JPS583709Y2 - リヤエンジンバスにおけるエンジンル−ムのドアシ−ル - Google Patents
リヤエンジンバスにおけるエンジンル−ムのドアシ−ルInfo
- Publication number
- JPS583709Y2 JPS583709Y2 JP1978103134U JP10313478U JPS583709Y2 JP S583709 Y2 JPS583709 Y2 JP S583709Y2 JP 1978103134 U JP1978103134 U JP 1978103134U JP 10313478 U JP10313478 U JP 10313478U JP S583709 Y2 JPS583709 Y2 JP S583709Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- engine
- opening
- protrusion
- sealing material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、リヤエンジンバスのエンジンルームを開閉
するドアとボディとの間から洩れ出す騒音を低減させる
ようにしたエンジンルームのドアシールに関するもので
ある。
するドアとボディとの間から洩れ出す騒音を低減させる
ようにしたエンジンルームのドアシールに関するもので
ある。
リヤエンジンバスでは、エンジン等の整備、点検作業を
容易化するためにエンジンルームを形成するボディに開
口を設け、この開口にいわゆる点検蓋と称されるドアを
装着し、ドアとボディとの間から騒音が洩れ出すのを防
止するためにドアシールを設けている。
容易化するためにエンジンルームを形成するボディに開
口を設け、この開口にいわゆる点検蓋と称されるドアを
装着し、ドアとボディとの間から騒音が洩れ出すのを防
止するためにドアシールを設けている。
ところが、従来のドアシールにあっては、ドアの内面周
縁部に当接するシール材を開口の周縁に装着し、ドアの
ロック機構によってドアをシール材の外面に圧接させる
ようにしていたので、ボディあるいはドアの平面度が狂
うとシール材とドアの内面との間に隙間が出来、ここか
ら騒音が洩れ出す欠点があり、また、ドアとシール材と
の接触圧力を均一にできないのでシール材が局部的に疲
労し、所定のシール機能を損う欠点があった。
縁部に当接するシール材を開口の周縁に装着し、ドアの
ロック機構によってドアをシール材の外面に圧接させる
ようにしていたので、ボディあるいはドアの平面度が狂
うとシール材とドアの内面との間に隙間が出来、ここか
ら騒音が洩れ出す欠点があり、また、ドアとシール材と
の接触圧力を均一にできないのでシール材が局部的に疲
労し、所定のシール機能を損う欠点があった。
この考案は、このような従来の欠点を解消し、ボディと
ドアとの間の平面度が狂った場合にも両者間を確実にシ
ールして騒音の洩れ出しを防止すると共に、ドアのロッ
ク機構の負担を軽減できるドアシールを提供しようとす
るものである。
ドアとの間の平面度が狂った場合にも両者間を確実にシ
ールして騒音の洩れ出しを防止すると共に、ドアのロッ
ク機構の負担を軽減できるドアシールを提供しようとす
るものである。
以下、添付図面に示された実施例を参照してこの考案を
詳細に説明する。
詳細に説明する。
図において、1はリヤエンジンバスのボディであって、
エンジンルーム2を形成すると共に、このエンジンルー
ム2の内外を連通させる開口3を開設している。
エンジンルーム2を形成すると共に、このエンジンルー
ム2の内外を連通させる開口3を開設している。
4はヒンジ5を介してボディ1に蝶着されたドアであっ
て、前記開口3を開閉自在に覆い、また、ヒンジ5と反
対側に設けたロック機構6で閉鎖状態に固定できるよう
になっていること従来と同様である。
て、前記開口3を開閉自在に覆い、また、ヒンジ5と反
対側に設けたロック機構6で閉鎖状態に固定できるよう
になっていること従来と同様である。
前記開口3を形成するボディ1の開口縁には、エンジン
ルーム2側に偏位したフランジ7を形成し、このフラン
ジ7の外面に接着固定したシール材8を前記ドア4の内
面周縁に対向させている。
ルーム2側に偏位したフランジ7を形成し、このフラン
ジ7の外面に接着固定したシール材8を前記ドア4の内
面周縁に対向させている。
シール材8は、ゴム、軟質プラスチック等のように弾性
に富む材料で構成され、かつ、前記ドア4の内面に向っ
て開口する嵌合溝9を形成しているが、この嵌合溝9の
開口幅は内奥幅より小さく形成されている。
に富む材料で構成され、かつ、前記ドア4の内面に向っ
て開口する嵌合溝9を形成しているが、この嵌合溝9の
開口幅は内奥幅より小さく形成されている。
また、前記ドア4の内面周縁には、前記嵌合溝9内に突
入係止される突条10を設けこの突条10を嵌合溝9内
に突入係合させてボディ1とドア4との間をシールさせ
るようにしている。
入係止される突条10を設けこの突条10を嵌合溝9内
に突入係合させてボディ1とドア4との間をシールさせ
るようにしている。
ここに、突条10は、ドア4の周縁を内方に折曲成形し
て形成されたものであり、この突条10を設けることに
よってドア4の補強をも行なわせている。
て形成されたものであり、この突条10を設けることに
よってドア4の補強をも行なわせている。
