JP2006124932A - 窓サッシ用の障子枠材及びその製造方法 - Google Patents

窓サッシ用の障子枠材及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 アルミ木複合サッシ等の窓サッシにおいて、初期投資の増大等の不具合を回避しつつ、アルミニウム等の金属製の外枠材で発生する結露水が、内枠材の木部に浸潤するのを防止する。
【解決手段】 木部(24)と樹脂部(25)とからなる複合角材(56)の表面を切削加工することで内枠材(23)を形成し、その内枠材(23)の樹脂部(25)を、金属製の外枠材(22)の室内側に接合する。
【選択図】 図3

Description

この発明は、金属製の外枠材の室内側に木材が貼り付けられた窓サッシ用、特にアルミ木複合サッシ用の障子枠材、及びその障子枠材の製造方法に関する。
従来より知られているアルミ木複合サッシは、アルミニウム製の外枠材の室内側に木製の内枠材を貼り付けて構成されるものであり、そのアルミ木複合サッシを設置することにより、通常のアルミサッシを設置する場合に比べて、室内環境や室内意匠を自然な状態に近づけることができる。しかし、アルミ木複合サッシの外枠材は、熱伝導率の大きなアルミニウム製であるため、冬季において室内側の面に結露が生じやすく、その結露水が浸潤することにより木製の内枠材が腐朽して、窓サッシの寿命が短くなる問題があった。
これに対して、下記の特許文献1や特許文献2に記載された窓サッシは、アルミ製の外枠材と木製の内枠材との間に樹脂製の中間枠材が介装されており、外枠材に発生した結露水が中間枠材で止水されるため、結露水による内枠材の腐朽を防止できるようになっている。
特開2003−148057号公報 特開2001−323731号公報
しかし、特許文献1及び特許文献2に記載された窓サッシでは、外枠材及び内枠材とは別に中間枠材が用いられていることから、その中間枠材を押出成形やプレス成形により製造するための金型が、上下左右の枠材ごとにそれぞれ必要となっているため、その分だけ初期投資が増大してしまう欠点を有している。また、3つの枠材を重ねて組み立てなければならないため、組み立て工数が増加するとともに、長期使用すると経時的に枠材間のがたつきが生じやすくなる欠点もあった。
そこで、この発明は、アルミ木複合サッシ等の窓サッシにおいて、上記のような初期投資の増大、組み立て工数の増加及び枠材間のがたつきといった不具合を回避しつつ、アルミニウム等の金属製の外枠材で発生する結露水が、内枠材の木部に浸潤するのを防止することを目的とする。
上記の課題を解決するため、この発明における窓サッシ用の障子枠材は、面材を支持する金属製の外枠材と、木部と樹脂部とが予め一体となった内枠材とを備え、前記内枠材の樹脂部を、前記外枠材の室内側に接合してなることを特徴とする。
また、前記内枠材において、木部の厚さと樹脂部の厚さとの比率が略3:1とされている。
さらに、前記外枠材の室内側に凹部又は凸部が設けられ、前記内枠材の樹脂部に、前記の凹部又は凸部に嵌め合わされる凸部又は凹部が設けられている。
また、この発明における窓サッシ用障子枠材の製造方法は、木部と樹脂部とからなる複合角材の表面を切削加工することで内枠材を形成し、その内枠材の樹脂部を、金属製の外枠材の室内側に接合することを特徴とする。
さらに、上記において、木板と合成樹脂板とを貼り合わせて複合板材を形成し、この複合板材を裁断することで前記の複合角材を複数形成する。加えて、前記樹脂部の材料として発泡樹脂を用いる。
この発明における窓サッシ用の障子枠材では、木部と樹脂部とが予め一体となった内枠材が、その樹脂部において金属製の外枠材に接合されているため、内枠材の木部によって、一般的なアルミ木複合サッシと同様に室内意匠を向上させつつ、外枠材で発生する結露水を樹脂部で止水して、結露水による木部の腐朽を防ぐことができる。
しかも、この発明の障子枠材は、一般的なアルミ木複合サッシと同様に外枠材と内枠材の2部材のみからなるため、上記の特許文献1や特許文献2に記載されているように3つの枠材を重ねて用いる場合と比較すると、枠材同士を重ねて組み立てる際の組み立て工数の増加を防止できるとともに、それら枠材間のがたつきを生じにくくすることができる。
