側に位置しかつ台車本体11
を案内レール8に沿って案内する第2案内装置15とが設
けられている。尚、上記第2案内装置15は旋回式第1従
動車輪装置14よりも後方に位置している。また、上記補
助車輪17は、第2従動車輪装置16の前後に振り分けられ
ており、フロア5に対してわずかに上方位置となるよう
に高さ設定されている。上記補助車輪17は、搬送台車3
が前後に傾いたときにフロア5に接地して搬送台車3を
支持し、搬送台車3の傾斜を防止するものである。
車輪装置14とがそれぞれ縦軸心27,28回りに旋回自在に
支持されるとともに第2案内装置15が取付けられる右フ
レーム21と、第2従動車輪装置16が縦軸心29回りに旋回
自在に支持されるとともに2個の補助車輪17が取付けら
れた左フレーム22と、これら右フレーム21と左フレーム
22の前後両端を固定する前後フレーム23,24から構成さ
れている。
ように、上記右フレーム21に対して縦軸心27回りに旋回
自在な旋回体31と、この旋回体31の下面側に連結されか
つ案内レール8の側面に対応した一対の脚部32a,32b
を有する第1ブラケット32と、この第1ブラケット32の
他方(案内レール8とは反対側)の脚部32bの中央部に
設けられたアクスル33と、このアクスル33に支持された
駆動車輪34と、この駆動車輪34の回転軸にその駆動軸が
連結されたモータ35(駆動装置の一例)とで構成されて
いる。
8側)の脚部32aには、駆動車輪34を案内レール8に沿
って案内する第1案内装置26が設けられている。すなわ
ち、上記第1案内装置26は、上記一方の脚部32aに取付
けられた第2ブラケット36と、第2ブラケット36より回
転自在に垂設されて案内レール8の両側面に接触する4
個のガイドローラ37とで構成されている。また4個のガ
イドローラ37の中心Aは駆動車輪34の回転軸上となるよ
うに設定されている。
ラ37へ連結され、これら4個のガイドローラ37により、
案内レール8の曲がりに対応して第2ブラケット36およ
び第1ブラケット32を介して縦軸心27回りに旋回体31が
回動することにより、駆動車輪34は案内レール8に沿っ
て案内され、またモータ35の駆動により駆動車輪34が回
動することにより、搬送台車3が走行し得る。
4に示すように、上記右フレーム21に対して縦軸心28回
りに旋回自在な旋回体41と、この旋回体41の下面側に連
結されかつ案内レール8の側面に対応した一対の脚部を
有するブラケット42と、このブラケット42の両脚部の中
央部にそれぞれ設けられたアクスル43と、このアクスル
43に別個にそれぞれ遊転自在に支持された2個の第1従
動車輪44とで構成されている。この構成により、右フレ
ーム21の動きに応じて旋回体41が回動して、ブラケット
42を介して縦軸心28回りに第1従動車輪44が旋回し得
る。
うに、右フレーム21の案内レール8側の側面から案内レ
ール8の上方へ突設されたブラケット45と、このブラケ
ット45に対して案内レール8の中心位置に縦軸心30回り
に旋回自在に設けられた旋回体46と、この旋回体46の下
面側に連結されて案内レール8の上面に対応した平板状
のブラケット47と、このブラケット47に対して縦軸心回
りに旋回自在に垂設されて案内レール8の両側面に接触
する4個のガイドローラ48とで構成されている。
沿って全長に敷設された給電レール49に摺接する集電子
50が設置されている。この構成により、台車本体11は第
2案内装置15に連結され、4個のガイドローラ48によ
り、案内レール8の曲がりに対応してブラケット47を介
して縦軸心30回りに旋回体46が回動し、ブラケット45を
介して、右フレーム21の後端は案内レール8に沿って移
動し得る。このとき、右フレーム21の後端と案内レール
8との距離が、旋回体46の縦軸心30との距離(ブラケッ
ト45の長さ)に一定に維持される。
うに、可動取付部材55に対して縦軸心29回りに旋回自在
に保持された旋回体51と、この旋回体51の下面側に連結
されかつ案内レール8の側面に対応した一対の脚部を有
するブラケット52と、このブラケット52の両脚部の中央
部にそれぞれ設けられたアクスル53と、このアクスル53
に一定間隔を空けて上記縦軸心29を中心にその側面を対
向して配置されかつ別々に遊転可能に支持された2個の
第2従動車輪54とで構成されている。
の下面に設けられたガイド体56(案内手段の一例)に係
合するとともに上記ガイド体56に案内されて搬送台車3
の走行方向Cおよびその逆方向Dへ往復移動自在に構成
されている。すなわち、上記ガイド体56は台車本体11の
前後方向に長いレール状の部材であり、ガイド体56の両
