JPH0721816Y2 - 家具用扉 - Google Patents

家具用扉

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JPH0721816Y2
JPH0721816Y2 JP5350589U JP5350589U JPH0721816Y2 JP H0721816 Y2 JPH0721816 Y2 JP H0721816Y2 JP 5350589 U JP5350589 U JP 5350589U JP 5350589 U JP5350589 U JP 5350589U JP H0721816 Y2 JPH0721816 Y2 JP H0721816Y2
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JP
Japan
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glass
furniture
mirror
door
door frame
Prior art date
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Application number
JP5350589U
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JPH02143487U (ja
Inventor
広幸 沢
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Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
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Publication date
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、キャビネット、間仕切り収納家具等の一部を
構成する家具用扉に関するものである。
(従来の技術) 第1図に示すような間仕切り収納家具を代表とする家具
においては、ある特定空間を形成するために開閉自在な
扉を設けることが一般に行なわれている。このような扉
に対しては、中が見えるようにするために透明なガラス
を嵌め込んだり、あるいは鏡を組み付けたりすることも
行なわれている。
従来、このような家具用扉を構成する場合には、ガラス
用のものと鏡用のものとを別々に行なっていたのであ
る。その理由は、ガラス用の場合には、これをそのまま
扉枠に嵌め込めばよいが、鏡用の場合には、鏡の裏側に
これを保護するための保護板を配置する必要があり、両
者を区別して製造しなければならなかったからである。
換言すれば、この種の家具用扉をガラス用のものと鏡用
のものとの二種類を用意しておき、家具を使用する人の
好みに合わせられるようにするために、両者を別々にし
て用意しておいたのである。
このように、家具用扉を、ガラス用のものと鏡用のもの
とを別々に用意しておくことは、その管理が大変なだけ
でなく、家具の現場での組み付けに際して、使用者の好
みが変わった場合には、その対応が全くできない。しか
も、以上のことが家具全体のコストアップにもなりかね
ないのである。
そこで、考案者は、ガラスにも鏡にも適用するこことが
でき、特に現場での家具の組み付け作業をも容易にする
ためにはどうしたらよいかについて検討を重ねてきた結
果、本考案を完成したのである。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、以上のような経緯に基づいてなされたもの
で、その解決しようとする課題は、従来の家具用扉にお
ける汎用性のなさである。
そして、本考案の目的とするところは、同一の扉枠及び
押え桟を使用してガラス用と鏡用との二種類のものに対
応することができて、現場での組み付け作業が容易でコ
ストダウンを図ることのできる家具用扉を簡単な構成に
よって提供することにある。
(課題を解決するための手段) 以上の課題を解決するために、本考案の採った手段は、
実施例において使用する符号を付して説明すると、 「扉枠(11)にガラス(14)または鏡(15)を取付ける
ようにした家具用扉(10)であって、 ガラス(14)の厚さをa、鏡(15)及びこれを保護する
保護板(16)の合計厚さをbとしたとき、扉枠(11)の
裏面内周に形成した(a+b)の奥行を有する段部(1
2)の裏面であってガラス(14)または鏡(15)とこれ
を保護する保護板(16)を配置した裏側に、断面の縦及
び横の長さがa及びbである押え桟(13)を固着したこ
とを特徴とする家具用扉(10)」 である。
(考案の作用及び組立の態様) 次に、本考案に係る家具用扉(10)の作用について、そ
の組立の態様に従って説明する。
まず、この家具用扉(10)として、ガラス(14)を採用
したものとする場合について説明すると、第3図に示す
ように、このガラス(14)の端縁を扉枠(11)の段部
(12)に当接させる。そして、このガラス(14)の裏側
に押え桟(13)を配置して、この押え桟(13)をネジあ
るいは接着剤等によって扉枠(11)側に固着するのであ
る。この場合、押え桟(13)の一方の辺の長さaはガラ
ス(14)の厚さと同じにしてあるが、このaの長さを有
する辺をガラス(14)の裏面側に当接させるのである。
以上のように、ガラス(14)を使用した家具用扉(10)
について第3図を参照して見てみると、扉枠(11)に形
成してある段部(12)の図示上下方向の深さが(a+
b)としてあるから、この段部(12)に厚さaのガラス
(14)と、長さbの辺を縦方向に配置した押え桟(13)
とを配置すれば、扉枠(11)の裏面側にて押え桟(13)
が突出することはない。
また、この家具用扉(10)として、鏡(15)を採用した
ものとする場合には、第4図に示すように、この鏡(1
5)の端縁を扉枠(11)の段部(12)に当接させるとと
もに、この鏡(15)の裏側に保護板(16)を配置する。
そして、この保護板(16)の裏側に押え桟(13)を配置
してこれを扉枠(11)側に固着するのであるが、この場
合には押え桟(13)の長さbの辺を保護板(16)の裏面
側に当接させるのである。これにより、押え桟(13)は
扉枠(11)の裏面にて突出することはない。
以上のように、本考案に係る家具用扉(10)において