また、特許文献1及び特許文献2に記載されているような樹脂製の中間枠材を用いなくて済むことから、その中間枠材を押出成形等により成形するための金型が不要となるため、その分だけ初期投資の増大を防ぐことができる。
特に、木部と樹脂部とからなる複合角材の表面を切削加工することにより、上記のように樹脂部を一体に備えた内枠材を、一般的なアルミ木複合サッシ用の木製内枠材と同様に、低コストで簡単に製造することができる。
その上、上記の複合角材は、木板と合成樹脂板とを貼り合わせた複合板材を裁断することにより簡単に形成することができるため、製造コストの低減化に貢献することができる。
さらに、樹脂部の材料として発泡樹脂を用いることで、樹脂部においても、木部と同様に切削加工や裁断を施しやすくすることができる。
また、内枠材において、木部の厚さと樹脂部の厚さとの比率が略3:1とされているため、厚みの大きい木部により、窓サッシの意匠的な質感を高めることができる。
さらに、木部と樹脂部とを一体切削することにより、それらの継ぎ目が目立ちにくくなるため、それら木部と樹脂部とが一体となった内枠材全体が、厚みを増した木質素材で構成されているような外観となり、木製サッシに近似した高い質感を表すことができる。
さらにまた、外枠材の室内側に設けられた凹部又は凸部と、内枠材の樹脂部に設けられた凸部又は凹部とが嵌め合わされるようになっているため、外枠材と内枠材との取付け強度を高めることができる。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1及び図2に示すように、この実施形態に係る窓サッシ(1)は、例えばアルミニウム製のサッシ枠(2)と、このサッシ枠(2)内に引違い可能に嵌め込まれた一対の窓障子(3)(3)とからなっている。
なお、この実施形態においては、引違い窓タイプの窓サッシ(1)について説明するが、この発明は、引違い窓タイプのものに限られず、両開き窓タイプ、滑り出し窓タイプ等の様々なタイプの窓サッシに適用できるものである。
サッシ枠(2)は、方形枠状に組み付けられた上下左右の外枠材(7)(7)…と、同様に方形枠状に組み付けられた上下左右の内枠材(8)(8)…とが、それぞれ合成樹脂製の断熱材(9)(9)…を介して連結されてなる。
このサッシ枠(2)は、建物の開口部に設置されるものであり、設置状態のサッシ枠(2)における室内側の端部は、同じく建物の開口部に設置された方形枠状の木製額縁(10)内に嵌め込まれた状態で、その額縁(10)に固定されている。
また、サッシ枠(2)における室内側の端部は、その額縁(10)への取付け面とは反対側の面に化粧材(11)(11)…が固定されており、額縁(10)と化粧材(11)(11)…とに挟まれて覆い隠された状態となっている。化粧材(11)は、一体に貼り合わされた木部(12)と樹脂部(13)とからなり、木部(12)の室外側に樹脂部(13)が位置するような向きで設置されている。
サッシ枠(2)における上側の外枠材(7)及び上側の内枠材(8)は、図1に示すように、それぞれ下向きに突設された上側レール部(15)(15)を備え、サッシ枠(2)における下側の外枠材(7)及び下側の内枠材(8)は、それぞれ上側レール部(15)(15)に対応して上向きに突設された下側レール部(16)(16)を備えている。
窓障子(3)は、方形枠状の障子枠(20)と、この障子枠(20)内に嵌め込まれた面材(17)とからなる。面材(17)としては、例えば、室内外方向一対のガラス板(18)(18)からなるペアガラスが用いられているが、必ずしもこれに限られるものではない。
障子枠(20)は、図1及び図2に示すように、上下左右の障子枠材(21)(21)…を組み付けて形成されている。
それら障子枠材(21)(21)…は、面材(17)を支持する例えばアルミニウム製の外枠材(22)(22)…と、木部(24)(24)…と樹脂部(25)(25)…とが予め一体となった内枠材(23)(23)…とからなる。ただし、外枠材(22)の材質としては、必ずしもアルミニウムに限られるものではなく、スチールその他の金属を用いるようにしても良い。
