JP3408731B2 - 人荷兼用搬送台車 - Google Patents

人荷兼用搬送台車

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JP3408731B2
JP3408731B2 JP29969997A JP29969997A JP3408731B2 JP 3408731 B2 JP3408731 B2 JP 3408731B2 JP 29969997 A JP29969997 A JP 29969997A JP 29969997 A JP29969997 A JP 29969997A JP 3408731 B2 JP3408731 B2 JP 3408731B2
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啓二 吉本
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博昭 川口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダム監査廊や搬送
経路などの上下方向に勾配のある走行経路に沿って正立
姿勢を維持しつつ走行する人荷兼用搬送台車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、勾配のある走行経路を走行する台
車のキャビン等を正立姿勢に保持する姿勢制御装置を有
する搬送台車は、天井レールに沿って走行する吊下げ式
や、側壁レールまたは床面レールに案内される路面走行
式などがあり、たとえば走行路面に接地される走行輪に
より角度を変える平行リンクを利用した姿勢制御機構
や、角度センサの検出値に基づいてキャビンの傾動装置
を作動させる姿勢制御機構を搭載したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記姿勢制御
機構では、構造や動作が複雑で部品点数も多く、動作部
分も多いため、製造コストも高く、メンテナンスに時間
がかかるという問題があった。
【0004】本発明のうち請求項1記載の発明は、上記
問題点を解決して、簡単な構造でキャビンの姿勢を制御
できる人荷兼用搬送台車を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1記載の発明は、走行経路に沿う走行
ガイド手段に案内されて走行自在な走行装置と荷台とを
備えた台車を少なくとも走行方向の前部と後部に配置
し、これら前部台車と後部台車の一方の荷台側に鉛直方
向ガイド手段を設けるとともに、他方の荷台側にこの鉛
直方向ガイド手段に移動自在に案内される被ガイド部材
を設け、前記一方の台車の荷台側に、被ガイド部材を鉛
直方向ガイド手段に沿って移動させて、前部台車の荷台
と後部台車の荷台の相対位置を調整可能な姿勢調整手段
を設け、前部台車および後部台車の荷台の一方に配設さ
れた傾斜センサの検出値に基づいて、姿勢調整手段によ
り被ガイド部材を移動させて前部台車および後部台車の
荷台を正立姿勢に保持する姿勢制御手段を設けたもので
ある。
【0006】上記構成によれば、鉛直方向ガイド手段に
より、前後の台車の荷台同士を互いに上下方向に移動自
在に連結するとともに、姿勢調整手段により両荷台の鉛
直方向の相対位置を調整することにより、走行装置の上
下方向の変位を吸収して両荷台を正立姿勢に保持するの
で、姿勢調整のための駆動部は、前後の台車の荷台の鉛
直方向ガイド手段と姿勢調整手段だけですみ、構造を大
幅に簡略化することができ、製造コストを低減できると
ともに、メンテナンスのコストを低減することができ
る。
【0007】また請求項2記載の発明は、上記構成にお
いて、前部台車の荷台と走行装置、後部台車の荷台と走
行装置とをそれぞれ走行経路に直交する水平支軸を介し
て揺動自在に連結し、鉛直方向ガイド手段と一方の台車
の荷台、および被ガイド部材と他方の台車の荷台の一方
を、鉛直軸心周りに回動自在に連結したものである。
【0008】上記構成によれば、水平支軸により、走行
装置が走行ガイド手段に沿って上下方向に傾斜する場合
