JP2548143Y2 - 加振装置を収容したピット - Google Patents

加振装置を収容したピット

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JP2548143Y2
JP2548143Y2 JP5601192U JP5601192U JP2548143Y2 JP 2548143 Y2 JP2548143 Y2 JP 2548143Y2 JP 5601192 U JP5601192 U JP 5601192U JP 5601192 U JP5601192 U JP 5601192U JP 2548143 Y2 JP2548143 Y2 JP 2548143Y2
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JP
Japan
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pit
vibration device
guide rails
guide rail
pit cover
Prior art date
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JP5601192U
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JPH0618177U (ja
Inventor
敏和 植田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ピットカバーによって
開口部がなくカバーされるようにした車両等の加振装置
を収容したピットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両の加振装置を収容したピット
を、図4及び図5に示す。
【0003】ピット03内には、2個の自動車等の車両
05の加振装置04,04が設置されていて、両加振装
置04,04間及び一方の加振装置04とピット03の
端部の上部との間には、木製又は鋼製の複数枚の踏み板
01が配置され、同踏み板01はその両側が支持台02
上に支持され、複数枚の踏み板01は整然と配置されピ
ットカバーを構成する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】自動車等の車両のホイ
ールベースが異なる場合には、ピット内で加振装置の位
置を図4中矢印bで示すように変更することが必要とな
るが、これに伴ってピットカバーの位置も変更する必要
がある。従来の前記のピットでは、ピットカバーを構成
する踏み板を1枚1枚クレーン等によって移動して配置
替えを行っていたため、多大な作業時間を必要としてい
た。
【0005】また、踏み板の幅が決まっているため、加
振装置の位置によってはピットカバーと加振装置との間
に隙間を生じ、ピットを十分にカバーできないことがあ
った。
【0006】本考案の加振装置を収容したピットは、以
上の問題点を解決しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案の加振装置を収容
したピットは、各々が間隔をおいて配置された2個の鉛
直部と同2個の鉛直部の上部を接続する水平部をもち平
行に間隔をおいて設置された対をなすガイドレール、前
記対をなすガイドレールの間を前記水平部に沿って移動
可能な加振装置、及び両側が前記ガイドレールに案内さ
れて移動可能であり、かつ、互いにピンで回転自在に結
合された複数の踏み板よりなる2組のピットカバーを備
え、前記2組のピットカバーの各々は、それぞれ前記加
振装置の両側に配置され、かつ、各ピットカバーの前記
加振装置側の踏み板は前記加振装置に接続されているこ
とを特徴とする。
【0008】
【作用】本考案では、加振装置がピット内をガイドレー
ルの水平部に沿って移動すると、複数の踏み板からなり
同加振装置の両側に配置された2組のピットカバーもガ
イドレールに案内されて加振装置と共に移動する。
【0009】このようにして、加振装置の移動に伴って
ピットカバーの移動が自動的に行われるために、従来の
ように、踏み板移動による配置替えのための作業時間は
不要になる。また踏み板は互いにピンで結合されて連続
したピットカバーを形成しており、かつ、これが加振装
置に接続されているので、加振装置の位置にかかわらず
ピットの上面は完全にピットカバーによってカバーされ
る。
【0010】また、ピットカバーの踏み板を案内するガ
イドレールは鉛直部分と水平部を組合せて構成され、ピ
ット内のスペースを有効に利用することが可能で水平面
の無駄なスペースをなくすことができる。
【0011】
【実施例】本考案の一実施例を、図1ないし図3によっ
て説明する。
【0012】5はピットであり、同ピット5内には自動
車等の車両7の加振装置6,6Aが収容されている。加
振装置6は、後記するガイドレールに沿ってピット5内
を移動可能であり、加振装置6Aはピット5内の側端部
に固定配置されている。加振装置6,6Aは、それぞれ
車両7の前後の車輪を載置するように、同じ高さを有し
ている。
【0013】ピット5内の加振装置6Aの内側とこれに
対向するピットの側端部にはガイドレール4の2個の鉛
直部4A,4Aが設けられ、同鉛直部4A,4Aの上端
部を湾曲部4C,4Cを介して接続し加振装置6,6A
と同じ高さに配置されたガイドレール4の水平部4Bが
設けられ、これらの鉛直部4A,4A、湾曲部4C,4
C及び水平部4Bによって逆U字状のガイドレール4が
構成されている。ガイドレール4は、図2に示すよう
に、コ字状断面を有しており、このようなガイドレール
4の2個が互いに間隔をおいて平行に対をなして配置さ
れている。前記加振装置6は、ガイドレール4,4の間
