JPH0645826Y2 - 貯蔵庫の断熱扉 - Google Patents

貯蔵庫の断熱扉

Info

Publication number
JPH0645826Y2
JPH0645826Y2 JP1987104898U JP10489887U JPH0645826Y2 JP H0645826 Y2 JPH0645826 Y2 JP H0645826Y2 JP 1987104898 U JP1987104898 U JP 1987104898U JP 10489887 U JP10489887 U JP 10489887U JP H0645826 Y2 JPH0645826 Y2 JP H0645826Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
outer plate
groove
heat insulating
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987104898U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6412184U (ja
Inventor
勉 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP1987104898U priority Critical patent/JPH0645826Y2/ja
Publication of JPS6412184U publication Critical patent/JPS6412184U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0645826Y2 publication Critical patent/JPH0645826Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refrigerator Housings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は例えば冷蔵庫等の貯蔵庫の断熱扉、更に詳しく
はシール用ガスケットを係合するための飾り枠を有した
ものの改良構成に関する。
(ロ)従来の技術 従来此種貯蔵庫例えば冷蔵庫の断熱扉は例えば実公昭61
-17335号公報では扉自体の側面を合成樹脂等で成形した
ガスケット係合用の枠で形成していた。又、特開昭61-6
6071号公報では扉外板側面後端にこの様な枠を係合して
取付けていた。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 この様に此種断熱扉は冷蔵庫本体との間のシールを行う
為のガスケットを係合する枠を有しているが、実公昭61
-17335号公報では多量の合成樹脂を必要とすると共に外
観も好ましくなくなる。又、特開昭66-66071号公報でも
枠自体の容積は小さくなるものの枠が扉外方に突出する
ため、扉の組立て作業中に当接して外れたり、外観も好
ましくない欠点があった。
本考案は斯かる問題点を解決することを目的とする。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案の断熱扉は、前面と上下左右の側面とこの側面後
部に段落せしめた段差部とからなる扉外板と、扉内板
と、外側面とこの外側面の内側に形成され前記段差部を
挿入させる第一の溝とこの第一の溝よりも内方でかつ外
向きに形成されたシール部材係合用の第二の溝とこの第
二の溝よりも内方に延在し前記扉内板の端部が当接する
当接部と前記第一の溝の断熱材が接する側の面に形成さ
れ前記扉外板の段差部と接する係合部とからなる合成樹
脂製の飾り枠と、これら内外両板及び飾り枠で形成され
た空間に充填される断熱材とを備えたものであり、さら
に、前記扉外板の上下の側面の端部に形成した切欠部
と、この切欠部を閉塞するように扉外板の側面に取り付
けられた扉キャップとを備えたものである。
(ホ)作用 扉外板の上下の側面の左右端部に切欠部を形成したこと
により、扉外板の上下の側面と前面との曲げアールと左
右の側面と前面との曲げアールとを異なったものにする
ことが可能となり、扉外板の加工が容易に行える一方、
この切欠部は扉キャップで確実に閉塞できるので切欠部
から断熱材が漏れることはなく、扉キャップに扉ヒンジ
の軸軸受けとしてのヒンジ孔を形成して扉キャップを取
り付ける時に扉外板の上下側面の端部が邪魔になること
はなく、しかも扉外板を右開き扉及び左開き扉の何れの
扉にも共通して使用することが可能となる。
(ヘ)実施例 次に図面に従って本考案の実施例を説明する。第1図は
本発明を適用せる冷蔵庫の断熱扉(1)の斜視図を示
し、第2図は同断熱扉(1)周縁部の断面図を示す。
又、第3図は断熱扉(1)隅角部の分解斜視図を示し、
第4図は同俯瞰図を示す。更に第5図は扉内板(7)を
除く断熱扉(1)隅角部の俯瞰図を示し、第6図は第5
図のA−A線断面図を示す。(2)は扉外板であり、金
属板の折曲によって前面(3)及び側面(4)が形成さ
れている。側面(4)の後部は内方へ傾斜して段落
(5)した後、後方へ延在する様折曲することにより段
差部(6)を形成している。(7)は扉内板で合成樹脂
板の真空成形して成り、周縁に外向フランジ(8)を形
成されている。(9)は扉外板(2)に取付けられる飾
り枠で、合成樹脂材を押し出し成形したものである。
又、(10)は弾性を有した合成樹脂の押し出し成形にて
成るシール用のガスケットであり、更に(11)は断熱扉
(1)の図示しないヒンジ側に位置する合成樹脂製の扉
キャップである。
飾り枠(9)は外側端に裏側に開放する狭幅の第一の溝
(12)とそれの内側で表側に開放するガスケット10の係
合脚(13)係合用の第二の溝(14)を形成されており、
更にそれより内方に延在する当接部(15)を有してい
る。又、第一の溝(12)の内側開口縁には該開口方向に
斜めに突出した係合部(16)が形成されている。飾り枠
(9)は押し出し成形された長尺の状態から適所を略V
字状に切除(17)して第3図の如く所定の枠状に組立て
たものを、扉外板(2)の後方より段差部(6)の第一
の溝(12)内に挿入して行き、最終的に係合部(16)が
段差部(12)の段落(5)内面に係合することにより扉
外板(2)に取付ける。この時飾り枠(9)の外側端部
