JPH065504Y2 - ドアの構造 - Google Patents

ドアの構造

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JPH065504Y2
JPH065504Y2 JP1987199256U JP19925687U JPH065504Y2 JP H065504 Y2 JPH065504 Y2 JP H065504Y2 JP 1987199256 U JP1987199256 U JP 1987199256U JP 19925687 U JP19925687 U JP 19925687U JP H065504 Y2 JPH065504 Y2 JP H065504Y2
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JP
Japan
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end plate
frame
lattice
door
fixed
Prior art date
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JP1987199256U
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English (en)
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JPH0198892U (ja
Inventor
多計治 古村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、玄関ドアや内装ドアを形成する際に用いる
ドアの構造に関するものである。
〔背景技術〕
従来、木材により外枠を形成し、この外枠の開口に鏡板
を格子状に設けて形成したドアとして第4図に示すもの
があった。このドアの構造は、一対の縦框21と上框2
2,下框23で外枠を形成し、この外枠内に縦横に中框
24を設けて格子を形成し、各々格子に鏡板25を嵌め
込むことにより形成したものである。
しかし、この構造では、ドアの表面に連続した柄や模様
をデザインする場合に、鏡板25が各々格子に分断され
た状態で設置されていたので、柄等に連続性がなくな
り、外観が損なわれていた。また、格子毎に鏡板25を
嵌め込むようにしていたので、長期間にわたって使用し
ているうちに鏡板25が乾燥収縮して周縁の框21,2
2,23,24との間に隙間が生じ、鏡板25ががたつ
くということがあった。特に、このドアを玄関ドアとし
て用いた場合には、この隙間から風雨等が浸入するとい
う問題が生じてた。さらに、鏡板25の固定を一枚づつ
行うのは、作業の能率がよくなかった。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、外観に優れ、風雨等の浸入が防止で
き、かつ作業性に優れたドアの構造を提供することであ
る。
〔考案の開示〕
この考案のドアの構造は、一対の縦框および上框,下框
で外枠を形成し、この外枠の内周側の開口に多数の鏡板
を格子状に設けることにより前記開口を塞いだドアの構
造において、複数の前記鏡板を芯材の表裏面に所定の間
隔で配列して固着し、前記外枠の内周に形成された溝に
前記芯材の端縁部を嵌合し、前記鏡板の表裏面に格子部
材を設けてこの格子部材で前記鏡板を挟圧したことを特
徴とするもので、複数の鏡板を芯材の表裏面に固着し、
外枠の内周に形成された溝に芯材の端縁部を嵌合したの
で、鏡板の表面の柄を連続して形成することができ、外
観を向上させることができる。また、芯材に鏡板を固着
したので、鏡板の収縮が防止でき、各々框との間にずれ
や隙間等が生じるのを防止することができる。そのた
め、風雨等が浸入することがない。また、あらかじめ、
鏡板に芯材を固着しておくことにより、組立作業性がよ
くなる。また、芯材は外枠内において格子部材の位置で
分断されず連続して設けられるため、各鏡板とともにド
ア全体の強度を向上させることができる。また、格子部
材も強度を向上させる役割をなす。
実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第3図に基づいて説
明する。このドアの構造は、複数の鏡板4を芯材6の表
裏面に所定の間隔で配列して固着し、この芯材6を一対
の縦框1および上框2,下框3で形成した外枠の内周側
に固定して開口を塞ぎ、鏡板4の外面に格子部材5を設
け、この格子部材5で鏡板4を挟圧したものである。
縦框1および上框2,下框3は、木材等から形成してあ
り、一対の縦框1の間に挟まれた状態で上框2および下
框3が固定されている。固定は実接合等により行う。こ
れらの框1,2,3によって形成された外枠の内周側に
は、溝1a,2a,3a(第2,3図参照)が形成して
あり、この溝1a,2a,3aに芯材6の周端縁が嵌合
することにより芯材6が固定される。
鏡板4は、木材等からなり、表面に装飾模様等が形成し
てある。この鏡板4は、芯材6の表裏面に所定の間隔で
配列し、接着剤等で固着してある。鏡板4の周縁部は厚
みを薄くしてあり、格子部材5を固着した際に格子部材
5が外枠の表面よりも突出しないようにしてある。
格子部材5は、アルミニウム鋳物等からなり、あらかじ
め格子状に一体形成してある。この格子部材5は、鏡板
4の表裏面に設けられ、鏡板4を挟圧した状態で固定し
てある。一方の格子部材5の交点位置には固着具挿通孔
