JP2511308B2 - 黒 板 - Google Patents
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- JP2511308B2 JP2511308B2 JP1329629A JP32962989A JP2511308B2 JP 2511308 B2 JP2511308 B2 JP 2511308B2 JP 1329629 A JP1329629 A JP 1329629A JP 32962989 A JP32962989 A JP 32962989A JP 2511308 B2 JP2511308 B2 JP 2511308B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願は、黒板本体の下縁部に沿ってチョーク及びチョ
ークの粉受け用の受皿を備えた黒板に関する。
ークの粉受け用の受皿を備えた黒板に関する。
従 来 の 技 術 従来、黒板は、上面及び左右側面にアルミの押し出し
成型から成る上縁枠及び側縁枠を取り付ける黒板本体の
下縁部に沿ってアルミの押出し成型体から成るチョーク
及びチョークの粉受け用の受皿を設けてある。
成型から成る上縁枠及び側縁枠を取り付ける黒板本体の
下縁部に沿ってアルミの押出し成型体から成るチョーク
及びチョークの粉受け用の受皿を設けてある。
発明が解決しようとする課題 ところが上記した従来の黒板によれば、製作上の誤差
などにより黒板本体のコーナ部における上縁枠と、側縁
枠との端縁同士及び左右側縁枠の下縁と受皿上縁とを隙
間なく突き合わせる作業は極めて面倒であると共に、高
い製作精度を必要とし、また、製作時にその突き合わせ
を確実に行った場合でも経時的にその突き合わせ部分に
多少とも隙間が生じて体裁を損なうという不都合があっ
た。
などにより黒板本体のコーナ部における上縁枠と、側縁
枠との端縁同士及び左右側縁枠の下縁と受皿上縁とを隙
間なく突き合わせる作業は極めて面倒であると共に、高
い製作精度を必要とし、また、製作時にその突き合わせ
を確実に行った場合でも経時的にその突き合わせ部分に
多少とも隙間が生じて体裁を損なうという不都合があっ
た。
問題点を解決するための手段 そこで本願は、上記した従来のものの不都合を改善す
るため、上面と左右側面とを断面L字状の長尺な上縁枠
と側縁枠とにより被覆すると共に、その端部同士を、さ
らに角カバーにより被覆して成る黒板本体と、黒板本体
の下縁部に嵌合する嵌合溝を後部に有する樋状のの受皿
と、後部がそれぞれ前記嵌合溝の位置まで延びて受皿の
上面に当接する上面板と受皿の下面に当接する下面板と
側板とを有し、これらの前端同士を前部により閉じ、前
記上面板と下面板と前部との間に前記受皿の端部を介入
する介入孔を形成すると共に、前記上面板の後部に前記
黒板本体と共に側縁枠の外周面の下部を介入する切欠部
を形成した左右一対の端部カバーとから構成したことを
特徴とする黒板を提供するものであり、角カバーは具体
的には、角カバーが、直角に連続する一対の側板と前面
板とからなり、この前面板の遊端角部に、上縁枠と下縁
枠との前片によって形成される直角縁部に係止する係止
片を設けて成り、また上記において好ましくは上縁枠と
側縁枠と、角カバーと、一対の端部カバーとが夫々合成
樹脂から成りさらに受皿の前縁に沿って断面円弧状の嵌
合部を形成し、この嵌合部に合成樹脂から成る前記カバ
ーを嵌合して成るものである。
るため、上面と左右側面とを断面L字状の長尺な上縁枠
と側縁枠とにより被覆すると共に、その端部同士を、さ
らに角カバーにより被覆して成る黒板本体と、黒板本体
の下縁部に嵌合する嵌合溝を後部に有する樋状のの受皿
と、後部がそれぞれ前記嵌合溝の位置まで延びて受皿の
上面に当接する上面板と受皿の下面に当接する下面板と
