JPH075322Y2 - 収納庫等の相互に90度で交わる2枚の板の連結構造 - Google Patents
収納庫等の相互に90度で交わる2枚の板の連結構造Info
- Publication number
- JPH075322Y2 JPH075322Y2 JP1990028604U JP2860490U JPH075322Y2 JP H075322 Y2 JPH075322 Y2 JP H075322Y2 JP 1990028604 U JP1990028604 U JP 1990028604U JP 2860490 U JP2860490 U JP 2860490U JP H075322 Y2 JPH075322 Y2 JP H075322Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- elastic
- fitting groove
- plates
- intersect
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Gasket Seals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は収納庫等の相互に90度で交わる2枚の連結構
造に関する。
造に関する。
(従来の技術) 従来、この種の連結構造として以下の如きものは知られ
ている。即ち、第1板の内側面に横向きに開口した嵌合
溝が形成され、この嵌合溝に第2板の周縁が嵌められる
ようになされたものは知られている。
ている。即ち、第1板の内側面に横向きに開口した嵌合
溝が形成され、この嵌合溝に第2板の周縁が嵌められる
ようになされたものは知られている。
(従来技術の欠点) 前記従来の連結構造には以下の如き欠点があった。即
ち、従来の構造にあっては、嵌合溝に第2板の周縁を単
に嵌めるものであったため、第2板の周縁が嵌合溝にス
ムーズに嵌まるように、製作誤差等を考慮して嵌合溝の
幅を第2板の厚みよりやや大きめに形成していた。その
ため、第2板が嵌合溝内でガタガタと動くと共に、嵌合
溝内にごみ等が入り込む等という欠点があった。
ち、従来の構造にあっては、嵌合溝に第2板の周縁を単
に嵌めるものであったため、第2板の周縁が嵌合溝にス
ムーズに嵌まるように、製作誤差等を考慮して嵌合溝の
幅を第2板の厚みよりやや大きめに形成していた。その
ため、第2板が嵌合溝内でガタガタと動くと共に、嵌合
溝内にごみ等が入り込む等という欠点があった。
(考案の目的) この考案は上記欠点を解消するためになされたものであ
る。
る。
(実施例) 以下にこの考案を図面に示す2つの実施例に基づいて説
明する。なお、これら実施例において同一の部材は同一
の符号で示す。
明する。なお、これら実施例において同一の部材は同一
の符号で示す。
実施例1(第1図及び第2図参照) 引き出し1の四側板2(請求の範囲で云う第1板)の内
側面(四側板2で囲まれた空間側の面)に横向きに開口
した嵌合溝3が形成され、この嵌合溝3に、断面状略コ
字状の合成樹脂製等の弾性パッキン5を介して、水平板
4(請求の範囲で云う第2板)の周縁が嵌められてい
る。前記弾性パッキン5の上下面には抜け止めの複数の
小突条7が形成されている。前記弾性パッキン5には四
側板2の内側面及び水平板4の内側面(上面)に密接す
る、軟質の弾性張り出し片6が形成され、この弾性張り
出し片6の、四側板2の内側面及び水平板4の内側面に
密接しない側の面が滑らかな凹湾曲面となされて、弾性
張り出し片6の両側縁が尖鋭となされて段差なく四側板
2の内側面及び水平板4の内側面に連なっている。
側面(四側板2で囲まれた空間側の面)に横向きに開口
した嵌合溝3が形成され、この嵌合溝3に、断面状略コ
字状の合成樹脂製等の弾性パッキン5を介して、水平板
4(請求の範囲で云う第2板)の周縁が嵌められてい
る。前記弾性パッキン5の上下面には抜け止めの複数の
小突条7が形成されている。前記弾性パッキン5には四
側板2の内側面及び水平板4の内側面(上面)に密接す
る、軟質の弾性張り出し片6が形成され、この弾性張り
出し片6の、四側板2の内側面及び水平板4の内側面に
密接しない側の面が滑らかな凹湾曲面となされて、弾性
張り出し片6の両側縁が尖鋭となされて段差なく四側板
2の内側面及び水平板4の内側面に連なっている。
なお、この考案は、収納庫の側板と水平板との連結や、
収納庫の側板と背板との連結等に使用し得るものである
ことは云うまでもない。
収納庫の側板と背板との連結等に使用し得るものである
ことは云うまでもない。
実施例2(第3図参照) 四側板2の内側面(第3図の左側側面)の、嵌合溝3の
開口側縁部に、弾性張り出し片9が相互に対向するかた
ちで横向き突設され、これら弾性張り出し片9によっ
て、水平板4の周縁部が挟持されるようになされてい
る。なお、弾性張り出し片9の、水平板4に当接する面
には、抜け止めの複数の小突条10が形成されている。前
記弾性張り出し片9の、水平板4の周縁部に密接しない
側の面が滑らかな凹湾曲面となされて、弾性張り出し片
9の両側縁が尖鋭となされて段差なく四側板2及び水平
板4に連なっている。
開口側縁部に、弾性張り出し片9が相互に対向するかた
ちで横向き突設され、これら弾性張り出し片9によっ
て、水平板4の周縁部が挟持されるようになされてい
る。なお、弾性張り出し片9の、水平板4に当接する面
には、抜け止めの複数の小突条10が形成されている。前
記弾性張り出し片9の、水平板4の周縁部に密接しない
側の面が滑らかな凹湾曲面となされて、弾性張り出し片
9の両側縁が尖鋭となされて段差なく四側板2及び水平
板4に連なっている。
(考案の効果) この考案は前記した如き構成によって以下の如き効果を
奏するものである。
奏するものである。
請求項1の考案によれば、弾性パッキンが変形して
第2板及び嵌合溝の製作誤差を吸収するので、第1板、
弾性パッキン及び第2板の三者の間に間隙が生じないよ
うにして、第1板と第2板とを連結することが出来る。
その結果、第2板がガタ付いたり、嵌合溝内にごみ等が
入り込む等という欠点がない。
第2板及び嵌合溝の製作誤差を吸収するので、第1板、
弾性パッキン及び第2板の三者の間に間隙が生じないよ
うにして、第1板と第2板とを連結することが出来る。
その結果、第2板がガタ付いたり、嵌合溝内にごみ等が
入り込む等という欠点がない。
請求項1の考案によれば、弾性パッキンに第1板の
