JP2503990Y2 - 形材の連結装置 - Google Patents

形材の連結装置

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JP2503990Y2
JP2503990Y2 JP3472289U JP3472289U JP2503990Y2 JP 2503990 Y2 JP2503990 Y2 JP 2503990Y2 JP 3472289 U JP3472289 U JP 3472289U JP 3472289 U JP3472289 U JP 3472289U JP 2503990 Y2 JP2503990 Y2 JP 2503990Y2
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洋一郎 飛島
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ワイケイケイ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、端部を45°に切断された縦横形材を連結す
る装置に関する。
〔従来の技術〕 実公昭54−21506号公報に示すように、縦横形材の端
部を45°に切断すると共に、その縦形材の端面と横形材
の端面を突き合せ、両者をビスによって締付けして突き
合せ連結した装置。
実開昭57−89674号公報に示すように、縦横形材間に
亘ってL型となった連結具を嵌合すると共に、縦横形材
と連結具をビスによってそれぞれ連結し、縦横形材を建
物壁面に連結するようにした連結装置。
〔考案が解決しようとする課題〕
前者の連結装置であると、ビスによる締付力で縦形材
の端面と横形材の端面とを突き合せているだけであるか
ら、縦横形材の端面の切断誤差等によって縦横形材の両
端相互を隙間が生じることなしに突き合せ連結すること
が困難である。
後者の連結装置においても、連結具と縦横形材をビス
で連結するので、縦横形材の端面相互を隙間が生じるこ
となしに突き合せ連結することが困難である。
そこで、本考案は縦横形材の45°に切断した端面を隙
間が生じることなしに突き合せ連結できるようにした形
材の連結装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
第1の考案は、内側取付板10と外側取付板11と表面板
12を備えた縦横形材1,2の端部を、外側取付板11が内側
取付板10よりも長くなるように45°に切断すると共に、
この縦横形材1,2を建物壁面Cに、その端面1a,2a相互が
突き合うように配設し、その縦横形材1,2の表面板12,12
における前記内側取付板10と外側取付板11方向の中間よ
り固着具17を建物躯体に固着して内外側取付板10,11の
建物壁面Cに押しつけ固着すると共に、前記縦横形材1,
2の外側取付板11,11の建物壁面当接部11a,11aと建物壁
面Cとの間に干渉部材をそれぞれ介在させたことを特徴
とする形材の連結装置。
第2の考案は、相対向した内側板31と外側板32と、こ
の内側板31と外側板32を連結する表面板33を備え、かつ
表面板33の裏面に中空部を有する縦横形材30,40の端部
を外側板32が内側板31よりも長くなるように45°にそれ
ぞれ切断し、一側片と他側片で90度に折曲した連結具と
し、この連結具の一側片を縦形材30の中空部に嵌合し、
かつ他側片を横形材40の中空部に嵌合することで前記縦
形材30と横形材40を、その各内側板31の端面、外側板32
の端面、表面板33の端面、中空部の開口端面が突き合う
ように仮連結すると共に、この縦形材30と横形材40をビ
スによって、その中空部における表面板33と対向した裏
面側端面間に干渉部材を介して締付け連結したことを特
徴とする形材の連結装置。
第1の考案によれば、縦形材1と横形材2の外側部分
が建物壁面より浮き上って各端面1a,2a相互が接近する
ように変位するので、縦形材1と横形材2を、その端面
1a,2a間に隙間が生じることなく突き合せ連結できる。
第2の考案によれば、縦形材30と横形材40をビスによ
って締付け連結すると干渉部材によって突き合せ部の表
面板33側が接近するように変位するので、縦形材30と横
形材40を、その端面30a,40a間に隙間が生じることなく
突き合せ連結できる。
〔実施例〕
本考案の第1実施例を第1図〜第4図に基づいて説明
する。
第2図はサッシ取付部の外観姿図であり、建物躯体開
口部AにサッシBが取付けてあると共に、このサッシB
の外周における建物壁面Cに縦形材1と横形材2が取付
けてあり、その縦横形材1,2の端部は45°に切断された
端面1a,2aが突き合せ連結され、縦横形材1,2は化粧カバ
ーとなっている。
前記縦形材1は第3図のように、内側取付板10と外側
取付板11と表面板12とで断面略コ字状となっていると共
に、その表面板12は内側取付板10と連続した一側板13と
外側取付板11と連続した他側板14とで略L型となり、そ
の一側板13に係合用凹部15が外側に開口して形成されて
いると共に、内面に一対の支持突片16,16が内側に向け