外枠材(22)(22)…は、図3及び図4に示すように、それぞれ面材(17)装着用の装着溝(26)(26)…を備えており、それら装着溝(26)(26)…は、障子枠(20)の枠内側に向かって開放するように設けられている。そして、それぞれの装着溝(26)(26)…に、例えばグレイジングチャンネル(30)(30)…を介して面材(17)の周端部が嵌め込まれており、それによって、面材(17)が障子枠(20)内に装着されるようになっている。
また、図1に示すように、上側の外枠材(22)は、上向きに開放する上側レール溝(27)を備え、下側の外枠材(22)は、下向きに開放する下側レール溝(28)を備えている。そして、上側レール溝(27)には、サッシ枠(2)の上側レール部(15)が嵌め込まれ、下側レール溝(28)には、サッシ枠(2)の下側レール部(16)が嵌め込まれており、窓障子(3)(3)は、レール部(15)(16)…に沿ってスライド開閉可能となっている。
このように、外枠材(22)(22)…側において、面材(17)(17)が装着されるとともに、サッシ枠(2)のレール部(15)(16)…が係合されるようになっているため、窓サッシ(1)の気密性、水密性及び開閉機能といった基本的なサッシ機能は、外枠材(22)(22)…側で果たされるようになっている。
さらに、図3に示すように、上側の外枠材(22)の室内側には、凹部(32)が設けられている。この凹部(32)は、外枠材(22)の長さ方向に沿って溝状に形成され、その断面形状は、室内側に向かうに連れて拡開するような略ラッパ状となっている。
この凹部(32)は、上側の外枠材(22)(22)に限られず、下側の外枠材(22)(22)、及び召し合わせ部とは反対側における横側の外枠材(22)(22)にも同様に設けられている。
また、窓障子(3)(3)の召し合わせ部においては、図4に示すように、室内側の外枠材(22)には、室内側の表面におけるスライド方向端部側に段状の凹部(40)が設けられている。他方、室外側の外枠材(22)は、スライド方向端部側において室内側に向かって突出する突出部(41)を備え、この突出部(41)のスライド方向中間部側に断面略L字状の凹部(42)が形成されている。
各障子枠材(21)(21)…では、上記の外枠材(22)(22)…の室内側に、木部(24)(24)…を備えた内枠材(23)(23)…が取り付けられており、これにより、窓サッシ(1)の室内側の意匠性が高められている。
上側の障子枠材(21)における内枠材(23)は、図3に示すように、木部(24)が室内側に配置されるように、木部(24)と樹脂部(25)とが室内外方向に重なるような状態で、外枠材(22)に取り付けられている。
その内枠材(23)の樹脂部(25)には、室外側に向かって突出する凸部(33)が設けられている。この樹脂部(25)の凸部(33)は、外枠材(22)の凹部(32)の形状に対応するようにして、断面台形状に形成されている。そして、内枠材(23)は、その樹脂部(25)の凸部(33)が外枠材(22)の凹部(32)に嵌め合わされた状態で、外枠材(22)の室内側に例えばビス(35)(35)で接合されている。これらのビス(35)(35)は、樹脂部(25)を貫通して木部(24)に到達するようになっており、これにより、木部(24)と樹脂部(25)との接着耐久性が向上するようになっている。
かかる内枠材(23)の構成は、下側の障子枠材(21)(21)、及び召し合わせ部とは反対側における横側の障子枠材(21)(21)についても同様となっており、それら内枠材(23)(23)…は、それぞれの樹脂部(25)(25)…の凸部(33)(33)…が外枠材(22)(22)…の凹部(32)(32)…に嵌め合わされた状態で、その外枠材(22)(22)…の室内側に接合されている。
また、召し合わせ部においては、図4に示すように、室内側の外枠材(22)には2つの内枠材(23)(23)が取り付けられ、室外側の外枠材(22)には1つの内枠材(23)が取り付けられている。
