JPS624156Y2 - - Google Patents

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JPS624156Y2
JPS624156Y2 JP1981090609U JP9060981U JPS624156Y2 JP S624156 Y2 JPS624156 Y2 JP S624156Y2 JP 1981090609 U JP1981090609 U JP 1981090609U JP 9060981 U JP9060981 U JP 9060981U JP S624156 Y2 JPS624156 Y2 JP S624156Y2
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frame
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panels
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JP1981090609U
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は扉等の内側に形成された枠に対し内外
から一対の鋳物パネルをネジ止め固定して成る扉
等のパネル取付け装置に関する。
(従来技術とその問題点) 近年、家屋の玄関その他の出入口に使用される
扉として、第1図a,bに示すように扉Aの内側
に形成された枠aの中に、表面に装飾的な凹凸面
を形出したアルミニウム等の金属鋳物や合成樹脂
から成るパネルを扉面に配設した金属製扉が提案
実施されている。このような金属製扉Aは縦枠と
横枠2とから構成された基枠内に縦棧3と横棧4
とを配して内部に多数の枠aを形成し、この枠a
にアルミニウム等の金属鋳物から成る一対の鋳物
パネルC1,C2を取付けたものである。すなわ
ち、各パネルC1,C2の外側周部には係合突部5
が突設されるとともに、一方のパネルC1の隅角
部付近には各1個のネジ孔6aが設けられ、これ
にネジ孔6aに対応する他方のパネルC2の隅角
部付近にはネジ受け部6bが形成されている。こ
れらパネルC1,C2を枠aをはさんで内側と外側
とから対面対向させ、上記係合突部を枠aの内周
縁に係合させるとともに、一方のパネルC1のネ
ジ孔6aからネジ6を挿入して他方のパネルC2
のネジ受け部6bに螺合して締結し、両パネル
C1,C2で枠aを挟持して固定している。しか
し、このような従来例においては、鋳物パネル
C1,C2及び枠aはともに金属であり、金属の成
形体が互いに直接に接することになるため、これ
ら部材の接合部を完全に密着整合させることは極
めて困難であり、成形の際のわずかな寸法の誤差
あるいは取付け時のズレによつて接合部にズレや
隙間が形成されることが多い。この隙間は風雨の
進入や防音性の劣化をきたすこか、扉の開閉時に
ガタつきや不快な振動音の発生を招き、また、こ
のような扉のガタつきにはパネルの締付けネジの
ゆるみの原因となる。
(考案の目的) 本考案は上記欠点の解決を目的とし、特にパネ
ル相互間及びパネルと枠体とが隙間なく結合する
とともにパネルの締付けネジの緩みを防止でき、
しかも組立性にも優れるパネル取付け装置を提案
することを目的とする。
(目的と達成するための手段) 上記目的を達成するため、本考案に係る扉等の
パネル取付け装置は、扉等の内側に形成された枠
の内側に下記構成のシール部材を介して内外一対
の鋳物又は合成樹脂製パネルをネジ止めして取付
けて成ることを特徴とする。
(イ) 前記シール部材は、内外一対の鋳物又は合成
樹脂製パネルの外側周と扉等の内側に形成され
た枠の内側周との間に介在されるシール部と、
該シール部の内方に突出して上記内外一対の鋳
物又は合成樹脂製パネル間に挟持されるパネル
受け部と、上記シール部の外方に突出して上記
枠の内周面に形成された嵌合溝内に嵌合される
嵌合凸部とから一体に形成されていること。
(ロ) 前記シール部材は硬質合成樹脂から構成さ
れ、しかも上記シール部の両側面と上記パネル
受け部の上記枠の内周面に対面する側部とに
は、軟質合成樹脂製の弾性緩衝部が一体に形成
されていること。
(実施例) 以下、図面によつて本考案の実施態様について
説明する。
なお、第2図は本考案に係る取パネル取付け装
置による扉の正面図、第3図は第2図の部分Pの
拡大図、第4図は本考案に系る取付け装置を示す
第3図のY−Y線上の断面図、第5図は第4図に
示す本考案に係る取付け装置の分解図、第6図
a,bはL形アングル及びシール部材の基部の他
の例を示す一部断面図であり、第7図は本考案に
係る取付け装置の他の例の適用例の一部断面図で
ある。
まず、第2図乃至第5図において、符号Aはア
ルミニウム又はその合金の押出形材から成る金属
製扉であり、この扉Aは縦枠1,1及び横枠2,
2を方形に枠組みして基枠を構成し、この基枠内
に縦棧3と横棧4とを配設して成るもので、これ
ら縦、横枠1,2及び縦、横棧3,4との組合せ
により基枠内に複数の枠aが形成されている。そ
して各枠aの内側にはシール部材Bを介して鋳物
