JPS6319509Y2 - - Google Patents

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JPS6319509Y2
JPS6319509Y2 JP1981109135U JP10913581U JPS6319509Y2 JP S6319509 Y2 JPS6319509 Y2 JP S6319509Y2 JP 1981109135 U JP1981109135 U JP 1981109135U JP 10913581 U JP10913581 U JP 10913581U JP S6319509 Y2 JPS6319509 Y2 JP S6319509Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
opening
gasket
closing door
main body
explosion
Prior art date
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Expired
Application number
JP1981109135U
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English (en)
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JPS5815799U (ja
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Publication date
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Priority to JP10913581U priority Critical patent/JPS5815799U/ja
Publication of JPS5815799U publication Critical patent/JPS5815799U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は主に配電塔、高圧キヤビネツト等の
高圧電気塔類の耐爆用扉パツキンに関するもので
ある。
従来高圧電気塔類の扉は防塵、防水等のため、
扉の全周にわたつてパツキンを設け、本体内を密
封している。従つて第1図Aに示す如くこの扉パ
ツキンイは本体ロの開口部ハ周縁の突縁ニと密着
せしめなければならず、かつ容易に扉ホを上記突
縁ニに密着せしめて耐爆錠が容易にかけられるよ
うに腰を弱くした中空のスポンジ状のものにして
いる。
しかしながら路上等に設置してある高圧電気塔
類内で短絡事故が起つた際、異状高圧の高温ガス
が発生した場合、上述の如く扉パツキンイの腰が
弱いため、塔類の内圧によつて扉パツキンイが第
1図Bに示す如く変形し、突縁ニと扉パツキンイ
との間に隙間ヘが生じ、この隙間ヘから放圧して
しまう。従つて高温ガスが塔類の周囲から吹き出
してしまい通行人又は近接の建造物等に危害又は
損傷を与えるおそれがある。
この考案はこれらの点に鑑みて考案されたもの
で、容易に耐爆錠等の扉錠前が開閉でき、防塵、
防水効果があり、かつ内部事故で内圧が上昇した
場合でも扉周囲からの内圧放出を防止し、例えば
高圧電気塔類の天井板に予め設けた放圧口からの
み放圧させ、通行人等に危害を及ぼさない耐爆用
扉パツキンを提供することを目的としたものであ
る。
以下この考案の実施例を図について説明する。
1は配電塔の本体、2はこの本体1の前面の左
右の開口部3を夫々被う左右の開閉扉、4は本体
1の前面両側で上記左右の開閉扉2を夫々回転自
在に支持する蝶番、5は上記各開口部3の周縁に
沿つて、この周縁から前方に直角に折り曲げて設
けた突縁、6はこの突縁5に相対する、開閉扉2
の内面周縁に設けられた断面中空四辺形の比較的
柔かいスポンジから成るパツキンで、このパツキ
ン6は開閉扉2を閉じた際は突縁5の先端に圧接
している。7はこのパツキン6に沿つて開閉扉2
の内面に設け、パツキン6を固定するパツキンガ
イド、8は上記突縁5の内周面に沿つて設けた薄
板状のゴムから成る耐爆パツキンで、この耐爆パ
ツキン8の突縁5の先端側の一端に、上記突縁5
の内周内方に向つて直角に突出した一定巾の薄板
状ゴムから成る舌片9を一体に有するものであ
る。そしてこの舌片9は開閉扉2を閉じた状態で
第4図Bに示す如く上記パツキン6に当接するも
のである。10は上記本体1の四隅に設けたフレ
ーム、11は上記開閉扉2の自由端に設け、開閉
扉2を本体に固定、ロツクする耐爆錠である。
この考案は以上の構造であり、本体1の開閉扉
2を閉じ、耐爆錠11をかけた場合、上述の如く
開閉扉2の内面のパツキン6に突縁5の先端が圧
接し、かつ耐爆パツキン8の舌片9はパツキン6
に当接している。従つて開閉扉2は本体1の開口
部3を被いかつ開閉扉2の内面全周と開口部3周
縁の突縁5とがパツキン6を介して圧接している
ため、開閉扉2は本体1内を密封し、防塵、防水
効果が高い。また配電塔の本体1内で短絡事故が
