JPH08332947A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JPH08332947A
JPH08332947A JP16791795A JP16791795A JPH08332947A JP H08332947 A JPH08332947 A JP H08332947A JP 16791795 A JP16791795 A JP 16791795A JP 16791795 A JP16791795 A JP 16791795A JP H08332947 A JPH08332947 A JP H08332947A
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train
guide
guide rail
traveling
guide unit
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Taiji Tanaka
泰司 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送用電車の走行経路の切り換えを、レール
切換手段を使用せずに電車側で走行経路(ガイドレー
ル)を選択させて、目的の走行経路に分岐合流可能な搬
送装置を提供すること。 【構成】 搬送用電車1は、走行方向に対し左右一側方
に位置する第一走行車輪5と、左右他側方に位置する第
二走行車輪6と、第一操向用ガイドユニット7Aと、第
二操向用ガイドユニット8Aと、各ガイドユニットを作
用位置と非作用位置とに切り換えるガイドユニット切換
手段9Aとを備え、ガイドレールは、第一走行車輪5を
介して搬送用電車1を支持するとともに第一操向用ガイ
ドユニット7Aを介して搬送用電車1の走行方向を規制
する第一ガイドレール2Aと、第二走行車輪6を介して
搬送用電車1を支持するとともに第二操向用ガイドユニ
ット8Aを介して搬送用電車1の走行方向を規制する第
二ガイドレール2Bとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送用電車と当該電車
を支持案内するガイドレールとの組み合わせから成る搬
送装置、特に複数の異なる電車走行経路を備えた搬送装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】複数の異なる電車走行経
路を備えた従来の搬送装置では、各電車走行経路間の電
車乗り移り部に分岐合流のためのレール切換手段が必要
であった。従って、電車乗り移り部(分岐合流箇所)が
多くなるほど設備コストの大幅アップにつながるばかり
でなく、電車走行経路のレイアウト変更も容易ではな
く、しかも、レール切り換え時に搬送用電車を手前で停
止待機させておく必要があるため、搬送効率が低下する
という問題点もあった。
【0003】本発明は、このような問題点を解消するこ
とのできる搬送装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の搬送装置は、後述する実施例の参照符号を付
して示すと、搬送用電車1と、ガイドレールとから成
り、搬送用電車1は、走行方向に対し左右一側方に位置
する第一走行車輪5と、左右他側方に位置する第二走行
車輪6と、第一操向用ガイドユニット7A,7Bと、第
二操向用ガイドユニット8A,8Bと、各ガイドユニッ
トを作用位置と非作用位置とに切り換えるガイドユニッ
ト切換手段9A,9Bとを備え、ガイドレールは、第一
走行車輪5を介して搬送用電車1を支持するとともに作
用位置にある第一操向用ガイドユニット7A,7Bが係
合する第一ガイドレール2Aと、第二走行車輪6を介し
て搬送用電車1を支持するとともに作用位置にある第二
操向用ガイドユニット8A,8Bが係合する第二ガイド
レール2Bとを有し、両ガイドレールは各々が搬送用電
車1の異なる走行経路を構成するもので、電車乗り移り
