JPH04266565A - モノレール式搬送台車 - Google Patents
モノレール式搬送台車Info
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- JPH04266565A JPH04266565A JP4742891A JP4742891A JPH04266565A JP H04266565 A JPH04266565 A JP H04266565A JP 4742891 A JP4742891 A JP 4742891A JP 4742891 A JP4742891 A JP 4742891A JP H04266565 A JPH04266565 A JP H04266565A
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- wheels
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 abstract description 10
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モノレール式搬送台車
に関し、特に物品の受け渡し時のローリングを抑制しつ
つステアリング可能な車輪機構を含むモノレール式搬送
台車に関する。
に関し、特に物品の受け渡し時のローリングを抑制しつ
つステアリング可能な車輪機構を含むモノレール式搬送
台車に関する。
【0002】
【従来の技術】工場や倉庫内等において物品をステーシ
ョン間で搬送するために軌道上を走行する搬送台車が利
用されている。搬送台車には1本のレール(モノレール
)上を走行するタイプのモノレール式搬送台車がある。 従来のモノレール式搬送台車の車輪機構は図8、9に示
すような構造である。
ョン間で搬送するために軌道上を走行する搬送台車が利
用されている。搬送台車には1本のレール(モノレール
)上を走行するタイプのモノレール式搬送台車がある。 従来のモノレール式搬送台車の車輪機構は図8、9に示
すような構造である。
【0003】駆動車輪51はモノレール52の上面に接
して転動する。駆動車輪51は駆動モータ53によりシ
ャフト54を回動させることによって駆動される。シャ
フト54は軸受ケース55により軸受されており、軸受
ケース55はベアリング56によってモノレール式搬送
台車V’の下面に回動可能に取り付けられ、駆動車輪5
1がステアリング可能なようになっている。よってベア
リング56は駆動車輪51とモノレール52との接点の
直上に位置している。軸受ケース55の一端にはガイド
ローラ受け56が取り付けられており、駆動車輪51の
下方に延びて、2つ1組で4つのガイドローラ58を回
動可能に保持している。各ガイドローラ58は、モノレ
ール22の側面に当接して転動し、各組ごとに上下でモ
ノレール52を側面から挟持することにより駆動車輪5
1がモノレール52の上面から外れないようにガイドし
ている。軸受ケース55の他端にはバー59が突設され
ている。バー59の先端には2つのアーム60、60の
一端が水平方向に回動可能に取り付けられている。アー
ム60、60の他端には、それぞれステアリングローラ
61、61が回動可能に取り付けられている。各ステア
リングローラ61、61はモノレール52の側面に当接
して転動する。アーム60、60はバー59が通された
スプリング62によって閉じる方向に付勢されているの
で、各ステアリングローラ61、61は常にモノレール
52の側面に押し付けられるようになっている。
して転動する。駆動車輪51は駆動モータ53によりシ
ャフト54を回動させることによって駆動される。シャ
フト54は軸受ケース55により軸受されており、軸受
ケース55はベアリング56によってモノレール式搬送
台車V’の下面に回動可能に取り付けられ、駆動車輪5
1がステアリング可能なようになっている。よってベア
リング56は駆動車輪51とモノレール52との接点の
直上に位置している。軸受ケース55の一端にはガイド
ローラ受け56が取り付けられており、駆動車輪51の
下方に延びて、2つ1組で4つのガイドローラ58を回
動可能に保持している。各ガイドローラ58は、モノレ