発生した場合、異状高圧の高温ガスによつて内圧
が上昇するが、開閉扉2は耐爆錠11によつて施
錠されているため開かない。そして開閉扉2のパ
ツキン6が内圧によつて変形しようとするが、こ
の考案では耐爆パツキン8及び舌片9が薄板状の
ゴムでできており、かつ舌片9が一定巾を有する
ため、この内圧を舌片9の一面が受け、舌片9は
変形し、第4図Cに示す如くパツキン6に圧接、
密着する。従つて内圧によるパツキン6の変形が
あつても、突縁5とパツキン6との間の間隙を上
述の如く耐爆パツキン8の舌片9が塞ぎ、放圧を
阻止する。そこで上記異状高圧の高温ガスは予め
設けられた放圧口(図外)から放出し、開閉扉2
の周囲から高温ガス等が吹き出ることがない。そ
れ故通行人等に危害を及ぼすおそれはない。
以上の如くこの考案では本体1の開口部3を被
う開閉扉2を閉じる際は開口部3周縁の突縁5で
開閉扉2の内周縁に設けた比較的柔かいパツキン
6を圧接し、開閉扉2によつて本体1を密封で
き、防塵、防水効果が高く、しかも本体1内で短
絡事故等が生じ、内圧が上昇した際は本体1側に
設けた舌片9が弁の働きをし、上記内圧を受けて
変形し、上記パツキン6に密着し、突縁5とパツ
キン6との間に間隙が生ぜず、内圧が開閉扉2周
囲から放圧するおそれがない。従つて通行人等に
危害を及ぼすおそれもない。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示すもので、第1図
A,Bは夫々従来例を示す断面説明図、第2図は
この考案を用いた配電塔の正面図、第3図は第2
図のA−A線における一部省略拡大断面図、第4
図A,B,Cは夫々この考案の説明断面図であ
る。 なお図中、1は本体、2は開閉扉、3は開口
部、5は突縁、6はパツキン、8は耐爆パツキ
ン、9は舌片、11は耐爆錠である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高圧電気塔類の本体の開口部を被う開閉扉を閉
    じた際、開口部周縁に設けた突縁が開閉扉の内面
    周縁に沿つて設けたパツキンに圧接するものにお
    いて、上記パツキンの両側は二つのパツキンガイ
    ドで固定され、本体の突縁の内周面に、薄板状の
    弾性体から成る耐爆パツキンを設け、この耐爆パ
    ツキンの、突縁の先端側の一端に、上記突縁の内
    周方向に向かつて略直角に突出した一定巾の薄板
    状の弾性体から成る舌片を一体に設け、かつこの
    舌片が開閉扉の閉鎖時に上記パツキンに当接する
    ように構成したことを特徴とする耐爆用扉パツキ
    ン。
JP10913581U 1981-07-24 1981-07-24 耐爆用扉パッキン Granted JPS5815799U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10913581U JPS5815799U (ja) 1981-07-24 1981-07-24 耐爆用扉パッキン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10913581U JPS5815799U (ja) 1981-07-24 1981-07-24 耐爆用扉パッキン

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Publication Number Publication Date
JPS5815799U JPS5815799U (ja) 1983-01-31
JPS6319509Y2 true JPS6319509Y2 (ja) 1988-05-31

Family

ID=29903514

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10913581U Granted JPS5815799U (ja) 1981-07-24 1981-07-24 耐爆用扉パッキン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3446175B2 (ja) * 2000-07-18 2003-09-16 大同機工株式会社 防水扉装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5410543A (en) * 1977-06-24 1979-01-26 Howa Mach Ltd Door sealing member

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JPS5410543A (en) * 1977-06-24 1979-01-26 Howa Mach Ltd Door sealing member

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JPS5815799U (ja) 1983-01-31

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