JPS585656Y2 - 移動台車の定点位置決め装置 - Google Patents

移動台車の定点位置決め装置

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JPS585656Y2
JPS585656Y2 JP1976009472U JP947276U JPS585656Y2 JP S585656 Y2 JPS585656 Y2 JP S585656Y2 JP 1976009472 U JP1976009472 U JP 1976009472U JP 947276 U JP947276 U JP 947276U JP S585656 Y2 JPS585656 Y2 JP S585656Y2
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JP
Japan
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cart
movable
stopped
positioning
positioning device
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JP1976009472U
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JPS52102611U (ja
Inventor
勝博 長堀
金次郎 徳永
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は台車を目的のところで前後、左右、上下方向の
位置決めして正確に停止させるための移動台車の定点位
置決め装置に関するものである。
従来から台車の停止精度は±1mmを出すことは可能で
あったが、台車のすべての点において前後、左右、上下
方向の精度を±1mmにすることは非常に困難であった
そのためこのように精度を必要とするところには台車を
搬送する設備は使用されていなかったが、近年の省力化
、自動化の進み具合から上記の如き前後、左右、上下方
向の精度を保持できる台車搬送設備の必要性が生じて来
た。
従来、台車を搬送する場合の一例として第5図に示す如
く、2本の軌条a、l)によりガイド輪C9dでガイド
されて台車eを走行させる方式があるが、この方式では
軌条a、l)は軌条そのものの曲りやねじれ等により、
又ガイド輪c、dの取付幅の誤差等によりどうしても軌
条aとガイド輪Cの間に隙間を設けねばならず、精度を
上げれば全体の価格もアップする等の欠点がある。
又他の方式としてシャトルコンベヤによる方式があるが
、この方式は、停止した荷を移動させるため別の装置を
必要としている。
即ち、シャトル装置とリフト装置を必要とし、固定台上
に位置決めされた荷をリフト装置により一度持ち上げた
後、前の固定台にシャトル装置によって荷を移動し、ノ
ットがダウンして荷を固定台に置くことにより位置決め
している。
しかしシャトル装置の軌条は、停止精度等から機械加工
等して精度をあけねばならず、全体としては非常に高価
なものになる欠点があり、又リフト装置のアップ、ダウ
ンによるロスタイムが大きく生産ラインにおける作業効
率を下げる欠点となっている。
本考案は、作業能率が高く且つ構造簡単にして正確に位
置決めでき、他の装置を必要としない移動台車の定点位
置決め装置を得ようとしてなしたもので、軌条上を走行
自在な移動台車を停止させようとする地点の軌条側の適
宜な位置に設けたプレート、該プレートにガイドされる
ように移動台車側の適宜な位置に設けた一対の水平ガイ
ド輪からなる移動台車の左右方向の位置決め装置と、前
記移動台車を停止させようとする地点の軌条側の適宜の
位置に台車を乗り上がらせるようにするために設けた部
材、該部材上に乗り上げるように移動台車側に設けた部
材からなる移動台車の上下方向の位置決め装置と、前記
移動台車を停止させようとする地点に設けた移動台車の
停止手段とを備えてなり、移動台車を停止しながら位置
決めできるよう構成したことを特徴とするものである。
以下、図面に基づき本考案の実施例を説明する。
第1図、第2図に示す如く、走行車輪2.2’、3.3
’を備えた台車1の左右側いずれが一側部下面に、左右
に適宜の間隔で対峙させたガイド車輪4,5と6.7を
前後側に配設すると共に、上記台車1の最低4個所に、
第4図に示す如く進入側と後退側に傾斜をつけたバー8
.9,10.11を図示の如く取り付ける。
一方上記台車1を走行させるための軌条13.13’を
架台12上に設けて走行車輪2.2’、3.3’を接触
支持させるようにし、上記一方の軌条13には上記台車
1を停止させたときのガイド輪4,5と6.7の位置に
相当する部分の両側に、軌条13よりは幅広で且つガイ
ド輪4,5間、6,7間よりは幅狭となるようガイドプ
レート14.15を取り付け、且つ同様に台車が停止し
たときのバー8.9,10.11の位置に相当する位置
の架台12上に、該バー8.9,10゜11と接触して
軌条13.13’と走行車輪2.2’、3.3’間に隙
間ができるように上下位置決め用のローラ16、16’
、 17.17’を高さ位置調整可能に図示の如く取り
付け、父上記架台12には、軌条13と平行にラインシ
ャフト18を、一定方向に一定の速度で回転しているよ
うに設置せしめ、−古註ラインシャフト18にスプリン
グにより一定の力で押し付けられるようにした駆動輪1
9を、上記台車1の下面に該台車1の鉛直軸方向を中心
として旋回できるように取り付け、駆動輪19とライン
シャフト18の接触摩擦により推力が発生して台車1が
移動できるようにし、駆動輪19を旋回させてラインシ
ャフト18との間の角度を変えることにより台車1の移
動速度を変え得られるようにし、この台車1の移動時は
、ガイド車輪4,5及び6,7が軌条13にガイドされ
、台車1が停止位置まで来たときガイド車輪4,5及び
6,7がガイドプレート14及び15に沿い且つバー8
.9.TO,11がローラ16,16’、17.17’
に乗り上るようにした。
尚、上記ガイドプレート14及び15は、ガイド車輪4
,5及び6,7が進入し易いように第3図に示す如は傾
斜をつければ、台車1は走行しながら滑らかに左右の位
置決めを行うことができ、又ガイド車輪6,7がガイド
プレート15と接触しないように第2図に示す如く該ガ
イド車輪6,7の中間部の径を小さくしたり、ガイドプ
レー1−14.15の位置に高低差を付けることにより