すなわち、召し合わせ部における室内側の外枠材(22)には、そのスライド方向端部側の表面に内枠材(23)の樹脂部(25)が当接した状態で、その内枠材(23)が例えばビス(36)で固定されるとともに、それらの外枠材(22)及び内枠材(23)の室内側の表面に、別の内枠材(23)が、その樹脂部(25)側において例えばビス(37)(38)で固定されている。なお、外枠材(22)の室内側には、ビス(38)留め用の張り出し片(49)が、スライド方向外側に張り出して設けられている。
他方、召し合わせ部における室外側の外枠材(22)には、その凹部(42)における室外側の表面に内枠材(23)の樹脂部(25)が当接した状態で、その内枠材(23)が例えばビス(39)で固定されている。また、この取付け状態において、外枠材(22)凹部(42)のスライド方向端部側の表面と内枠材(23)木部(24)との間には、樹脂製の断熱材(45)が介装されている。
召し合わせ部における各内枠材(23)(23)…では、その樹脂部(25)(25)…における外枠材(22)(22)との当接面が、それぞれ外枠材(22)(22)表面の形状に対応した形状となっている。
以上の上下左右の内枠材(23)(23)…は、それぞれ対応する外枠材(22)(22)…に対して、樹脂部(25)(25)…のみにおいて接触して、木部(24)(24)…では接触しないようになっている。したがって、外枠材(22)(22)…で結露が発生しても、その結露水は、耐水性を有する樹脂部(25)(25)…で止水されて、木部(24)(24)…に浸潤しないようになっている。
また、内枠材(23)(23)…は、室内外方向において、木部(24)(24)…の厚さと樹脂部(25)(25)…の厚さとの比率が略3:1とされており、厚みの大きい木部(24)(24)…によって、質感の高い意匠性が発揮されるようになっている。しかも、内枠材(23)(23)…は、木部(24)(24)…と樹脂部(25)(25)…とが一体となって構成されているため、木部(24)(24)…と樹脂部(25)(25)…との間の継ぎ目が目立ちにくく、内枠材(23)(23)…全体が木質素材からなるように見え、意匠性が高められている。
さらに、室内外方向において、内枠材(23)(23)…全体の厚さは、外枠材(22)(22)…の厚さと同程度となっている。すなわち、そのように厚みの大きな内枠材(23)(23)…によって、窓サッシ(1)の断熱性が高められるとともに、障子枠(20)の強度が高められるようになっている。
以下、図5及び図6に基づいて、上記構成の窓サッシ用の障子枠材(21)を製造する方法について説明する。先ず、図5に示すように、木板(54)と合成樹脂板(55)とを例えば接着剤により貼り合わせて、木部(24)と樹脂部(25)とからなる例えば矩形の複合板材(53)を形成する。
このとき、木板(54)の材料としては、例えば米栂やアガチス等の天然木を用いる。ただし、木板(54)の材料は、室内の意匠性を高めることができるものであれば、特に限定されないものとする。また、木板(54)として、集成材を用いるようにしても良い。
他方、合成樹脂板(55)の材料としては、超低発泡スチロール樹脂等の硬質発泡樹脂を用いるようにし、望ましくは、耐水性を確保するため、独立気泡構造のものを用いる。このように発泡樹脂を用いることで、樹脂部(25)においても、後述の裁断や切削加工を木部(24)と同様に容易に行うことが可能になるとともに、特に硬質のものを用いることによって、樹脂部(25)の強度をある程度確保することができる。
また、これら木板(54)及び合成樹脂板(55)の厚さは、木板(54)の厚さと合成樹脂板(55)の厚さとの比率が略3:1となるように設定する。
続いて、上記の貼り合わせに用いた接着剤が乾燥した後、図6に示すように、複合板材(53)を一定方向に間隔を空けながら裁断して、木部(24)(24)…と樹脂部(25)(25)…とからなる複合角材(56)(56)…を複数形成する。そして、そのようにして形成された複合角材(56)(56)…の表面を、適宜形状となるようにモルダーやテノーナ等で切削加工して、これにより、上記構成の内枠材(23)(23)…を形成する。すなわち、この切削加工により、木部(24)(24)…についてはコーナー部の面取り等を施し、樹脂部(25)(25)…については、上記の凸部(33)(33)…を形成したり、召し合わせ部の外枠材(22)(22)の形状に対応するような形状にする。