側板とを有し、これらの前端同士を前部により閉じ、前
記上面板と下面板と前部との間に前記受皿の端部を介入
する介入孔を形成すると共に、前記上面板の後部に前記
黒板本体と共に側縁枠の外周面の下部を介入する切欠部
を形成した左右一対の端部カバーとから構成したことを
特徴とする黒板を提供するものであり、角カバーは具体
的には、角カバーが、直角に連続する一対の側板と前面
板とからなり、この前面板の遊端角部に、上縁枠と下縁
枠との前片によって形成される直角縁部に係止する係止
片を設けて成り、また上記において好ましくは上縁枠と
側縁枠と、角カバーと、一対の端部カバーとが夫々合成
樹脂から成りさらに受皿の前縁に沿って断面円弧状の嵌
合部を形成し、この嵌合部に合成樹脂から成る前記カバ
ーを嵌合して成るものである。
作用 しかして、先ず、黒板本体の上面及び左右側面に、上
縁枠及び左右の側縁枠を装着し次いで角カバーをコーナ
部に止着して各縁枠の端部同士を被覆する。このように
して上面及び左右側面を、上縁枠と左右の側縁枠により
被覆し、かつ、上縁枠と左右の側縁枠との各端部を角カ
バーにより被覆した黒板本体の下端部に受皿の後部を装
着する。即ち、受皿の左右端部を端部カバーの介入孔に
介した状態で黒板本体の下端部に受皿の後縁部を装着す
る。すると、端部カバーの切欠部に側縁枠の外周面の下
部が介入して、その外周面が切欠部の端縁に当接し、黒
板本体の下端部に受皿と端部カバーとが一体に装着され
る。そして上縁枠と側縁枠と、角カバーと、一対の端部
カバーとが夫々合成樹脂から成り、かつ、受皿の前縁に
沿って嵌合部を形成し、この嵌合部に合成樹脂から成る
前部カバーを嵌合して成る場合には、柔らかい感じを与
えると共に、カバーの色彩が選択できるので部屋などの
雰囲気に調和した黒板を提供できる。
縁枠及び左右の側縁枠を装着し次いで角カバーをコーナ
部に止着して各縁枠の端部同士を被覆する。このように
して上面及び左右側面を、上縁枠と左右の側縁枠により
被覆し、かつ、上縁枠と左右の側縁枠との各端部を角カ
バーにより被覆した黒板本体の下端部に受皿の後部を装
着する。即ち、受皿の左右端部を端部カバーの介入孔に
介した状態で黒板本体の下端部に受皿の後縁部を装着す
る。すると、端部カバーの切欠部に側縁枠の外周面の下
部が介入して、その外周面が切欠部の端縁に当接し、黒
板本体の下端部に受皿と端部カバーとが一体に装着され
る。そして上縁枠と側縁枠と、角カバーと、一対の端部
カバーとが夫々合成樹脂から成り、かつ、受皿の前縁に
沿って嵌合部を形成し、この嵌合部に合成樹脂から成る
前部カバーを嵌合して成る場合には、柔らかい感じを与
えると共に、カバーの色彩が選択できるので部屋などの
雰囲気に調和した黒板を提供できる。
実施例 以下図面と共に本願実施例を詳述すると、第1図は本
願の一部を省略した斜視図であり、(1)は横長方形状
で厚肉の板体(2)の前面の薄型の記載板(3)を重合
した例えば教室などの壁面に取り付けられる黒板本体を
示し、該黒板本体(1)はその上面及び左右側面に、長
尺で両端が垂直にカットされた合成樹脂製の上縁枠
(4)A及び長尺で上端が水平にカットされた上記上縁
枠(4)Aと等しい合成樹脂製の側縁枠(4)Bにより
覆われている。前記縁枠(4)A,(4)Bは断面L字状
を呈し、一方の側片(4)aの内面には、その長手方向
の全長に渡って延び先端部と中間部に先細状の楔部
(5),(5)を有する係止突条(6)を有し、その他
方の前片(4)bには記載板(3)の前面に当接する間
隔保持片(7),(7)が設けてある。(8)は前記上
縁枠(4)A及び側縁枠(4)Bの端部同士を黒板本体
(1)のコーナ部において被覆する合成樹脂製の角カバ
ーを示し、該角カバー(8)第2,3図で示すように、直
角に連続する一対の側板(9),(10)と正方形状の前
面板(11)とから成り、前記側板(9),(10)の内面
