JP2789173B2 - 段窓の上枠と下枠連結構造 - Google Patents

段窓の上枠と下枠連結構造

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JP2789173B2
JP2789173B2 JP551195A JP551195A JP2789173B2 JP 2789173 B2 JP2789173 B2 JP 2789173B2 JP 551195 A JP551195 A JP 551195A JP 551195 A JP551195 A JP 551195A JP 2789173 B2 JP2789173 B2 JP 2789173B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、段窓を構成する上サッ
シ枠の下枠と下サッシ枠の上枠を連結する構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】段窓としては上サッシ枠の下枠と下サッ
シ枠の上枠を連結して上サッシ枠と下サッシ枠を連結し
たものが知られており、その下枠と上枠を連結する構造
としては例えば実開平2−128783号公報に示すも
のが知られている。
【0003】つまり、下枠と上枠を突き当て、下枠室内
側部と上枠室内側部とに亘って接続材を設け、その接続
材と上枠室内側部、下枠室内側部をビスによりそれぞれ
固着して下枠と上枠を連結している。
【0004】また、半外付けサッシを用いた複合窓とす
るものとしては例えば実開昭63−138390号公報
に示すように、縦枠の躯体取付片を途中で切断除去し、
その切断除去して残存した部分を方立材により連結して
半外付けサッシの縦枠相互を連結するものが知られてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前者の連結構造である
と、下枠下部と上枠上部を接して上下方向に位置決めし
ているので、上サッシ枠の縦枠下部と下サッシ枠の縦枠
上部が干渉することがあって正しく連結できないし、連
結作業がやりずらくなる。
【0006】つまり、上枠、下枠は縦枠に突き当て連結
されるので、縦枠上部が上枠上部よりも上方に突出する
と共に、縦枠下部が下枠下部より下方に突出することが
あり、この場合には下枠下部と上枠上部を接する際に上
下の縦枠相互が干渉するので正しく連結できないし、連
結作業がやりずらくなる。
【0007】また、前述の半外付けサッシの連結構造で
あると、躯体取付片の切断除去部分にバリ等が生じ、こ
のバリ等のために方立材による連結が困難で面倒とな
る。つまり、残存部分にバリがあると方立材と正しく連
結できずに、そのバリを除去してから方立材と連結する
ので方立材による連結が困難で面倒となる。しかも、連
結部がメタルタッチとなって連結部より雨水が室内側に
浸入することがある。
【0008】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした段窓の上枠と下枠連結構造を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、上面が、
室外側横板と中間縦板と室内側横板とにより室外側が高
く室内側が低い段差を有する形状で、その中間縦板に被
係止片を室内側に向けて一体的に備えた上枠と、下面
が、室外側横板と中間縦板と室内側横板とにより室外側
が低く室内側が高い段差を有する形状で、その中間縦板
に被係止片を室内側に向けて一体的に備えた下枠と、縦
板とその縦板に室内側に向けて一体的に設けた上係止
片、下係止片を備え、その上係止片、下係止片が下枠の
被係止片、上枠の被係止片にそれぞれ係止されて上枠と
下枠を上枠上面と下枠下面が隙間を置いて仮止めする連
結材と、前記連結材の縦板と上枠の中間縦板を連結する
ビスと、前記連結材の縦板と下枠の中間縦板をするビス
で構成した段窓の上枠と下枠連結構造である。第2の発
明は、上面が、室外側横板と中間縦板と室内側横板とに
より室外側が高く室内側が低い段差を有する形状で、そ
の中間縦板に被係止片を室内側に向けて一体的に備え、
かつ前記中間縦板と連続し段窓とする際に切断除去され
る躯体取付片を室外側横板よりも上方に突出して一体的
に備えたサッシ枠を構成する上枠と、下面が、室外側横
板と中間縦板と室内側横板とにより室外側が低く室内側
が高い段差を有する形状で、その中間縦板に被係止片を
室内側に向けて一体的に備え、かつ前記中間縦板と連続
し段窓とする際に切断除去される躯体取付片を室外側横