は段落(5)後方に位置してその外側面(9A)は前方の
扉外板(2)側面(4)と略面一となる。これによって
飾り枠(9)は安定して扉外板(2)に係止せしめられ
ると共に、側面(4)より側方に突出せず側面(4)と
略面一なので外観上も好ましくなり、又、断熱扉(1)
の組立て中に誤って手指等が飾り枠(9)に衝突して扉
外板(2)から外れてしまい、作業が遅延化する不都合
を防止できる。
扉外板(2)の上下に位置する側面(4)(4)のヒン
ジ側には第3図の如く切欠部(19)が形成されており
(第3図では上部のもののみ示す。)、更に前記側面
(4)の端面には半円状に切欠いた円弧状部(20)が形
成されている。一方扉キャップ(11)は前壁(21)と外
側壁(22)と両壁(21),(22)と間隔を存して下方に
延在する複数のヒレ(23)とヒンジ孔(24)と内部を左
右に分割する隔壁(25)とから成り、切欠部(19)の上
下から(第3図は上部のみ)、切欠部(19)の前縁を前
壁(21)とヒレ(23)間に、扉外板(2)側部の側壁
(4)端面を外側壁(22)とヒレ(23)間に圧入し、
又、隔壁(25)が円弧状部(20)を含む扉外板(2)上
部の側壁(4)端面に当接することにより扉外板(2)
に係合して取付けられ、切欠部(19)を閉塞する。扉外
板2の上の側面4の左右端部に切欠部19を形成したこと
により、扉外板2の上の側面4と前面3との曲げアール
と、右の側面4と前面3との曲げアールとを異なったも
のにすることが可能となり(第4図、第5図では後者の
曲げアールを大きくしている)、従来曲げ作業が難しか
った扉外板2の側面4の加工作業が容易に行える一方、
この切欠部19は扉キャップ11で確実に閉塞できるので切
欠部19から断熱材27が漏れることはなく、扉キャップ11
に扉ヒンジの軸受けとしてのヒンジ孔24を形成すること
ができ、ヒンジ孔24を形成した扉キャップ11を取り付け
る時に扉外板2の上下側面の端部が邪魔になることはな
く、しかも扉外板2をヒンジが右端に位置する右開き扉
及びヒンジが左端に位置する左開き扉の何れの扉にも共
通して使用することが可能となる。
この様に扉外板(2)に飾り枠(9)と扉キャップ(1
1)を係止し、扉内板(7)の外向フランジ(8)を飾
り枠(9)の当接部(15)に密接せしめた状態で所定の
発泡治具内に組込み、扉外板(2)、飾り枠(9)、扉
キャップ(11)及び扉内板(7)間にポリウレタンの原
液を注入して現場発泡方式にて断熱材(27)を充填す
る。断熱材(27)の接着力は扉外板(2)、飾り枠
(9)、扉キャップ(11)及び扉内板(7)を結合し、
断熱扉(1)が完成する。この時、当接部(15)先端の
埋設片(28)が断熱材(27)中に埋設されるので結合力
は更に強力となる。この後、ガスケット(10)の係合脚
(13)を第二の溝(14)に挿入係合して取付ける。この
時段差部(6)は合成樹脂製の飾り枠(9)に被覆さ
れ、且つ、ガスケット(10)によって庫内の冷気から隔
離されるので、冷却され難く、露付きが生じ難くなる。
尚、実施例では扉内板(7)と飾り枠(9)との結合を
断熱材(27)の接着力によって達成したが、それに限ら
れず、当接部(15)と外向フランジ(8)を螺子止めに
て結合しても良い。
(ト)考案の効果 以上のように本考案によれば、扉外板の上下の側面の左
右端部に切欠部を形成したことにより、扉外板の上下の
側面と前面との曲げアールと左右の側面と前面との曲げ
アールとを異なったものにすることが可能となり、扉外
板の加工が容易に行える一方、この切欠部は扉キャップ
で確実に閉塞できるので切欠部から断熱材が漏れること
はなく扉キャップに扉ヒンジの軸軸受けとしてのヒンジ
孔を形成することができ、ヒンジ孔を形成した扉キャッ
プを取り付ける時に扉外板の上下側面の端部が邪魔にな
ることはなく、しかも扉外板を右開き扉及び左開き扉の
何れの扉にも共通して使用することが可能となる。ま
た、飾り枠の外側面で扉外板の側面に形成した段差部を
覆うので、扉外板の側面が貯蔵庫の冷気と接することが
なく、扉外板の側面の露付きを防止できることに加え飾
り枠の係合部と外側面とで段差部を挟むため扉外板の端
部と飾り枠とを接合する格別な接合装置は不要となる。
【図面の簡単な説明】
各図は本考案は実施例を示すもので、第1図は冷蔵庫の
断熱扉の斜視図、第2図は断熱扉周縁部の断面図、第3
図は断熱扉隅角部の分解斜視図、第4図は同隅角部の分
解俯瞰図、第5図は断熱扉隅角部の俯瞰図、第6図は第
5図のA−A線断面図である。 (2)……扉外板、(3)……前面、(4)……側面、
(5)……段落、(6)……段差部、(7)……扉内
板、(9)……飾り枠、(10)……ガスケット、(12)
……第一の溝、(14)……第二の溝、(15)……当接
部、(16)……係合部、(27)……断熱材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面と上下左右の側面とこの側面後部に段
    落せしめた段差部とからなる扉外板と、扉内板と、外側
    面とこの外側面の内側に形成され前記段差部を挿入させ
    る第一の溝とこの第一の溝よりも内方でかつ外向きに形
    成されたシール部材係合用の第二の溝とこの第二の溝よ
    りも内方に延在し前記扉内板の端部が当接する当接部と
    前記第一の溝の断熱材が接する側の面に形成され前記扉
    外板の段差部と接する係合部とからなる合成樹脂製の飾
    り枠と、これら内外両板及び飾り枠で形成された空間に
    充填される断熱材とを備えた断熱扉において、前記扉外
    板の上下の側面の端部に形成した切欠部と、この切欠部
    を閉塞するように扉外板の側面に取り付けられた扉キャ
    ップとを備えたことを特徴とする貯蔵庫の断熱扉。
JP1987104898U 1987-07-08 1987-07-08 貯蔵庫の断熱扉 Expired - Lifetime JPH0645826Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987104898U JPH0645826Y2 (ja) 1987-07-08 1987-07-08 貯蔵庫の断熱扉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987104898U JPH0645826Y2 (ja) 1987-07-08 1987-07-08 貯蔵庫の断熱扉