部において一部分が互いに並列するように配設されてい
る構成となっている。
【0005】上記本発明を実施するに際し、搬送用電車
1には、各々垂直軸芯の周りに回転可能な前後一対のト
ロリー3,4を設け、第一及び第二各走行車輪5,6と
して夫々が一方のトロリー3に軸支されたモータ連動駆
動輪11,13と他方のトロリー4に軸支された遊転輪
12,14とを設け、第一及び第二各操向用ガイドユニ
ット7A〜8Bとガイドユニット切換手段9A,9B
は、前後一対のトロリー3,4の各々に配設することが
できる。
【0006】また、第一及び第二各操向用ガイドユニッ
ト7A〜8Bには、第一及び第二各ガイドレール2A,
2Bを左右両側から挟む垂直軸ローラ15〜18を設
け、ガイドユニット切換手段9A,9Bには、電車乗り
移り部において互いに並列する第一及び第二両ガイドレ
ール2A,2Bの中間位置を支点にしてシーソー運動可
能な切換レバー20a〜20cを有せしめ、この切換レ
バー20a〜20cの両端部に、前記垂直軸ローラ15
〜18の内、電車乗り移り部において互いに並列する第
一及び第二両ガイドレール2A,2Bの外側面に当接す
る垂直軸ローラ16,18を軸支し、当該切換レバー2
0a〜20cのシーソー運動によりその両端部の垂直軸
ローラ16,18が択一的に第一及び第二各ガイドレー
ル2A,2Bの外側面に当接するように構成することが
できる。
【0007】さらに、第一走行車輪5は、搬送用電車1
を正面から見てその重心位置の上下方向に配置し、第一
ガイドレール2Aは、各電車走行経路に沿って配設さ
れ、第二ガイドレール2Bは、各電車走行経路間の電車
乗り移り部にのみ配設することができる。
【0008】また、第一走行車輪5と第二走行車輪6と
は、搬送用電車1を正面から見てその重心位置を通る垂
線1aに対し左右両側に振り分け配置し、第一及び第二
各ガイドレール2A,2Bは、夫々異なる電車走行経路
の略全長にわたって連続的に配設することができる。
【0009】
【実施例】以下に本発明の好適実施例を添付図に基づい
て説明すると、図1〜図5において、1は搬送用電車で
あって、適当高さに架設された第一ガイドレール2Aま
たは第二ガイドレール2Bに駆動トロリー3と遊動トロ
リー4とを介して走行可能に吊り下げられており、第一
走行車輪5、第二走行車輪6、第一操向用ガイドユニッ
ト7A,7B、第二操向用ガイドユニット8A,8B、
及びガイドユニット切換手段9A,9Bを備えている。
駆動トロリー3と遊動トロリー4とは夫々、搬送用電車
1を正面から見て重心位置を通る垂線1a(図3B参
照)と同心状の垂直支軸3a,4aの周りに回転可能で
ある。
【0010】第一走行車輪5は、駆動トロリー3の左右
一側方に軸支されてモータ10に連動連結された駆動輪
11と、この駆動輪11と同一側に位置するように遊動
トロリー4の左右一側方に軸支された遊転輪12とを有
し、第二走行車輪6は、駆動トロリー3の左右他側方に
前記駆動輪11と同心状に軸支されて前記モータ10に
連動連結された駆動輪13と、この駆動輪13と同一側
に位置するように遊動トロリー4の左右他側方に前記遊
転輪12と同心状に軸支された遊転輪14とを有する。
第一走行車輪5の駆動輪11及び遊転輪12は、搬送用
電車1を正面から見て重心位置を通る垂線1a(図3B
参照)上に配置されている。従って、駆動トロリー3及
び遊動トロリー4は、図3Bに示すように、搬送用電車
1に軸支される下端部に対し上方部分が横側方に屈曲し
ている。
【0011】なお、モータ10の稼働により、第一走行
車輪5の駆動輪11と第二走行車輪6の駆動輪13の両
方が同一方向に回転駆動されるように構成しているが、
クラッチを介装して両駆動輪11,13を択一的に回転
駆動するように構成しても良い。
【0012】第一操向用ガイドユニット7Aと第二操向
用ガイドユニット8A、及びガイドユニット切換手段9