でも、安定して姿勢制御を行うことができるとともに、
走行経路が左右方向に湾曲する場合にも、前後の台車が
回動して容易に対応することができる。
【0009】さらに請求項3記載の発明は、上記構成に
おいて、姿勢調整手段を、鉛直方向に沿って配置された
ねじ軸と、このねじ軸に噛み合う雌ねじ部材と、このね
じ軸を正逆方向に回転させる姿勢調整用モータとで構成
したものである。
【0010】上記構成によれば、ねじ軸を採用すること
により、構造も簡易化することができるとともに、高精
度で制御することができる。さらに請求項4記載の発明
は、走行ガイド手段を、搬送経路の路面に敷設された底
部ガイドレールにより構成したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】ここで、本発明に係る人荷兼用搬
送台車の実施の形態を図1〜図13に基づいて説明す
る。
【0012】まずこの人荷兼用搬送台車の基本構造を図
11〜図13を参照して説明する。この走行経路Lを走
行する走行台車は、単独ではなく、走行方向に前後に連
結された複数台であり、ここでは2台が前後に配置され
たもので説明するが、複数台であっても同様である。走
行経路Lには、走行ガイド手段として図示した走行路面
3により構成されるが、路面に敷設された底部ガイドレ
ール(本実施の形態)や、側壁に配置されたガイドレー
ルであってもよい。
【0013】前後の台車1,2の走行中、前部台車1の
キャビン(荷台)1aと後部台車2のキャビン(荷台)
2aは、両キャビン1a,2aの相対位置を上下に変位
することで、走行装置1b,2bを上下に変位させて走
行路面3の勾配αを吸収するものである。
【0014】これを実施するため、前後のキャビン1
a,2aは、鉛直方向ガイド手段4により鉛直方向に互
いにスライド自在に連結され、キャビン1aまたは2a
に設けられた傾斜センサ5の検出値に基づいて、姿勢調
整手段により、図11〜図13に示すように、キャビン
1a,2aの高低差が調整され、キャビン1a,2aを
走行路面3の勾配αに対応して正立姿勢を保持すること
ができる。
【0015】次に図1〜図10を参照して人荷兼用搬送
台車の実施の形態を説明する。この人荷兼用搬送台車
は、図1および図2に示すように、たとえばダム監査廊
の床面に走行経路Lに沿って付設された走行ガイド手段
である底部ガイドレール13に案内されて移動自在で、
互いに連結された前部台車である駆動台車11と、後部
台車である従動台車12とで構成されている。
【0016】前記駆動台車11には、底部ガイドレール
13に案内されて走行自在な走行手段である駆動走行装
置14と、この駆動走行装置14に走行経路Lに直交す
る水平軸心となる駆動側水平支軸15を中心に揺動自在
に支持された駆動台車フレーム16、この駆動台車フレ
ーム16に搭載されて人および荷を搭載可能な荷台であ
る駆動側キャビン17とが設けられている。
【0017】前記従動台車12には、底部ガイドレール
13に案内されて走行自在な走行手段である従動走行装
置21と、この従動走行装置21に走行経路Lに直交す
る水平軸心となる従動側水平支軸22を中心に揺動自在
に支持された従動台車フレーム23と、この従動台車フ
レーム23に搭載されて人および荷を搭載可能な荷台で
ある従動側キャビン24とが設けられている。
【0018】図3,図4に示すように、駆動台車フレー
ム16と従動台車フレーム23とは鉛直方向ガイド手段
25を介して互いに昇降自在に連結されており、この鉛
直ガイド手段25は、駆動台車フレーム16の背面に取
付けられた左右一対のスライドレール26と、従動台車
フレーム23前部の連結部材27に取り付けられてスラ
イドレール26に移動自在に案内される被ガイド部材で
あるスライド体28とで構成されている。
【0019】また駆動側キャビン17と従動側キャビン
18の上下方向の相対位置を変更して姿勢を調整する姿
勢調整手段30は、駆動台車フレーム16の後部に軸受
を介して鉛直方向に配設されたねじ軸31と、従動台車
フレーム23に連結部材27を介して配設されてねじ軸
31に移動自在に嵌合される雌ねじ部材32と、このね