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6412184U JPS6412184U (ja) 1989-01-23
JPH0645826Y2 true JPH0645826Y2 (ja) 1994-11-24

Family

ID=31337028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987104898U Expired - Lifetime JPH0645826Y2 (ja) 1987-07-08 1987-07-08 貯蔵庫の断熱扉

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0645826Y2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5960485U (ja) * 1982-06-18 1984-04-20 株式会社日立製作所 冷蔵庫の断熱扉
JPS5921487U (ja) * 1982-07-30 1984-02-09 株式会社日立製作所 冷蔵庫の断熱扉
JPS5937665U (ja) * 1982-08-31 1984-03-09 富士通株式会社 紙葉類整列機構
JPS6032860U (ja) * 1983-08-10 1985-03-06 デイエツクスアンテナ株式会社 自動利得制御器付増幅器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6412184U (ja) 1989-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6238208Y2 (ja)
JP3341319B2 (ja) 冷蔵庫の扉
JPH0645826Y2 (ja) 貯蔵庫の断熱扉
JPH0641830B2 (ja) 冷蔵庫の扉体
JPH06100417B2 (ja) 冷蔵庫の扉
JP2005068875A (ja) 扉の枠構造
JPS6212485U (ja)
JPS5841355Y2 (ja) 金属製框ドア
JPH0651772U (ja) ハンドルの取付装置
JPS5918053Y2 (ja) 磁石を有する家具用扉
JP2804545B2 (ja) 断熱扉の製造方法
JP2828694B2 (ja) 断熱扉
JPS6237095Y2 (ja)
JPS62146771U (ja)
JPH0348400Y2 (ja)
JPH0451355Y2 (ja)
JPS6244058Y2 (ja)
JPH0519747Y2 (ja)
JPS5910548Y2 (ja) 断熱箱体における排水部構造
JPS5850072Y2 (ja) サツシ障子
JP2789173B2 (ja) 段窓の上枠と下枠連結構造
JPH0332955Y2 (ja)
JP3962634B2 (ja) 断熱箱体
JPS6246219U (ja)
JPH08261637A (ja) 冷蔵庫の扉