斯る構成のドアシールにおいて、いまドア4を閉じ方向
に回動させて突条10の先端を嵌合溝9の開口端に臨ま
せ、なおもドア4を回動させると、この回動にともなっ
て突条10の先端が嵌合溝9を押し拡きつつ内奥部に向
って突入する。
に回動させて突条10の先端を嵌合溝9の開口端に臨ま
せ、なおもドア4を回動させると、この回動にともなっ
て突条10の先端が嵌合溝9を押し拡きつつ内奥部に向
って突入する。
そして、突条10が嵌合溝9の内奥部に達すると、突条
10による押し拡き力が解除されるのでシール材8が弾
性復帰し、嵌合溝9内に突条10を挾み込み係止する。
10による押し拡き力が解除されるのでシール材8が弾
性復帰し、嵌合溝9内に突条10を挾み込み係止する。
このとき、シール材8が弾性材で構成されているので、
シール材8の突条10とは必ず一箇所以上で接触し、ボ
ディ1とドア4との間の隙間を確実にシールする。
シール材8の突条10とは必ず一箇所以上で接触し、ボ
ディ1とドア4との間の隙間を確実にシールする。
また、ボディ1あるいはドア4の平面度が低下して突条
10が嵌合溝9の内奥端に達しない部分が発生しようと
も、前記したように、突条10の突入過程でもシール材
8と突条10とが必ず一箇所以上で接触しているので、
ボディ1とドア4との隙間はシールされるのである。
10が嵌合溝9の内奥端に達しない部分が発生しようと
も、前記したように、突条10の突入過程でもシール材
8と突条10とが必ず一箇所以上で接触しているので、
ボディ1とドア4との隙間はシールされるのである。
他方、突条10が嵌合溝9内に突入係止された状態では
、この係止力によってドア4の開放回動を防止できると
共に、突条10をシール材8に圧接保持させる必要がな
いので、ロック機構6の固定力を軽減でき、場合によっ
てはロック機構6を省略することもできる。
、この係止力によってドア4の開放回動を防止できると
共に、突条10をシール材8に圧接保持させる必要がな
いので、ロック機構6の固定力を軽減でき、場合によっ
てはロック機構6を省略することもできる。
なお、ドア4を開ける場合には、シール部材8と突条1
0との間の係止力に抗してドア4を開放回動させれば、
これにともなって突条10がシール材8を弾性変形させ
つつ嵌合溝9内を開口部に向って移動し、突条10が脱
出した時点でシール材8は原形に弾性復帰する。
0との間の係止力に抗してドア4を開放回動させれば、
これにともなって突条10がシール材8を弾性変形させ
つつ嵌合溝9内を開口部に向って移動し、突条10が脱
出した時点でシール材8は原形に弾性復帰する。
すなわち、シール材8は、突条10の移動時、換言すれ
ば、ドア4の開閉回動時においてのみ弾性変形し、他の
場合は原形に近い状態に保持されるのでシール材8の疲
労が少なく、長期にわたって安定したシール作用を行う
。
ば、ドア4の開閉回動時においてのみ弾性変形し、他の
場合は原形に近い状態に保持されるのでシール材8の疲
労が少なく、長期にわたって安定したシール作用を行う
。
さらに、前記したよう(こシール材8が突条10を包み
込み係止するので、シール材8の幅を小さくしようとも
シール性を確保できるのでフランジ7を狭くでき、開口
3を大きくできる。
込み係止するので、シール材8の幅を小さくしようとも
シール性を確保できるのでフランジ7を狭くでき、開口
3を大きくできる。
一方、ドア4の周縁が突条10を設けることで補強され
るので、ドア4の変形が少なくなることは詳述するまで
もない。
るので、ドア4の変形が少なくなることは詳述するまで
もない。
以上説明したように、この考案に係るドアシールによれ
ば、ボディあるいはドアの平面度が損われた場合にあっ
てもボディとドアとの間の隙間を確実にシールすること
ができ、ロック機構の負担を軽減できると同時に開口面
積を充分に確保できるのでエンジン等の整備、点検作業
性を損うことなく騒音の洩れ出しを低減できるのである
。
ば、ボディあるいはドアの平面度が損われた場合にあっ
てもボディとドアとの間の隙間を確実にシールすること
ができ、ロック機構の負担を軽減できると同時に開口面
積を充分に確保できるのでエンジン等の整備、点検作業
性を損うことなく騒音の洩れ出しを低減できるのである
。
第1図はこの考案の一実施例を備えたリヤエンジンバス
の後面図、第2図は第1図の山−■断面線に沿うドア開
時の断面図である。 1・・・・・・ボディ、2・・・・・・エンジンルーム
3・・・・・・開口、4・・・・・・ドア、5・・・
・・・ヒンジ、6・・・・・・ロック機構、7・・・・
・・フランジ、8・・・・・・シール材、9・・・・・
・嵌合溝、10・・・・・・突条。
の後面図、第2図は第1図の山−■断面線に沿うドア開
時の断面図である。 1・・・・・・ボディ、2・・・・・・エンジンルーム
3・・・・・・開口、4・・・・・・ドア、5・・・
・・・ヒンジ、6・・・・・・ロック機構、7・・・・
・・フランジ、8・・・・・・シール材、9・・・・・
・嵌合溝、10・・・・・・突条。
Claims (1)
- エンジンルームを形成するボディに開口を設け、ボディ
に蝶着したドアで前記開口を開閉自在に覆うようにした
りャエンジンバスにおいて、前記ドアの内面周縁に向っ
て開口する嵌合溝を形成した弾性に富むシール材を前記
開口縁に形成したフランジ部の外面に装着し、前記嵌合
溝の開口幅を内奥幅より小さくすると共に、前記ドアの