には、部分的に凸状部(12),(13)が形成してあり、
その一方の側板(9)の肉厚部には、黒板本体(1)に
角カバー(8)を固着するねじ(14)の挿通孔(15)が
開設してある。さらに前記前面板(11)の遊端角部に
は、後方に突出して前記縁枠(4)A,(4)Bの他方の
前片(4)bによって形成された直角縁部(4)Cに係
止する係止片(16)が設けてある。(17)は前記黒板本
体(1)の下端部に一体に取り付けられるアルミの押し
出し成型体から成る樋状の受皿を示し、該受皿(17)
は、横方向に延びる板状の底部(18)の後部に、その後
縁部から上方に直角状に折曲する折曲部(19)と、この
折曲部(19)との間に前記黒板本体(1)の下縁部を嵌
合する嵌合溝(20)を形成する係止突条(21)とから成
る取付部(22)と、この取付部(22)より前方に位置
し、かつ、底部(18)より湾曲状に立上がる前部立上片
(23)と後部立上片(24)とを有し、前記後部立上片
(24)の上縁に後縁が黒板本体(1)の表面に接する受
片(25)を設けた皿部(26)と、前記前部立上片(23)
の前縁を外方下向きに円弧状に湾曲すると共に、その上
縁部に上部係止凹溝(27)を、またその下縁部に下部係
止凹溝(28)を夫々設けた嵌合部(29)とから構成され
ており、前記嵌合溝(20)の左右端部位置にはねじ挿通
孔(30)が開設してある。(31)は前記受皿(17)の左
右端部を閉じる合成樹脂から成る左右一対の端部カバー
を示し、該端部カバー(31)は、前記嵌合溝(20)の下
面まで延びて受皿(17)の下面と当接する水平な下面板
(32)と、前記嵌合溝(20)の側面まで延びる垂直な側
板(33)と、一部に前記皿部(26)の上面と当接するよ
うに窪み部(34)を有して前記嵌合溝(20)の上面まで
延びる水平な上面板(35)とを、前記嵌合部(29)の外
周面に適合するように円弧状に湾曲した前部(36)によ
り一体に連続して上面板(35)と下面板(32)との間及
び前部(36)内に皿部(26)の端部及び嵌合部(29)の
端部を夫々介入する受皿(17)の断面形状と合致する形
成の介入孔(37)を形成すると共に、上面板(35)の後
部に受片(25)の上面に当接する当片(40)を残して、
前記黒板本体(1)と共に側縁枠(4)Bの外周面の下
部を介入する切欠部(39)を設けてあり、前記下面板
(32)の後端部にはねじ挿通孔(30)を介して黒板本体
(1)と受皿(17)と端部カバー(31)とを一体に固定
するねじ(41)の挿通孔(42)が開設してある。(43)
は、前記受皿(17)の円弧状の嵌合部(29)の外面に嵌
合して受皿(17)の前部を覆う合成樹脂から成る縦断面
円弧状の前部カバーを示し、該前部カバー(43)の内面
に前記上部係止凹溝(27)に係止する上部係止突条(4
4)と、前記下部係止凹溝(28)に係止する下部係止突
条(45)と、前記嵌合部(29)の下端面に係合する係止
片(46)とが夫々設けてある。
願の一部を省略した斜視図であり、(1)は横長方形状
で厚肉の板体(2)の前面の薄型の記載板(3)を重合
した例えば教室などの壁面に取り付けられる黒板本体を
示し、該黒板本体(1)はその上面及び左右側面に、長
尺で両端が垂直にカットされた合成樹脂製の上縁枠
(4)A及び長尺で上端が水平にカットされた上記上縁
枠(4)Aと等しい合成樹脂製の側縁枠(4)Bにより
覆われている。前記縁枠(4)A,(4)Bは断面L字状
を呈し、一方の側片(4)aの内面には、その長手方向
の全長に渡って延び先端部と中間部に先細状の楔部
(5),(5)を有する係止突条(6)を有し、その他
方の前片(4)bには記載板(3)の前面に当接する間
隔保持片(7),(7)が設けてある。(8)は前記上
縁枠(4)A及び側縁枠(4)Bの端部同士を黒板本体
(1)のコーナ部において被覆する合成樹脂製の角カバ