内側面及び第2板の側面に密接する弾性張り出し片が形
成され、この弾性張り出し片の、第1板の内側面及び第
2板の側面に密接しない側の面が滑らかな凹湾曲面とな
されて、弾性張り出し片の両側縁が尖鋭となされて段差
なく第1板及び第2板に連なっているので、第1板と第
2板との連結隅部の掃除が行ない易い。
内側面及び第2板の側面に密接する弾性張り出し片が形
成され、この弾性張り出し片の、第1板の内側面及び第
2板の側面に密接しない側の面が滑らかな凹湾曲面とな
されて、弾性張り出し片の両側縁が尖鋭となされて段差
なく第1板及び第2板に連なっているので、第1板と第
2板との連結隅部の掃除が行ない易い。
請求項2の考案によれば、一対の弾性張り出し片に
よって、第2板の周縁部が挟持されるようになされてい
るので、第1板と第2板との間に隙間が生じないように
して、第1板と第2板とを連結することが出来る。その
結果、第2板がガタ付いたり、嵌合溝内にごみ等が入り
込む等という欠点がない。
よって、第2板の周縁部が挟持されるようになされてい
るので、第1板と第2板との間に隙間が生じないように
して、第1板と第2板とを連結することが出来る。その
結果、第2板がガタ付いたり、嵌合溝内にごみ等が入り
込む等という欠点がない。
請求項2の考案によれば、弾性張り出し片の、第2
板の周縁部に密接しない側の面が滑らかな凹湾曲面とな
されて、弾性張り出し片の両側縁が尖鋭となされて段差
なく第1板及び第2板に連なっているので、第1板と第
2板との連結隅部の掃除が行ない易い。
板の周縁部に密接しない側の面が滑らかな凹湾曲面とな
されて、弾性張り出し片の両側縁が尖鋭となされて段差
なく第1板及び第2板に連なっているので、第1板と第
2板との連結隅部の掃除が行ない易い。
図面はこの考案の実施例を示すものであって、第1図は
実施例1の一部破砕斜視図、第2図は第1図II−II線拡
大断面図、第3図は実施例2の要部縦断面図である。 2…側板、3…嵌合溝、4…水平板、5…弾性パッキ
ン、6…弾性張り出し片、9…弾性張り出し片
実施例1の一部破砕斜視図、第2図は第1図II−II線拡
大断面図、第3図は実施例2の要部縦断面図である。 2…側板、3…嵌合溝、4…水平板、5…弾性パッキ
ン、6…弾性張り出し片、9…弾性張り出し片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−91664(JP,U) 実開 昭61−170345(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】第1板の内側面に横向きに開口した嵌合溝
が形成され、この嵌合溝に第2板の周縁が嵌められるよ
うになされた収納庫等の相互に90度で交わる2枚の板の
連結構造において、前記第2板と嵌合溝との間に、断面
形状略コ字状の弾性パッキンが介在され、この弾性パッ
キンに第1板の内側面及び第2板の側面に密接する弾性
張り出し片が形成され、この弾性張り出し片の、第1板
の内側面及び第2板の側面に密接しない側の面が滑らか
な凹湾曲面となされて、弾性張り出し片の両側縁が尖鋭
となされて段差なく第1板及び第2板に連なっている収
納庫等の相互に90度で交わる2枚の板の連結構造。 - 【請求項2】第1板の内側面に横向きに開口した嵌合溝
が形成され、この嵌合溝に第2板の周縁が嵌められるよ
うになされた収納庫等の相互に90度で交わる2枚の板の
連結構造において、前記第1板の内側面の、嵌合溝の開
口側縁部に弾性張り出し片が相互に対向するかたちで形
成され、これら弾性張り出し片によって、第2板の周縁
部が挟持されるようになされ、前記弾性張り出し片の、
第2板の周縁部に密接しない側の面が滑らかな凹湾曲面
となされて、弾性張り出し片の両側縁が尖鋭となされて
段差なく第1板及び第2板に連なっている収納庫等の相
互に90度で交わる2枚の板の連結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990028604U JPH075322Y2 (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | 収納庫等の相互に90度で交わる2枚の板の連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990028604U JPH075322Y2 (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | 収納庫等の相互に90度で交わる2枚の板の連結構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03118360U JPH03118360U (ja) | 1991-12-06 |
JPH075322Y2 true JPH075322Y2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=31531398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990028604U Expired - Lifetime JPH075322Y2 (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | 収納庫等の相互に90度で交わる2枚の板の連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH075322Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008157547A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 天井設置型室内機 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6191664U (ja) * | 1984-11-20 | 1986-06-13 |
-
1990
- 1990-03-20 JP JP1990028604U patent/JPH075322Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03118360U (ja) | 1991-12-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |