JPS603276Y2 - ガラス板入りドアのガラス板保持構造 - Google Patents

ガラス板入りドアのガラス板保持構造

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JPS603276Y2
JPS603276Y2 JP12065279U JP12065279U JPS603276Y2 JP S603276 Y2 JPS603276 Y2 JP S603276Y2 JP 12065279 U JP12065279 U JP 12065279U JP 12065279 U JP12065279 U JP 12065279U JP S603276 Y2 JPS603276 Y2 JP S603276Y2
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JP
Japan
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frame
glass plate
opening
door
picture frame
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Application number
JP12065279U
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JPS5637690U (ja
Inventor
光男 上岡
Original Assignee
松下電工株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガラス板入りドアのガラス板保持構造、更に詳
しくは、開口部の表裏両面側に取着される額縁の間でガ
ラス板の端部を保持するガラス板の保持構造に関する。
従来のガラス板の保持構造としては、表側額縁と裏側額
縁の間にガラス板を挾持させるようにしたものがあった
が、表側額縁を取付けるときにガラス板が倒れてこない
ように保持しながら裏側額縁を固定しなければならず、
組立てにくかった。
又、ドア枠の開口部内にガラス板を圧入して固定した後
、裏側額縁を取付けるようにしたものもあるが、ガラス
板の圧入が困難で薄いガラス板の場合には割れ易く危険
性がある。
後者の例としては、実公昭48−1167号公報に開示
されたものがある。
本考案は成上の従来例の欠点に鑑みなされたものであり
、その目的とするところはガラス板をつかんでいるガラ
ス板固定縁を表側額縁にねじ止めすることによって組立
て性を向上させ、ガラス板の取換え等を容易にし、更に
ガラス板の端部を保持するパツキンと表裏の各額縁との
収まりが良く、パツキンが各額縁よりはみ出ることがな
く、外観が良好なガラス板入りドアのガラス板保持構造
を提供するにある。
本考案ガラス板入りドアのガラス板保持構造の要旨とす
るところは、ガラス板9が収められる開口部2を有する
ドア枠1と、ドア枠1の表側に面する部分の開口部2周
縁に取着されて開口部2周縁の全周に亘って開口部2内
に突出する表側額縁10と、ドア枠1の裏側に面する部
分の開口部2周縁に取着されて開口部2周縁の全周に亘
って開口部2内に突出する裏側額縁20と、外周縁部を
相対向する表側額縁と裏側額縁との間に突入させて開口
部内に収められるガラス板9と、断面略コ字状の受は溝
15の開口を開口部2の内方に向けて表側額縁10内面
の全周に亘って設けられたガラス板固定縁16と、受は
溝15に嵌着されて受は溝15に嵌入するガラス板9の
外周縁部に密接するパツキン8とより戒り、ガラス板固
定縁16は表側額縁10の内面にねじ19で固定され、
パツキン8は受は溝15内に嵌着される0字部8aと0
字部8aの両端より背方に向けて係止片8bが夫々外側
に折り返された断面路ハ字状に底形され、0字部8a内
にガラス板9の外周縁部が圧入されると共に、両係止片
8bが夫々表側額縁10と裏側額縁20の各内面に密接
し、表側額縁10及び裏側額縁20の内周縁より相対向
して突出する突部42より奥方の各内面に形成たれる凹
部43に夫々パツキン8の係止片8bが収まり、各係止
片8bの基部が突部42の凹部43がわ壁面に当接した
ものであり、これによってガラス板をガラス板固定縁に
よって表側額縁内面に簡単に取付けることができ、上記
目的を遠戚するに至った。
本考案を以下図に示す実施例に基いて詳述する。
本考案に係るガラス板入りドアは開口部2を有する矩形
状のドア枠1と、ドア枠1の表側に面する部分の開口部
2周縁に取着されて開口部2周縁の全周に亘って開口部
2内に突出する表側額縁10と、ドア枠1の裏側に面す
る部分の開口部2周縁へ取着されて開口部2の全周に亘
って開口部2内に突出する裏側額縁20と、外周縁部を
相対向する表側額縁10と裏側額縁20との間に突入さ
せて開口部2内に収められるガラス板9と、断面略コ字