ーを示し、該角カバー(8)第2,3図で示すように、直
角に連続する一対の側板(9),(10)と正方形状の前
面板(11)とから成り、前記側板(9),(10)の内面
には、部分的に凸状部(12),(13)が形成してあり、
その一方の側板(9)の肉厚部には、黒板本体(1)に
角カバー(8)を固着するねじ(14)の挿通孔(15)が
開設してある。さらに前記前面板(11)の遊端角部に
は、後方に突出して前記縁枠(4)A,(4)Bの他方の
前片(4)bによって形成された直角縁部(4)Cに係
止する係止片(16)が設けてある。(17)は前記黒板本
体(1)の下端部に一体に取り付けられるアルミの押し
出し成型体から成る樋状の受皿を示し、該受皿(17)
は、横方向に延びる板状の底部(18)の後部に、その後
縁部から上方に直角状に折曲する折曲部(19)と、この
折曲部(19)との間に前記黒板本体(1)の下縁部を嵌
合する嵌合溝(20)を形成する係止突条(21)とから成
る取付部(22)と、この取付部(22)より前方に位置
し、かつ、底部(18)より湾曲状に立上がる前部立上片
(23)と後部立上片(24)とを有し、前記後部立上片
(24)の上縁に後縁が黒板本体(1)の表面に接する受
片(25)を設けた皿部(26)と、前記前部立上片(23)
の前縁を外方下向きに円弧状に湾曲すると共に、その上
縁部に上部係止凹溝(27)を、またその下縁部に下部係
止凹溝(28)を夫々設けた嵌合部(29)とから構成され
ており、前記嵌合溝(20)の左右端部位置にはねじ挿通
孔(30)が開設してある。(31)は前記受皿(17)の左
右端部を閉じる合成樹脂から成る左右一対の端部カバー
を示し、該端部カバー(31)は、前記嵌合溝(20)の下
面まで延びて受皿(17)の下面と当接する水平な下面板
(32)と、前記嵌合溝(20)の側面まで延びる垂直な側
板(33)と、一部に前記皿部(26)の上面と当接するよ
うに窪み部(34)を有して前記嵌合溝(20)の上面まで
延びる水平な上面板(35)とを、前記嵌合部(29)の外
周面に適合するように円弧状に湾曲した前部(36)によ
り一体に連続して上面板(35)と下面板(32)との間及
び前部(36)内に皿部(26)の端部及び嵌合部(29)の
端部を夫々介入する受皿(17)の断面形状と合致する形
成の介入孔(37)を形成すると共に、上面板(35)の後
部に受片(25)の上面に当接する当片(40)を残して、
前記黒板本体(1)と共に側縁枠(4)Bの外周面の下
部を介入する切欠部(39)を設けてあり、前記下面板
(32)の後端部にはねじ挿通孔(30)を介して黒板本体
(1)と受皿(17)と端部カバー(31)とを一体に固定
するねじ(41)の挿通孔(42)が開設してある。(43)
は、前記受皿(17)の円弧状の嵌合部(29)の外面に嵌
合して受皿(17)の前部を覆う合成樹脂から成る縦断面
円弧状の前部カバーを示し、該前部カバー(43)の内面
に前記上部係止凹溝(27)に係止する上部係止突条(4
4)と、前記下部係止凹溝(28)に係止する下部係止突
条(45)と、前記嵌合部(29)の下端面に係合する係止
片(46)とが夫々設けてある。
しかして、先ず、上縁枠(4)A及び左右の側縁枠
(4)Bを、その一方の側片(4)aの内面が板体
(2)の上面及び側面に当接し、かつ、他方の前片
(4)bが記載板(3)の前面に当接するように記載板
(3)を前面に重合した板体(2)の上面及び左右側面
に係止突条(6)を圧入することにより装着する。この
状態で上縁枠(4)Aの両端と左右の側縁枠(4)Bの
上端とが黒板本体(1)のコーナ部で離れた状態におか
れる。次いで角カバー(8),(8)の直角に連続する
一対の側板(9),(10)の凸状部(12),(13)の端
縁がコーナ部における各縁枠(4)A,(4)Bの側片