その後、そのようにして成形された内枠材(23)(23)…に対して、プレーナーやサンダー等を用いて表面仕上げを行い、必要に応じて、内枠材(23)(23)…の表面に塗装を施す。なお、この塗装によって、木部(24)(24)…と樹脂部(25)(25)…との境界を目立たないようにすることで、内枠材(21)(21)…全体が木製であるかのような外観にすることが可能となっている。
最後に、そのようにして仕上げられた内枠材(23)(23)…を、押出成形等により成形した外枠材(22)(22)…に接合する。
すなわち、上側、下側及び召し合わせ部とは反対側の横側の障子枠材(21)(21)…については、図1乃至図3に示すように、内枠材(23)(23)…における樹脂部(25)(25)…の凸部(33)(33)…を外枠材(22)(22)…の凹部(32)(32)…に嵌め合わせた状態で、外枠材(22)(22)…の室外側からビス(35)(35)…を差し込み、それらのビス(35)(35)…の先端側を、内枠材(23)(23)…の樹脂部(25)(25)…及び木部(24)(24)…にねじ込んで締め付ける。これによって、内枠材(23)(23)…と外枠材(22)(22)…とが固定されて、障子枠材(21)(21)…が形成される。
他方、召し合わせ部に用いる障子枠材(21)(21)については、図4に示すように、外枠材(22)(22)の表面に内枠材(23)(23)…の樹脂部(25)(25)…をあてがった状態で、それぞれビス(36)〜(39)を用いて固定する。
なお、この発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正及び変更を加え得ることは勿論である。
例えば、召し合わせ部以外の障子枠材(21)(21)…において、上記実施形態では、外枠材(22)の室内側に凹部(32)が設けられ、その凹部(32)に嵌め合わされる凸部(33)が、内枠材(23)の樹脂部(25)に設けられているが、外枠材(22)の室内側に凸部(33)を設けて、その凸部(33)に嵌め合わされる凹部(32)を、内枠材(23)の樹脂部(25)に設けるようにしても良い。
窓サッシを示す縦断面図である。 同じくその横断面図である。 上側の障子枠材を示す拡大縦断面図である。 窓障子の召し合わせ部を示す拡大横断面図である。 木板と合成樹脂板とにより複合板材を形成する工程を示す斜視図である。 裁断及び切削加工により内枠材を形成する工程を示す斜視図である。
符号の説明
(1) 窓サッシ
(2) サッシ枠
(21) 障子枠材
(22) 外枠材
(23) 内枠材
(24) 木部
(25) 樹脂部
(32) 外枠材の凹部
(33) 内枠材の凸部
(53) 複合板材
(54) 木板
(55) 合成樹脂板
(56) 複合角材

Claims (6)

  1. 面材を支持する金属製の外枠材と、木部と樹脂部とが予め一体となった内枠材とを備え、前記内枠材の樹脂部を、前記外枠材の室内側に接合してなることを特徴とする窓サッシ用の障子枠材。
  2. 前記内枠材において、木部の厚さと樹脂部の厚さとの比率が略3:1とされている請求項1記載の窓サッシ用の障子枠材。
  3. 前記外枠材の室内側に凹部又は凸部が設けられ、前記内枠材の樹脂部に、前記の凹部又は凸部に嵌め合わされる凸部又は凹部が設けられている請求項1又は2記載の窓サッシ用の障子枠材。
  4. 木部と樹脂部とからなる複合角材の表面を切削加工することで内枠材を形成し、その内枠材の樹脂部を、金属製の外枠材の室内側に接合することを特徴とする窓サッシ用障子枠材の製造方法。
  5. 木板と合成樹脂板とを貼り合わせて複合板材を形成し、この複合板材を裁断することで前記の複合角材を複数形成する請求項4記載の窓サッシ用障子枠材の製造方法。
  6. 前記樹脂部の材料として発泡樹脂を用いる請求項4又は5記載の窓サッシ用障子枠材の製造方法。
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