じ軸31を回転させて雌ねじ部材32を上下方向に移動
させる姿勢調整用モータ(サーボモータ)33とで構成
されている。さらに駆動台車11の駆動側キャビン17
の底部には、駆動側キャビン17の傾斜を検出する傾斜
センサ34が配設されており、この検出値に基づいて前
記姿勢調整用モータ33を駆動する姿勢制御装置35が
設けられている。
【0020】また連結部材27には、雌ねじ部材32と
従動側台車フレーム23の間に、駆動台車11と従動台
車12とを左右方向に互いに回動自在に連結する鉛直回
動軸36が介装されている。
【0021】図5〜図7に示すように、底部ガイドレー
ル13は、上面フランジ13aの上面中央に走行用ラッ
ク41が配置されたH形断面に形成されている。駆動走
行装置14は、走行用ラック41に噛合する走行用ピニ
オン42を有する駆動フレーム43と、この駆動フレー
ム43の姿勢を安定させるために駆動フレーム43に回
動自在に連結された補助フレーム44とを具備してお
り、駆動フレーム43には、走行用モータ45に減速機
およびギヤボックス45aを介して回転駆動される駆動
軸46が設けられ、この駆動軸46に走行用ピニオン4
2と左右一対の走行ローラ47が設けられている。また
駆動フレーム43には、上面フランジ13aの左右の側
端面にそれぞれ当接する前後一対のサイドローラ48
と、上面フランジ13aの左右の底面にそれぞれ当接す
る前後一対の浮上防止ローラ49とがそれぞれローラ支
持部材を介して配置されている。
【0022】駆動フレーム43の前部ブラケットには、
垂直ピン51を介して連結アーム52が左右方向に回動
自在に連結され、さらに連結アーム52の前端部に水平
ピン53を介して補助フレーム44が上下方向に回動自
在に連結されている。この補助フレーム44には、上面
フランジ13aの上面に当接する前後一対の走行ローラ
54と、上面フランジ13aの左右の側端面に当接する
前後一対のサイドローラ55と、上面フランジ13aの
左右の底面に当接する浮上防止ローラ56とが配設され
ている。
【0023】この駆動走行装置14は、前記駆動フレー
ム43と駆動台車フレーム16とがブラケットに支持さ
れた走行経路Lに直交する駆動側水平支軸15を介して
鉛直面内で揺動自在に連結されている。
【0024】図8,図9に示すように、従動走行装置2
1の従動フレーム61には、上面フランジ13aの上面
に当接する前後一対の走行ローラ62と、上面フランジ
13aの左右の側端面に当接する前後一対のサイドロー
ラ63と、上面フランジ13aの左右の底面に当接する
浮上防止ローラ64とが配設されている。そして従動台
車フレーム23の底部に設けられた軸受部材65に支持
脚66が鉛直軸心周りに回動自在に垂下され、この支持
脚66の下端部に、球面軸受68を介して走行経路Lに
直交する従動側水平支軸22が連結され従動フレーム6
1が前後方向および左右方向に揺動自在に支持される。
これにより、駆動側キャビン17に一体に追従して前後
方向および左右方向に傾斜する従動側キャビン24の姿
勢を許容することができる。
【0025】上記構成において、駆動走行装置14の走
行用モータ45により走行用ピニオン42が駆動され駆
動台車11が底部ガイドレール3の上面フランジ13a
に案内されて移動されるとともに、鉛直方向ガイド手段
25および姿勢調整手段30のねじ軸31を介して従動
台車12が追従され、従動走行装置21が底部ガイドレ
ール3の上面フランジ13aに案内されて移動され、駆
動側キャビン17および従動側キャビン24が走行経路
Lに沿って走行される。
【0026】図2に示すように、搬送台車が前下がりに
湾曲する曲線走行経路Lに差し掛かると、底部ガイドレ
ール13の変位により、まず駆動走行装置14の補助フ
レーム44が水平ピン53を中心に前部上方に回動し、
ついで駆動フレーム43が駆動側水平支軸15を中心に
前部上方に回動されるとともに上方に変位される。これ
により、駆動側キャビン17および従動側キャビン24
が傾斜し、この駆動側キャビン17の傾動が傾斜センサ
34に検出されて姿勢制御装置35に出力される。傾斜
