JPH0115044Y2 - - Google Patents

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JPH0115044Y2
JPH0115044Y2 JP1984148282U JP14828284U JPH0115044Y2 JP H0115044 Y2 JPH0115044 Y2 JP H0115044Y2 JP 1984148282 U JP1984148282 U JP 1984148282U JP 14828284 U JP14828284 U JP 14828284U JP H0115044 Y2 JPH0115044 Y2 JP H0115044Y2
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、枠体に係り、例えば照明器具のセー
ド枠などの折曲角部を有する枠体の組立構造に関
する。
〔従来の技術〕
従来、この種の折曲角部を有する断面略コ字形
枠体例えば照明器具のセード枠には、第7図に示
すように、各折曲角部に対応して枠原材1の上面
辺部2と下面辺部3に90゜の角をなす対応する切
欠部4,5、6,7を形成し、前記上面辺部2の
切欠部4,5の一方の上面接合縁8にこの枠原材
1の肉厚に対応する段差をもつて連結片部9を突
設し、この連結片部9と連結片部9が重合される
他方の上面接合縁10の近隣とに固定孔11,1
2を穿設し、前記切欠部4,5、6,7において
折曲して前記固定孔11,12にねじなどを螺合
して平面略コ字形の枠部材とし、これら一対の枠
部材を連結して枠体を構成する構造が提案されて
いた(実開昭60−42204号公報)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の構造では、枠原材1をロールホーマ
成形する際、例えば第7図に示す矢印の方向から
板材をロールに挿入して成形すると、切欠部4,
5、6,7のロールへの挿入方向側の上面接合縁
8と下面接合縁13の端部の幅aと他方の上面接
合縁10と下面接合縁14の端部の幅bがロール
成形上食い違いを生じ、挿入端側の幅aが大きく
なり(a>b)、枠原材1を折曲して枠部材を形
成した際枠部材の折曲角部下面で前記下面接合縁
13,14間に第8図に示すように段差を生ずる
ため、板材の破断面が表われ外観上の不体裁を生
ずる欠点があり、また、枠原材1のロール形成後
に切欠部4,5、6,7の寸法調整を行うと全数
調整のため大幅に工数が増加するという問題点が
あつた。
本考案の目的は、枠体の折曲角部を形成する切
欠部の一方の上面接合縁に連結片部を突設すると
ともに下面接合縁に保持片部を突設し、この保持
片部を他方の下面接合縁に係合することによつて
下面接合縁間に生ずる段差を矯正し、外観上体裁
のよい枠体を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、少くとも複数の折曲角部を有する断
面略コ字形の枠部材の端部を連結して構成され、
前記枠部材は各折曲角部に対応して切欠部と折曲
連結部とを形成し、この各切欠部の同一側の一方
の対応する上面接合縁にこの枠部材の肉厚に対応
する段部を介して連結片部を突設するとともに下
面接合縁にこの枠部材の肉厚に対応する段部を介
して連結片部と同一方向に保持片部を突設し、前
記折曲連結部から折曲して前記連結片部および保
持片部をそれぞれ他方の上面接合縁側および下面
接合縁側の内面に重合することを特徴とするもの
である。
〔作用〕
本考案は、枠原材の切欠部の一方の対応する上
面接合縁と下面接合縁にそれぞれ突設された連結
片部および保持片部を、それぞれ他方の対応する
上面接合縁と下面接合縁に隣接する上面辺部およ
び下面辺部の内面に重合するように枠原材を略コ
字形に屈曲して前記上面辺部と連結片部を固着し
て枠部材を形成し、このようにして形成された枠
部材の端部を連結して枠体を構成するものであ
る。
〔実施例〕
本考案の一実施例の構成を第1図乃至第6図に
ついて説明する。
20,20は一対の枠部材で、断面略コ字形で
かつ平面略コ字形に形成され、この一対の枠部材
