JPS6339349Y2 - - Google Patents

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JPS6339349Y2
JPS6339349Y2 JP4736282U JP4736282U JPS6339349Y2 JP S6339349 Y2 JPS6339349 Y2 JP S6339349Y2 JP 4736282 U JP4736282 U JP 4736282U JP 4736282 U JP4736282 U JP 4736282U JP S6339349 Y2 JPS6339349 Y2 JP S6339349Y2
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JP
Japan
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plate
door
door plate
decorative cover
horizontal frame
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JP4736282U
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JPS58150095U (ja
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、部屋の壁に組込まれた洋服タンスを
はじめ、押入れ、物置、戸棚、その他の小部屋等
の開口部に用いられる引き戸、折りたたみ戸など
(以下、ドアと言う)に関する。
例えば、上下方向の支点軸周りで揺動自在な一
対の縦長矩形状のドア板を折りたたみ自在に枢支
連結し、一方の支点軸を位置固定状態に設け、他
方の支点軸を両支点軸間に設けた案内レールにス
ライド自在に支持させてなる折りたたみ戸のよう
に、上下寸法の大きいドアにおいては、ドア板を
塗装鋼板で形成する場合、ドア板の上下方向中央
近傍部を横枠で補強することが必要とされてい
る。
従来、この補強は、ドア板の上下方向中央近傍
部背面に補強用横枠をスポツト溶接又はビス止め
することによつて行なわれていたのであるが、補
強用横枠の取付けに付随して、製造工程上又は外
観上、次のような欠点が生じていた。
即ち、スポツト溶接の場合、ドア板の材料が塗
装鋼板であるから塗装膜が電気絶縁材となつて溶
接が難しく、しかも、横枠の取付け完了後に、溶
接部を再塗装しなければならず、製造工程が複雑
で、コスト的にも非常に不利である。
また、ビス止めの場合、ビスの頭がドア板の表
面に露出して不体裁であるばかりでなく、ドア板
の上下方向中央近傍部に付設された把手を手前に
引つ張つた際、ビス周囲に力が集中して作用し、
ドアの開閉動作が繰返されるうちに、ドア板のビ
ス孔が拡がつたり、ドア板にペコツキが生じるこ
とがある。
本考案は、塗装鋼板製ドアにおけるこれらの従
来欠点を一掃せんとするものであり、塗装鋼板製
ドア板の上下方向中央近傍部に複数個のビス孔を
左右方向適当間隔おきに形成し、前記ドア板のほ
ぼ全巾にわたる長さの金属製当て板と補強用横枠
とを、ドア板の表面と背面とに当接させ、両者を
前記ビス孔に挿通したビスにより締付け固定し、
前記当て板には化粧カバーを套嵌して該当て板を
隠蔽した点に特徴がある。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図、第2図は、ドアの一例である折りたた
み戸を示し、この折りたたみ戸は鉛直な支点軸
P1…,P2…周りで揺動自在な一対の縦長矩形状
(通常上下巾が170〜200cm程度に設定される。)の
ドア板1,1を、蝶番2…により折りたたみ自在
に枢支連結し、一方の支点軸P1…を位置固定状
態に設け、他方の支点軸P2…を両支点軸P1,P2
P1,P2間に設けた上下一対の案内レール3…に
スライド自在に支持させたものである。4…は、
ドア板1,1間に介装した引張スプリングであ
り、蝶番2…の枢支軸芯を死点として不安定切換
えが行なわれるように構成してある。5…はガラ
リ、6は把手、7…は化粧カバーである。
前記各ドア板1は、塗装鋼板で製作されたもの
で、各ドア板1の左右両縁には、夫々、ドア板1
に対して後方へ直角に折れ曲つた後、内側へ直角
に折れ曲り、さらに、前方へ直角に折れ曲つた角
筒状の補強縦枠部1a…が一体に折曲形成され、
ドア板1の背面には、上下両端部と上下方向中央
近傍部とに夫々塗装鋼板等の金属板よりなる補強
用横枠8…,8′が取り付けられている。
前記補強用横枠8…,8′は、第3図乃至第6