ール22の側面に当接して転動し、各組ごとに上下でモ
ノレール52を側面から挟持することにより駆動車輪5
1がモノレール52の上面から外れないようにガイドし
ている。軸受ケース55の他端にはバー59が突設され
ている。バー59の先端には2つのアーム60、60の
一端が水平方向に回動可能に取り付けられている。アー
ム60、60の他端には、それぞれステアリングローラ
61、61が回動可能に取り付けられている。各ステア
リングローラ61、61はモノレール52の側面に当接
して転動する。アーム60、60はバー59が通された
スプリング62によって閉じる方向に付勢されているの
で、各ステアリングローラ61、61は常にモノレール
52の側面に押し付けられるようになっている。
【0004】モノレール式搬送台車V’は車体の前後に
上述のような構成の駆動車輪と、同様の車輪機構からな
る従動車輪とを備えている。モノレール式搬送台車V’
がカーブに差し掛かると、ステアリングローラ61、6
1が軸受ケース55の方向を変え、駆動車輪51の姿勢
を変えて駆動車輪51がカーブに追随できるようにする
。
上述のような構成の駆動車輪と、同様の車輪機構からな
る従動車輪とを備えている。モノレール式搬送台車V’
がカーブに差し掛かると、ステアリングローラ61、6
1が軸受ケース55の方向を変え、駆動車輪51の姿勢
を変えて駆動車輪51がカーブに追随できるようにする
。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなモノレール
式搬送台車にあっては、車体の左右のローリングの防止
が問題となる。モノレール式搬送台車はステーションに
おいて搬送対象となる物品の受け渡しを行なう際、モノ
レール式搬送台車の上部に搭載したローラコンベア等に
より物品の積み降ろしを行なう時に、モノレール式搬送
台車の車体の側方方向に偏って物品の荷重を支持する過
程を経なければならない。そのときモノレール式搬送台
車がローリングし、傾いてしまうと物品の受け渡し作業
に支障が生じる。これを防止するために図4、5に示し
たモノレール式搬送台車V’においては2組のガイドロ
ーラ58を利用していた。すなわち、2組のガイドロー
ラ58が上下においてモノレール52の側面を挟持する
ことによりモノレール式搬送台車V’に係る偏荷重に対
抗するようにしていた。しかし、2組づつのガイドロー
ラ58ではモノレール式搬送台車V’の姿勢を維持する
には不十分であり、ローリングにより物品の受け渡し作
業が中断したり故障を生じたりすることがあった。
式搬送台車にあっては、車体の左右のローリングの防止
が問題となる。モノレール式搬送台車はステーションに
おいて搬送対象となる物品の受け渡しを行なう際、モノ
レール式搬送台車の上部に搭載したローラコンベア等に
より物品の積み降ろしを行なう時に、モノレール式搬送
台車の車体の側方方向に偏って物品の荷重を支持する過
程を経なければならない。そのときモノレール式搬送台
車がローリングし、傾いてしまうと物品の受け渡し作業
に支障が生じる。これを防止するために図4、5に示し
たモノレール式搬送台車V’においては2組のガイドロ
ーラ58を利用していた。すなわち、2組のガイドロー
ラ58が上下においてモノレール52の側面を挟持する
ことによりモノレール式搬送台車V’に係る偏荷重に対
抗するようにしていた。しかし、2組づつのガイドロー
ラ58ではモノレール式搬送台車V’の姿勢を維持する
には不十分であり、ローリングにより物品の受け渡し作
業が中断したり故障を生じたりすることがあった。
【0006】よって本発明の目的は、モノレール式搬送
台車の車体ローリングを防止しつつ、車輪のステアリン
グを可能にする車輪機構を有するモノレール式搬送台車
を提供することにある。
台車の車体ローリングを防止しつつ、車輪のステアリン
グを可能にする車輪機構を有するモノレール式搬送台車
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、モノレールの上面に接して転動し、ステア
リング可能な車輪と、該車輪の軸線を含む垂直平面に軸
線を含み、該車輪に対して一定位置に配置されており、
モノレールの両側面を挟持して転動する少なくとも1組