Aは、駆動トロリー3に配設され、第一操向用ガイドユ
ニット7Bと第二操向用ガイドユニット8B、及びガイ
ドユニット切換手段9Bは、遊動トロリー4に配設され
ている。しかして、第一操向用ガイドユニット7Aは、
駆動輪11の前方上下2箇所と後方下側の合計3箇所に
おいて、当該駆動輪11及び遊転輪12を支持する第一
ガイドレール2Aを左右両側から挟む垂直軸ローラ1
5,16を有し、第一操向用ガイドユニット7Bは、遊
転輪12の後方上下2箇所と前方下側の合計3箇所にお
いて、前記第一ガイドレール2Aを左右両側から挟む垂
直軸ローラ15,16を有する。また、第二操向用ガイ
ドユニット8Aは、駆動輪13の前方上下2箇所と後方
下側の合計3箇所において、当該駆動輪13及び遊転輪
14を支持するように配設される第二ガイドレール2B
(図3〜図5参照)を左右両側から挟む垂直軸ローラ1
7,18を有し、第二操向用ガイドユニット8Bは、遊
転輪14の後方上下2箇所と前方下側の合計3箇所にお
いて、前記第二ガイドレール2Bを左右両側から挟む垂
直軸ローラ17,18を有する。
【0013】ガイドユニット切換手段9Aは、駆動トロ
リー3の前方上下2箇所と後方下側の合計3箇所におい
て、夫々前後方向水平支軸19の周りにシーソー運動可
能に支承された切換レバー20a〜20cを有し、この
各切換レバー20a〜20cの両端部に、第一操向用ガ
イドユニット7Aと第二操向用ガイドユニット8Aにお
ける垂直軸ローラ15〜18の内、外側に位置する垂直
軸ローラ16,18が軸支され、ガイドユニット切換手
段9Aは、遊動トロリー4の後方上下2箇所と前方下側
の合計3箇所において、夫々前後方向水平支軸19の周
りにシーソー運動可能に支承された切換レバー20a〜
20cを有し、この各切換レバー20a〜20cの両端
部に、第一操向用ガイドユニット7Bと第二操向用ガイ
ドユニット8Bにおける垂直軸ローラ15〜18の内、
外側に位置する垂直軸ローラ16,18が軸支されてい
る。
【0014】なお、前後方向水平支軸19は、第一ガイ
ドレール2Aと第二ガイドレール2Bとが並列する電車
乗り移り部において、両ガイドレール2A,2B間の中
央位置の上下に位置している。また、各操向用ガイドユ
ニット7A〜8Bにおける垂直軸ローラ15〜18の
内、切換レバー20a〜20cに軸支されない内側の垂
直軸ローラ15,17は、駆動トロリー3及び遊動トロ
リー4の定位置に軸支されている。さらに、各ガイドユ
ニット切換手段9A,9Bは、各切換レバー20a〜2
0cをシーソー運動させて、両端部に軸支されている垂
直軸ローラ16,18を択一的に、第一ガイドレール2
Aの外側または第二ガイドレール2Bの外側に当接する
作用位置に切り換える駆動源としてのアクチュエータ
(例えばロータリーソレノイドなど)21を備えてい
る。
【0015】図5は電車走行経路(搬送経路)の一部分
を示し、主走行経路22、左側へ分岐する分岐走行経路
23、及び右側へ分岐する分岐走行経路24が示されて
いる。第一ガイドレール2Aは、先に説明した通り、搬
送用電車1の右側に位置する第一走行車輪5を介して当
該搬送用電車1の重心位置の略真上を支持するものであ
って、当該第一ガイドレール2Aが各走行経路22〜2
4の略全長にわたって連続的に配設される。
【0016】従って、主走行経路22を構成する第一ガ
イドレール2Aと右側へ分岐する分岐走行経路24を構
成する第一ガイドレール2Aとは分断されることなく水
平カーブレール部25を介して連続し、主走行経路22
を構成する第一ガイドレール2Aと左側へ分岐する分岐
走行経路23を構成する第一ガイドレール2Aとは分断
され、さらに右側へ分岐する分岐走行経路24の分岐点
の前後で主走行経路22を構成する第一ガイドレール2
Aが分断される。これら第一ガイドレール2Aが分断さ
れる各走行経路22〜24間の電車乗り移り部にのみ、
搬送用電車1の左側に位置する第二走行車輪6を介して