(4)aの端縁に突き当るようにして前面板(11)の内
面を各縁枠(4)A,(4)Bの前片(4)bに夫々当接
し、この状態で、係止片(16)をそれのもつ弾性力を用
いて側片(4)aによって形成される直角縁部(4)C
に係止し、かつ、この状態でねじ挿通孔(15)に挿通し
たねじ(14)を板体(2)の側面に止着することによ
り、黒板本体(1)のコーナ部を角カバー(8)によっ
て被覆する。このようにして上面及び左右側面を、上縁
枠(4)Aと左右の側縁枠(4)Bにより被覆し、か
つ、上縁枠(4)Aと左右の側縁体(4)Bとの端部を
角カバー(8)により被覆した黒板本体(1)の下端部
に受皿(17)を装着する。即ち、受皿(17)の嵌合部
(29)の外周に、その端部から前部カバー(43)を嵌合
して、上部係止凹溝(27)に上部係止突条(44)を、下
部係止凹溝(28)に下部係止突条(45)を、また嵌合部
(29)の下端面に係止片(46)を夫々係合して取り付け
ると共に、受皿(17)の左右端部を端部カバー(31)の
前記介入孔(37)内に介入し、次いで黒板本体(1)の
下端部を受皿(17)の嵌合溝(20)に嵌合する。する
と、端部カバー(31)の切欠部(39)に側縁枠(4)B
の前片(4)bの下部が介入して、その外周面の切欠部
(39)の端縁に当接すると共に、当片(40)が黒板本体
(1)の前面に当接し、この状態でねじ(41)を挿通孔
(42)及びねじ挿通孔(30)に挿通して前記受皿(17)
の下面に螺合することにより、黒板本体(1)の下端部
に受皿(17)と端部カバー(31)とが一体に装着され
る。
(4)Bを、その一方の側片(4)aの内面が板体
(2)の上面及び側面に当接し、かつ、他方の前片
(4)bが記載板(3)の前面に当接するように記載板
(3)を前面に重合した板体(2)の上面及び左右側面
に係止突条(6)を圧入することにより装着する。この
状態で上縁枠(4)Aの両端と左右の側縁枠(4)Bの
上端とが黒板本体(1)のコーナ部で離れた状態におか
れる。次いで角カバー(8),(8)の直角に連続する
一対の側板(9),(10)の凸状部(12),(13)の端
縁がコーナ部における各縁枠(4)A,(4)Bの側片
(4)aの端縁に突き当るようにして前面板(11)の内
面を各縁枠(4)A,(4)Bの前片(4)bに夫々当接
し、この状態で、係止片(16)をそれのもつ弾性力を用
いて側片(4)aによって形成される直角縁部(4)C
に係止し、かつ、この状態でねじ挿通孔(15)に挿通し
たねじ(14)を板体(2)の側面に止着することによ
り、黒板本体(1)のコーナ部を角カバー(8)によっ
て被覆する。このようにして上面及び左右側面を、上縁
枠(4)Aと左右の側縁枠(4)Bにより被覆し、か
つ、上縁枠(4)Aと左右の側縁体(4)Bとの端部を
角カバー(8)により被覆した黒板本体(1)の下端部
に受皿(17)を装着する。即ち、受皿(17)の嵌合部
(29)の外周に、その端部から前部カバー(43)を嵌合
して、上部係止凹溝(27)に上部係止突条(44)を、下
部係止凹溝(28)に下部係止突条(45)を、また嵌合部
(29)の下端面に係止片(46)を夫々係合して取り付け
ると共に、受皿(17)の左右端部を端部カバー(31)の
前記介入孔(37)内に介入し、次いで黒板本体(1)の
下端部を受皿(17)の嵌合溝(20)に嵌合する。する
と、端部カバー(31)の切欠部(39)に側縁枠(4)B
の前片(4)bの下部が介入して、その外周面の切欠部
(39)の端縁に当接すると共に、当片(40)が黒板本体
(1)の前面に当接し、この状態でねじ(41)を挿通孔
(42)及びねじ挿通孔(30)に挿通して前記受皿(17)
の下面に螺合することにより、黒板本体(1)の下端部
に受皿(17)と端部カバー(31)とが一体に装着され
る。
なお上記において、黒板本体(1)の下端部を受皿
