JPH0545487B2 - - Google Patents

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JPH0545487B2
JPH0545487B2 JP61311462A JP31146286A JPH0545487B2 JP H0545487 B2 JPH0545487 B2 JP H0545487B2 JP 61311462 A JP61311462 A JP 61311462A JP 31146286 A JP31146286 A JP 31146286A JP H0545487 B2 JPH0545487 B2 JP H0545487B2
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JP
Japan
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tray
linear motor
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straight
large number
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JP61311462A
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JPS63165218A (ja
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Yoshiaki Yamada
Masateru Kaneko
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Hitachi Kiden Kogyo Ltd
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Hitachi Kiden Kogyo Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は低騒音、省エネルギーに適した物品の
仕分装置に関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕 従来小包や書状等の物品をその送り先その他の
区分を行う装置においては、エンドレス状の搬送
ラインを設け、この搬送ラインの任意箇所に供給
ラインと仕分区分ラインを設置し、ライン上を多
数のトレー台車をチエンコンベアに連結し、トレ
ー台車を走行させている。したがつて、チエンコ
ンベアの駆動により騒音が大となり、構成が複雑
である欠点があつた。
このためトレー台車をリニアモータで駆動する
方法、例えば実開昭54−84778号公報に開示され
た第7図に示す如き方法が用いられてきている。
しかし、多数のトレー台車を連結してエンドレス
上の搬送ラインに沿つて循環走行させるときに
は、どうしても方向を変える回転部において、曲
線路が必要となる。そして、この曲線路において
は走行抵抗が大きくなり、トレー台車を駆動する
ための動力源の全容量に占める曲線路で必要な動
力の割合が大きなものとなる。すなわち、曲線路
があるために、大きな容量の動力源が必要となる
ことになる。
特にリニアモータで駆動する方法では、この容
量が大きくなることは、リニアモータ設置間隔を
狭くしたり、数多く配置することが必要となり、
設備費が高価となる問題点があつた。
また一方では従来は、搬送ラインをエンドレス
状に平面的に配置し、搬送ラインの外側に多数の
仕分区分シユートを設けて物品の仕分を行つてい
る。このため平面的に大きなスペースを必要とし
ていた。このためスペースを小さくするために搬
送ラインを立体的に配置する装置が望まれてい
た。しかし、従来のリニアモータ駆動の装置でこ
れを実現するものはなかつた。
本発明は、上記問題点を解消し、走行台車を駆
動するリニアモータの推力を有効に利用でき、リ
ニアモータの容量を大きくせずにすみ、また、立
体的に搬送ラインを配置することにより仕分装置
の設置スペースを小さくできる、低コストのリニ
アモータ駆動の物品の仕分装置を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するためになしたもの
で、両端部にて傾斜した曲線路を介して上下に直
線路を配したループ状の走行路と、この側方に配
設した多数の仕分シユート及び任意数の移載コン
ベアと、前記走行路上にエンドレスに配設され、
この走行路を周回する多数のトレー台車とよりな
る物品の仕分装置において、前記トレー台車の上
部に物品を載置するパンを設け、下部にリアクシ
ヨンプレートを垂設し、かつ、前記直線路のみに
リニアモータの一次側コイルを前記リアクシヨン
プレートが通過し得る間隙を以て対向配置して、
前記直線路のリニアモータの一次側コイル位置の
トレー台車が曲線路に位置するトレー台車を押し
駆動することを要旨とする。
〔実施例〕
以下本発明物品の仕分装置を図示の実施例に基
づいて説明する。
図において1はループ状をなした走行路で、こ
れは走行レール1aの下部を所要間隔をおいて配
設する架台1bにて支持されるとともに、走行レ
ール1aの両端部1Xにおいてのみ屈曲し、且つ
傾斜し、他の部分は水平なる直線路1Y,1Zと
し、かつこの直線路1Y,1Zは上下に平行にな
るよう配設され、走行レール1aは全体としてル
ープ状を形成している。そしてこの上下の直線路
1Y,1Zにおいて、その片側もしくは両側に多
数の仕分シユート2a,2b…2nを所定間隔を
あけて配設し、またその直線路1Y,1Zの一部
あるいは曲線路1Xにおいて、仕分けする物品が
