JPH0790911B2 - 仕分け用搬送装置 - Google Patents

仕分け用搬送装置

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JPH0790911B2
JPH0790911B2 JP23677688A JP23677688A JPH0790911B2 JP H0790911 B2 JPH0790911 B2 JP H0790911B2 JP 23677688 A JP23677688 A JP 23677688A JP 23677688 A JP23677688 A JP 23677688A JP H0790911 B2 JPH0790911 B2 JP H0790911B2
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linear motor
conveyor
sorting
traveling
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洋二 白井
一夫 中尾
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、一定経路上を走行する台車上に積載された物
品を、所定の仕分け位置を通過するときに左右横方向に
搬出させること出来る仕分け用搬送装置に関するもので
ある。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題) この種の仕分け用搬送装置では、前記台車上にあって、
左右横方向に積載物を搬出するためのコンベヤと、当該
コンベヤの駆動手段とが必要である。このコンベヤ駆動
手段としてモーターを台車上に搭載したのでは、走行す
る台車上のモーターに対する給電及び制御信号授受設備
が必要となり、コスト高になる。そこで前記コンベヤと
してローラーコンベヤを使用し、このローラーコンベヤ
の各ローラーをリニアモーターの二次導体として、地上
側のリニアモーター本体でコンベヤローラーを直接回転
駆動することが考えられたが、平面状のリニアモーター
本体で各コンベヤローラーを回転駆動するのであるか
ら、効率が非常に悪い欠点があった。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記のような従来の問題点を解決するために、
一定経路上を走行する台車上に、走行方向とは直交する
左右横方向に積載物を搬送するコンベヤを配設し、台車
下側には、台車走行方向と平行な軸心の周りに回転可能
なリニアモーター用二次回転体を支承すると共に、当該
回転体と前記コンベヤとを連動連結し、台車走行経路中
の仕分け位置には、前記リニアモーター用二次回転体が
内部を通過移動することが出来る断面Cの字形のリニア
モーター本体を配設し、このリニアモーター本体と当該
リニアモーター本体内部を通過する前記回転体との間の
磁気作用により前記回転体が回転駆動されるように構成
した仕分け用搬送装置を提案するものである。
(発明の作用) コンベヤ上に仕分け物品を積載した台車は前記一定経路
上を走行するが、その走行駆動手段としては、地上一次
又は台車一次のリニアモーターや台車に搭載の回転モー
ター等、従来周知の任意の手段が利用される。然して、
走行する台車が所定の仕分け位置の直前に到達したとき
から通過し終わるまでの間、当該仕分け位置にある断面
Cの字形のリニアモーター本体に通電すると、台車側の
リニアモーター用二次回転体が前記リニアモーター本体
内を通過するとき、この両者間の磁気作用により前記回
転体が所定の方向に回転駆動され、この回転体の回転が
台車上のコンベヤに伝達されて当該コンベヤが所定の方
向に駆動される。従って当該コンベヤ上にある積載物
は、台車走行方向とは直交する左右何れかの方向に搬出
され、所定の仕分けが行われる。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を添付の例示図に基づいて説明
する。
第1図に於いて、1は一定経路上を走行する台車であっ
て、積載物2を台車走行方向3とは直交する左右横方向
に搬出するためのベルトコンベヤ4を備えている。各台
車1は、走行方向の一端に突設された左右一対の球状連
結具5と、走行方向の他端に突設されている左右一対の
椀状被連結具6とを有し、前後に隣接する台車1間で
は、一方の台車1の左右一対の球状連結具5に他方の台
車1の左右一対の椀状被連結具6が嵌合している。然し
て水平カーブ経路部では、夫々左右一対の球状連結具5
と椀状被連結具6の内、内側に位置する球状連結具5と
椀状被連結具6のみが互いに嵌合し、外側に位置する球
状連結具5と椀状被連結具6とは互いに離間する。
尚、カーブ経路部として、垂直カーブ経路部がなく、水
平カーブ経路部のみである場合は、前記球状連結具5に