は、これについてガラス(14)を採用する場合も、また
鏡(15)を採用する場合も、全く共通の扉枠(11)及び
押え桟(13)を使用することができるものであり、汎用
性の優れたものとなっているのである。また、これによ
り、家具用扉(10)を構成するのに、ガラス(14)を使
用するか鏡(15)を使用するかの対応が、家具等の組み
付けを行なう現場において十分とることが可能であり、
しかも共通部材を使用することが可能であることとも相
俟って、当該家具用扉(10)のコストダウンを図られて
いるのである。
(考案の実施例) 次に、本考案に係る家具用扉(10)を図面に示した実施
例に従って説明する。
まず、家具用扉(10)は、例えば第1図に示したような
家具の一部を構成するものであり、第2図に示したよう
な枠体状の扉枠(11)と、この扉枠(11)の裏面側にて
ガラス(14)または鏡(15)を取付けるための押え桟
(13)とのにより主として構成してある。この場合、ガ
ラス(14)の厚さはaであり、また鏡(15)を採用する
場合にはこれを保護するための保護板(16)が鏡(15)
と同時に使用されるが、この鏡(15)と保護板(16)と
の厚さの合計はbであって、一般にはa<bの関係を有
している。
扉枠(11)の裏面内周には、第3図及び第4図に示すよ
うに、断面直角の段部(12)が形成してあり、この段部
(12)の奥行、すなわち第3図及び第4図の上下方向の
深さは(a+b)としてある。なお、この段部(12)の
第3図及び第4図の左右方向の深さは、この段部(12)
にガラス(14)または鏡(15)を当接させて固定できる
ものであればよいから、そのような条件を満たせばどの
ような深さでもよい。
そして、押え桟(13)は、第3図及び第4図に示したよ
うに、その断面にて現われる各辺の長さが、前述したa
及びbとなるように構成したものである。また、本実施
例における押え桟(13)においては、図示してはいない
が、その一部にこの押え桟(13)を扉枠(11)側に固着
するための取付穴が各辺に直交した状態で設けてある。
(考案の効果) 以上説明した通り、本考案においては、上記実施例に例
示した如く、 「扉枠(11)にガラス(14)または鏡(15)を取付ける
ようにした家具用扉(10)であって、 ガラス(14)の厚さをa、鏡(15)及びこれを保護する
保護板(16)の合計厚さをbとしたとき、扉枠(11)の
裏面内周に形成した(a+b)の奥行を有する段部(1
2)の裏面であってガラス(14)または鏡(15)とこれ
を保護する保護板(16)を配置した裏側に、断面の縦及
び横の長さがa及びbである押え桟(13)を固着したこ
と」 にその構成上の特徴があり、これにより、同一の扉枠及
び押え桟を使用してガラス用と鏡用との二種類のものに
対応することができて、現場での組み付け作業が容易で
コストダウンを図ることのできる家具用扉を簡単な構成
によって提供することができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る家具用扉を採用した家具の斜視
図、第2図は家具用扉の拡大斜視図、第3図は第2図の
II-II線に沿ってみた図であってガラスを採用して構成
した家具用扉の拡大断面図、第4図は鏡を採用して家具
用扉を構成した場合の第2図のII-II線に沿ってみた拡
大断面図である。 符号の説明 10……家具用扉、11……扉枠、12……段部、13……押え
桟、14……ガラス、15……鏡、16……保護板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉枠にガラスまたは鏡を取付けるようにし
    た家具用扉であって、 前記ガラスの厚さをa、前記鏡及びこれを保護する保護
    板の合計厚さをbとしたとき、前記扉枠の裏面内周に形
    成した(a+b)の奥行を有する段部の裏面であって前
    記ガラスまたは鏡とこれを保護する保護板を配置した裏
    側に、断面の縦及び横の長さがa及びbである押え桟を
    固着したことを特徴とする家具用扉。
JP5350589U 1989-05-09 1989-05-09 家具用扉 Expired - Lifetime JPH0721816Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5350589U JPH0721816Y2 (ja) 1989-05-09 1989-05-09 家具用扉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5350589U JPH0721816Y2 (ja) 1989-05-09 1989-05-09 家具用扉

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02143487U JPH02143487U (ja) 1990-12-05
JPH0721816Y2 true JPH0721816Y2 (ja) 1995-05-17

Family

ID=31574748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5350589U Expired - Lifetime JPH0721816Y2 (ja) 1989-05-09 1989-05-09 家具用扉

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JP (1) JPH0721816Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008002147A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Wood One:Kk フラッシュ構造ドア及びその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008002147A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Wood One:Kk フラッシュ構造ドア及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02143487U (ja) 1990-12-05

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