て一体形成され、この一対の支持突片16,16間より固着
具17を建物躯体Dに固着して建物壁面Cに取付けてある
と共に、前記係合用凹部15にカバー材18をスナップ式に
嵌合して取付けることで固着具17をカバー材18で覆って
いる。さらに、前記一側板13に一体形成した内向片19と
内側取付板10とで凹溝20を形成していると共に、外側取
付板11の端部に凹溝21を形成している。
つまり、縦形材1の内側と外側に凹溝20,21がそれぞ
れ形成してある。
前記横形材2は縦形材1と同一断面形状となり、第1
図、第4図に示すように連結してある。
つまり、縦形材1と横形材2の端部は、その外側取付
片11が内側取付片10よりも長くなるように45°にそれぞ
れ切断され、凹溝20間と凹溝21間に直角に折曲した連結
具22,23が嵌合されて連結されていると共に、各外側取
付片11の建物壁面当接部11aにおける端面1a,2a寄りに、
スポンジ等より成る干渉部材24,25がそれぞれ貼着さ
れ、縦横形材1,2を固着具17によって第4図に示すよう
に建物壁面Cに取付けると、干渉部材24,25が建物壁面
Cに当接して縦横形材1,2の外側取付片11,11における端
面1a,2a寄部分が建物壁面Cより若干浮き上るので、縦
横形材1,2はその端面1a,2aが接近するように変位し、縦
横形材1,2を端面1a,2a相互に隙間が生じることなしに突
き合せ連結できる。
なお、縦形材1、横形材2の外側取付板11の建物面当
接部11aに、干渉部材24,25を長手方向全長に亘って貼着
しても、前述と同様に縦横形材1,2を、端面相互に隙間
が生じることなしに突き合せ連結できる。
次に第2実施例を第5図、第6図を参照して説明す
る。
化粧カバーとなる縦形材1は第5図のように、相対向
した内側取付板10、外側取付板11と、この内側取付板10
と外側取付板11を連結する表面板12とにより断面形状が
略コ字状となっていると共に、その表面板12は内側取付
板10と連続した一側板13と外側取付板11と連続した他側
板14とで略L型となり、その一側板13に係合用凹溝15が
外側に開口して形成されていると共に、内面に支持突片
16が内側に向けて一体形成され、この支持突片16の下方
より固着具17を建物躯体Dに固着して建物壁面Cに取付
けてあると共に、前記係合用凹部15にカバー材18をスナ
ップ式に嵌合して取付けることで固着具17をカバー材18
で覆っている。さらに、前記一側板13に一体形成した内
向片19と内側取付板10とで凹溝20を形成していると共
に、外側取付板11の端部にタイト材装着溝26を形成し、
そのタイト材装着溝26より表面板寄りに凹溝21を形成し
ている。
つまり、縦形材1の内側縦板10と外側縦板11に凹溝2
0,21がそれぞれ形成してある。
前記横形材2は縦形材1と同一断面形状となり、その
横形材2と縦形材1は第5図、第6図に示すように連結
してある。
つまり、縦形材1と横形材2の端部は、縦横形材1,2
の長手方向に直角(90度)に対してその外側取付板11が
内側取付板10よりも長くなるように45°にそれぞれ切断
され、縦形材1の凹溝20と横形材2の凹溝20間及び縦形
材1の凹溝21と横形材2の凹溝21間に、直角に折曲した
連結具22,23をそれぞれ嵌合して連結されていると共
に、前記タイト材装着溝26にタイト材27が装着され、こ
のタイト材27は外側取付板11の建物壁面当接部11aより
内方に突出して内側取付板10の建物壁面当接部10aより
内方に突出し、タイト材27が干渉部材となっている。
そして、縦横形材1,2を固着具17によって第6図に示
すように建物壁面Cに取付けると、タイト材27が建物壁
面Cに当接して外側取付板11の建物壁面当接部11aは建
物壁面Cに当接せずに若干浮き上り、内側取付板10の建
物壁面当接部10aが建物壁面Cに当接するので、縦横形
材1,2はその端面1a,2aが接近するように変位し、縦横形
材1,2を端面1a,2a相互に隙間が生じることなしに突き合
せ連結できる。
また、縦横形材1,2の外側取付板11に装着したタイト
材27が建物壁面Cに圧着するので、外側取付板11と建物
壁面Cとの間をシールして雨水等が侵入することを防止
できる。
次に第3実施例を第7図〜第10図に基づいて説明す
る。
第7図に示すように、縦形材30は、内側板31と外側板
32と表面板33を備えていると共に、内側板31と外側板32
とを連結板34で連結して内側と外側に中空部35,36を有
する形状とし、その中空部35,36を形成する板部分35a,3
6aにビスホール37,38をそれぞれ形成してあり、横形材4
0は縦形材30と同一断面形状としてある。
そして、縦形材30の端部と横形材40の端部を、外側板
32が内側板31よりも長くなるように45°にそれぞれ切断
すると共に、中空部35,36間に樹脂製の連結具41,42をそ
れぞれ嵌合して端面30a,40aを突き合せ仮連結してあ
る。
該連結具41,42は第7図、第8図に示すように中空部3
5,36に嵌合する一側片41a,42aと他側片41b,42bとで90度
に折曲した形状となり、外側の中空部36に嵌合する連結