のガイドローラと、前記車輪の進行方向前後であって前
記ガイドローラの少なくとも1組とは垂直方向に上下し
た位置においてモノレールの両側面を2つ1組で挟持し
て転動する2組のステアリングローラとを備え、前記各
組のステアリングローラはそれぞれ中間点を中心に、2
つのステアリングローラがそれぞれの距離を変えること
なく、かつ該中間点とともに直線となる位置を維持しつ
つ水平方向に回動可能であり、該中間点は前記車輪に対
して略一定位置にある車輪機構を含んでモノレール式搬
送台車を構成した。
に本発明は、モノレールの上面に接して転動し、ステア
リング可能な車輪と、該車輪の軸線を含む垂直平面に軸
線を含み、該車輪に対して一定位置に配置されており、
モノレールの両側面を挟持して転動する少なくとも1組
のガイドローラと、前記車輪の進行方向前後であって前
記ガイドローラの少なくとも1組とは垂直方向に上下し
た位置においてモノレールの両側面を2つ1組で挟持し
て転動する2組のステアリングローラとを備え、前記各
組のステアリングローラはそれぞれ中間点を中心に、2
つのステアリングローラがそれぞれの距離を変えること
なく、かつ該中間点とともに直線となる位置を維持しつ
つ水平方向に回動可能であり、該中間点は前記車輪に対
して略一定位置にある車輪機構を含んでモノレール式搬
送台車を構成した。
【0008】
【作用効果】本発明は上記の構成としたので、次のよう
な作用効果を奏する。
な作用効果を奏する。
【0009】本発明に係るモノレール式搬送台車におい
ては、ステアリング可能な車輪は、モノレールの両側面
を挟持して転動する少なくとも1組のガイドローラによ
りモノレールの上面を外れることなく転動する。車輪の
ステアリングは、車輪の進行方向前後に備えられたステ
アリングローラにより行なわれる。ステアリングローラ
は前後に2つづつ組になって設けられ、ガイドローラと
は垂直方向に上下した位置においてモノレールの両側面
を挟持している。各組のステアリングローラは、それぞ
れの間の仮想的な中間点を中心に、2つのステアリング
ローラがそれぞれの距離を変えることなく、かつ中間点
とともに直線となる位置を維持しつつ水平方向に回動可
能である。よってステアリングローラはモノレールのカ
ーブ部分に差し掛かっても常にモノレールの側面を挟持
し、よってその中間点は常にモノレールの幅方向におけ
る中心線に沿って移動する。該中間点は車輪に対して略
一定位置にあるから、中間点は車輪を中心に水平方向に
回動し、車輪は中間点の回動に追随してステアリングさ
れる。従って車輪はモノレールのカーブ部分においても
カーブに沿って進行することができる。また物品の受け
渡し作業時には、ステアリングローラは、少なくとも1
組のガイドローラとは上下した位置においてモノレール
の両側面を挟持しているので、ガイドローラ及び前後の
ステアリングローラとによりモノレール式搬送台車の車
体の姿勢が維持される。
ては、ステアリング可能な車輪は、モノレールの両側面
を挟持して転動する少なくとも1組のガイドローラによ
りモノレールの上面を外れることなく転動する。車輪の
ステアリングは、車輪の進行方向前後に備えられたステ
アリングローラにより行なわれる。ステアリングローラ
は前後に2つづつ組になって設けられ、ガイドローラと
は垂直方向に上下した位置においてモノレールの両側面
を挟持している。各組のステアリングローラは、それぞ
れの間の仮想的な中間点を中心に、2つのステアリング
ローラがそれぞれの距離を変えることなく、かつ中間点
とともに直線となる位置を維持しつつ水平方向に回動可
能である。よってステアリングローラはモノレールのカ
ーブ部分に差し掛かっても常にモノレールの側面を挟持
し、よってその中間点は常にモノレールの幅方向におけ
る中心線に沿って移動する。該中間点は車輪に対して略
一定位置にあるから、中間点は車輪を中心に水平方向に
回動し、車輪は中間点の回動に追随してステアリングさ
れる。従って車輪はモノレールのカーブ部分においても
カーブに沿って進行することができる。また物品の受け
渡し作業時には、ステアリングローラは、少なくとも1
組のガイドローラとは上下した位置においてモノレール
の両側面を挟持しているので、ガイドローラ及び前後の