制御装置35では、検出された傾斜角度に基づいて雌ね
じ部材32の変位方向および変位量が演算され、駆動制
御信号が姿勢調整用モータ33に出力されて姿勢調整用
モータ33が作動され、ねじ軸31が所定方向に所定量
回転される。これにより雌ねじ部材32が所定ストロー
ク上昇されて駆動側キャビン17に対して従動側キャビ
ン24か下方に平行移動され、その結果、この移動量が
両走行装置14,21の上下の変位量に追従されて、駆
動側キャビン17が正立姿勢に復帰される。さらに傾斜
センサ34の検出信号がフィードバックされて駆動側キ
ャビン17の正立姿勢が確認されるとともに、底部ガイ
ドレール13の変位に対応して連続して駆動側キャビン
17および従動側キャビン24の姿勢が制御される。
【0027】反対に前上がりに湾曲する曲線走行経路L
に差し掛かると、前記と逆の動作により、雌ねじ部材3
2が所定ストローク下降されて駆動側キャビン17が正
立姿勢に復帰される。
【0028】図10に示すように、左右方向に湾曲する
曲線走行経路Lに差し掛かると、底部ガイドレール13
の変位により、まず駆動走行装置14の補助フレーム4
4が連結アーム52を介して垂直ピン51を中心に左右
方向に回動し、ついで駆動フレーム43とともに駆動側
キャビン17が鉛直回動軸36を中心に回動して左右方
向に変位される。これにより左右方向に湾曲する曲線走
行経路Lをスムーズに走行することができる。
【0029】上記実施の形態によれば、駆動側キャビン
17と従動側キャビン24とをねじ軸31および雌ねじ
部材32を介して鉛直方向に互いに変位可能に連結し、
駆動側キャビン17の傾斜センサ34の検出値に基づい
て姿勢制御装置35により姿勢調整用モータ33を作動
させ、駆動側キャビン17と従動側キャビン24の相対
位置を上下方向に変位させて、駆動側走行装置14と従
動側走行装置21とを底部ガイドレール13の変位に対
応させることにより、キャビン14,24を正立姿勢と
するので、姿勢制御構造を簡略化することができ、低コ
ストで提供することができるとともに、駆動部も少な
く、メンテナンスに要する時間やコストを削減すること
ができる。
【0030】なお、上記実施の形態では、主に駆動台車
11側下方に傾斜する走行経路Lに対応する搬送台車を
開示したが、ねじ軸31と雌ねじ部材32の配置によ
り、逆方向の勾配にも容易に対応することができる。
【0031】また、姿勢調整手段30に、ねじ軸31と
雌ねじ部材32、および姿勢調整用モータ33を使用し
ているが、これに限るものではなく、スライドロッドと
アクチュエータとの組み合わせや、スライド部材とジャ
ッキ(シリンダ装置)の組み合わせであってもよい。
【0032】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明の請求項1記
載の発明によれば、鉛直方向ガイド手段により、前後の
台車の荷台同士を互いに上下方向に移動自在に連結する
とともに、姿勢調整手段により両荷台の鉛直方向の相対
位置を調整することにより、走行装置の上下方向の変位
を吸収して両荷台を正立姿勢に保持するので、姿勢調整
のための駆動部は、前後の台車の荷台の鉛直方向ガイド
手段と姿勢調整手段だけですみ、構造を大幅に簡略化す
ることができ、製造コストを低減できるとともに、メン
テナンスのコストを低減することができる。
【0033】また請求項2記載の構成によれば、水平支
軸により、走行装置が走行ガイド手段に沿って傾斜する
場合でも、姿勢制御を行うことができるとともに、また
走行経路が左右方向に湾曲する場合にも、前後の台車が
回動して容易に対応することができる。
【0034】さらに請求項3記載の構成によれば、ねじ
軸を採用することにより、構造も簡易化することができ
るとともに、高精度で制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る人荷兼用搬送台車の実施の形態を
示す全体側面図である。
【図2】同搬送台車の傾斜走行経路の走行状態を示す全
体側面図である。
【図3】同搬送台車の駆動台車と従動台車の連結部を示