(17)の嵌合溝(20)に嵌合したのちに、受皿(17)の
端部に、端部カバー(31)を装着しても、全く同様の結
果が得られる。
(17)の嵌合溝(20)に嵌合したのちに、受皿(17)の
端部に、端部カバー(31)を装着しても、全く同様の結
果が得られる。
発 明 の 効 果 以上のように本願によれば、黒板本体の上面及び左右
側面を被覆する縁枠の端部を角カバーにより被覆し、か
つ、側縁枠の下部を端部カバー内に介入する構成である
ので、従来のように、縁枠の端部同士の突き合わせ及び
側縁枠と端部カバーとの突き合わせに製作精度が要求さ
れないので製作が極めて容易となると共に、経時的変化
にも影響される惧れはなく体裁も極めてよく、特に本願
によれば、端部カバーの上面板に形成した切欠部に、黒
板本体と共に側縁枠の下部外周面が合致して側縁枠の下
縁が下面板まで達し、かつ、その側面が端部カバーの側
板によって覆われるので、極めて体裁が良く、また、受
皿の端部は、隙間なく端部カバーの介入孔内に介入して
受皿と端部カバーとの一体感が得られると共に、チョー
クの粉などが端部カバー内に侵入する惧れも防止でき、
さらにまた請求項3,4記載の構成においては、柔らかい
感じを与えると共に、カバーの色彩が選択できるので部
屋などの雰囲気に調和した黒板を提供できる等の利点を
有する。
側面を被覆する縁枠の端部を角カバーにより被覆し、か
つ、側縁枠の下部を端部カバー内に介入する構成である
ので、従来のように、縁枠の端部同士の突き合わせ及び
側縁枠と端部カバーとの突き合わせに製作精度が要求さ
れないので製作が極めて容易となると共に、経時的変化
にも影響される惧れはなく体裁も極めてよく、特に本願
によれば、端部カバーの上面板に形成した切欠部に、黒
板本体と共に側縁枠の下部外周面が合致して側縁枠の下
縁が下面板まで達し、かつ、その側面が端部カバーの側
板によって覆われるので、極めて体裁が良く、また、受
皿の端部は、隙間なく端部カバーの介入孔内に介入して
受皿と端部カバーとの一体感が得られると共に、チョー
クの粉などが端部カバー内に侵入する惧れも防止でき、
さらにまた請求項3,4記載の構成においては、柔らかい
感じを与えると共に、カバーの色彩が選択できるので部
屋などの雰囲気に調和した黒板を提供できる等の利点を
有する。
図面は、本願の実施例を示し、第1図は一部を省略した
斜視図、第2図は一部を切欠したコーナ部の拡大正面
図、第3図は角カバーの拡大斜視図、第4図は第1図の
I−I線拡大断面図、第5図は前部カバーの拡大縦断面
図、第6図は要部の分解斜視図である。 図中、(1)は黒板本体、(4)Aは上縁枠、(4)B
は側縁枠、(4)aは側片‘(4)bは前片、(8)は
角カバー、(9)は上面板、(10)は側面板、(11)は
前面板、(16)は間隔保持片、(17)は受皿、(18)は
底部、(29)は嵌合部、(31)は端部カバー、(32)は
下面板、(33)は側板、(36)は前部、(37)は嵌合
孔、(39)は切欠部、(43)は前部カバーである。
斜視図、第2図は一部を切欠したコーナ部の拡大正面
図、第3図は角カバーの拡大斜視図、第4図は第1図の
I−I線拡大断面図、第5図は前部カバーの拡大縦断面
図、第6図は要部の分解斜視図である。 図中、(1)は黒板本体、(4)Aは上縁枠、(4)B
は側縁枠、(4)aは側片‘(4)bは前片、(8)は
角カバー、(9)は上面板、(10)は側面板、(11)は
前面板、(16)は間隔保持片、(17)は受皿、(18)は
底部、(29)は嵌合部、(31)は端部カバー、(32)は
下面板、(33)は側板、(36)は前部、(37)は嵌合
孔、(39)は切欠部、(43)は前部カバーである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−81192(JP,U) 実開 昭58−53691(JP,U) 実開 昭54−149335(JP,U) 実公 昭62−43829(JP,Y2)