ステアリングローラとによりモノレール式搬送台車の車
体の姿勢が維持される。
【0010】よって本発明に係るモノレール式搬送台車
によると、車輪はカーブ部分においてステアリングされ
、レール上面を外れることなく搬送台車を走行させるこ
とができるとともに、物品の受け渡し作業においてモノ
レール式搬送台車の車体に偏荷重がかかったとしても、
従来よりも数の多いローラにより、すなわち少なくとも
1組のガイドローラと、2組のステアリングローラによ
りモノレール式搬送台車の車体の姿勢を保持するので、
ローリングを最小化し、または無くすことができる。
によると、車輪はカーブ部分においてステアリングされ
、レール上面を外れることなく搬送台車を走行させるこ
とができるとともに、物品の受け渡し作業においてモノ
レール式搬送台車の車体に偏荷重がかかったとしても、
従来よりも数の多いローラにより、すなわち少なくとも
1組のガイドローラと、2組のステアリングローラによ
りモノレール式搬送台車の車体の姿勢を保持するので、
ローリングを最小化し、または無くすことができる。
【0011】
【実施例】以下図示の実施例について説明する。
【0012】図1は本発明に係るモノレール式搬送台車
の一実施例の車輪機構以外の部分を省略して示した平面
図である。
の一実施例の車輪機構以外の部分を省略して示した平面
図である。
【0013】同図において、モノレール式搬送台車Vは
車体の前後に駆動車輪1と従動車輪2とを備えている。 各車輪1、2は直線部分とカーブ部分とを備えたモノレ
ール3の上面に接して転動する。モノレール3の直線部
分に近接して複数のステーション4が備えられており、
ステーション4の前面に停止しているモノレール式搬送
台車V1との間で搬送の対象となる物品の受け渡しを行
なう。
車体の前後に駆動車輪1と従動車輪2とを備えている。 各車輪1、2は直線部分とカーブ部分とを備えたモノレ
ール3の上面に接して転動する。モノレール3の直線部
分に近接して複数のステーション4が備えられており、
ステーション4の前面に停止しているモノレール式搬送
台車V1との間で搬送の対象となる物品の受け渡しを行
なう。
【0014】駆動車輪1は駆動モータ5によって駆動さ
れ、モノレール式搬送台車V2に見られるように、駆動
車輪1及び従動車輪2はモノレール3がカーブしている
時にはカーブに沿ってステアリング可能である。ステア
リングは各車輪1、2の前後においてモノレール3の両
側面を挟持して転動するステアリングローラ6、6、7
、7の作用によりなされる。また各車輪1、2がモノレ
ール3の上面からはずれないように、各車輪1、2の下
方においてモノレール3の両側面を挟持して転動するガ
イドローラ8、8が備えられている。
れ、モノレール式搬送台車V2に見られるように、駆動
車輪1及び従動車輪2はモノレール3がカーブしている
時にはカーブに沿ってステアリング可能である。ステア
リングは各車輪1、2の前後においてモノレール3の両
側面を挟持して転動するステアリングローラ6、6、7
、7の作用によりなされる。また各車輪1、2がモノレ
ール3の上面からはずれないように、各車輪1、2の下
方においてモノレール3の両側面を挟持して転動するガ
イドローラ8、8が備えられている。
【0015】図2は図1に示したモノレール式搬送台車
V1の駆動車輪1及びその周辺部を示す拡大正面図であ
り、図3は図2のA−A視図、図4は拡大左側面図であ
る。
V1の駆動車輪1及びその周辺部を示す拡大正面図であ
り、図3は図2のA−A視図、図4は拡大左側面図であ
る。
【0016】各図において、駆動車輪1は軸受ケース9
内に収容されており、軸受ケース9の側部において駆動
車輪1のシャフト10が受けられている。軸受ケース9
の図2、3視右側面には2つのガイドローラ受け11、
11が取り付けられており、軸受ケース9の下方に延び
ている。ガイドローラ受け11にはガイドローラ8が回
動可能に取り付けられている。ガイドローラ8の軸線は
、駆動車輪1の軸線が含まれ、進行方向に対して垂直な
面に含まれる。このガイドローラ8により駆動車輪1は
モノレール3の上面の中央に接するように維持される。
内に収容されており、軸受ケース9の側部において駆動