20,20の両端部を連結具21,21で連結固
定して平面矩形枠状に構成される。そして、この
ように構成された枠体23にセード23の開口縁
部24を係合保持する。
前記枠部材20は細長枠原材25の端部を屈曲
して平面略コ字形に形成され、この枠部材20は
上面辺部26と垂直辺部27と下面辺部28とで
断面略コ字形に形成され、この上面辺部26の端
縁部には下方に向つて折曲した内側片部29を有
し、両端側から枠体22の短辺側の長さの2分の
1の長さl1の位置の上面辺部26と下面辺部28
にそれぞれ90゜の角度をなす切欠部30,31,
32,33が形成され、この上面辺部26の切欠
部30,31と下面辺部28の切欠部32,33
との間は垂直辺部27の折曲連結部34となる。
そして、この左右の切欠部30,31,32,3
3の間の長さは枠体22の長辺の長さl2に合せた
寸法に形成されている。
また、前記上面辺部26の切欠部30,31の
一側上面接合縁35には連結片部36,36が枠
原材25の肉厚に対応する段部37を介して内方
に同一方向に向つて突設され、前記下面辺部28
の切欠部32,33の前記上面接合縁35に対応
する下面接合縁38には保持片部39,39が枠
原材25の肉厚に対応する内向きの段部40を介
して前記連結片部36,36と同一方向に突設さ
れ、前記連結片部36は他側上面接合縁41側の
下側に、また、前記保持片部39は他側下面接合
縁42側の上側に重合されるようになつている。
つぎに、枠部材20の成形方法および作用につ
いて説明する。
前記枠原材25は細長枠原板43をその長辺と
平行に屈曲して断面略コ字形に形成され、この枠
原板43は上面辺部26と内側辺部29と下面辺
部28との対応する部分にそれぞれ切欠部30,
31,32,33をプレス加工にて形成される。
このプレス加工時に切欠部30,31の一側に連
結片部36と切欠部32,33の対応する一側に
保持片部39を一体に形成し、また同時にこの連
結片部36と連結片部36が重合される個所に固
定孔44,45を形成し、さらに上面辺部26の
両端にはストツパー部46,46を切欠き形成
し、このストツパー部46,46に近接して固定
孔47,47が形成されている。次いでプレス加
工によつて連結片部36と保持片部39の基部に
枠原板43の板厚分の段部37,40を形成し、
この連結片部36および保持片部39がそれぞれ
前記上面辺部26と下面辺部28の内面に重合さ
れるようにする。
つぎに、ロールホーマ成形機に連結片部36を
形成した側の端部より、すなわち第4図の矢印で
示す方向に挿入し、上面辺部26、垂直辺部2
7、下面辺部28および内側辺部29を断面略コ
字形に折曲形成する。このとき切欠部30,3
1,32,33の連結片部36が突設された側の
上面接合縁35の端部と対応する下面接合縁38
の端部との幅aは、他側の上面接合縁41の端部
と対応する下面接合縁42の端部との幅bより大
きくなる(a>b)。
つぎに、上面辺部26の切欠部30,31と下
面辺部28の切欠部32,33の間の垂直辺部2
7の部分を折曲連結部として折曲し切欠部30,
31,32,33の上面接合縁35,41および
下面接合縁38,42を接合すると平面略コ字形
となり、左右の折曲角部48を有する枠部材20
となる。この状態で、連結片部36は上面辺部2
6の下面に重合され、保持片部39は下面辺部2
8の上面に重合され、ロール形成後に切欠部3
0,31,32,33の連結片部36が突設され
た側の上面接合縁35の端部と対応する下面接合
縁42の端部との幅が、他側の上面接合縁41の
端部と対応する下面接合縁42の端部との幅より
大きくなつていたので、保持片部39が下面辺部
28の上面に密着し下面接合縁38,42間に段
差が生ずることがない。そして、連結片部36と
上面辺部26との固定孔44,45に挿通したね
じ49またはかしめピンなどで固着する。
つぎに、前記連結具21は前記枠部材20に嵌
合されるように断面略コ字形に形成され、この連
結具21の上面中央には枠部材20の端面のスト
ツパー部46に係合するダボ状の位置決め部50