当該搬送用電車1を支持案内する第二ガイドレール2B
が配設され、この第二ガイドレール2Bの両端部分は第
一ガイドレール2Aと互いに並列することになる。即
ち、主走行経路22と左側への分岐走行経路23との間
には、水平カーブレール部26を構成する円弧状の第二
ガイドレール2Bが配設され、右側への分岐走行経路2
4の分岐点の前後で分断される主走行経路22の第一ガ
イドレール2Aの分断箇所側方には、直線状の第二ガイ
ドレール2Bが並設される。
【0017】搬送用電車1が各走行経路22〜24にお
いて走行するときは、図1、図2、及び図3Bに示すよ
うに、第一走行車輪5の駆動輪11と遊転輪12とを介
して搬送用電車1の重心位置の略真上で第一ガイドレー
ル2Aに安定的に支持されている。そしてこのとき、図
3Bに示すように、ガイドユニット切換手段9A,9B
の切換レバー20a〜20cが、当該切換レバー20a
〜20cに軸支されている垂直軸ローラ16が位置固定
の垂直軸ローラ15との間で第一ガイドレール2Aを挟
む作用姿勢に切り換えられており、第一操向用ガイドユ
ニット7A,7Bの各垂直軸ローラ15,16が第一ガ
イドレール2Aを左右両側から挟んでいるため、搬送用
電車1の走行方向が第一ガイドレール2Aに沿った方向
に規制される。
【0018】従って、第一走行車輪5の駆動輪11をモ
ータ10により回転駆動して、搬送用電車1を第一ガイ
ドレール2Aに沿って前進走行させることができる。勿
論、この第一ガイドレール2Aが水平にカーブしていて
も、駆動トロリー3及び遊動トロリー4は、第一操向用
ガイドユニット7A,7Bの各垂直軸ローラ15,16
により、当該第一ガイドレール2Aのカーブに追従して
垂直支軸3a,4aの周りに回転するので、搬送用電車
1は円滑に水平カーブ部分を走行し得る。
【0019】主走行経路22を走行している搬送用電車
1を、図3A及び図5に示す左側へ分岐する分岐走行経
路23へ分岐走行させるときは、当該搬送用電車1の駆
動トロリー3が第一ガイドレール2Aと第二ガイドレー
ル2Bとが並列する電車乗り移り部に達したとき、即
ち、第二走行車輪6の駆動輪13が図3Bに仮想線で示
すように第二ガイドレール2B上に乗り移ったとき、当
該駆動トロリー3に設けられているガイドユニット切換
手段9Aの切換レバー20a〜20cを、図4に示すよ
うに逆姿勢に傾動させ、第二操向用ガイドユニット8A
における垂直軸ローラ17,18で第二ガイドレール2
Bを左右両側から挟ませるとともに、第一操向用ガイド
ユニット7Aにおける垂直軸ローラ16を第一ガイドレ
ール2Aから上下方向に離間する非作用位置に切り換え
る。
【0020】しかして、第二走行車輪6の駆動輪13も
モータ10で駆動されているので、または第一走行車輪
5の駆動輪11に代えて第二走行車輪6の駆動輪13を
モータ10で駆動することにより、搬送用電車1は引き
続き前進走行する。そして、第二操向用ガイドユニット
8Aの垂直軸ローラ17,18の働きで駆動トロリー3
が第二ガイドレール2Bに沿って操向されるので、搬送
用電車1は水平カーブレール部26を構成する円弧状の
第二ガイドレール2Bに沿って前進走行することにな
る。
【0021】上記のように水平カーブレール部26を構
成する円弧状の第二ガイドレール2Bの方へ走行方向が
切り換えられた搬送用電車1の遊動トロリー4が第一ガ
イドレール2Aと第二ガイドレール2Bとが並列する電
車乗り移り部に達したとき、即ち、第二走行車輪6の遊
転輪14が第二ガイドレール2B上に乗り移ったとき、
当該遊動トロリー4に設けられているガイドユニット切
換手段9Bの切換レバー20a〜20cを前記のように
逆姿勢に傾動させ、第二操向用ガイドユニット8Bにお
ける垂直軸ローラ17,18で第二ガイドレール2Bを
左右両側から挟ませるとともに、第一操向用ガイドユニ
ット7Bにおける垂直軸ローラ16を第一ガイドレール
2Aから上下方向に離間する非作用位置に切り換える。
