JPH0742837Y2 - 車両のテールゲートシール装置 - Google Patents

車両のテールゲートシール装置

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Publication number
JPH0742837Y2
JPH0742837Y2 JP2436689U JP2436689U JPH0742837Y2 JP H0742837 Y2 JPH0742837 Y2 JP H0742837Y2 JP 2436689 U JP2436689 U JP 2436689U JP 2436689 U JP2436689 U JP 2436689U JP H0742837 Y2 JPH0742837 Y2 JP H0742837Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal
tailgate
flange
opening
vehicle
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP2436689U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02115021U (ja
Inventor
敏男 青木
良明 植田
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Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両のテールゲートシール装置に関し、特に
下開きテールゲートの上側部に形成されたシール取付用
フランジの両端基部沿いの外パネルに長孔を穿設するこ
とにより、車内への雨水あるいは洗浄水等の水の浸入防
止を図るものに関する。
〔従来の技術〕
この種の車両のテールゲートシール装置においては、従
来のものとしては車両後部の口縁にウエザストリップを
有する開口部に上側および下側の開閉ドアが設けられ、
上側開閉ドアの内側下縁部に有するウエザストリップの
両端部にリップを有するシール部を設けることにより、
開閉ドアの閉鎖時における下側開閉ドアの上縁部による
押圧によって生ずる開口部のウエザストリップの押圧段
部を下側開閉ドアの上縁部と共に上側開閉ドアに設けら
れたリップを有するシール部によりシールするものが知
られている(例えば実開昭57−47524号公報参照)。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の車両のテールゲートシール装置においては、両端
部にシール部が設けられたウエザストリップが上側開閉
ドアに設けられており、下側開閉ドアにはシール部材が
設けられていないものであるから、下側開閉ドアのシー
ル部は上側開閉ドアに設けられたシール部材の押圧当接
部によってのみシールされるものであり、これが経時の
使用にあたってはシール部材の弾性疲労による弾性低下
によって下側開閉ドアのシール部に対する上側開閉ドア
のシール部材はその押圧力の低下いわゆるへたり現象を
きたし、特に洗浄水のような直撃水は下側開閉ドアの平
滑面沿いに浸透し車内への漏水を許容するという問題が
あった。
本考案は、上記従来技術の問題点を解決するもので、下
開きテールゲートのフランジの両端基部沿いの外パネル
に形成された長孔が、フランジに挟着された上開きハッ
チ用シールの脚部により被装されていることにより、車
体側のテールゲート用シールと上開きハッチとにより挟
圧されて弾性疲労し易い上開きハッチ用シールの両端部
分における下開きテールゲートの上側部の平滑面沿いの
直撃水の浸透による漏水を長孔から排水させ、もって車
内への水の浸入防止を図ることができる車両のテールゲ
ートシール装置を提供することを目的とするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案の車両のテールゲー
トシール装置においては、離間された内外パネルにより
構成されている下開きテールゲートの上側部に少なくと
も外パネルの折曲による内外パネルの掌合により形成さ
れたフランジと、該フランジの両端基部沿いの外パネル
に形成されたテールゲート内部に連通する長孔とを有
し、該長孔がフランジに挟着された上開きハッチ用シー
ルの脚部により被装されているものである。
〔作用〕
上記のように構成された車両のテールゲートシール装置
は、下開きテールゲートの上側部に形成されたフランジ
に上開きハッチ用シールの脚部が挟着されているもので
あるから、例えば洗浄水のような直撃水を下開きテール
ゲートの上側部の平滑面沿いに浴びたとしても、直撃水
はフランジに挟着されている上開きハッチ用シールの脚
部により車内への浸入を防止されるのであり、上開きハ
ッチ用シールの脚部は上開きハッチ用シールの上開きハ
ッチとのシール部に比し、経時の使用にあたってもその
弾性疲労度が少ないため、経時においてもその防水機能
を十分に発揮することができる。
しかしながら、下開きテールゲートの上側部のフランジ
に挟着されている上開きハッチ用シールもその両端部分
においては、車体側に装着されているテールゲート用シ
ールと上開きハッチとにより挟持されるため、上開きハ
ッチ用シールの両端部分は他の部分よりも比較的に薄目