板よりも下方に突出して一体的に設けたサッシ枠を構成
する下枠と、縦板とその縦板に一体的に設けた躯体取付
片を備えたサッシ枠を構成する縦枠と、縦板とその縦板
に室内側に向けて一体的に設けた上係止片と下係止片を
備え、その上係止片、下係止片が上のサッシ枠の下枠の
被係止片、下のサッシ枠の上枠の被係止片にそれぞれ係
止されて上枠と下枠を上枠上面と下枠下面が隙間を置い
て仮止めする連結材と、前記連結材の縦板と上枠の中間
縦板を連結するビスと、前記連結材の縦板と下枠の中間
縦板を連結するビスと、前記連結材に装着され上枠の中
間縦板と下枠の中間縦板に跨って圧着されると共に、上
下の縦枠の躯体取付片に跨って圧着される乾式シール材
で構成したことを特徴とする段窓の上枠と下枠連結構造
である。
【0010】
【作 用】第1の発明によれば、上枠と下枠を、連結
材でその上面と下面が隙間を置いて仮止めした状態でビ
スを螺合して上枠と下枠を連結する。第2の発明によれ
ば、半外付けサッシを用いて段窓とした際に、上枠,下
枠の躯体取付片の切断除去部にバリがあっても上枠と下
枠を簡単に連結できるし、上枠と下枠をシールする乾式
シール材によって上下の縦枠の躯体取付片間をもシール
して連結部より雨水が室内側に浸入することを防止でき
る。
【0011】
【実 施 例】図1に示すように、サッシAを構成する
上枠1の上面形状は、室外側横板2と中間縦板3と室内
側横板4により室外側部が高く室内側部が低い段差を有
する階段形状となり、室外側横板2の室外側端部に室外
側縦板5が一体的に設けられ、この室外側縦板5と中間
縦板3に亘って横板6が一体的に設けられて中空部7を
有する上枠本体8を構成している。
【0012】前記中間縦板3には被係止片9が室内側に
向けて一体的に設けられ、室内側横板4には支持片10
が上向き一体的に設けられ、かつカバー材取付片11が
室内側に向けて一体的に設けてある。なお、図2に示す
ように上枠1の中間縦板3は室外側横板2よりも上方に
突出して躯体取付片3aとなり、その躯体取付片3aが
建物躯体Bの外面Cに固着されて半外付けサッシの上枠
となっており、段窓の連結部においては躯体取付片3a
が切除してある。
【0013】サッシ枠Aを構成する下枠20の下面形状
は、室外側横板21と中間縦板22と室内側横板23に
より室外側部が低く室内側部が高い段差を有する階段形
状となり、室外側横板21の室外側端部に室外側縦板2
4が一体的に設けられ、この室外側縦板24と中間縦板
22に亘って横板25が一体的に設けられて中空部26
を有する下枠本体27を構成している。
【0014】前記中間縦板22には被係止片28が室内
側に向けて一体的に設けられ、室内側横板23には支持
片29が下向き一体的に設けられ、かつカバー材取付片
30が室内側に向けて一体的に設けてある。なお、図2
に示すように下枠20の中間縦板22は室外側横板21
よりも下方に突出して躯体取付片22aとなって建物躯
体Bの外面Cに固着されて半外付けサッシの下枠となっ
ており、段窓の連結部においては躯体取付片22aが切
除してある。
【0015】連結材40は縦板41と上横板42と下横
板43により略コ字状断面形状で、その縦板41には室
外側に開口した凹条溝44が形成され、この凹条溝44
を境として上下寄りには第1・第2上突片45,46と
第1、第2下突片47,48が室外側に向けて一体的に
設けてあり、上横板42に上係止片49を室外側に向け
て一体的に設けて上凹部50を形成し、下横板43に下
係止片51を室外側に向けて一体的に設けて下凹部52
を形成している。
【0016】連結材40は上枠1と下枠20の室内側よ
り面外方向に移動されて上係止片49を下枠20の被係
止片28に係止し、下係止片51を上枠1の被係止片9
に係止して上枠1と下枠20を上下方向に位置決めして
上枠1の上面と下枠20の下面との間に隙間を置いて仮
連結し、上横片42に下枠20の支持片29が接し、下
横片43に上枠1の支持片10が接して上枠1と下枠2
0の室外側寄りを連結材40で支持する。
【0017】そして、縦板41の上下よりビス53を上
枠1の中間縦板3、下枠20の中間縦板22にそれぞれ
螺合して上枠1と下枠20を連結材40を介して強固に
連結して上のサッシ枠Aと下のサッシ枠Aを連結し、上
枠1の上面と下枠20の下面との間に隙間を形成する。
【0018】以上の様にして上枠1と下枠20を連結す
る際に、上枠1の上面と下枠20の下面との間に室内寄
りが大きく開口した空間部が形成されているので、連結
材40の押し込みが容易であると共に、ビス53の螺合
