JPS5850072Y2 - サツシ障子 - Google Patents

サツシ障子

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Publication number
JPS5850072Y2
JPS5850072Y2 JP18180878U JP18180878U JPS5850072Y2 JP S5850072 Y2 JPS5850072 Y2 JP S5850072Y2 JP 18180878 U JP18180878 U JP 18180878U JP 18180878 U JP18180878 U JP 18180878U JP S5850072 Y2 JPS5850072 Y2 JP S5850072Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corner
groove
frame
shoji
corner member
Prior art date
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Expired
Application number
JP18180878U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5597082U (ja
Inventor
満男 永瀬
Original Assignee
ワイケイケイ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ワイケイケイ株式会社 filed Critical ワイケイケイ株式会社
Priority to JP18180878U priority Critical patent/JPS5850072Y2/ja
Publication of JPS5597082U publication Critical patent/JPS5597082U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5850072Y2 publication Critical patent/JPS5850072Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Joining Of Corner Units Of Frames Or Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は玄関引戸等のサツシ障子に関する。
従来のサツシ障子には、硝子板の隅角部を外観上円弧上
にするため内側隅角部に長辺を円弧状に形成しこの長辺
に沿って厚さ方向中間部に硝子板嵌大溝を形成した略直
角三角形状のコーナ一部材を方形状に枠組みした枠体の
隅角部溝内に嵌合したものが存在する(実公昭48−2
6856号公報参照)。
しかしこのサツシ障子では、硝子板と額縁等の枠体、硝
子板とコーナ一部材との間の水密性はガスケットにより
確保できる反面、枠体をコーナ一部材との間の水密性に
は問題が生じる。
つまり、第5図に示す如く、硝子板aはコーナ一部材す
の硝子板嵌大溝C内に嵌入されてガスケツ)dによって
支持され、硝子板aとコーナ一部材す間の隙間は封ぜら
れているが、コーナ一部材は枠体の隅角部を外観上円弧
状にするために長辺側一部が枠体の溝内から突出するた
め、コーナ一部材すが枠体eの溝f内にぴったりと嵌合
していない場合、コーナ一部材すと枠体eとの間に隙間
gが生じてしまい、この隙間gより雨水が障子の隅角部
内に浸入し、遂には下框内に溜ってサツシ障子の腐食原
因となるおそれがある。
本考案は前記従来の問題点を解決するために創案された
ものであり、その目的は円弧状の隅角部を備え、かつそ
の隅角部における水蜜性が害されることのない外観の良
好なサツシ障子を提供することにある。
以下、その実施例を図面により説明すると、サツシ障子
は短根1と横框2よりなる方形枠の内周の連続した取付
溝3内に方形に組まれた枠体である額縁4を嵌付け、さ
らにその額縁内周の連続した溝5内にかスケット6を介
し硝子板7を嵌着したものである。
方形状に枠組みされた額縁4の隅角部溝5内にはコーナ
一部材8が嵌合されている。
コーナ一部材8その厚さ方向中央で二分割された両分割
体8a、8bよりなる。
両分割体8a、8bは互いに略対称に形成されており、
長辺11が円弧状の略直角三角形状であって、相対向側
面に各々略直角三角形状の凹部10 a 、10 bが
凹設されている。
また両分割体8 a 、8 bの長辺11の両端には切
欠き16が各々形成されている。
この対称の分割体8 a 、8 bの対向面間には弾性
部材13が介在されている。
該弾性部材13は図示するものでは、分割体8a、8b
の片端部および屈曲部における対向面間に介在されてい
るが、両分割体の対向面部に一体に形成しても、または
別体のものを取付けてもよい。
また、両分割体8a、8bはそれぞれ対向側で嵌合する
凸部14および凹部15を備え、これらにより対向方向
内側または外側への働きをガイドする如く組合わせられ
ている。
さらに他の実施例としては、前記凸部14を弾性体とし
凹部15の底壁に圧接するようにもできる。
両分割体8 a 、8 bには各凹部10a、10bが
形成されているため、両分割体8a、8bを突き合せた
とき、コーナ一部材8の厚さ方向中間部には硝子板嵌入
溝10が形成されることになる。
前記額縁4は、連結端部の45°に傾斜した切口9を、
プラスチックまたは金属等よりなる略直角三角形状のコ
ーナ一部材8の長辺11の両端方向がら各々嵌合して直
角に突合せて連結し、コーナ一部材8は溝5内に嵌合さ
れている。