車輪1のシャフト10が受けられている。軸受ケース9
の図2、3視右側面には2つのガイドローラ受け11、
11が取り付けられており、軸受ケース9の下方に延び
ている。ガイドローラ受け11にはガイドローラ8が回
動可能に取り付けられている。ガイドローラ8の軸線は
、駆動車輪1の軸線が含まれ、進行方向に対して垂直な
面に含まれる。このガイドローラ8により駆動車輪1は
モノレール3の上面の中央に接するように維持される。
【0017】軸受ケース9の上面の駆動車輪1とモノレ
ール3の上面との当接部の直上にあたる位置には、方形
の突起であるスライダ12が固定されている。スライダ
12は、モノレール式搬送台車Vの進行方向について左
右の側よりもわずかに大きいサイズの側を有する長孔で
あるスライド孔13に沿って、モノレール式搬送台車V
の進行方向に対して垂直にスライドすることができる。 ただし、スライド孔13はモノレール式搬送台車Vの進
行方向に対して左側方にだけ延びているので、スライダ
12は図3に示す位置から左側方に向かってずれ、また
元の位置に戻るようにのみスライドすることができ、右
側方に向かってずれることはできないようになっている
。
ール3の上面との当接部の直上にあたる位置には、方形
の突起であるスライダ12が固定されている。スライダ
12は、モノレール式搬送台車Vの進行方向について左
右の側よりもわずかに大きいサイズの側を有する長孔で
あるスライド孔13に沿って、モノレール式搬送台車V
の進行方向に対して垂直にスライドすることができる。 ただし、スライド孔13はモノレール式搬送台車Vの進
行方向に対して左側方にだけ延びているので、スライダ
12は図3に示す位置から左側方に向かってずれ、また
元の位置に戻るようにのみスライドすることができ、右
側方に向かってずれることはできないようになっている
。
【0018】スライド孔13はステアリング部材14の
上部中央の幅広くなった部分に設けられている。ステア
リング部材14は2箇所で折曲げられた板状であって、
図2視コの字をしており、上部と、上部の両端から下方
に延びる2つの脚部とから成る。上部は台車進行方向に
、軸受ケース9の両端を越えて延びており、上部両端か
ら直下に2つの脚部が延びている。各脚部の先端はさら
にステアリング部材14の内側方向に水平に折曲げられ
、それぞれにアーム15、15の中心が回動可能に取り
付けられている。ステアリングローラ6、6、7、7は
アーム15の両端にそれぞれ2個ずつ回動可能に取り付
けられ、モノレール3の両側面に接している。図4によ
く示されているように、モノレール3の断面は略I字形
であって、上部と下部との張出部において、ステアリン
グローラ6、6、7、7及びガイドローラ8、8にその
両側面を挟持されるようになっている。上下の張出部の
間の凹部には、モノレール式搬送台車Vへの給電等のた
めにトロリ線が備えられている(図示していない)。
上部中央の幅広くなった部分に設けられている。ステア
リング部材14は2箇所で折曲げられた板状であって、
図2視コの字をしており、上部と、上部の両端から下方
に延びる2つの脚部とから成る。上部は台車進行方向に
、軸受ケース9の両端を越えて延びており、上部両端か
ら直下に2つの脚部が延びている。各脚部の先端はさら
にステアリング部材14の内側方向に水平に折曲げられ
、それぞれにアーム15、15の中心が回動可能に取り
付けられている。ステアリングローラ6、6、7、7は
アーム15の両端にそれぞれ2個ずつ回動可能に取り付
けられ、モノレール3の両側面に接している。図4によ
く示されているように、モノレール3の断面は略I字形
であって、上部と下部との張出部において、ステアリン
グローラ6、6、7、7及びガイドローラ8、8にその
両側面を挟持されるようになっている。上下の張出部の
間の凹部には、モノレール式搬送台車Vへの給電等のた
めにトロリ線が備えられている(図示していない)。
【0019】ステアリング部材14と軸受ケース9とは
、軸受ケース9の上面に、スライダ12に隣接して備え
られたスライドベアリング16を介して接しており、荷
重がかかっていてもスライダ12スライド孔13の中を
移動し、ステアリング部材14に対して軸受ケース9が