が容易であるから、上枠1と下枠20の連結作業が容易
となる。
【0019】また、連結材40の縦板41に形成した凹
条溝44には乾式シール材54が装着され、その乾式シ
ール材54が上枠1の中間縦板3と下枠20の中間縦板
22に跨って圧接して上枠1上面と下枠20下面との間
における面外方向中間部をシールしているし、上板1の
室外側横板2と下枠20の室外側横板21との間におけ
る室外側寄りにはスポンジ等の乾式シール材55が圧着
して設けられて上枠1上面と下枠20下面との間におけ
る室外側寄りをシールしている。
【0020】カバー材60は縦板61の上部寄りに上係
止片62と、上向き凹条溝63を有する上取付片64を
一体的に設け、前記縦板61の下部寄りに下係止片65
と、下向凹条溝66を有する下取付片67を一体的に設
けたもので、その上向凹条溝63、下向凹条溝66には
硬質塩化ビニールなどの断熱材より成るブロック68が
それぞれ装着してある。
【0021】このブロック68は上下係止片62,65
に係合する係止片69と縦板61の上下端部に接する突
出片70を有し、かつビス挿入穴71が形成され、各ブ
ロック68の突出片70を上枠1のカバー材取付片1
1、下枠20のカバー材取付片30の端部にそれぞれ接
し、ビス72をビス挿入穴71に螺合してある。
【0022】このようであるから、カバー材60は断熱
材より成るブロック68を介してビス72により上枠
1、下枠20の室内側端部に取付けられ、このカバー材
60と上枠1、下枠20がメタルタッチとならないので
カバー材60に結露が生じることがないし、連結材4
0、ビス53等がカバー材60で閉塞されて室内より見
えないから内観が見栄え良くなる。
【0023】前記連結材40の上係止片49の先端部は
波形になり、かつ先端寄り内面に円弧状凹部49aを有
しているから、被係止片28を先端部に円弧状凸部を有
する形状とし、その円弧状凸部を円弧状凹部49aに係
合して連結することもできる。
【0024】サッシAを構成する縦枠100は図3に示
すように面外方向に向う縦板101と、躯体取付片10
2と、支持片103を有し、その躯体取付片102には
突片104が支持片103と相対向して一体的に設けら
れ、躯体取付片102におけるその突片104より先端
部分を建物躯体の外面に固着するようになって半外付け
サッシの縦枠となり、前記躯体取付片102は上枠1、
下枠20の中間縦板3,22と面外方向に同一位置とな
っている。
【0025】前記縦枠100の上部,下部は上枠1の上
面形状、下枠20の下面形状に合せて切断され、その縦
板100に上枠1,下枠20の端面を突き合せてビスで
連結されており、前記連結材40は縦枠100の縦板1
01よりも外方に突出して突片104,支持片103と
面内方向と同一位置となっている。
【0026】これにより、連結材40に装着した乾式シ
ール材54が上下のサッシ枠Aを構成する上の縦枠10
0の躯体取付片102の下端寄りと下の縦枠100の躯
体取付片102上端寄りに跨って圧着して上下の躯体
取付片102間をシールしている。
【0027】図3において、上下の縦枠100,100
の縦板101外面と躯体取付片102外面に亘ってシー
ル材105を添着したL型金具106がビス107,1
08で取付けてあり、これによって上下の縦枠100間
をシールしている。
【0028】次に第2実施例を説明する。図4に示すよ
うに、カバー材60は縦板61の上下端寄りに凹条溝7
3とビス孔74を有する取付片75をそれぞれ一体的に
設け、その縦板61の上下中間に上下一対の係止片76
を一体的に設けてあり、各取付片75の凹条溝73に断
熱材より成るブロック77を装着してある。
【0029】連結補助部材80は塩化ビニールなどの断
熱材より成り、縦板状の本体81に上係止片82と下係
止片83を室外側に向けて一体的に設け、その本体81
に上被係止片84と下被係止片85を室内側に向けて一
体的に設けてある。
【0030】連結補助部材80の上係止片82は連結材
40の上横片42の係合部42aに係合して下枠20の
支持片29とで上横片42を挟持し、下係止片83は連
結材40の下横片43の係合部43aに係合して上枠1
の支持片10とで下横片43を挟持して連結材40に連
結してある。
【0031】これにより、上枠1、下枠20と連結材4
0と連結補助部材80が相互に強固に連結されるし、連
結材40の上横片42、下横片43が湾曲変形しないよ
うになる。
【0032】カバー材60は上下の係止片76が連結補
助部材80の上被係止片84、下被係止片85にそれぞ