1個のガイド車輪が二度ガイドプレートに接触するよう
なことをなくすことができる。
上記構成であるから、台車1は走行車輪2.2’、3゜
3′により軌条13.13’上に支持され、駆動輪19
とラインシャフト18との接触摩擦により発生する推力
により走行し、ガイド車輪4,5と6,7が軌条13に
よりガイドされることによって軌条13.13’上を走
行する。
このようにして台車1が停止位置に停止すると、ガイド
車輪4,5と6,7がガイドプレート14と15に沿う
ことによって左右方向の正確な位置決めが行われると共
に、台車1に取り付けたバー8゜9.10.11が架台
12の上面に取り付けたローラ16゜16’、 17
、17’に滑らかに乗り上り、上下方向の正確な位置決
めを行うことができる。
この際、台車1は僅かに(数ミリメートル)浮き上るが
、駆動輪19がスプリングによりラインシャツ1〜18
に押し付けられているため、この浮き上り量はスプリン
グによって吸収することができる。
又台車1に取り付けたバー8と10の左右の位置を変え
、ローラ16と17の位置もずらして取り付けると、台
車1がこの停止位置を通過するときでもバー8とローラ
17が、又バー10とローラ16が夫々接触して二度台
車1が浮き上るようなこともなくなる。
台車1が停止位置に停止しようとして進入して来たとき
、駆動輪19の向きを徐々に変えると、台車1は円滑に
減速しながら更に上下、左右の位置決めをなされながら
停止位置に近づく。
駆動輪19の軸方向とラインシャフト18の軸方向が一
致する寸前にストッパー(図示せず)で強制的に台車1
を停止させれば、台車1は僅かに前進する推力を残して
停止する。
この間駆動輪19はラインシャフト18との間でスリッ
プしながら前進する推力を受けているので、台車1は走
行方向の正確な停止位置決めを行うことができる。
このように台車1の停止寸前で左右方向の位置決めを行
い且つ上下位置決め用のローラ16,16’。
17.17’に台車1のバー8.9,10.11を乗り
上げることによって台車1を浮き上げ、この状態でスト
ッパーにて台車1を停止させること(ごより、前後、左
右、上下方向の精度を保って台車1を停止させることが
できる。
このようなことから複数台の台車を用いる場合には、台
車側を全く同一にすることにより、ある決められた位置
における停止精度は上下、前後、左右共に精度よく停止
させることができる。
尚本考案の装置は上記実施例にのみに限定されるもので
はなく、例えばバー8.9,10.11とローラ16.
16’、17.17’の関係を逆にしたり、あるいは軌
条13に取り付けたガイドプレート14.15を軌条1
3と平行に別に設けても同様の効果が得られることは勿
論である。
以上述べた如く本考の装置によれば、 (i)前後、左右、上下方向の正確な位置決めができ、
台車を精度よく停止させることができる。
(ii)通常の走行軌条はあまり精度を必要とせず、材
料の素材そのものが使用でき、従って軌条が安価にでき
る。
(iii)位置決めのための装置を別に必要としない。
(iv)固定設備のため故障がない。
(V)ローラ等の簡単な部品を用いているので、ゴミや
異物のつまるおそれがない。
(vl)各部の取り付けをボルト締めにすれば摩耗して
も交換することが容易である。
等の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置の一部切断正面図、第2図は後側
車輪部の一部断面図、第3図は本考案の装置における架
台側の平面図、第4図はその側面図、第5図は従来の方
式の一例を示す正面図である。 1・・・・・・台車、2.2’、3.3’・・・・・・
走行車輪、4,5,6.7・・・・・・ガイド車輪、8
,9,10.11・・・・・・バー、12・・・・・・
架台、13゜13′・・・・・・軌条、14.15・・
・・・・ガイドプレート、16.16’。 17.17′・・・・・・口丁う、18・・・・・・ラ
インシャフト、19・・・・・・駆動輪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軌条上を走行自在な移動台車を停止させようとする地点
    の軌条側の適宜な位置に設けたプレート、該プレートに
    ガイドされるように移動台車側の適宜な位置に設けた一
    対の水平ガイド輪からなる移動台車の左右方向の位置決
    め装置と、前記移動台車を停止させようとする地点の軌
    条側の適宜の位置に台車を乗り上がらせるようにするた
    めに設けた部材、該部材上に乗り上げるように移動台車
    側に設けた部材からなる移動台車の上下方向の位置決め
    装置と、前記移動台車を停止させようとする地点に設け
    た移動台車の停止手段とを備えてなり、移動台車を停止
    しながら位置決めできるよう構成したことを特徴とする
    移動台車の定点位置決め装置。
JP1976009472U 1976-01-30 1976-01-30 移動台車の定点位置決め装置 Expired JPS585656Y2 (ja)

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JP1976009472U JPS585656Y2 (ja) 1976-01-30 1976-01-30 移動台車の定点位置決め装置

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JPS52102611U JPS52102611U (ja) 1977-08-04
JPS585656Y2 true JPS585656Y2 (ja) 1983-01-31

Family

ID=28469893

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5860666U (ja) * 1981-10-16 1983-04-23 日本エレベ−タ−工業株式会社 斜行型エレベ−タ−用案内装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5031514A (ja) * 1973-06-15 1975-03-28

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JPS5031514A (ja) * 1973-06-15 1975-03-28

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