この結果、遊動トロリー4も水平カーブレール部26を
構成する円弧状の第二ガイドレール2Bに沿って走行す
ることになる。
【0022】第二ガイドレール2Bに沿って前進走行す
る搬送用電車1の駆動トロリー3が分岐走行経路23に
おける第一ガイドレール2Aと前記第二ガイドレール2
Bとが並列する電車乗り移り部に達して、駆動輪11が
第一ガイドレール2A上に乗り移れば、上記とは逆にガ
イドユニット切換手段9Aにより第一操向用ガイドユニ
ット7Aを作用位置に切り換えるとともに、第二操向用
ガイドユニット8Aを非作用位置に切り換え、駆動トロ
リー3が第一ガイドレール2Aに沿って走行する状態に
戻す。さらに、遊動トロリー4が分岐走行経路23にお
ける第一ガイドレール2Aと前記第二ガイドレール2B
とが並列する電車乗り移り部に達して、遊転輪12が第
一ガイドレール2A上に乗り移れば、ガイドユニット切
換手段9Bにより第一操向用ガイドユニット7Bを作用
位置に切り換えるとともに、第二操向用ガイドユニット
8Bを非作用位置に切り換え、遊動トロリー4が第一ガ
イドレール2Aに沿って走行する状態に戻す。
【0023】上記作用により搬送用電車1は、再び第一
走行車輪5の駆動輪11と遊転輪12とを介して、分岐
走行経路23における第一ガイドレール2Aによって重
心位置の略真上を支持された安定姿勢で、当該分岐走行
経路23における第一ガイドレール2Aに沿って前進走
行することになる。
【0024】搬送用電車1をして分岐走行経路23に分
岐させないでそのまま主走行経路22を直進走行させる
ときは、第二操向用ガイドユニット8A,8Bを作用位
置に切り換えないで、非作用位置のままにしておけば良
い。このとき、第二走行車輪6の駆動輪13と遊転輪1
4とは、第一ガイドレール2Aと第二ガイドレール2B
とが並列する電車乗り移り部において、一時的に第二ガ
イドレール2B上を移動することになる。
【0025】図5に示す右側への分岐走行経路24は、
主走行経路22の第一ガイドレール2Aと連続する第一
ガイドレール2Aから構成されているので、搬送用電車
1は自然にこの分岐走行経路24へ分岐されることにな
る。従って、搬送用電車1を分岐走行経路24に分岐さ
せないでそのまま主走行経路22を走行させるときは、
第一ガイドレール2Aの分断箇所側方に並設されている
直線状の第二ガイドレール2Bを経由して上手側の第一
ガイドレール2Aから下手側の第一ガイドレール2Aへ
搬送用電車1が乗り移るように、主走行経路22から分
岐走行経路23へ第二ガイドレール2Bを経由させて分
岐走行させたときと同様に、ガイドユニット切換手段9
A,9Bを順次作動させて、駆動トロリー3及び遊動ト
ロリー4を一時的に第二ガイドレール2B上に乗り移ら
せ、再び第一ガイドレール2A上に戻せば良い。
【0026】なお、分岐走行経路23,24から主走行
経路22や他の分岐走行経路に搬送用電車1を合流させ
る電車乗り移り部も、図5に示した構成と同様に構成す
ることができる。即ち、右側に分岐した分岐走行経路2
4から主走行経路22へ搬送用電車1を合流させる電車
乗り移り部は、両走行経路の第一ガイドレール2Aが合
流カーブ経路部を経由してそのまま連続し、主走行経路
の第一ガイドレール2Aの分断箇所に直線状の第二ガイ
ドレール2Bが並設される。また、左側に分岐した分岐
走行経路23から主走行経路22へ搬送用電車1を合流
させる電車乗り移り部は、分岐走行経路23の第一ガイ
ドレール2Aから主走行経路22の第一ガイドレール2
Aへ搬送用電車1を乗り移らせるための合流カーブ経路
部を構成する第二ガイドレール2Bが配設される。
【0027】この分岐走行経路23,24から主走行経
路22や他の分岐走行経路に搬送用電車1を合流させる
電車乗り移り部においても、上記と同様にガイドユニッ
ト切換手段9A,9Bにより第一操向用ガイドユニット
7A,7Bと第二操向用ガイドユニット8A,8Bと