図に示すように、左右両端に舌片8a…,8a′…
を有する断面略コ字状の板部8b,8b′とその上
下両縁から直角に折れ曲つた折曲片8c…,8
c′…とから構成されている。
そして、これらのうち、ドア板1の上下両端部
の補強用横枠8…は、舌片8a…を前記補強用縦
枠部1a…にリベツト9…で固着し、一方の折曲
片8c…をドア板1…とその上下両端から背面側
に折り返した折返し板部1b…との間に挾着し、
他方の折曲片8c…をドア板1…の背面に密着さ
せてある。
尚、この実施例では、一方の折曲片8cと折返
し板部1bとの間、他方の折曲片8cとドア板1
との間に夫々両面粘着テープを介在させてあるが
両面粘着テープの代りに接着剤を用いてもよく、
あるいは、これらを省略してもよい。また、上端
部の補強用横枠8とドア板1との取付け構造は左
右対称形であるため片側のみを詳細に図示した。
さらに、下端部の補強用横枠8の形状、ドア板1
との取付け構造は、上端部の補強用横枠8の場合
と同じ(即ち、上下対称形)であるため、詳細図
を省略した。
ドア板1の上下方向中央近傍部の補強用横枠
8′は、第5図、第6図に示すように、左右とも
舌片8a′…を補強用縦枠部1a…にリベツト9…
で固着し、かつ、上下の折曲片8c′…をドア板1
にビス12止めしてある。このビス止め部の詳細
は次の通りである。
即ち、ドア板1の上下方向中央近傍部に複数個
のビス孔10…を上下2段に、かつ、左右方向適
当間隔おきに形成する一方、第7図に示すように
断面コ字状の板部11aとその上下両縁から直角
に折れ曲つた折曲板部11b…とによつて断面略
〓形に形成され、かつ、ドア板1の左右巾と同程
度の長さを有する塗装鋼板等よりなる2本の当て
板11…を設け、各当て板11には前記ビス孔1
0…に挿通される複数本のビス12…をカシメ溶
接等の手段により予め固着しておく。
そして、前記当て板11…をドア板1の表面に
前記補強用横枠8′の折曲片8c′…をドア板1の
背面に夫々当接させた状態で、ビス孔10…を通
して折曲片8c′…の背面に突出させたビス12…
の突出端部側にナツト13…を螺着して、当て板
11…及び補強用横枠8′を締付け固定し、さら
に、前記当て板11…には、前記化粧カバー7…
を套嵌固定したのである。
上記の構成によれば、ビス12…の頭や当て板
11…が化粧カバー7…で隠蔽されているため、
非常に体裁がよく、しかも、ドア板1の上下方向
中央近傍部の表裏両面がドア板1のほぼ全巾にわ
たる長さの当て板11…と補強用横枠8′とで挾
持された状態になるので、把手6を引つ張つた
際、ビス12…周囲に力が集中せず、ビス孔10
…が拡大したり、ドア板1のペコツキが生じるこ
とがない。
また、当て板11…が化粧カバー7…の芯材と
して機能するので、化粧カバー7…のたるみや変
形を防止できる。
尚、図示の化粧カバー7は、第5図、第7図に
示すように、当て板11の折曲板部11b…と嵌
合する溝7aを有する直杆状部材7bを合成樹脂
材料の押出し成形法によつて製造したもので、表
面にはローレツト加工が施され、かつ、ローレツ
ト加工部の上下両側にはアルミ板7c…が貼着さ
れている。化粧カバー7を当て板11に套嵌する
にあたつては、当て板11をドア板1に取り付け
た後、当て板11の長手方向一端側から差込み嵌
合してもよく、また、当て板11及び化粧カバー
7の断面形状の設定如向によつては、化粧カバー
7を前方から当て板11に嵌合することも可能で
あるが、この実施例では、予め、当て板11にそ
の長手方向一端側から差込み嵌合し、左右両端に
は、合成樹脂材料の射出成形法によつて製造され
た一対の木口カバー7d…を嵌着しておき、しか
る後、当て板11をドア板1に取り付けたもので
ある。第7図中、aは必要に応じてビス12…の
内端部に嵌着して用いられる合成樹脂製のキヤツ
プである。
前記把手6は、第6図に示すように、ドア板1
及び補強用横枠8′を貫通する長寸のネジ軸6a
によつて取り付けられている。
第3図、第4図中、14は、スライド自在な支
点軸P2の小径軸部に回転自在に設けた合成樹脂
製のローラであり、案内レール3の溝内に挿入さ
れる小径部14aと、溝の両縁に当接するフラン
ジ部14bとを有している。15は支点軸P2
軸芯方向に摺動付勢する圧縮スプリング、16は
圧縮スプリング15による付勢力の調節用ナツト
である。第3図、第4図中の17は案内レール3
の溝内に嵌め込まれたゴム製のストツパーであ
る。
第8図乃至第10図は各々別の実施例を示す。
第8図の実施例は、各化粧カバー7に、指先を
引つかけることが可能な把手部7e…を押出し成
形法等により一体成形し、化粧カバー7を把手に
兼用すべく構成した点に特徴がある。この実施例