が形成してあり、他方の格子部材5の交点位置には内側
にねじ孔が形成してある。したがって、一方および他方
の格子部材5を互いに固着具7で連結することが可能で
ある。
格子部材5の鏡板4側の各々両角部にはゴム等からなる
防水パッキング8が設けてあり、風雨の浸入とともに格
子部材5のがたつきを防止することができる。
芯材6は、合板等からなり、外枠の内周側に形成した溝
1a,2a,3aに嵌合することにより固定される。ま
た、芯材6の格子部材5の交点が当接する位置には、固
着具7が挿通可能な固着具挿通孔が形成してある。
この実施例によるドアの施工手順を説明する。各々框
1,2,3にはあらかじめ溝1a,2a,3aを形成し
ておく。また、芯材6の表裏面には鏡板4をあらかじめ
接着剤等で固着しておく。この芯材6の上下端に上框2
および下框3をそれぞれ固定する。続いて両側端に一対
の縦框1を固定する。このとき縦框1と上框2,下框3
も固定する。格子部材5の鏡板4側の各々角部に防水パ
ッキング8を固着する。この格子部材5を鏡板4の外面
側に設置し、これら一対の格子部材5を固着具7により
互いに連結する。以上でドアが完成する。
この実施例の構成によると、複数の鏡板4を所定の間隔
で配列して芯材6に固着したので、鏡板4の表面の柄を
連続させることができ、外観の向上を図ることができ
る。また、鏡板4を芯材6にあらかじめ固着しておくこ
とにより、組立作業を能率的に行うことができる。しか
も、この鏡板4を芯材6に固着したので、鏡板4がずれ
ることがなく、鏡板4の乾燥収縮による隙間が発生する
のを防止することができる。したがって、風雨等の浸入
を防止することができる。同時に、表裏の鏡板4を芯材
6に固着したことにより鏡板4自体の強度を高めること
ができる。さらに、鏡板4と格子部材5の間に防水パッ
キング8を設けたので、防水性をさらに高めることがで
きる。
なお、前記実施例においては、格子部材5は芯材6に固
着した鏡板4を挟圧していたが、芯材6のみを直接挟圧
してもよい。
〔考案の効果〕
この考案のドアの構造によると、複数の鏡板を所定の間
隔で配列して芯材に固着し、外枠の内周に形成された溝
に芯材の端縁部を嵌合したので、鏡板の表面の柄を連続
させることができ、外観の向上を図ることができる。ま
た、鏡板をあらかじめ芯材に固着したことにより、ドア
に組立作業を能率的に行うことができる。また、この鏡
板を芯材に固着したので、鏡板がずれることがなく、鏡
板の乾燥収縮による隙間の発生を防止することができ
る。したがって、風雨等の浸入を防止することができ
る。また、芯材は外枠内において格子部材の位置で分断
されず連続して設けられるため、各鏡板とともにドア全
体の強度を向上させることができる。また、格子部材も
強度を向上させる役割をなす。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案の一実施例の正面図、第2図は第1図
のII−II断面図、第3図は第1図のIII−III断面図、第
4図は従来例の正面図である。 1……縦框、2……上框、3……下框、4……鏡板、5
……格子部材、6……芯材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の縦框および上框,下框で外枠を形成
    し、この外枠の内周側の開口に多数の鏡板を格子状に設
    けることにより前記開口を塞いだドアの構造において、
    複数の前記鏡板を芯材の表裏面に所定の間隔で配列して
    固着し、前記外枠の内周に形成された溝に前記芯材の端
    縁部を嵌合し、前記鏡板の表裏面に格子部材を設けてこ
    の格子部材で前記鏡板を挟圧したことを特徴とするドア
    の構造。
JP1987199256U 1987-12-23 1987-12-23 ドアの構造 Expired - Lifetime JPH065504Y2 (ja)

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JP1987199256U JPH065504Y2 (ja) 1987-12-23 1987-12-23 ドアの構造

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JP1987199256U JPH065504Y2 (ja) 1987-12-23 1987-12-23 ドアの構造

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Publication Number Publication Date
JPH0198892U JPH0198892U (ja) 1989-07-03
JPH065504Y2 true JPH065504Y2 (ja) 1994-02-09

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ID=31489716

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5011342U (ja) * 1973-05-26 1975-02-05

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JPH0198892U (ja) 1989-07-03

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