を、駆動トロリー3と遊動トロリー4の位置に応じて、
作用位置と非作用位置とに順次切り換えれば良い。
【0028】なお、第一ガイドレール2Aと第二ガイド
レール2Bとが並列する電車乗り移り部の経路長さを、
駆動トロリー3と遊動トロリー4との間の距離よりも長
くして、第一走行車輪5の駆動輪11と遊転輪12の両
方が第一ガイドレール2A上に乗り且つ第二走行車輪6
の駆動輪13と遊転輪14の両方が第二ガイドレール2
B上に乗るように構成すれば、前後の第一操向用ガイド
ユニット7A,7Bと第二操向用ガイドユニット8A,
8Bを同時に作用位置から非作用位置、またはこの逆に
切り換えることができ、制御が容易になる。
【0029】上記実施例では、各走行経路22〜24を
走行する搬送用電車1は、その重心位置の略真上で第一
走行車輪5の駆動輪11と遊転輪12とで第一ガイドレ
ール2Aに支持案内されるように構成したが、図6に示
すように、搬送用電車1を正面から見て重心位置を通る
垂線1aの左右両側に第一走行車輪5と第二走行車輪6
とを振り分け配置し、第一ガイドレール2Aと第二ガイ
ドレール2Bの何れもが、搬送用電車1の重心位置を通
る垂線1aの左右何れ側かに位置するように構成しても
良い。
【0030】この場合は、搬送用電車1をその重心位置
の真上で支持案内することができない不安定さはある
が、図7に示すように、左側への分岐走行経路23と主
走行経路22との間の電車乗り移り部に水平カーブレー
ル部を構成するために並設した図5に示す円弧状の第二
ガイドレール2Bをそのまま延長させて、当該分岐走行
経路23を構成することができ、また、右側への分岐走
行経路24のために分断された主走行経路22の第一ガ
イドレール2Aを接続するために並設した図5に示す直
線状の第二ガイドレール2Bをそのまま延長して、当該
分岐走行経路24より下手側の主走行経路22を構成す
ることができる。
【0031】また、上記実施例では、第一及び第二各ガ
イドレール2A,2BをI形断面形状とし、その上端面
を駆動輪11,13や遊転輪12,14が転動するとと
もに、その上下両端の左右張り出し部を第一及び第二各
操向用ガイドユニット7A〜8Bの垂直軸ローラ15〜
18が挟持するように構成したが、図8に示すように、
第一及び第二各ガイドレール2A,2Bを断面コの字形
のものとすることができる。この場合、これら各ガイド
レール2A,2Bを、電車乗り移り部において互いに並
列する箇所においてコの字形断面の開放部が互いに相対
向する向きに架設し、第一及び第二各走行車輪5,6の
駆動輪11,13や遊転輪12,14は、前記各ガイド
レール2A,2Bの内部に遊嵌してその下辺部上面を転
動するようにし、第一及び第二各操向用ガイドユニット
7A〜8Bの垂直軸ローラ15〜18は、当該ガイドレ
ール2A,2Bの上下両端を外側から挟持するように配
設することができる。
【0032】
【発明の作用及び効果】以上のように本発明の搬送装置
によれば、搬送用電車が第一走行車輪(または第二走行
車輪)を介して第一ガイドレール(または第二ガイドレ
ール)に支持案内されて走行している状態で、当該第一
ガイドレール(または第二ガイドレール)と第二ガイド
レール(または第一ガイドレール)とが並列する電車乗
り移り部に達して、第二走行車輪(または第一走行車
輪)が第二ガイドレール(または第一ガイドレール)に
支持された状態になったとき、非作用位置にある第二操
向用ガイドユニット(または第一操向用ガイドユニッ
ト)をガイドユニット切換手段により作用位置に切り換
えて、当該第二操向用ガイドユニット(または第一操向
用ガイドユニット)を前記第二ガイドレール(または第
一ガイドレール)に係合させるとともに、第一ガイドレ
ール(または第二ガイドレール)と係合していた作用位
置の第一操向用ガイドユニット(または第二操向用ガイ
ドユニット)を非作用位置にガイドユニット切換手段に
より切り換えることにより、当該搬送用電車を第二ガイ