によれば、先に述べた専用の把手6やその取付け
手間が不要であり、しかも、化粧カバー7におけ
る長手方向のいずれの位置でも把手としての機能
が発揮されるので、例えば、化粧カバー7の蝶番
2…側の端部近傍を持つことにより、開閉動作を
軽く行なうことができる。
第9図の実施例は、化粧カバー7を上下巾の広
い形状とし、この巾広の化粧カバー7を、上下一
対の当て板11…に套嵌した点に特徴がある。同
図中の7eは指先を引つかけることが可能な把手
部である。
第10図の実施例は、補強用横枠8′の上下の
折曲片8c′,8c′に対して、巾広な1本の当て板
11を用い、この当て板11に、把手部7eを有
する巾広の化粧カバー7を套嵌した点に特徴があ
る。
尚、第9図、第10図における把手部7eは、
化粧カバー7の全長にわたつて一体成形されてい
るが、射出成形法等により、長手方向の一部に部
分的に設けたものであつてもよい。
尚、上記の各実施例では、いずれもビス12…
を当て板11にカシメ、溶接等の手段により予め
固着してあるが、当て板11及び補強用横枠8′
の取付け時に、ビス12…を当て板11に挿通す
べく構成してもよい。
本考案は、上述した構成よりなり、補強用横枠
をビス止めするため、ドア板の材料として塗装鋼
板を用いるにもかかわらず、スポツト溶接の場合
のような再塗装が不要であり、それでいて、ビス
や当て板が化粧カバーで隠蔽されるので、体裁が
よく、しかも、ドア板の上下方向中央近傍部の表
裏両面が、ドア板のほぼ全巾にわたる長さの全属
製当て板と補強用横枠とで挾持されているので、
開閉動作の際、ビス周りに力が集中してビス孔が
拡大したり、ドア板のペコツキが生じるといつた
従来欠点を解消でき、さらに、当て板が化粧カバ
ーの芯材として機能し、化粧カバーのたるみ、変
形を防止できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は折りた
たみ戸の斜視図、第2図は背面図、第3図は第2
図の要部拡大図、第4図は第3図の−線断面
図、第5図は要部の横断平面図、第6図は要部の
縦断側面図、第7図は第6図の要部拡大図、第8
図、第9図、第10図は各々別の実施例を要す要
部の縦断側面図である。 1……ドア板、7……化粧カバー、8′……補
強用横枠、10……ビス孔、11……当て板、1
2……ビス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 塗装鋼板製ドア板の上下方向中央近傍部に複数
    個のビス孔を左右方向適当間隔おきに形成し、前
    記ドア板のほぼ全巾にわたる長さの金属製当て板
    と補強用横枠とを、ドア板の表面と背面とに夫々
    当接させ、両者を前記ビス孔に挿通したビスによ
    り締付け固定し、前記当て板には化粧カバーを套
    嵌して該当て板を隠蔽してあることを特徴とする
    塗装鋼板製ドア。
JP4736282U 1982-03-31 1982-03-31 塗装鋼板製ドア Granted JPS58150095U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4736282U JPS58150095U (ja) 1982-03-31 1982-03-31 塗装鋼板製ドア

Applications Claiming Priority (1)

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JP4736282U JPS58150095U (ja) 1982-03-31 1982-03-31 塗装鋼板製ドア

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Publication Number Publication Date
JPS58150095U JPS58150095U (ja) 1983-10-07
JPS6339349Y2 true JPS6339349Y2 (ja) 1988-10-17

Family

ID=30058323

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JP4736282U Granted JPS58150095U (ja) 1982-03-31 1982-03-31 塗装鋼板製ドア

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JPS58150095U (ja) 1983-10-07

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