スライドすることができるようになっている。ステアリ
ング部材14の上部の上面にはベアリング17が取り付
けられており、モノレール式搬送台車Vに対してステア
リング部材14が水平方向に回動することができるよう
になっている。よってモノレール式台車Vの重量は、ベ
アリング17、ステアリング部材14、スライドベアリ
ング16を介して、駆動車輪1により支えられている。
、軸受ケース9の上面に、スライダ12に隣接して備え
られたスライドベアリング16を介して接しており、荷
重がかかっていてもスライダ12スライド孔13の中を
移動し、ステアリング部材14に対して軸受ケース9が
スライドすることができるようになっている。ステアリ
ング部材14の上部の上面にはベアリング17が取り付
けられており、モノレール式搬送台車Vに対してステア
リング部材14が水平方向に回動することができるよう
になっている。よってモノレール式台車Vの重量は、ベ
アリング17、ステアリング部材14、スライドベアリ
ング16を介して、駆動車輪1により支えられている。
【0020】次に本実施例の作用について、図5、6、
7を参照しつつ説明する。図5は本実施例の車輪機構の
要部のみを概略的に示す平面図であり、図6はその側面
図であり、図7はモノレール3のカーブ部分に差し掛か
った時の車輪機構の状態を概略的に示す図5と同様の図
である。
7を参照しつつ説明する。図5は本実施例の車輪機構の
要部のみを概略的に示す平面図であり、図6はその側面
図であり、図7はモノレール3のカーブ部分に差し掛か
った時の車輪機構の状態を概略的に示す図5と同様の図
である。
【0021】図5、6はモノレール式搬送台車Vが直線
部分を走行している時、または停止してステーションと
の間で物品の受け渡しをしている時、すなわち図1のモ
ノレール式搬送台車V1の車輪機構の状態を示す。この
とき、スライダ12はスライド孔13の、台車進行方向
に向かって右端に位置している。ステアリング部材14
の上部はモノレール3の中心線Cと中心線を共通にし、
各アーム15、15はステアリング部材14の上部に対
して直角の姿勢である。
部分を走行している時、または停止してステーションと
の間で物品の受け渡しをしている時、すなわち図1のモ
ノレール式搬送台車V1の車輪機構の状態を示す。この
とき、スライダ12はスライド孔13の、台車進行方向
に向かって右端に位置している。ステアリング部材14
の上部はモノレール3の中心線Cと中心線を共通にし、
各アーム15、15はステアリング部材14の上部に対
して直角の姿勢である。
【0022】この状態において、モノレール式搬送台車
Vがステーション4との間で物品の受け渡しを行なうと
すると、矢印で示す方向に、偏荷重による力Fが生じ、
この力Fはベアリング17が取り付けられているステア
リング部材14にかかる。この力Fはステアリングロー
ラ6、6、7、7、及びスライド孔13の右端に接して
いるスライダ12を介してガイドローラ8、8により支
持され、モノレール式搬送台車Vのローリングを防止す
ることができる。
Vがステーション4との間で物品の受け渡しを行なうと
すると、矢印で示す方向に、偏荷重による力Fが生じ、
この力Fはベアリング17が取り付けられているステア
リング部材14にかかる。この力Fはステアリングロー
ラ6、6、7、7、及びスライド孔13の右端に接して
いるスライダ12を介してガイドローラ8、8により支
持され、モノレール式搬送台車Vのローリングを防止す
ることができる。
【0023】図7のように、モノレール3のカーブ部分
に差し掛かると、スライダ12はスライド孔13に沿っ
て進行方向に向かって左方向に移動する。またアーム1
5、15はそれぞれ図示のように回動する。各ステアリ
ングローラ6、6、7、7の各組及びガイドローラ8、
8の組は、その間隔が一定なので、各組の中間点がモノ
レール3の中心線Cに沿って移動しなければならないた
めである。このような状態となるので、図1のモノレー
ル式搬送台車V2に見られるように、駆動車輪1はその
姿勢を変更し、モノレール3のカーブに沿った進路を取
ることになる。
に差し掛かると、スライダ12はスライド孔13に沿っ
て進行方向に向かって左方向に移動する。またアーム1