代えて円柱状連結具を使用すると共に、前記椀状被連結
具6に代えて樋状被連結具を使用しても良い。又、一般
的な仕分け用搬送装置のように、引張力も伝達出来るよ
うな自在連結手段で各台車1を連結しても良い。
台車1の走行経路中の仕分け位置には、台車1上のベル
トコンベヤ4から左右横方向に搬出される積載物2を受
け取る仕分け用シュート7a,7bが配設されている。
第2図〜第4図に示すように、前記台車1には、斜め内
側上方に向かって開口する左右一対の断面Cの字形のガ
イドレール8A,8Bに嵌合するホィール9a〜9c及び10a〜10
cがブラケット11を介して軸支されている。台車1の四
隅に軸支されているホィール9a,9b及び10a,10bは、ガイ
ドレール8A,8Bの下側傾斜内面8a上を転動するように、
ホィール軸心が前記ガイドレール8A,8Bの下側傾斜内面8
aと平行するように傾斜し、中間位置にあるホィール9c,
10cは、ガイドレール8A,8Bの傾斜底面8b上を転動するよ
うに、ホィール軸心が前記ガイドレール8A,8Bの傾斜底
面8bと平行するように傾斜している。
前記ベルトコンベヤ4は、ローラー12a,12b間にコンベ
ヤベルト13を掛張し、両ローラー12a,12bの中間位置に
配設した駆動ローラー14と一方のローラー12aとを伝動
ロープ15で連動連結し、更にコンベヤベルト13の搬送経
路部を支持するベルト支持プレート16を架設して成るも
のである。尚、図示例では、台車1の前後両側板17に形
成した切り欠き凹部18に、ローラー12a,12b,14を回転可
能に支承する支軸19の両端角軸部を回転及び軸心方向移
動が出来ない状態に嵌合させているが、各ローラー12a,
12b,14の軸支構造はこれに限定されない。
前記台車1の下側中央部には、台車走行方向と平行な軸
心の周りで回転可能なリニアモーター用二次回転体20が
門形ブラケット21の前後一対の脚部21a,21b間に軸支さ
れ、この回転体20と前記ベルトコンベヤ4の駆動ローラ
ー14とが伝動ロープ22により連動連結されている。前記
リニアモーター用二次回転体20は、周壁がリニアモータ
ーの二次導体部となるように鉄製円筒体とこれを被覆す
るアルミニウム製被覆層とから構成されている。23は、
前記伝動ベルト20が上下方向に貫通するようにブラケッ
ト21及び台車定板24に設けられた貫通孔である。
前記台車底板24等の台車フレームはアルミニウムから構
成されており、前記リニアモーター用二次回転体20の左
右両側で底板24上に鉄製帯状板25a,25bを台車走行方向
と平行に付設して、走行用リニアモーターの二次導体部
26a,26bが形成されている。
一方、前記台車1の走行経路側(地上側)には、前記台
車1の走行用リニアモーター二次導体部26a,26bに近接
するように、走行用リニアモーター本体27a,27bが適当
間隔おきに配設され、第1図に示す仕分け用シュート7
a,7bが配設された各仕分け位置には、前記リニアモータ
ー用二次回転体20が内部を通過移動し得る断面Cの字形
のコンベヤ駆動用リニアモーター本体28が配設されてい
る。前記走行用リニアモーター本体27a,27bは、台車1
側の走行用リニアモーターの二次導体部26a,26bとの間
の磁気作用により、台車1に走行方向の推力を与えるも
のであり、前記コンベヤ駆動用リニアモーター本体28
は、この内部を台車1側のリニアモーター用二次回転体
20が通過移動するとき、リニアモーター本体28の内周部
とリニアモーター用二次回転体20の外周部との間の磁気
作用により、当該回転体20に所定方向の回転力を与える
ものである。
上記のように構成された仕分け用搬送装置に於いて、各
走行用リニアモーター本体27a,27bを通電励磁させるこ
とにより、これら各走行用リニアモーター本体27a,27b
に二次導体部26a,26bが近接する台車1は、前記走行用
リニアモーター本体27a,27bと台車側の二次導体部26a,2
6bとの間の磁気作用により、所定の方向の推力を受けて
所定速度で走行することになる。然して各仕分け位置を
台車1が走行通過することにあるが、各仕分け位置を特
定の台車1が通過する直前から通過し終わるまでの間、
当該仕分け位置に配設されているコンベヤ駆動用リニア
モーター本体28を通電励磁させることにより、このリニ
アモーター本体28の内部を台車1側のリニアモーター用
二次回転体20が通過するとき、リニアモーター本体28と
の間の磁気作用により当該回転体20が所定の方向に回転
駆動される。この回転体20の回転は、伝動ロープ22、駆
動ローラー14、及び伝動ロープ15を介してベルトコンベ
ヤ4のローラー12aに伝達され、コンベヤベルト13が所
定の方向に回転駆動される。従って、当該ベルトコンベ
ヤ4上に載せられている積載物2がコンベヤベルト13の
回転に伴って左右何れか所定の方向に搬送され、所定の