具42の一側片42a、他側片42bには開口窓部43がそれぞれ
形成され、この開口窓部43よりビス44を縦・横形材30,4
0の外側のビスホール38,38にそれぞれ螺合すると共に、
ビス45を内側のビスホール37,37にそれぞれ螺合してあ
る。
つまり、縦横形材30,40の外側板32における端面30a,4
0a寄外側と内側に透孔46,47が形成されていると共に、
内側の中空部35を形成する板部分35aと外側の中空部36
を形成する板部分36aに孔48,49が形成され、透孔46より
ビス44を挿通して孔49よりビスホール38に螺合すると共
に、透孔47よりビス45を挿通して孔48よりビスホール37
に螺合している。なお、透孔46,47はキャップ50で閉塞
してある。
前記連結具41,42の他側片41b,42bの裏面側面には第7
図のように突起51が一体形成され、その他側片41b,42b
を横形材40の中空部35,36に嵌合すると、他側片41b,42b
の裏面側面が中空部35,36の裏面側板部35b,36bに密着す
るので、中空部35,36の裏面側板部35b,36bのエッジ部と
突起51が干渉し、図11に一点鎖線で示すように裏面側板
部35b,36bのエッジ部が切刃の役目を果し、突起51が削
り取られ、その削り取り部分52が第7図に仮想線で示す
ように縦横形材30,40における中空部35,36の裏面側板部
35b,36bの端面間に介在し、第8図のように縦横形材30,
40の裏面側突き合せ部間が離隔して表面側突き合せ部が
接近するように変位するから、端面30a,40aの表面側部
分が隙間なく突き合せ連結される。
なお、突起51を削り取り部分52と同一形状で、かつ同
一位置となるように一体形成しても良い。
〔考案の効果〕
(1)縦形材1と横形材2の外側部分が建物壁面より浮
き上って各端面1a,2a相互が接近するように変位するの
で、縦形材1と横形材2を、その端面1a,2a間に隙間が
生じることなく突き合せ連結できる。
(2)縦形材30と横形材40をビスによって締付け連結す
ると干渉部材によって突き合せ部の表面板33側が接近す
るように変位するので、縦形材30と横形材40を、その端
面30a,40a間に隙間が生じることなく突き合せ連結でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の第1実施例を示し、第1図は
縦横形材の分解斜視図、第2図はサッシ取付部の外観姿
図、第3図は第2図の横断面図、第4図は縦横形材連結
部の正面図、第5図、第6図は第2実施例を示し、第5
図は縦横形材の分解斜視図、第6図は連結部正面図、第
7図〜第11図は第3実施例を示し、第7図は縦横形材の
分解斜視図、第8図は縦横形材の連結状態の正面図、第
9図、第10図は第8図のIX−IX線、X−X線断面図、第
11図は突起の削り取り動作の説明図である。 1は縦形材、1aは端面、2は横形材、2aは端面、10は内
側取付板、11は外側取付板、12は表面板、17は固着具、
24,25は干渉部材、27はタイト材。 30は縦形材、30aは端面、31は内側板、32は外側板、33
は表面板、40は横形材、40aは端面。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内側取付板10と外側取付板11と表面板12を
    備えた縦横形材1,2の端部を、外側取付板11が内側取付
    板10よりも長くなるように45°に切断すると共に、この
    縦横形材1,2を建物壁面Cに、その端面1a,2a相互が突き
    合うように配設し、その縦横形材1,2の表面板12,12にお
    ける前記内側取付板10と外側取付板11方向の中間より固
    着具17を建物躯体に固着して内外側取付板10,11の建物
    壁面当接部を建物壁面Cに押しつけ固着すると共に、前
    記縦横形材1,2の外側取付板11,11の建物壁面当接部11a,
    11aと建物壁面Cとの間に干渉部材をそれぞれ介在させ
    たことを特徴とする形材の連結装置。
  2. 【請求項2】相対向した内側板31と外側板32と、この内
    側板31と外側板32を連結する表面板33を備え、かつ表面
    板33の裏面に中空部を有する縦横形材30,40の端部を外
    側板32が内側板31よりも長くなるように45°にそれぞれ
    切断し、一側片と他側片で90度に折曲した連結具とし、
    この連結具の一側片を縦形材30の中空部に嵌合し、かつ
    他側片を横形材40の中空部に嵌合することで前記縦形材
    30と横形材40を、その各内側板31の端面、外側板32の端
    面、表面板33の端面、中空部の開口端面が突き合うよう
    に仮連結すると共に、この縦形材30と横形材40をビスに
    よって、その中空部における表面板33と対向した裏面側
    端面間に干渉部材を介して締付け連結したことを特徴と
    する形材の連結装置。
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