に形成されることと、車体側のテールゲート用シールと
上開きハッチとによる挟圧とにより弾性疲労を生起し易
いものとなっている。
そこで、本考案においては、フランジの両端基部沿いの
外パネルに長孔を形成すると共に、該長孔を上開きハッ
チ用シールの脚部により被装することによって、仮に下
開きテールゲートの上側部の平滑面沿いに洗浄水等の直
撃水の浸透による漏水があったとしても、漏水を長孔か
ら排水させフランジへの浸透を阻止することによって、
車内への水の浸入を防止することができる。
〔実施例〕
実施例について図面を参照して説明すると、1は下開き
テールゲートで、該下開きテールゲート1は内パネル2
と外パネル3とにより構成されており、内パネル2と外
パネル3とは上側部において掌合によりフランジ4が形
成されている。該フランジ4の両端部分においては外パ
ネル3がそのフランシジ4と上側部とに亘って欠如さ
れ、内パネル2のフランジ4基部沿いに長孔5が形成さ
れている。フランジ4にはその全長に亘って上開きハッ
チ用シール6がその脚部7により挟持されており、上開
きハッチ用シール6はその脚部7に対して上開きハッチ
11側に形成されているものであるが、上開きハッチ用シ
ール6はその両端部分においてはシール部がその脚部7
に対して上方に延長された扁平状シール8に形成されて
いると共に、外パネル3側の脚部7は内パネル2のフラ
ンジ4基部沿いに形成された長孔5を被装するごとく外
パネル3の上側部へ延長された長脚部9に形成されてい
る。上開きハッチ用シール6の両端部分が扁平状シール
8に形成されているのは、横方向に装設されている上開
きハッチ用シール6の両端部分が車体側に装着された縦
方向に装設されているテールゲート用シール10と交差
し、該交差部においては上開きハッチ用シール6がテー
ルゲート用シール10と上開きハッチ11とにより挟圧され
ることによりシールされるためである。なお、下開きテ
ールゲート1の下側両端部には図示しない排水孔が穿設
されている。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されているものであ
り、下開きテールゲートの上側部に形成されたフランジ
に上開きハッチ用シールの脚部が挟着されているもので
あるから、洗浄水のような直撃水を下開きテールゲート
の上側部の平滑面沿いに浴びたとしても、フランジに挟
着されている上開きハッチ用シールの弾性疲労度が少な
い脚部により直撃水の車内への浸入は防止され、また、
フランジの両端基部沿いの外パネルに長孔が形成されて
いると共に、該長孔は上開きハッチ用シールの脚部によ
り被装されているものであるから、上開きハッチ用シー
ルの両端部分における弾性疲労を生起し易い部分におい
て仮に下開きテールゲートの上側部の平滑面沿いに直撃
水の浸透による漏水があったとしても、漏水は長孔から
排水されフランジへの浸透を阻止することによって、漏
水の車内への浸入を防止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は車両のテ
ールゲートシール装置の一部を切除した斜視図、第2図
は第1図におけるA−A線縦断側面図、第3図は同じく
第1図におけるB−B線縦断側面図である。 1……下開きテールゲート、2……内パネル、3……外
パネル、4……フランジ、5……長孔、6,8……上開き
ハッチ用シール、7,9……脚部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】離間された内外パネルにより構成されてい
    る下開きテールゲートの上側部に少なくとも外パネルの
    折曲による内外パネルの掌合により形成されたフランジ
    と、該フランジの両端基部沿いの外パネルに形成された
    テールゲート内部に連通する長孔とを有し、該長孔がフ
    ランジに挟着された上開きハッチ用シールの脚部により
    被装されている車両のテールゲートシール装置。
JP2436689U 1989-03-03 1989-03-03 車両のテールゲートシール装置 Expired - Lifetime JPH0742837Y2 (ja)

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JP2436689U JPH0742837Y2 (ja) 1989-03-03 1989-03-03 車両のテールゲートシール装置

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JP2436689U JPH0742837Y2 (ja) 1989-03-03 1989-03-03 車両のテールゲートシール装置

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Publication Number Publication Date
JPH02115021U JPH02115021U (ja) 1990-09-14
JPH0742837Y2 true JPH0742837Y2 (ja) 1995-10-04

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