ドレール(または第一ガイドレール)によって構成され
る走行経路へ分岐または合流させることができる。
【0033】即ち、走行経路側の電車乗り移り部に従来
のようなレール切換手段を設ける必要がなくなり、第一
ガイドレールと第二ガイドレールとを位置固定的に配設
するだけで良いので、分岐合流箇所の多い大規模な搬送
経路を構成する場合でも、その全体をシンプル且つ安価
に構成することができるとともに、搬送経路レイアウト
の変更や規模の拡大縮小も容易に行うことができる。
【0034】また、搬送用電車自体が走行するガイドレ
ールを選択しながら自走するのであるから、分岐合流箇
所において当該電車を一旦停止させる必要がなくなり、
仮に一旦停止させた状態でガイドユニット切換手段を作
動させる場合でも、その待ち時間は僅かであり、搬送作
業全体を効率良く行うことができる。
【0035】なお、請求項2に記載の構成によれば、各
々垂直軸芯の周りに回転可能な前後一対のトロリーによ
り搬送用電車をガイドレールに支持案内させるのである
から、水平カーブ経路部分を有する走行経路において円
滑に搬送用電車を走行させることができるのであるが、
その前後一対のトロリーの各々に第一及び第二各操向用
ガイドユニットとガイドユニット切換手段とを設けたの
で、各トロリーのガイドユニット切換手段を順番に作動
させることにより、各トロリーを順番に一方のガイドレ
ールから他方のガイドレールへ乗り移らせることができ
る。従って、電車乗り移り部において互いに並列する第
一及び第二両ガイドレールの並列経路長さを短くし、コ
ストダウンを図ることができる。
【0036】また、請求項3に記載の構成によれば、ガ
イドユニット切換手段の切換レバーをシーソー運動させ
るだけで、一方の操向用ガイドユニットを非作用位置か
ら作用位置に切り換えるとともに他方の操向用ガイドユ
ニットを作用位置から非作用位置に切り換えることがで
きるので、各操向用ガイドユニットを各別に切り換える
切換手段を配設する場合よりも全体をシンプル且つ安価
に構成することができるとともに、両方の操向用ガイド
ユニットが非作用位置になってしまう恐れもなく、安全
である。
【0037】さらに、請求項4に記載の構成によれば、
各電車走行経路を走行する搬送用電車は、その重心位置
の上下方向において第一走行車輪を介して第一ガイドレ
ールに安定的に支持案内され、各電車走行経路間の電車
乗り移り部においてのみ第二走行車輪を介して第二ガイ
ドレールに重心位置から横側方に外れた箇所を支持案内
されるのであるから、偏心状態で支持案内される経路長
さを非常に短くすることができ、装置全体としての安全
性を高めることができる。
【0038】また、請求項5に記載の構成によれば、搬
送用電車は常に偏心状態でガイドレールに支持案内され
ることにはなるが、走行経路間の電車乗り移り部に短い
ガイドレールを独立的に配設する必要がなくなり、ガイ
ドレールの配設が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一ガイドレールとこれに支持案内される搬
送用電車を示す側面図である。
【図2】 同平面図である。
【図3】 A図は主走行経路から分岐走行経路への電車
乗り移り部と搬送用電車とを示す要部の平面図であり、
B図は乗り移り直前の状態でのガイドレールと搬送用電
車とを示す一部縦断正面図である。
【図4】 第二ガイドレールとこれに支持案内される搬
送用電車を示す一部縦断正面図である。
【図5】 主走行経路と分岐走行経路とを示す平面図で
ある。
【図6】 別の実施例での第一ガイドレールとこれに支
持案内される搬送用電車とを示す一部縦断正面図であ
る。
【図7】 同実施例での主走行経路と分岐走行経路とを
示す平面図である。
【図8】 さらに別の実施例での第一ガイドレールとこ
れに支持案内される搬送用電車とを示す一部縦断正面図
である。
【符号の説明】