周縁を内方に折曲成形して前記嵌合溝内に突入係止され
る突条を形成したことを特徴とするリヤエンジンバスに
おけるエンジンルームのドアシール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978103134U JPS583709Y2 (ja) | 1978-07-28 | 1978-07-28 | リヤエンジンバスにおけるエンジンル−ムのドアシ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978103134U JPS583709Y2 (ja) | 1978-07-28 | 1978-07-28 | リヤエンジンバスにおけるエンジンル−ムのドアシ−ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5521221U JPS5521221U (ja) | 1980-02-09 |
JPS583709Y2 true JPS583709Y2 (ja) | 1983-01-22 |
Family
ID=29043364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978103134U Expired JPS583709Y2 (ja) | 1978-07-28 | 1978-07-28 | リヤエンジンバスにおけるエンジンル−ムのドアシ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS583709Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006077862A (ja) * | 2004-09-08 | 2006-03-23 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd | シール構造 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4519163Y1 (ja) * | 1966-06-16 | 1970-08-04 | ||
JPS5139913B2 (ja) * | 1973-09-07 | 1976-10-30 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5247017Y2 (ja) * | 1972-06-09 | 1977-10-25 | ||
JPS5613129Y2 (ja) * | 1974-09-19 | 1981-03-26 |
-
1978
- 1978-07-28 JP JP1978103134U patent/JPS583709Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4519163Y1 (ja) * | 1966-06-16 | 1970-08-04 | ||
JPS5139913B2 (ja) * | 1973-09-07 | 1976-10-30 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5521221U (ja) | 1980-02-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4341414A (en) | Back door stay arrangement | |
JPS583709Y2 (ja) | リヤエンジンバスにおけるエンジンル−ムのドアシ−ル | |
US6560998B2 (en) | Door boot with reduced opening force | |
JP3054941B2 (ja) | 容 器 | |
JPH1149206A (ja) | 容 器 | |
JP3150573B2 (ja) | 保冷箱 | |
JPS582777Y2 (ja) | コンテナ扉部のシ−ル構造を備えたコンテナ | |
JPH0647813Y2 (ja) | 気密容器 | |
JPS6319509Y2 (ja) | ||
JPH032429Y2 (ja) | ||
JPS5823728Y2 (ja) | リヤエンジンバスにおけるエンジンル−ムのドアシ−ル | |
JPH022006Y2 (ja) | ||
JPS582776Y2 (ja) | コンテナ扉部のシ−ル構造を備えたコンテナ | |
ES2191391T3 (es) | Puerta de compartimiento de carga. | |
JP2501790Y2 (ja) | 車両のシ―ル構造 | |
KR0163302B1 (ko) | 냉장고 | |
JPS6153384U (ja) | ||
JPS5816549Y2 (ja) | コンテナのドア−シ−ル装置 | |
KR0115630Y1 (ko) | 트렁크 룸의 웨더 스트립과 작용하는 트렁크 리드의 밀폐부재 | |
JPH0221969B2 (ja) | ||
JPH0448393U (ja) | ||
JPS5915570Y2 (ja) | キイシリンダ用シヤツタ装置 | |
JPS62201384U (ja) | ||
JPH0221970B2 (ja) | ||
JPH0742837Y2 (ja) | 車両のテールゲートシール装置 |