5、15はそれぞれ図示のように回動する。各ステアリ
ングローラ6、6、7、7の各組及びガイドローラ8、
8の組は、その間隔が一定なので、各組の中間点がモノ
レール3の中心線Cに沿って移動しなければならないた
めである。このような状態となるので、図1のモノレー
ル式搬送台車V2に見られるように、駆動車輪1はその
姿勢を変更し、モノレール3のカーブに沿った進路を取
ることになる。
【0024】このように本実施例のモノレール式搬送台
車Vにおいては、駆動車輪1はモノレール3のカーブし
ている部分においてはステアリングされ、モノレール3
の上面を外れることなく転動することができる。また、
ステーション4との間の物品の受け渡し作業の際に、モ
ノレール式搬送台車Vの車体に偏荷重がかかったとして
も、従来よりも数の多いローラにより、すなわち1組の
ガイドローラ8、8と、2組のステアリングローラ6、
6、7、7によりモノレール式搬送台車Vの車体の姿勢
を保持するようにしたので、ローリングを最小化し、ま
たは無くすことができる。
車Vにおいては、駆動車輪1はモノレール3のカーブし
ている部分においてはステアリングされ、モノレール3
の上面を外れることなく転動することができる。また、
ステーション4との間の物品の受け渡し作業の際に、モ
ノレール式搬送台車Vの車体に偏荷重がかかったとして
も、従来よりも数の多いローラにより、すなわち1組の
ガイドローラ8、8と、2組のステアリングローラ6、
6、7、7によりモノレール式搬送台車Vの車体の姿勢
を保持するようにしたので、ローリングを最小化し、ま
たは無くすことができる。
【0025】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨の範囲内において適宜変形実施可能であることは
言うまでもない。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨の範囲内において適宜変形実施可能であることは
言うまでもない。
【0026】なお、本実施例においては駆動車輪1及び
ガイドローラ8、8がステアリングローラ6、6、7、
7に対して進行方向左方向にのみずれることができるよ
うにスライダ12及びスライド孔13によるスライド機
構を設け、ローリングの防止及びステアリングの円滑化
を図ったが、このスライド機構はモノレール3が一方向
のみへのカーブ部分と直線部分とを含むループ状であっ
て、逆方向へのカーブを有さず、直線部分のループの外
側にのみステーション4を有することが条件となる。よ
って進行方向右方向にのみずれるようにすることもあり
、またカーブの曲率がごく緩やかである時にはスライド
機構は全く省略することも可能である。
ガイドローラ8、8がステアリングローラ6、6、7、
7に対して進行方向左方向にのみずれることができるよ
うにスライダ12及びスライド孔13によるスライド機
構を設け、ローリングの防止及びステアリングの円滑化
を図ったが、このスライド機構はモノレール3が一方向
のみへのカーブ部分と直線部分とを含むループ状であっ
て、逆方向へのカーブを有さず、直線部分のループの外
側にのみステーション4を有することが条件となる。よ
って進行方向右方向にのみずれるようにすることもあり
、またカーブの曲率がごく緩やかである時にはスライド
機構は全く省略することも可能である。
【図1】図1は本発明に係るモノレール式搬送台車の一
実施例をモノレールとともに概略的に示した平面図であ
る。
実施例をモノレールとともに概略的に示した平面図であ
る。
【図2】図2は図1に示したモノレール式搬送台車の車
輪機構部分のみを示す拡大正面図である。
輪機構部分のみを示す拡大正面図である。
【図3】図3は図2のA−A視図である。
【図4】図4は図2の部分の拡大左側面図である。
【図5】図5はモノレールの直線部分における図2に示
した車輪機構部分の状態を概略的に示す平面図である。
した車輪機構部分の状態を概略的に示す平面図である。
【図6】図6は図5の状態の概略的な左側面図である。
【図7】図7はモノレールのカーブ部分における図5と
同様の図である。
同様の図である。
【図8】図8は従来のモノレール式搬送台車の車輪機構
部分を示す平面図である。
部分を示す平面図である。