1 搬送用電車 2A 第一ガイドレール 2B 第二ガイドレール 3 駆動トロリー 3a 駆動トロリーの回転中心である垂直支軸 4 遊動トロリー 4a 遊動トロリーの回転中心である垂直支軸 5 第一走行車輪 6 第二走行車輪 7A 第一操向用ガイドユニット 7B 第一操向用ガイドユニット 8A 第二操向用ガイドユニット 8B 第二操向用ガイドユニット 9A ガイドユニット切換手段 9B ガイドユニット切換手段 10 モータ 11 駆動輪 12 遊転輪 13 駆動輪 14 遊転輪 15 垂直軸ローラ 16 垂直軸ローラ 17 垂直軸ローラ 18 垂直軸ローラ 19 前後方向水平支軸 20a 切換レバー 20b 切換レバー 20c 切換レバー 21 切換レバー駆動用アクチュエータ 22 主走行経路 23 左側への分岐走行経路 24 右側への分岐走行経路 25 水平カーブレール部 26 水平カーブレール部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送用電車と、ガイドレールとから成り、 搬送用電車は、走行方向に対し左右一側方に位置する第
    一走行車輪と、左右他側方に位置する第二走行車輪と、
    第一操向用ガイドユニットと、第二操向用ガイドユニッ
    トと、各ガイドユニットを作用位置と非作用位置とに切
    り換えるガイドユニット切換手段とを備え、 ガイドレールは、第一走行車輪を介して搬送用電車を支
    持するとともに作用位置にある第一操向用ガイドユニッ
    トが係合する第一ガイドレールと、第二走行車輪を介し
    て搬送用電車を支持するとともに作用位置にある第二操
    向用ガイドユニットが係合する第二ガイドレールとを有
    し、両ガイドレールは各々が搬送用電車の異なる走行経
    路を構成するもので、電車乗り移り部において一部分が
    互いに並列するように配設されている搬送装置。
  2. 【請求項2】搬送用電車は、各々垂直軸芯の周りに回転
    可能な前後一対のトロリーを備え、 第一及び第二各走行車輪は、夫々が一方のトロリーに軸
    支されたモータ連動駆動輪と他方のトロリーに軸支され
    た遊転輪とを有し、 第一及び第二各操向用ガイドユニットとガイドユニット
    切換手段は、前後一対のトロリーの各々に配設されてい
    る請求項1に記載の搬送装置。
  3. 【請求項3】第一及び第二各操向用ガイドユニットは、
    第一及び第二各ガイドレールを左右両側から挟む垂直軸
    ローラを備え、 ガイドユニット切換手段は、電車乗り移り部において互
    いに並列する第一及び第二両ガイドレールの中間位置を
    支点にしてシーソー運動可能な切換レバーを備え、この
    切換レバーの両端部に、前記垂直軸ローラの内、電車乗
    り移り部において互いに並列する第一及び第二両ガイド
    レールの外側面に当接する垂直軸ローラが軸支され、当
    該切換レバーのシーソー運動によりその両端部の垂直軸
    ローラが択一的に第一及び第二各ガイドレールの外側面
    に当接するようにした請求項1または2に記載の搬送装
    置。
  4. 【請求項4】第一走行車輪は、搬送用電車を正面から見
    てその重心位置の上下方向に配置され、 第一ガイドレールは、各電車走行経路に沿って配設さ
    れ、第二ガイドレールは、各電車走行経路間の電車乗り
    移り部にのみ配設されている請求項1〜3の何れかに記
    載の搬送装置。
  5. 【請求項5】第一走行車輪と第二走行車輪とは、搬送用
    電車を正面から見てその重心位置を通る垂線に対し左右
    両側に振り分け配置され、 第一及び第二各ガイドレールは、夫々異なる電車走行経
    路の略全長にわたって連続的に配設されている請求項1
    〜3の何れかに記載の搬送装置。
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