が突設され両端部には固定孔51,51が穿設さ
れている。
そして、この一対の枠部材20,20をセード
23の両側からその開口縁部24に係合して、枠
部材20,20の両端にそれぞれ嵌合した連結具
21,21の位置決め部50をストツパー部46
に係合し、枠部材20,20の固定孔47,47
と連結具21,21の固定孔51,51に挿通し
たねじまたはかしめピンで固着し、枠体22をセ
ード23に取着する。
上記実施例の構成では、ロール形成後切欠部3
0,31,32,33の保持片部39が突設され
た側の下面接合縁38が他方の下面接合縁42よ
り若干突出するが、前記保持片部39を下面接合
縁42側の下面辺部28の上面に係合密着したか
ら、下面接合縁38,42間に段差が生ずること
がなく、外観上体裁のよい枠体をロール成形後の
作業などを必要とせず従来と変わらぬ工数により
安価に安定した品質で提供することができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、枠部材の各折曲角部に対応し
て切欠部と折曲連結部とを形成し、この各切欠部
の一方の対応する上面接合縁と下面接合縁にこの
枠部材の肉厚に対応する段差をもつてそれぞれ連
結片部および保持片部を突設したので、枠原材の
ローラ成形時に前記保持片部の突設された接合縁
側の枠原材の端部から枠原板をローラに挿入すれ
ば、保持片部の突設された側の上面接合縁と下面
接合縁の端部の幅が他方の上面接合縁と下面接合
縁の端部の幅より大きくなつても、前記折曲連結
部から折曲して枠部材を形成する際前記連結片部
および保持片部をそれぞれ他方の上面接合縁側お
よび下面接合縁側の内面に重合することによつ
て、枠部材の切欠部、連結片部および保持片部の
切断端縁が外側に露出されることがなく、また下
面接合縁間に段差が生ずることがなくなり外観上
の体裁を損うようなことがなく、またロール形成
時或いはロール形成後の調整作業が不要となるの
で工数の縮小がはかられ、外観上体裁の良い枠体
をロール成型後の調整作業などを必要とせず、安
定した品質の枠体が得られるなどの効果を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す枠体の枠原材
の斜視図、第2図は同上枠部材の折曲角部の斜視
図、第3図は同上枠部材の折曲角部の断面図、第
4図は同上枠原材の展開図、第5図は同上照明器
具の斜視図、第6図は同上枠体のセードへの取付
状態を示す分解斜視図、第7図は従来の枠体の枠
原材の一例を示す斜視図、第8図は同上枠部材の
折曲角部の下面斜視図である。 20……枠部材、30,31……切欠部、3
2,33……切欠部、34……折曲連結部、35
……上面接合縁、36……連結片部、37……段
部、38……下面接合縁、39……保持片部、4
0……段部、41……上面接合縁、42……下面
接合縁、48……折曲角部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少くとも複数の折曲角部を有する断面略コ字形
    の枠部材の端部を連結して構成され、前記枠部材
    は各折曲角部に対応して切欠部と折曲連結部とを
    形成し、この各切欠部の同一側の一方の対応する
    上面接合縁にこの枠部材の肉厚に対応する段部を
    介して連結片部を突設するとともに下面接合縁に
    この枠部材の肉厚に対応する段部を介して前記連
    結片部と同一方向に保持片部を突設し、前記折曲
    連結部から折曲して前記連結片部および保持片部
    をそれぞれ他方の上面接合縁側および下面接合縁
    側の内面に重合したことを特徴とする枠体。
JP1984148282U 1984-09-29 1984-09-29 Expired JPH0115044Y2 (ja)

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JPS4934677A (ja) * 1972-08-07 1974-03-30

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