JPH0542233Y2 - - Google Patents

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JPH0542233Y2
JPH0542233Y2 JP1987199257U JP19925787U JPH0542233Y2 JP H0542233 Y2 JPH0542233 Y2 JP H0542233Y2 JP 1987199257 U JP1987199257 U JP 1987199257U JP 19925787 U JP19925787 U JP 19925787U JP H0542233 Y2 JPH0542233 Y2 JP H0542233Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、玄関ドアや内装ドアを形成する際
に用いるドアの構造に関するものである。
〔背景技術〕
従来、ドアの外枠の内周側にガラス等の透光部
材からなる鏡板を設けたドアの構造として、第4
図に示すものがあつた。この構造は、一対の縦框
24および上框21、下框(図示せず)で外枠を
形成し、外枠の開口内に縦横に桟材22を設けて
多数の格子を形成し、各々格子にガラス等の透光
部材からなる鏡板23を嵌め込んで開口を塞いだ
ものである。この場合、鏡板23は框21,24
や桟材22に溝21a,22aを形成し、この溝
21a,22aに嵌め込むことにより固定してい
た。
しかし、この構造では、鏡板23の厚みをあま
り厚くすると重量が大きくなり、桟材22が持ち
堪えることができなかつた。そのため、鏡板23
を厚くするのにも限界があつた。したがつて、外
観が平板的になり、重量感を出すことができなか
つた。また、単に一枚物の薄い鏡板23では、断
熱効果も薄かつた。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、鏡板に凹凸を設けることに
より重量感を出すことができ、かつ断熱性に優れ
たドアの構造を提供することである。
〔考案の開示〕
この考案の構造は、一対の縦框および上框、下
框で外枠を形成し、この外枠の開口内に透光部材
からなる多数の鏡板を配設することにより前記開
口を塞いだドアの構造において、前記鏡板が断面
ハツト形に形成された一対の透光部材のフランジ
どうしを貼り合わせることにより中空に形成さ
れ、隣接する前記フランジの外面にまたがるよう
に前記鏡板の表裏面に一対の格子部材を設け、こ
れらの格子部材をビスで連結することにより前記
鏡板を挟圧するとともに、この格子部材を一対の
縦框および上框、下框で形成した外枠に固定した
ことを特徴とするもので、鏡板を一対の断面ハツ
ト形の透光部材を貼り合わせて中空に形成したの
で、鏡板の表面に凹凸が出て重量感のある外観を
形成することができ、また、中空に形成したこと
により断熱性を向上させることができる。また、
中空に形成したので、鏡板の軽量化を図ることが
できる。また、ビスで格子部材を連結するので、
格子部材の一体化を図つて強度を向上させる効果
があるとともに、鏡板を挟圧できるので、格子部
材の反り曲がりを確実に防止でき、鏡板を強固に
フランジの厚さにたよらず固定することができ
る。また、一対の格子部材を後付けしたり、一対
の格子部材を連結した状態でビスを緩めておいて
鏡板を配設する等、施工手順が限定されることは
ない。
実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第3図に基
づいて説明する。このドアの構造は、一対の断面
ハツト形の透光部材のフランジ4aを貼り合わせ
ることにより鏡板4を中空に形成し、この鏡板4
のフランジ4aの外面に一対の格子部材5を設け
て鏡板4を挟圧するとともに、この格子部材5を
一対の縦框1および上框2、下框3で形成した外
枠に固定したことを特徴とするものである。
外枠は、木材等からなる一対の縦框1および上
框2、下框3により形成してある。上框2および
下框3は、一対の縦框1に挟まれた状態で固定さ
れている。固定は実接合等で行う。
鏡板4は、ポリカーボネート等の樹脂ガラスか
らなり、第2図および第3図に示すように、一対
の断面ハツト形に形成した透光部材のフランジ4
aどうしを接着剤等で貼り合わせて形成してあ
る。貼り合わせた状態においては、鏡板4はブロ
ツク状になり、また、中空構造となつている。
格子部材5は、アルミニウム鋳物等からなり、
こうし状に一体形成してある。この格子部材5
は、隣接するフランジ4a,4aの外面にまたが
るように鏡板4の表裏面にそれぞれ設けられる。
一方の格子部材5には、第2図および第3図に示
すように、その交点位置にビス挿通孔5aが形成
してあり、他方の格子部材5には交点位置の内面
側にねじ孔5bが形成してある。したがつて、ビ
ス7で互いに連結することができる。格子部材5
の鏡板4側の各々両角部には、ゴム等の防水パツ
キング8が固着してあり、風雨の浸入とともに格
子部材5のがたつきを防止している。
この実施例によるドアの施工手順を説明する。
各々格子部材5の鏡板4側の角部には防水パツキ
ング8を固着しておく。また、鏡板4も一対の透
光部材のフランジ4aを貼り合わせてブロツク状
に形成しておく。一対の縦框1および上框2、下
框3で外枠を形成する。外枠の開口にねじ孔5b
を形成した他方の格子部材5を配置する。この格
子部材5の各々格子にブロツク状の鏡板4を嵌め