を水平部4Bに沿って移動可能となっている。
【0014】複数の踏み板1は、図3に示すように、隣
接するものの端部が連結ピン3を介して回転自在に結合
されてピットカバー10を形成しており、図2に示すよ
うに、同踏み板1はガイドレール4,4の間隔より若干
小さい幅を有し、幅方向の両側のガイドローラ2,2が
ガイドレール4,4のコ字状断面上を転動して同ガイド
レール4,4によって案内されるようになっている。こ
のような構成のピットカバー10は2組設けられ、その
各々が加振装置6の両側に配置され、各ピットカバーの
加振装置6側の踏み板1は、連結アーム8を介して加振
装置6に接続されている。
【0015】本実施例では、加振装置6,6A上に載置
される車両7のホイールベースが異なる場合には、ピッ
ト5内で加振装置6が矢印aに示すようにガイドレール
4の水平部4Bに沿って移動される。この時に、加振装
置6の両側にある複数の踏み板1よりなるピットカバー
10,10は、連結アーム8,8を介して加振装置6と
共にガイドレール4に案内されて移動する。ピットカバ
ー10の踏み板1は互いに連結ピン3を介して回転自在
に結合されているために、ピットカバー10の踏み板1
はその両側のガイドローラ2,2がガイドレール4の鉛
直部4A、湾曲部4C及び水平部4Bに案内されて、各
ピットカバー10は一体となって円滑に加振装置6に従
動して移動することになる。
【0016】このようにして、加振装置6が移動する時
に、ピットカバー10もガイドレール4に案内されて加
振装置6と共に自動的に移動してピットカバー10と加
振装置6との間に隙間が生ずることがなく、ピット上面
を開口部なくカバーすることができる。
【0017】また、ピットカバー10の複数の踏み板1
を案内するガイドレール4は、前記のように、鉛直部4
Aから湾曲部4Cを経て水平部4Bへと鉛直方向から水
平方向に湾曲しているために、ピットカバー10の水平
部を二重床構造としなくても、加振装置6に従ってピッ
トカバー10が移動することができ、ピット5内のスペ
ースを有効に利用して水平面内に無駄なスペースが発生
することがない。
【0018】
【考案の効果】本考案においては、加振装置を移動する
ことによりピットカバーは自動的に移動するため、踏み
板の配置替えための作業時間が不要となる。また、加振
装置を移動しても、その設置位置にかかわらず、ピット
上面を隙間なくピットカバーによってカバーすることが
できる。
【0019】また更に、ガイドレールを2個の鉛直部と
その上部を接続する水平部によって構成しているため
に、ピット内のスペースを有効に活用して水平面での無
駄スペースをなくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の全体図であり、各部分の構
成を示すために手前のガイドレールを取外した状態が示
されている。
【図2】図1のA−A矢視断面図である。
【図3】同実施例のピットカバーの踏み板の結合状態の
説明図である。
【図4】従来の加振装置を収容したピットの全体図であ
る。
【図5】同従来の加振装置を収容したピットの踏み板の
説明図である。
【符号の説明】
1 踏み板 2 ガイドローラ 3 連結ピン 4 ガイドレール 4A ガイドレールの鉛直部 4B ガイドレールの水平部 4C ガイドレールの湾曲部 5 ピット 6,6A 加振装置 7 車両 8 連結アーム 10 ピットカバー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が間隔をおいて配置された2個の鉛
    直部と同2個の鉛直部の上部を接続する水平部をもち平
    行に間隔をおいて設置された対をなすガイドレール、前
    記対をなすガイドレールの間を前記水平部に沿って移動
    可能な加振装置、及び両側が前記ガイドレールに案内さ
    れて移動可能であり、かつ、互いにピンで回転自在に結
    合された複数の踏み板よりなる2組のピットカバーを備
    え、前記2組のピットカバーの各々は、それぞれ前記加
    振装置の両側に配置され、かつ、各ピットカバーの前記
    加振装置側の踏み板は前記加振装置に接続されているこ
    とを特徴とする加振装置を収容したピット。
JP5601192U 1992-08-10 1992-08-10 加振装置を収容したピット Expired - Lifetime JP2548143Y2 (ja)

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JP5601192U JP2548143Y2 (ja) 1992-08-10 1992-08-10 加振装置を収容したピット

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JPH0618177U JPH0618177U (ja) 1994-03-08
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014196025A1 (ja) * 2013-06-05 2014-12-11 東芝三菱電機産業システム株式会社 ピットカバーシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014196025A1 (ja) * 2013-06-05 2014-12-11 東芝三菱電機産業システム株式会社 ピットカバーシステム

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JPH0618177U (ja) 1994-03-08

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