パネルC,C′が取付けられている。すなわち、
鋳物パネルC,C′は枠aの内側形状と同じ外側
形状を有し、その対応する辺の外側寸法は枠aの
内側寸法よりも小さく構成され、またその外側周
には内側に係合突部7が突出され、さらに一方の
パネルCの隅角部付近にはネジ孔6aが穿たれる
とともに、他方のパネルC′の隅角部付近にはネ
ジ受け部6bが形成されている。
次に、枠aの内周には一定の間隔をおいて突縁
8,8が対設され、これら突縁8,8間に嵌合溝
8aが形成されている。また、シール部材Bは内
部に保持孔10aを形成した中空の嵌合凸部10
とこの嵌合凸部10から内方に突出するパネル受
け部11と、上記嵌合凸部10とパネル受け部1
1との境界部から左右の突出するシール部12と
を備えるとともに、上記パネル受け部11の両側
部及びシール部12の外方側部には中空の弾性緩
衝部13,14がそれぞれ一体に形成されてい
る。上記シール部材Bの嵌合凸部10、パネル受
け部11及びシール部12は硬質塩化ビニル等の
硬質合成樹脂から構成される一方、弾性緩衝部1
3,14は軟質塩化ビニル等の軟質合成樹脂から
構成され、これら硬質部と軟質部とから成るシー
ル部材Bは一体に押出成形され、枠a及びパネル
C,C′の寸法に合せて適宜長さに切断されてい
る。なお、シール部12の厚みはほぼ枠aの内側
寸法と鋳物パネルC,C′の外側寸法との差に等
しくすればよく、また嵌合凸部10の幅は枠aの
嵌合溝の開口幅と等しくすればよい。
このような構成のシール部材Bを介して枠aに
パネルを取付ける場合、まず、枠aの内底部にセ
ツテイングピース15を取付け、さらにこのセツ
テイングピース15上にシール部材Bの嵌合凸部
10を枠aの嵌合溝8内に嵌入して着座させる一
方、パネル受け部11を挟んで内外から鋳物パネ
ルC,C′を対向対面させ、一方のパネルCのネ
ジ孔6aからネジ16を挿入し、他方の鋳物パネ
ルC′のネジ受け部6bに螺合して締結する。鋳
物パネルC,C′の他の辺も上記と同じ要領で枠
aに取付けられ、このようにして鋳物パネルC,
C′はパネル受け部11を介して一体に結合され
るとともに、その外周及び枠aの内周にはシール
部材Bが周設される。この場合、鋳物パネルC,
C′の角部の直交する2辺に取付けられたシール
部材B,B′の端部接続部に位置ずれや分離を防ぐ
ため、接続すべきシール部材B,B′の嵌合凸部1
0の保持孔10a内に金属製のL形アングル17
の各片を挿通して接続するのが好ましい。このよ
うに構成すると、隣り合うシール部材B,B′はL
形アングル17を介して整合状態で強固に接続さ
れるため、使用中の振動や衝撃によつても位置ず
れや分離が生じない。なお、L形アングル17の
形状及び嵌合凸部10のアングル保持孔10aの
内部形状は固示されたものに限定されない。例え
ば、第6図aに示すL形アングル17′のように
各片が横長でもよく、あるいは同図bの保持孔1
0a′のように対向側面に内側に突出する膨突部1
8を形成したものであつてもよい。
このような取付け態様においては、まずシール
部材Bの嵌合凸部10を枠aの嵌合溝内に嵌入す
るだけで該シール部材Bの装着は完了するので、
装着作業が非常に楽であり、鋳物パネルC,
C′の寸法誤差や取付けの際のわずかな取付け誤
差はパネル受け部11の弾性緩衝部13に吸収さ
れるのでパネルの成形が容易となり、組立性も良
好である。また、シール部材Bのパネル受け部1
1側面の弾性緩衝部13はネジ16の締結に伴な
い鋳物パネルC,C′によつて押圧されるため、
上記鋳物パネルC,C′に完全に密着する。同様
に、シール部12の厚みはほぼ鋳物パネルC,
C′と枠aとの間に形成された間隙に等しいの
で、シール部12の通性緩隙部14も鋳物パネル
の取付けによつて押圧されるため、枠aに密着す
る。このため、鋳物パネルC,C′相互間及び鋳
物パネルC,C′と枠aとの間はシールされる。
なお、シール部12と枠aとの密着をより完全に
するためにはシール部12にテーパを設けてシー
ル部12を先細に形成するのが好ましい。この場
合、ネジ16の締結によりパネル係合突部7がテ
ーパ面に沿つて互いに近づくにしたがつてシール
部材Bは外方に押し出されるので、弾性衝撃部1
4は枠aの突部8に完全に密着する。このような
鋳物パネルC,C′相互及び該鋳物パネルC,
C′と枠aとがシール部材Bを介して密圧着する
と雨水の進入が帽子され、防音効果が向上するだ
けでなく、上記鋳物パネルC,C及び枠aに接す
る弾性衝撃部13,14は弾性であるので押圧さ
れると弾性反撥力が働く。このため、鋳物パネル
C,C′と枠aとの間にガタつきが生じない。ま
た一対の鋳物パネルC,C′は上記弾性衝撃部1
3の弾性反撥力によつてネジ16の締結方向とは
逆向きに押しもどされるから、ネジ16にはワツ
シヤーを取付けたのと同じ力が作用することにな
り、したがつて、扉Aの開閉時の振動や衝撃にも
かかわらず両鋳物パネルC,C′間にガタつきが
生じないだけでなく、締付けネジ16の緩みが防
止される。
次に、第7図は枠aの内周に飾り縁20を周設
し、さらにこの飾り縁20の内側の形成された枠