仕分け位置にあるシュート7a又は7b上に搬出され、仕分
けされる。
尚、リニアモーター用二次回転体20とベルトコンベヤ4
とを連動連結させる伝動機構は実施例のものに限定され
ない。勿論、仕分け用コンベヤとしてベルトコンベヤ4
を利用したが、ローラーコンベヤ等、他のコンベヤを利
用することも可能である。更に、台車1の走行用駆動手
段としてリニアモーターを利用したが、他の如何なる走
行駆動手段であっても良い。
(発明の効果) 以上のように本発明の仕分け用搬送装置によれば、台車
上の仕分け用コンベヤを地上側のリニアモーター本体で
駆動するのであるから、台車にコンベヤ駆動用モーター
を搭載する場合と比較して、台車全体を軽量小型に構成
し得るばかりでなく、前記仕分け用コンベヤを駆動する
ために台車と地上側との間に給電や制御信号授受のため
の設備を介在させる必要がなく、装置全体を非常に安価
に構成することが出来る。
しかも本発明に於いては、台車側に設けた仕分け用コン
ベヤと連動するリニアモーター用二次回転体を地上側の
断面Cの字形のリニアモーター本体で回転駆動するので
あるから、平面状のリニアモーター本体でローラーを駆
動する場合と比較して非常に効率良く仕分け用コンベヤ
を駆動することが出来る。従って、取り扱う物品の重量
に比較して小型のリニアモーター本体を使用することが
出来、装置全体のコストダウンを図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は装置全体の概略平面図、第2図は縦断正面図、
第3図は縦断側面図、第4図は一部切り欠き平面図であ
る。 1……台車、2……積載物、4……ベルトコンベヤ、7
a,7b……仕分け用シュート、8A,8B……ガイドレール、9
a〜9c,10a〜10c……ホィール、12a,12b……ローラー、1
3……コンベヤベルト、14……駆動ローラー、15,22……
伝動ロープ、20……リニアモーター用二次回転体、26a,
26b……走行用リニアモーターの二次導体部、27a,27b…
…走行用リニアモーター本体、28……コンベヤ駆動用リ
ニアモーター本体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−95104(JP,A) 特開 平2−89713(JP,A) 特開 昭64−48716(JP,A) 特開 昭63−176213(JP,A) 特開 昭62−81970(JP,A) 実開 平2−37134(JP,U) 実開 昭62−164237(JP,U) 実開 昭62−179216(JP,U) 実開 平1−78620(JP,U) 実開 昭58−78790(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定経路上を走行する台車上に、走行方向
    とは直交する左右横方向に積載物を搬送するコンベヤを
    配設し、台車下側には、台車走行方向と平行な軸心の周
    りに回転可能なリニアモーター用二次回転体を支承する
    と共に、当該回転体と前記コンベヤとを連動連結し、台
    車走行経路中の仕分け位置には、前記リニアモーター用
    二次回転体が内部を通過移動することが出来る断面Cの
    字形のリニアモーター本体を配設し、このリニアモータ
    ー本体と当該リニアモーター本体内部を通過する前記回
    転体との間の磁気作用により前記回転体が回転駆動され
    るように構成した仕分け用搬送装置。
JP23677688A 1988-09-20 1988-09-20 仕分け用搬送装置 Expired - Lifetime JPH0790911B2 (ja)

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JPH0286514A JPH0286514A (ja) 1990-03-27
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JP5626842B2 (ja) * 2010-03-30 2014-11-19 三機工業株式会社 クロスソータを備えた仕分コンベヤ
US11458847B2 (en) 2017-01-27 2022-10-04 Murata Machinery, Ltd. Article transferring device
JP7077666B2 (ja) * 2018-03-01 2022-05-31 村田機械株式会社 搬送装置、および搬送システム
EP3885288B1 (de) * 2020-03-24 2023-03-01 Siemens Aktiengesellschaft Sortieranlage, rastvorrichtung und transporteinheit

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