コーナ一部材8の長辺11は円弧状に形成されており、
溝5内に全体が嵌入せず、長辺11側の一部であるコー
ナーカバー片12が溝5から相対向する隅角部方向に突
出せしめられている。
額縁4の溝5には相対向側に突片17,17が全長に渡
って突設ゼしぬられているが、この突片17゜17が前
記コーナ一部材8の切欠き16.16に嵌合され、コー
ナ一部材8のうち溝5がら突出するコーナーカバー片1
2に対応する突片17,17は切欠かれている。
枠体内周の直線部分では硝子板7は、ガスケット6を介
して額縁4の溝5内に嵌着されている(第2図)。
また、コーナ一部材8が嵌合された部分においては硝子
板7はその隅角部7aをガスケット底部から外側に貫通
された状態で前記コーナ一部材8の硝子板嵌入溝10に
ガスケット6を介し嵌着されている。
(第3図)。本考案は以上の構成よりなり、略直角三角
形状のコーナ一部材8はその厚さ方向に2分割され、そ
の分割体8a、8bの対向面間には弾性部材13が介在
されているため、額縁4の枠組みにおいて、前記弾性部
材を圧縮状態にて額縁4の連結端部に挿入し、その後圧
縮力を解放すれば、分割体8a、8bは弾性部材の外側
への反力を受け、両分割体が額縁4の隅角部内側面を内
側から押すことになり、隅角部内側面に密着することが
できる。
したがって、額縁隅角部の内側面に密着した状態にある
コーナ一部材8が額縁隅角部のコーナ一部材と額縁との
接触面を塞いでいるため、従来のようにこの部分に隙間
が生じ雨水等が框内に浸入することを防止することがで
きるとともに、額縁4の枠組作業が容易迅速にできる。
なお、額縁4を構成する枠体の連結例につき説明したが
、本連結構造は枠体を短根および横框としてその連結に
も適用できることは勿論である。
本考案によれば、以上のように枠体連結部の隙間を通し
雨水が浸入するのを防止するという所期の目的を達成で
きるばかりでなく、枠体の組み作業の能率向上にも役立
つなど実用上きわめて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図はサツシ障子の部分的断面図、第2図、第3図は
第1図のII−II線、III −III線断面図、第
4図はコーナ一部材の組立前における状態を示す斜視図
、第5図は従来のサツシ障子隅角部の断面図である。 1・・・・・・短根、2・・・・・・横框、3・・・・
・・取付溝、4・・・・・・額縁、5・・・・・・溝、
6・・・・・・ガスケット、7・・・・・・硝子板、7
a・・・・・・隅角部、8・・・・・・コーナ一部材、
8a、8b・・・・・・分割体、9・・・・・・切口、
10・・・・・・硝子板嵌大溝、10a、10b・・・
・・・凹部、11・・・・・・長辺、12・・・・・・
コーナーカバー片、13・・・・・・弾性部材、14・
・・・・・凸部、15・・・・・・凹部、16・・・・
・・切欠き、17・・・・・・突片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 方形状に枠組みされた枠体内周に溝5を凹設し枠体の隅
    角部溝5内に、長辺11を円弧状に形成した略直角三角
    形状であって、かつ厚さ方向中間部に硝子板嵌大溝10
    を有するコーナ一部材8を嵌合し、該コーナ一部材8の
    長辺11側一部が枠体の溝5内から相対向する隅角部方
    向に突出して隅角部が円弧状となるよう構成したサツシ
    障子において、前記コーナ一部材8はその厚さ方向に2
    分割され、その分割8 a 、8 bの対向面間に該分
    割体8a、8bを前記枠体の内側面に密着せしめる弾性
    部材13を介在させたことを特徴とするサツシ障子。
JP18180878U 1978-12-27 1978-12-27 サツシ障子 Expired JPS5850072Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18180878U JPS5850072Y2 (ja) 1978-12-27 1978-12-27 サツシ障子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18180878U JPS5850072Y2 (ja) 1978-12-27 1978-12-27 サツシ障子

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Publication Number Publication Date
JPS5597082U JPS5597082U (ja) 1980-07-05
JPS5850072Y2 true JPS5850072Y2 (ja) 1983-11-15

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ID=29193485

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18180878U Expired JPS5850072Y2 (ja) 1978-12-27 1978-12-27 サツシ障子

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JP7020868B2 (ja) * 2017-11-09 2022-02-16 株式会社Lixil 建具及びガラス外れ止め部材

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JPS5597082U (ja) 1980-07-05

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