状の受は溝15の開口を開口部2の内方に向けて表側額
縁10内面の全周に亘って設けれたガラス板固定縁16
と、受は溝15に嵌着されて受は溝15内に嵌入するガ
ラス板9の外周縁部に密接するパツキン8とで形成され
るものであり、本実施例では第1図に示すように、上下
の二ケ所にガラス板9を嵌め込んだドアを示している。
ドア枠1は左右の縦框3,3の上下両端を夫々上下の横
框4,4で連結すると共に両縦框3.3間に中横框5を
架設して組み立てられ、上下の二ケ所に形成される開口
部2に夫々ガラス板9、表側額縁10及び裏側額縁20
が装着されるわけであり、両縦框3,3の相対向する内
壁面、すなわち開口部2の左右の周壁の厚み方向の中央
からは全長に亘って開口部2を表裏に分割する突リブ6
が面と直角に突出している。
表側額縁10はアルミニウム鋳物にて開口部2の周形状
に合致した矩形枠状に一体成形されており、外面には鋳
物の特性を活かして複雑な形状の凹凸模様11が付与さ
れ、内面の外周縁部に形成した凹段部12にドア枠1表
面の開口部2周縁を嵌入して開口部2の表面がわに配設
さるものであり、第3図に示すように縦框3がわの端部
内面に突出するボス13内へドア枠1の裏側より前記突
リブ6を通してビス14を螺入することによって、表側
額縁10をドア枠1に固定している。
この表側額縁10の内面には断面コ字状の受は溝15を
有するガラス板固定縁16が受は溝15の開口を内方に
向けて表側額縁10の全周に亘って取付けられるもので
あって、受は溝15の溝底の一端より背方に延出する取
付片17を表側額縁10内面に突出するボス18へビス
19にて螺着して固定される。
このガラス板固定縁16は先端、すなわち受は溝15の
開口端を表側額縁10の内周縁より引込んだ位置に合し
て固定されていて、受は溝15に嵌着するゴムや軟質脅
威樹脂にて底形されたパツキン8を介してガラス板9の
外周端部を受は溝15内に挿入するわけである。
ここで、このパツキン8は図に示すように、受は溝15
内に収められてガラス板9の端部と密接する0字部8a
と、0字部8aの両端より背方に折り返される係止片8
bとで形成される断面路ハ字状となっていて、各係止片
8bが夫々表側額縁10及び裏側額縁20の内面に密接
するようになっている。
裏側額縁20はアルミニウムの押出しにて底形される型
材21を矩形状に枠組みして形成されるものであり、裏
側額縁20の左右の両辺、すなわち両縦框3に対応する
二辺の端面辺26の外面には夫々内外方向へ弾性的に伸
縮する略U字状のばね材30が上下方向に亘って複数組
設けである。
このばね材30は端面片26ヘリベツト34にて固定さ
れる基材31の一端より基板31に沿ってばね片32を
折り返して形成され、両側のばね材30のばね片32を
押縮めた状態で夫々縦框3の内端面に弾接させることに
より、裏側額縁20を開口部2内へ着脱自在に取着する
ものである。
このようにして開口部2の裏側に裏側額縁20が取着さ
れると、裏側額縁20の内周縁部でガラス板9外周縁部
の裏面を夫々ガラス板固定縁16及びパツキン8を介し
て覆い、その結果、ガラス板9の周縁部の表裏両面を夫
々表側額縁10と裏側額縁20とで塞ぐものである。
ここで、表側額縁10と裏側額縁20の内周縁は開口部
2内で同−縁に揃うものであり、夫々の内面の内周縁に
は相対向して突部42が突出して、突部42奥方の各内
周面に凹部43を形成しており、各凹部43に夫々パツ
キン8の両係止片8bが収まり、係止片8bの基部を突
出部42の凹部43がわ側壁面に係止することにより、
パツキン8が表裏の同額縁10.20内より外部に飛び
出すのを防止し、この部分のシールを確実にしている。
このように、パツキン8が表裏の両顎縁10.20間に
保持され、この部分でガラス板9とのシールを行うもの
であるため、パツキン8が外部から見えにくく外観が良
好となると共に、各係止片8bが夫々凹部43に捉えら
れるため、パツキン8の収まりが良いものである。
また突部42の凹部43がわの側壁面は図に示すように
凹湾曲44となっているため、係止片8bの基部との収
まりがよく、この部分のシールが一層確実となるもので
ある。
ここで裏側額縁20の内面からは突片28が突出してい
て、この突片28の先端が前記の突リブに当接すること
により、表側額縁10がわへの移動が阻まれると共に、
ばね片32の先端が縦框3の内端面の端縁に突出する係
止縁7に係止することにより開口部2よりの抜けが防止
され、裏側額縁20を開口部2内の定位置に保持するよ
うになっている。
尚、上記の実施例では、裏側額縁20をアルミニウムの
型材21で枠組みし、両側に設けたばね材30にて開口
部2内へ着脱自在に取着した例を示したが、本考案は必
ずしもこれのみに限定されるものではなく、第6図に示
すように、裏側額縁20をアルミニウム鋳物にて外面に
複雑な凹凸模様を有する矩形枠状に一体成形し、これを