の内周に鋳物パネルを取付ける例を示したもので
ある。飾り縁20はアルミニウム又はその合金の
押出形材から構成され、その側面には装飾凹凸面
が形出されるとともに、その外方には差込み脚片
20aが突設され、その内周面には嵌合溝20b
が形成されている。上記飾り縁20は差込み脚片
20aを枠aの嵌合溝8a内に差込むことによつ
て枠aの内周に周設されて枠を構成している。そ
こで、この場合も上記例と略同じ構成のシール部
材Bの嵌合凸部10′を飾り縁20の嵌合溝20
bに着座させるとともに一対の鋳物パネルC,
C′を上記シール部材B′のパネル受け部11を挟
んで対向させ、ネジ(図示せず)で締結すること
によつて取付け固定することができる。なお、シ
ール部材B′の嵌合凸部10′の幅は飾り縁20の
嵌合溝20bの開口幅に対応して調整しておく必
要があることはもちろんである。また、この例に
おいても直交して接続するシール部材はL形アル
ングルを介して接続するのが好ましい。上記取付
けによるシール効果、ガタつき防止効果、ネジの
緩み防止効果等も前記例と同様である。
なお、上記には扉枠に鋳物パネルを取付ける例
について説明したが、本考案は鋳物パネルを取付
けるものであれば、必ずしも扉枠に限定されず、
例えば引戸にパネルを取付ける場合にも適用で
き、また、パネルも鋳物パネルに限らず例えば合
成樹脂パネルであつてもよい。
(考案の効果) 以上詳しく説明したように、本考案の扉等のパ
ネル取付け装置によれば、パネルは合成樹脂製の
シール部材を介して結合されるので、ガタつきや
それに伴なう不快な振動音が発生しない。次に、
パネル及び扉等の枠はともに上記シール部材の弾
性緩衝部に直接接するので、上記パネルト枠間の
シールは完全で雨水の浸入は防止され、防音効果
を向上する。また、パネルによつて押圧されたパ
ネル受け部の弾性緩衝部の弾性反撥力によつて、
パネルの締付はネジの緩みは防止され、同様に枠
とパネルとの間に介在するシール部の弾性緩衝部
もその弾性反撥力によつてパネルとは枠の中心側
に保持されるので、扉等は常に円滑かつ安定に開
閉することができる。さらに、シール部材の枠へ
の装着は非常に容易であるので、組立性が良好で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図aは従来のパネル取付け装置による金属
製扉の正面図、同図bは従来のパネル取付け装置
を示す同図aのX−X線上の断面図、第2図は本
考案に係る取付装置による扉の正面図、第3図は
第2図の部分Pの拡大図、第4図は本考案に係る
取付け装置を示す第3図のY−Y線上の断面図、
第5図は第4図に示す本考案に係る取付け装置の
分解図、第6図a,bはL形アングル及びシール
部材の基部の他の例を示す一部断面図であり、第
7図は本考案に係る取付け装置の他の例の適用例
の一部断面図である。 符号、A……扉、B……シール部材、C,
C′……鋳物パネル、a……枠、10……嵌合凸
部、11……パネル受け部、12……シール部、
13,14……弾性衝撃部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 扉等の内側に形成された枠の内側に下記構成の
    シール部材を介して内外一対の鋳物又は合成樹脂
    製パネルをネジ止めして取付けて成ることを特徴
    とする扉等のパネル取付け装置。 (イ) 前記シール部材は、内外一対の鋳物又は合成
    樹脂製パネルの外側周と扉等の内側に形成され
    た枠の内側周との間に介在されるシール部と、
    該シール部の内方に突出して上記内外一対の鋳
    物又は合成樹脂製パネル間に挟持されるパネル
    受け部と、上記シール部の外方に突出して上記
    枠の内周面に形成された嵌合溝内に嵌合される
    嵌合凸部とから一体に形成されていること。 (ロ) 前記シール部材は硬質合成樹脂から構成さ
    れ、しかも上記シール部の両側面と上記パネル
    受け部の上記枠の内周面に対面する側部とに
    は、軟質合成樹脂製の弾性緩衝部が一体に形成
    されていること。
JP1981090609U 1981-06-19 1981-06-19 Expired JPS624156Y2 (ja)

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JP1981090609U JPS624156Y2 (ja) 1981-06-19 1981-06-19

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JPS57202588U JPS57202588U (ja) 1982-12-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5715343Y2 (ja) * 1976-08-31 1982-03-30
JPS5334239U (ja) * 1976-08-31 1978-03-25

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