れ係止して仮止めされ、各ブロック77が上枠1のカバ
ー材取付片11、下枠20のカバー材取付片30にそれ
ぞれ接してメタルタッチでないようになり、ビス72を
各ビス孔74にそれぞれ螺合してカバー材60を上枠1
の下枠20に亘って強固に取付けている。
【0033】このようであるから、カバー材60を仮止
めした状態でビス72を螺合するから、カバー材60の
取付け作業が簡単となる。
【0034】次に第3実施例を説明する。図5に示すよ
うに、カバー材60の縦板61の上下端寄りに一体的に
設けた取付片75を凹状溝73を有するだけの形状とな
り、合成樹脂製の止め具86を各カバー材取付片11,
30の皿ビス穴11a,30aにスナップ式に嵌合して
ブロック77に係合してカバー材60を取付けてある。
【0035】このようにすれば、カバー材60の取付け
作業がより一層簡単となるし、皿ビス穴11a,30a
が止め具86で閉塞されて見栄えが良くなる。
【0036】次に第4実施例を説明する。図6に示すよ
うに、カバー材60は図1と同様にビス72のみで取付
けてある。
【0037】次に第5実施例を説明する。図7に示すよ
うに、カバー材60を木製として上枠1のカバー材取付
片11と下枠20のカバー材取付片30との間に挿入し
てビスで連結してある。
【0038】つまり、上枠1の室内側端部にカバー材取
付片11が室内側に向けて一体的に設けられ、下枠20
の室内側端部にカバー材取付片30が室内側に向けて一
体的に設けてあるから、各カバー材取付片11,30間
に木製のカバー材60を挿入して取付けできる。
【0039】次に第6実施例を説明する。図8に示すよ
うに、連結材40の縦板41にビスホール56を有する
突部57を室内側に向けて一体的に設け、連結補助部材
80の本体81を連結材40の上横片42と下横片43
間に嵌合し、その本体81をビスホール56に螺合した
ビス87で連結材40に固着してあり、カバー材60は
図4と同様にして連結してある。なお、カバー材60の
上下の取付片75と上下の係止片76は連結板78でそ
れぞれ一体的に連結されて中空部を有する形状としてあ
る。
【0040】このようにすれば連結補助部材80を連結
材40に強固に固着でき、震動などで外れることがな
い。
【0041】次に第7実施例を説明する。図9に示すよ
うに、連結材40と連結補助部材80の固着は図8と同
様で、合成樹脂製の止め具86でカバー材60を各カバ
ー材取付片11,30に固着してある。
【0042】次に第8実施例を説明する。図10に示す
ように、カバー材60はビス72のみにより固着してあ
る。
【0043】次に第9実施例を説明する。図11に示す
ように、カバー材60を木製として上枠1のカバー材取
付片11と下枠20のカバー材取付片30との間に挿入
してビス止めて固着してある。
【0044】次に第10実施例を説明する。図12に示
すように、連結材40は縦板41の上部に第1・第2上
突片45,46と上係止片49を一体的に設けて上凹溝
50を形成し縦板41の下部に第1・第2下突片47,
48と下係止片51を一体的に設けて下凹溝52を形成
したものとなり、カバー材60は図4と同様で、連結補
助部材80は本体81に上下被係止片85,86を室内
側に向けて一体的に設けたものとなっている。
【0045】そして、連結補助部材80の本体81の上
下段部81a,81bを上枠1の支持片10、下枠20
の支持片29にそれぞれ接し、その支持片10,22に
押え具90の上下横片91,92を係合し、ビス87を
本体81より押え具90の縦板93に螺合してある。
【0046】連結補助部材80を取付ける時にはビス8
7を弛めて押え具90を仮想線で示すように本体81よ
り離隔し、その押え具90を90度回転した姿勢で上下
枠の支持片10,22間に挿入して本体81の上下段部
81a,81bを支持片10,22に接し、押え具90
を90度回転した状態でビス87を締付けて押え具90
を引き寄せて上下横片91,92を上下の支持片10,
22に係合して固着する。
【0047】このようにすれば、連結補助部材80によ
り上下枠の支持片10,22を支持できるし、その上下
枠の支持片10,22を連結補助部材80に強固に連結
できる。
【0048】次に第11実施例を説明する。図13に示
すように、カバー材60を図5と同様に合成樹脂製の止
め具86で固着してある。
【0049】次に第12実施例を説明する。図14に示
すように、カバー材60はビス72のみで固着してあ
る。
【0050】
【発明の効果】第1の発明によれば、上枠1と下枠20
を、その上面と下面が隙間を置いて連結したので、上窓