込む。この鏡板4を覆つて固着具挿通孔5aを形
成した他方の格子部材5を外枠の開口に設置す
る。ビス7でこれら格子部材5を連結することに
より鏡板4を固定し、同時に外枠に固定する。以
上でドアが完成する。また、施工手順は上記に限
定されず、例えば一対の格子部材5,5を連結し
た状態でビス7を緩めていて鏡板4を配設するよ
うにしてもよい。
この実施例の構成によると、鏡板4を一対の断
面ハツト形の透光部材のフランジ4aを貼り合わ
せることにより形成したので、鏡板4の表面に凹
凸が表現でき、重量感を出すことができる。した
がつて、外観を向上させることができる。また、
透光部材の貼り合わせ状態においては、鏡板4が
中空に形成されるので、鏡板4の内部に空気層が
形成でき、断熱効果を高めることができる。しか
も、中空に形成したために重量がそれほど増える
こともなく、軽量化を図ることができる。また、
格子部材5にアルミニウム鋳物等を用い、この格
子部材5で鏡板4を支持したので、鏡板4と同時
にドア自体の強度の高めることができる。また、
格子部材5の裏面側に防水パツキング8を設けた
ので、風雨等の浸入を確実に防止することができ
る。また、鏡板4を透光部材で形成したので、屋
内側を明るくすることができる。
なお、前記実施例においては、鏡板4は一つず
つ分離した状態でブロツク状に形成していたが、
縦方向または横方向、あるいは、縦横両方向に連
続形成してもよい。
〔考案の効果〕
この考案のドアの構造によると、一対の断面ハ
ツト形の透光部材のフランジどうしを貼り合わせ
ることにより、鏡板を形成したので、鏡板の表面
に凹凸を形成することができ、重量感のある外観
を形成することができる。また、貼り合わせ状態
においては、鏡板を中空に形成できるので、鏡板
の内部に空気層が形成でき、断熱効果を高めるこ
とができる。また、同時に鏡板の軽量化を図るこ
とができる。また、ビスで格子部材を連結したの
で、格子部材の一体化を図つて強度を向上させる
効果があるとともに、鏡板を挟圧できるので、格
子部材の反り曲がりを確実に防止でき、鏡板を強
固にフランジの厚さによらず固定することができ
る。また、一対の格子部材を後付けしたり、一対
の格子部材を連結した状態でビスを緩めておいて
鏡板を配設する等、施工手順が限定されないとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の正面図、第2図
は第1図の−断面図、第3図は第1図の−
断面図、第4図は従来例の部分断面図である。 1……縦框、2……上框、3……下框、4……
鏡板、4a……フランジ、5……格子部材、7…
…ビス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の縦框および上框、下框で外枠を形成し、
    この外枠の開口内に透光部材からなる多数の鏡板
    を配設することにより前記開口を塞いだドアの構
    造において、前記鏡板が断面ハツト形に形成され
    た一対の透光部材のフランジどうしを貼り合わせ
    ることにより中空に形成され、隣接する前記フラ
    ンジの外面にまたがるように前記鏡板の表裏面に
    一対の格子部材を設け、これらの格子部材をビス
    で連結することにより前記鏡板を挟圧するととも
    に格子部材を前記外枠に固定したことを特徴とす
    るドアの構造。
JP1987199257U 1987-12-23 1987-12-23 Expired - Lifetime JPH0542233Y2 (ja)

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JP1987199257U JPH0542233Y2 (ja) 1987-12-23 1987-12-23

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987199257U JPH0542233Y2 (ja) 1987-12-23 1987-12-23

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JPH0198893U JPH0198893U (ja) 1989-07-03
JPH0542233Y2 true JPH0542233Y2 (ja) 1993-10-25

Family

ID=31489717

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5741353U (ja) * 1980-08-20 1982-03-05

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58161090U (ja) * 1982-04-21 1983-10-26 ミサワホ−ム株式会社 ガラス戸

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5741353U (ja) * 1980-08-20 1982-03-05

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JPH0198893U (ja) 1989-07-03

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