【図9】図9は図8の車輪機構部分の正面図である。
1 駆動車輪
2 従動車輪
3 モノレール
4 ステーション
5 駆動モータ
6、7 ステアリングローラ
8 ガイドローラ
V1、V2 モノレール式搬送台車
Claims (1)
- 【請求項1】 モノレールの上面に接して転動し、ス
テアリング可能な車輪と、該車輪の軸線を含む垂直平面
に軸線を含み、該車輪に対して一定位置に配置されてお
り、モノレールの両側面を挟持して転動する少なくとも
1組のガイドローラと、前記車輪の進行方向前後であっ
て前記ガイドローラの少なくとも1組とは垂直方向に上
下した位置においてモノレールの両側面を2つ1組で挟
持して転動する2組のステアリングローラとを備え、前
記各組のステアリングローラはそれぞれ中間点を中心に
、2つのステアリングローラがそれぞれの距離を変える
ことなく、かつ該中間点とともに直線となる位置を維持
しつつ水平方向に回動可能であり、該中間点は前記車輪
に対して略一定位置にある車輪機構を含むことを特徴と
するモノレール式搬送台車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4742891A JPH04266565A (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | モノレール式搬送台車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4742891A JPH04266565A (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | モノレール式搬送台車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04266565A true JPH04266565A (ja) | 1992-09-22 |
Family
ID=12774883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4742891A Pending JPH04266565A (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | モノレール式搬送台車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04266565A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06171503A (ja) * | 1992-12-08 | 1994-06-21 | Itoki Crebio Corp | 軌条走行車両 |
JPH06171502A (ja) * | 1992-12-08 | 1994-06-21 | Itoki Crebio Corp | 軌条走行車両 |
DE19722108B4 (de) * | 1996-05-29 | 2007-12-20 | Daifuku Co., Ltd. | Fahrzeug zum Transport von Artikeln und Führungssystem dafür |
-
1991
- 1991-02-21 JP JP4742891A patent/JPH04266565A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06171503A (ja) * | 1992-12-08 | 1994-06-21 | Itoki Crebio Corp | 軌条走行車両 |
JPH06171502A (ja) * | 1992-12-08 | 1994-06-21 | Itoki Crebio Corp | 軌条走行車両 |
DE19722108B4 (de) * | 1996-05-29 | 2007-12-20 | Daifuku Co., Ltd. | Fahrzeug zum Transport von Artikeln und Führungssystem dafür |
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