Claims (4)
- 【請求項1】上面と左右側面とを断面L字状の長尺な上
縁枠と側縁枠とにより被覆すると共に、その端部同士
を、さらに角カバーにより被覆して成る黒板本体と、黒
板本体の下縁部に嵌合する嵌合溝を後部に有する樋状の
の受皿と、後部がそれぞれ前記嵌合溝の位置まで延びて
受皿の上面に当接する上面板と受皿の下面に当接する下
面板と側板とを有し、これらの前端同士を前部により閉
じ、前記上面板と下面板と前部との間に前記受皿の端部
を介入する介入孔を形成すると共に、前記上面板の後部
に前記黒板本体と共に側縁枠の外周面の下部を介入する
切欠部を形成した左右一対の端部カバーとから構成した
ことを特徴とする黒板。 - 【請求項2】角カバーが、直角に連続する一対の側板と
前面板とから成り、この前面板の遊端角部に、上縁枠と
側縁枠との前片によって形成される直角縁部に係止する
係止片を設けて成る請求項1記載の黒板。 - 【請求項3】上縁枠と側縁枠と、角カバーと、一対の端
部カバーとがそれぞれ合成樹脂から成る請求項1または
2記載の黒板。 - 【請求項4】受皿が、その前縁に沿って断面円弧状の嵌
合部を有して成り、この嵌合部に合成樹脂から成る前部
カバーを嵌合して成る請求項3記載の黒板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1329629A JP2511308B2 (ja) | 1989-12-21 | 1989-12-21 | 黒 板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1329629A JP2511308B2 (ja) | 1989-12-21 | 1989-12-21 | 黒 板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03190799A JPH03190799A (ja) | 1991-08-20 |
JP2511308B2 true JP2511308B2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=18223487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1329629A Expired - Fee Related JP2511308B2 (ja) | 1989-12-21 | 1989-12-21 | 黒 板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2511308B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5644549Y2 (ja) * | 1978-04-07 | 1981-10-19 | ||
JPS588557Y2 (ja) * | 1980-11-06 | 1983-02-16 | 一色興業株式会社 | 黒板の白墨受けにおけるエンドキヤツプ装置 |
JPS5853691U (ja) * | 1981-10-08 | 1983-04-12 | 土井 彦正 | 薄肉溝付の合成樹脂製黒板枠 |
JPH0319462Y2 (ja) * | 1985-09-02 | 1991-04-24 |
-
1989
- 1989-12-21 JP JP1329629A patent/JP2511308B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03190799A (ja) | 1991-08-20 |
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