す平面部分断面図である。
【図4】同搬送台車の駆動台車と従動台車の連結部を示
す側面断面図である。
【図5】同搬送台車の駆動走行装置を示す側面図であ
る。
【図6】同搬送台車の駆動走行装置を示す正面断面図で
ある。
【図7】同搬送台車の駆動走行装置を示す平面断面図で
ある。
【図8】同搬送台車の従動走行装置を示す側面図であ
る。
【図9】同搬送台車の従動走行装置を示す正面断面図で
ある。
【図10】同搬送台車の曲線走行経路の走行状態を示す
全体平面図である。
【図11】同搬送台車の基本構造を示す側面図である。
【図12】同搬送台車の基本構造における傾斜走行経路
の走行状態を示す側面図である。
【図13】同搬送台車の基本構造における傾斜走行経路
の走行状態を示す側面図である。
【符号の説明】
L 走行経路 11 駆動台車 12 従動台車 13 底部ガイドレール 14 駆動走行装置 15 駆動側水平支軸 16 駆動台車フレーム 17 駆動側キャビン 21 従動走行装置 22 従動側水平支軸 23 従動台車フレーム 24 従動側キャビン 25 鉛直方向ガイド手段 26 スライドレール 28 スライド体 30 姿勢調整手段 31 ねじ軸 32 雌ねじ部材 33 姿勢調整用モータ 34 傾斜センサ 35 姿勢制御装置 36 鉛直回動軸 41 走行用ラック 42 走行用ピニオン 45 走行用モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川口 博昭 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28 号 日立造船株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−113141(JP,A) 特開 平9−156746(JP,A) 実開 平6−75941(JP,U) 実開 昭60−44860(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B61B 13/02 - 13/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行経路に沿う走行ガイド手段に案内され
    て走行自在な走行装置と荷台とを備えた台車を少なくと
    も走行方向の前部と後部に配置し、 これら前部台車と後部台車の一方の荷台側に鉛直方向ガ
    イド手段を設けるとともに、他方の荷台側にこの鉛直方
    向ガイド手段に移動自在に案内される被ガイド部材を設
    け、 前記一方の台車の荷台側に、被ガイド部材を鉛直方向ガ
    イド手段に沿って移動させて、前部台車の荷台と後部台
    車の荷台との相対位置を調整可能な姿勢調整手段を設
    け、 前部台車および後部台車の荷台の一方に配設された傾斜
    センサの検出値に基づいて、姿勢調整手段により被ガイ
    ド部材を移動させて前部台車および後部台車の荷台を正
    立姿勢に保持する姿勢制御手段を設けたことを特徴とす
    る人荷兼用搬送台車。
  2. 【請求項2】前部台車の荷台と走行装置、後部台車の荷
    台と走行装置とをそれぞれ走行経路に直交する水平支軸
    を介して揺動自在に連結し、 鉛直方向ガイド手段と一方の台車の荷台、および被ガイ
    ド部材と他方の台車の荷台の一方を、鉛直軸心周りに回
    動自在に連結したことを特徴とする請求項1記載の人荷
    兼用搬送台車。
  3. 【請求項3】姿勢調整手段を、鉛直方向に沿って配置さ
    れたねじ軸と、このねじ軸に噛み合う雌ねじ部材と、こ
    のねじ軸を正逆方向に回転させる姿勢調整用モータとで
    構成したことを特徴とする請求項1または2記載の人荷
    兼用搬送台車。
  4. 【請求項4】走行ガイド手段を、搬送経路の路面に敷設
    された底部ガイドレールにより構成したことを特徴とす
    る請求項1乃至3記載のいずれかに記載の人荷兼用搬送
    台車。
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