トレー台車のパン上に移載する位置にて、移載コ
ンベア4a,4b…を1乃至2以上配設するとと
もに、このループ状のトレー台車3,3…を密に
配設する。各トレー台車3は、それぞれ単独にあ
るいは互いに連結される。このトレー台車3の走
行は、走行路1の直線路1Y上に適当な間隔をお
いてリニアモータ一次側コイル6(以下単に「リ
ニアモータ」という。)をトレー台車の下部に垂
設したリアクシヨンプレート3Pが通過し得る間
隙を以て対向配置し、このリアクシヨンプレート
3Pを駆動することによつて行う。リニアモータ
によつて駆動せしめられた一つのトレー台車は、
その進行方向前方にある隣接トレー台車を押しな
がら、当該リニアモータを離れるが、隣接トレー
台車がさらに前方にあるトレー台車を押し出し、
さらにそれが前方のものを押し出し、廻り廻つ
て、リニアモータの後方にあつたトレー台車をリ
ニアモータ位置まで押し出し、今度はそのトレー
台車がリニアモータによる推力を受けて他のトレ
ー台車を夫々前方に進めることになる。このよう
に各リニアモータが夫々同様の作用を行うことに
より、走行路上にある全てのトレー台車が駆動さ
れ、傾斜した曲線路1Xにリニアモータを設ける
ことなく駆動が可能となる。
ここで、リニアモータを直線路に配設したの
は、直線路に配設することにより、曲線路でのト
レー台車同士の干渉による走行抵抗の低下を図る
ことができ、リニアモータの全体の容量の低減が
行えるようにするためである。なお、リアクシヨ
ンプレート3Pをトレー台車に垂設し、リニアモ
ータを対向配置する関係上、リニアモータを曲線
路に配設した場合、効率が悪いものとなる。
なお、トレー台車の走行速度及び制動等は各リ
ニアモータの制御にて行う。
トレー台車3の上部には傾動可能にしてパン3
aが設けられ、移載コンベア4、あるいは仕分シ
ユート2の定位置にて傾動し、物品の積荷、積降
ろしが迅速確実に行えるようになつているが、こ
れは従来用いられている装置が採用されるととも
に、走行レール1a上を円滑に走行するためにト
レー台車下部に走行ローラ5a及びガイドローラ
5bが設けられる。ガイドローラ5bはトレー台
車下部に設けたフレーム5Fに垂設される軸5S
に水平方向に突設され、該ローラ5bは走行レー
ル1aの内側面に接触してトレー台車3の回道を
防止するようになつており、また他方の走行ロー
ラ5aは前記軸5Sに自由街道可能にしてキヤス
ターブレケツト5cを水平方向に突設し、このキ
ヤスターブレケツト5cに回動自在に支持し、走
行レール1a上に転動自在に載置され、トレー台
車及びこれの載荷荷重を支持しつつ移動せしめ
る。このようにトレー台車3の下部に設ける走行
ローラ5aを、キヤスターブラケツト5cを介し
て軸5Sの外周方向に周回自在にして取付けるこ
とにより、直線路においては勿論のこと、曲線路
1Xにおいてスムーズに走行するものとなる。特
にリニアモータの特性から他の走行駆動装置に比
べ、曲線路の走行抵抗が直線路よりも大となる場
合であつても、キヤスターブラケツト5cが曲線
路のカーブに沿つて旋回し、走行ローラは常に直
線上を走行するかの如く、小さな抵抗のみで曲線
路を走行できるものとなる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、直線路のみにリニアモータの
一次側コイルをリアクシヨンプレートが通過し得
る間隙を以て対向配置して、直線路のリニアモー
タの一次側コイル位置のトレー台車が曲線路に位
置するトレー台車を押し駆動するようにしたの
で、リニアモータにより発生する推力を他の走行
台車に配分することができるとともに、走行路の
曲線路における走行台車同士の干渉等による走行
抵抗を低減することができ、リニアモータの発生
する推力を有効に利用することができる。これに
より、リニアモータの容量を大きくせずにすみ、
低コストのリニアモータ駆動の物品の仕分装置を
提供することができる。
また、走行路を両端部にて傾斜した曲線路を介
して上下に直線路を配したものとしたので、小さ
な設置スペースでも多数の仕分が行える利点を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明物品の仕分装置の概略平面図、
第2図は同正面図、第3図は縦断側面図、第4図
はトレー台車の走行ローラ部の詳細図、第5図は
その側面図、第6図は曲線路の拡大図、第7図は
公知の仕分装置の概略図である。 1は走行路、2は仕分シユート、3はトレー台
車、4は移載コンベア、5aは走行ローラ、6は
リニアモータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 両端部にて傾斜した曲線路を介して上下に直
    線路を配したループ状の走行路と、この側方に配
    設した多数の仕分シユート及び任意数の移載コン
    ベアと、前記走行路上にエンドレスに配設され、
    この走行路を周回する多数のトレー台車とよりな
    る物品の仕分装置において、前記トレー台車の上
    部に物品を載置するパンを設け、下部にリアクシ
    ヨンプレートを垂設し、かつ、前記直線路のみに
    リニアモータの一次側コイルを前記リアクシヨン
    プレートが通過し得る間隙を以て対向配置して、
    前記直線路のリニアモータの一次側コイル位置の
    トレー台車が曲線路に位置するトレー台車を押し
    駆動することを特徴とする物品の仕分装置。
JP31146286A 1986-12-25 1986-12-25 物品の仕分装置 Granted JPS63165218A (ja)

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