枠の縦枠と下窓枠の縦枠が干渉することがないし、上枠
1と下枠20を連結材40で仮止めした状態でビス53
を螺合できるから、これらが相挨って上枠と下枠を簡単
に連結できる。第2の発明によれば、半外付けサッシを
用いて段窓とした際に、上枠,下枠の躯体取付片の切断
除去部にバリがあっても上枠と下枠を簡単に連結できる
し、上枠と下枠をシールする乾式シール材によって上下
の縦枠の躯体取付片間をもシールして連結部より雨水が
室内側に浸入することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す縦断面図である。
【図2】上枠,下枠の躯体取付部の縦断面図である。
【図3】縦枠連結部の斜視図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す縦断面図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す縦断面図である。
【図6】本発明の第4実施例を示す縦断面図である。
【図7】本発明の第5実施例を示す縦断面図である。
【図8】本発明の第6実施例を示す縦断面図である。
【図9】本発明の第7実施例を示す縦断面図である。
【図10】本発明の第8実施例を示す縦断面図である。
【図11】本発明の第9実施例を示す縦断面図である。
【図12】本発明の第10実施例を示す縦断面図であ
る。
【図13】本発明の第11実施例を示す縦断面図であ
る。
【図14】本発明の第12実施例を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1…上枠、2…室外側横板、3…中間縦板、4…室内側
横板、9…被係止片、20…下枠、21…室外側横板、
22…中間縦板、23…室外側横板、28…被係止片、
40…連結材、41…縦板、49…上係止片、51…下
係止片、53…ビス。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が、室外側横板と中間縦板と室内側
    横板とにより室外側が高く室内側が低い段差を有する形
    状で、その中間縦板に被係止片を室内側に向けて一体的
    に備えた上枠と、 下面が、室外側横板と中間縦板と室内側横板とにより室
    外側が低く室内側が高い段差を有する形状で、その中間
    縦板に被係止片を室内側に向けて一体的に備えた下枠
    と、 縦板とその縦板に室内側に向けて一体的に設けた上係止
    片、下係止片を備え、 その上係止片、下係止片が下枠の被係止片、上枠の被係
    止片にそれぞれ係止されて上枠と下枠を上枠上面と下枠
    下面が隙間を置いて仮止めする連結材と、 前記連結材の縦板と上枠の中間縦板を連結するビスと、
    前記連結材の縦板と下枠の中間縦板をするビスで構成し
    た段窓の上枠と下枠連結構造。
  2. 【請求項2】 上面が、室外側横板と中間縦板と室内側
    横板とにより室外側が高く室内側が低い段差を有する形
    状で、その中間縦板に被係止片を室内側に向けて一体的
    に備え、かつ前記中間縦板と連続し段窓とする際に切断
    除去される躯体取付片を室外側横板よりも上方に突出し
    て一体的に備えたサッシ枠を構成する上枠と、 下面が、室外側横板と中間縦板と室内側横板とにより室
    外側が低く室内側が高い段差を有する形状で、その中間
    縦板に被係止片を室内側に向けて一体的に備え、かつ前
    記中間縦板と連続し段窓とする際に切断除去される躯体
    取付片を室外側横板よりも下方に突出して一体的に設け
    たサッシ枠を構成する下枠と、 縦板とその縦板に一体的に設けた躯体取付片を備えたサ
    ッシ枠を構成する縦枠と、 縦板とその縦板に室内側に向けて一体的に設けた上係止
    片と下係止片を備え、 その上係止片、下係止片が上のサッシ枠の下枠の被係止
    片、下のサッシ枠の上枠の被係止片にそれぞれ係止され
    て上枠と下枠を上枠上面と下枠下面が隙間を置いて仮止
    めする連結材と、 前記連結材の縦板と上枠の中間縦板を連結するビスと、
    前記連結材の縦板と下枠の中間縦板を連結するビスと、 前記連結材に装着され上枠の中間縦板と下枠の中間縦板
    に跨って圧着されると共に、上下の縦枠の躯体取付片に
    跨って圧着される乾式シール材で構成したことを特徴と
    する段窓の上枠と下枠連結構造。
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