側部には、外側方へ張り出した被係合部57が形成されて
いる。また、上記可動取付部材55の両側部には上記被係
合部57に対して上下方向で係合する係合部58が形成され
ている。さらに、上記ガイド体56の長さ方向の両端部に
は第1および第2のストッパー59,60が設けられて
おり、上記可動取付部材55は両ストッパー59,60間
を往復移動可能となる。
は、ブラケット52を介して縦軸心29回りに旋回し、さら
に、上記ガイド体56に案内されて搬送台車3の走行方向
Cおよびその逆方向D(すなわち走行方向と反する方
向)へ一定距離だけ往復移動し得る。
第1従動車輪44とが設けられている側を台車本体11の一
側部(右側部)とし、第2従動車輪54が設けられている
側を台車本体11の他側部(左側部)とし、搬送台車3が
搬送経路2のカーブ部2d,2eを通過する際の旋回中
心をOとした場合、上記駆動車輪34と第1従動車輪44と
は上記旋回中心Oの一側方(外側)を通り、第2従動車
輪54は上記旋回中心Oの他側方(内側)を通るように構
成されている。
上記駆動車輪装置13のモータ35によって駆動車輪34を回
転駆動することにより、第1および第2従動車輪44,54
が従動回転し、搬送台車3が搬送経路2に沿って走行方
向Cへ走行する。そして、図7に示すように、上記搬送
台車3をコンベヤ6の手前に停止させることによって、
上記コンベヤ6と搬送台車3の移載・載置装置12との間
で荷4を移載することができ、また、搬送台車3をコン
ベヤ7の手前に停止させることによって、上記コンベヤ
7と搬送台車3の移載・載置装置12との間で荷4を移載
することができる。
3が搬送経路2の直進部2a上を走行方向Cへ走行して
いる場合、駆動車輪34が第1案内装置26によって案内レ
ール8の直進レール部8aに沿って案内され、かつ、台
車本体11の後部が第2案内装置15によって案内レール8
の直進レール部8aに沿って案内されている。この際、
第2従動車輪装置16の可動取付部材55は、ガイド体56に
案内されて上記走行方向Cとは逆方向Dへ移動し、図6
の(a)の仮想線で示すように第1のストッパー59に当
接しており、これにより、第2従動車輪54はガイド体56
の上記逆方向D側の端部イに位置する。
台車3が搬送経路2の直進部2aを経てカーブ部2d上
を走行する際、搬送台車3は旋回中心Oを中心として9
0°旋回する。この時、駆動車輪34は、第1案内装置26
により案内レール8のカーブレール部8dに沿って案内
されながら、台車本体11に対して縦軸心27回りに旋回す
る。
て、第2従動車輪54は、旋回中心Oから上記車輪34,44
の反対側へ一定量ずれているため、上記旋回中心Oの他
側方を通る。この際、台車本体11と第2従動車輪54とは
ガイド体56を介して相対的に移動可能な構造であるた
め、第2従動車輪54の位置がほぼ1箇所に留まり、この
第2従動車輪54に対して、台車本体11のカーブ内側部分
が途中で上記逆方向Dへ折り返し移動(スイッチバック
移動)し、その後、再び、走行方向Cと同方向へ移動す
る。
部2dから直進部2bに達した際、上記駆動車輪34は第
1案内装置26により案内レール8の直進レール部8bに
沿って案内され、これに対して、第1従動車輪44が上記
カーブ部2d上を走行するとともに、台車本体11の後部
が第2案内装置15によってカーブレール部8dに沿って
案内される。
ぼ1箇所に留まった状態で、搬送台車3がカーブ部2d
を走行するため、従来発生していた第2従動車輪54の折
り返し移動(スイッチバック移動)が吸収され、したが
って、カーブ部2dにおける搬送台車3の旋回がスムー
ズに無理なく行える。また、上記第2従動車輪54が1箇
所に留まる位置のフロア5にステンレス鋼の板等を貼り
付けることによって、フロア5の磨耗対策が容易になる
といったメリットもある。
2d上を走行する場合の説明であるが、カーブ部2e上
を走行する場合も同様である。また、上記第1の実施の
形態では、搬送台車3の走行方向をCとし、逆方向をD
としているが、走行方向をDとし、逆方向をCとしても
よい。この場合、搬送台車3が搬送経路2の各直進部2
a〜2cを走行している際、図6の(a)の仮想線で示
すように、第2従動車輪装置16の可動取付部材55はガイ
ド体56に案内されて上記走行方向Dとは逆方向Cへ移動
して第2のストッパー60に当接し、これにより、第2従
動車輪54はガイド体56の上記逆方向C側の端部ロに位置
する。
うに、第1従動車輪44を2個1組設けているが、1個で
あってもよく、同様に、図6に示すように、第2従動車
輪54を2個1組設けているが、1個であってもよい。