ビス50にて開口部2へ固定するようにしてもよいもの
である。
この場合・は、第7図に示すように、雌ねじ筒51の閉
塞端より雄ねじ52が同軸状に突出する固定ボルト53
を用い、雄ねじ52を縦框3の突リブ6より表側額縁1
0内面に突出するホス13内に螺入して表側額縁10を
開口部2内に固定すると共に、開口部2の裏側に開口す
る雌ねじ筒51内に裏側額縁20に設けた取付孔54よ
りビス50を螺入して裏側額縁20を表側額縁10に固
定するわけである。
本考案は叙述の如くドア枠の表側に面する部分の開口部
周縁から開口部内に突出する表側額縁の内面にガラス板
の嵌まったパツキンをつかんでいるガラス板固定縁をね
じ止めし、ドア枠の裏面に面する部分の開口部周縁に裏
側額縁と取着しているから、ガラス板の固定が終ってか
ら裏側額縁を取着することができ、ガラス板を表側額縁
と裏側額縁との間で挾持するもののようにガラス板を保
持しながら裏側額縁を取付けてガラス板の固定と裏側額
縁の取付けとを同時に行なわなくてよく、組立て又はガ
ラス板の取換え作業等を簡単に行なえるという効果があ
り、又ガラス板をドア枠の開口部内に圧入して固定して
おくもののように作業の困難なガラス板の圧入作業を必
要とせず、薄いガラス板でも割ってしまうことがないと
いう効果がある。
更に、表側額縁と裏側額縁の夫々の内面の内周縁には突
部が突出して、突部奥方の各内周面に凹部を形成してお
り、各凹部に夫々パツキンの両係止片が収まり、係止片
の基部を突部の凹部がわ側壁面に係止することにより、
パツキンが表裏の同額繰向より外部に飛び出すのを防止
し、この部分のシールを確実にできる。
そして、このように、パツキンが表裏の同額縁間に保持
され、この部分でガラス板とのシールを行うものである
ため、パツキンが外部から見えにくく外観が良好となる
と共に、各係止片が夫々凹部に促えられ、パツキンの収
まりが良いという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のドアを裏側より見た正面図
、第2図は同上に使用する裏側額縁の概略正面図、第3
図は第2図中のX−X線に相当する部分におけるドアの
断面を示す一部省略断面図、第4図は同上の部分分解断
面図、第5図は第2図中のY−Y線に相当する部分にお
けるドアの断面を示す一部省略断面図、第6図は本考案
の他の実施例を示す部分断面図、第7図a、 bは夫々
同上に使用する固定ボルトを示す側面図と正断面図であ
り、1はドア、2は開口部、8はパツキン、8aはU字
部、8bは係止片、9はガラス板、10は表側額縁、1
5は受は溝、16はガラス板固定縁、19はねじ、20
は裏側額縁、42は突部、 43は凹部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガラス板が収められる開口部を有するドア枠と、ドア枠
    の表側に面する部分の開口部周縁に取着されて開口部周
    縁の全周に亘って開口部内に突出する表側額縁と、ドア
    枠の裏側に面する部分の開口部周縁に取着されて開口部
    周縁の全周に亘って開口部内に突出する裏側額縁と、外
    周縁部を相対向する表側額縁と裏側額縁との間に突入さ
    せて開口部内に収められるガラス板と、断面略コ字状の
    受は溝の開口を開口部の内方に向けて表側額縁内面の全
    周に亘って設けられたガラス板固定縁と、受は溝に嵌着
    されて受は溝内に嵌入するガラス板の外周縁部に密接す
    るパツキンとより威り、ガラス板固定縁は表側額縁の内
    面にねじで固定され、パツキンは受は溝内に嵌着される
    U字部とU字部の両端より背方に向けて係止片が夫々外
    側に折り返された断面略コ字状に成形され、U字部内に
    ガラス板の外周縁部が圧入されると共に、両係止片が夫
    々表側額縁と裏側額縁の各内面に密接し、表側額縁及び
    裏側額縁の内周縁より相対向して突出する突部より奥方
    の各内面に形成される凹部に夫々パツキンの係止片が収
    まり、各係止片の基部が突部の凹部がわ壁面に当接した
    ガラス板入りドアのガラス板保持構造。
JP12065279U 1979-08-31 1979-08-31 ガラス板入りドアのガラス板保持構造 Expired JPS603276Y2 (ja)

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JPS5637690U JPS5637690U (ja) 1981-04-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5895807U (ja) * 1981-12-21 1983-06-29 三菱レイヨン株式会社 X線診断用圧迫筒
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