対して搬送経路2のカーブ部2d,2eが左へカーブし
ているため、駆動車輪34を台車本体11の右側部に設
けているが、左右両方向のカーブ部に対応するため、駆
動車輪34を台車本体11の右側部と左側部とに設けて
もよい。この際、左方向のカーブ部を走行する場合、右
側部の駆動車輪34を回転駆動させるとともに左側部の
駆動車輪34を回転フリーな状態に切り換え、また、右
方向のカーブ部を走行する場合、左側部の駆動車輪34
を回転駆動させるとともに右側部の駆動車輪34を回転
フリーな状態に切り換えてもよい。この場合、左側部の
駆動車輪34とモータ35とをクラッチを介して連結
し、また、右側部の駆動車輪34とモータ35とをクラ
ッチを介して連結することによって、各駆動車輪34を
回転フリーな状態に切り換えることができる。
の各カーブレール部8d,8eの半径(アール)を同一
に設定しているが、案内レール8に、半径(アール)の
異なる複数のカーブレール部を存在させてもよい。この
場合、第1案内装置26と第2案内装置15とはそれぞ
れ最小の半径(アール)を有するカーブレール部に対応
し得るように設定されている。
うに、第1案内装置26と第2案内装置15とを設けている
が、第2の実施の形態として、図8に示すように、上記
第1および第2案内装置26,15を共に無くし、駆動車輪
34と第1従動車輪44とが案内レール8に直接支持案内さ
れながら案内レール8上を転動するように構成してもよ
い。
内装置15を無くし、第1従動車輪44のみが案内レール8
に直接支持案内されながら案内レール8上を転動するよ
うに構成してもよい。さらに、第1案内装置26を無く
し、第2案内装置15のみを設け、駆動車輪34のみが案内
レール8に直接支持案内されながら案内レール8上を転
動するように構成してもよい。
うに、駆動車輪34と第1従動車輪44とは台車本体11を通
る前後方向の一直線上に配置されているが、第3の実施
の形態として、図9に示すように、駆動車輪34と第1従
動車輪44とが上記前後方向の一直線上から台車幅方向へ
互いにずれて配置されていてもよい。
の位置がほぼ1箇所に留まった状態で、搬送車が搬送経
路のカーブ部を走行するため、従来発生していた従動車
輪の折り返し移動(スイッチバック移動)が吸収され、
したがって、搬送経路のカーブ部における搬送車の旋回
がスムーズに無理なく行える。
搬送台車の平面図である。
を走行する際の台車本体と第2従動車輪との動きを説明
する平面図である。
あり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
図であり、(a)は側面図、(b)は正面の一部断面図
である。
あり、(a)は平面図、(b)は正面の一部断面図であ
る。
図であり、(a)は側面図、(b)は正面の一部断面図
である。
搬送台車の平面図である。
搬送台車の平面図である。
従動車輪の走行軌跡を示す平面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 搬送経路上を1つの案内部材に案内され
て自走する搬送車を有する搬送設備であって、搬送車本
体の上記案内部材側に、搬送車の走行時における走行方
向に前後して複数の車輪がそれぞれ縦軸心回りに旋回自
在に設けられ、上記搬送車は上記複数の車輪のうちの少
なくともいずれかの車輪の駆動装置によって走行駆動さ
れるように構成され、上記搬送車本体の案内部材側とは
反対側に、従動車輪が縦軸心回りに旋回自在に設けら
れ、上記従動車輪は、搬送車本体に対して、搬送車の走
行時における走行方向および走行方向の逆方向に移動自
在に構成されていることを特徴とする搬送設備。 - 【請求項2】 搬送車本体に、従動車輪を搬送車の走行
時における走行方向および走行方向の逆方向へ案内する
案内手段が設けられていることを特徴とする請求項1記
載の搬送設備。 - 【請求項3】 搬送車本体の案内部材側に設けられた車
輪を、駆動装置によって回転駆動される駆動車輪と、第
1従動車輪としたことを特徴とする請求項1または請求
項2記載の搬送設備。 - 【請求項4】 回転駆動される車輪を案内部材に沿って
案内する第1案内装置と、搬送車本体を案内部材に沿っ
て案内する第2案内装置とが設けられていることを特徴
とする請求項2記載の搬送設備。
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JP3997718B2 (ja) | 2007-10-24 |
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