JPS582777Y2 - コンテナ扉部のシ−ル構造を備えたコンテナ - Google Patents

コンテナ扉部のシ−ル構造を備えたコンテナ

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Publication number
JPS582777Y2
JPS582777Y2 JP7507778U JP7507778U JPS582777Y2 JP S582777 Y2 JPS582777 Y2 JP S582777Y2 JP 7507778 U JP7507778 U JP 7507778U JP 7507778 U JP7507778 U JP 7507778U JP S582777 Y2 JPS582777 Y2 JP S582777Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
attached
container
lip portion
gasket
Prior art date
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Expired
Application number
JP7507778U
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English (en)
Other versions
JPS54176524U (ja
Inventor
利英 酒井
雅和 小西
Original Assignee
富士重工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士重工業株式会社 filed Critical 富士重工業株式会社
Priority to JP7507778U priority Critical patent/JPS582777Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコンテナ扉部のシール構造に関するものである
一般にコンテナは一端面に荷物の出し入れをする開口部
が設けられ、該開口部には観音開き式の扉が設けられる
のが普通である。
又コンテナは、内部に荷物を収納した状態での運搬中面
にさらされたり水をかぶったりしても内部に水が入るこ
とのないよう完全な水密状態となっていることが必要で
ある。
ところがコンテナの扉部における完全なシールはなかな
か難かしく、特に扉のコーナ部及び左右扉の合せ部にお
ける開口部枠との間のシールは他の直線部にくらベシー
ル機能がどうしても低下すると言う不具合があった。
本考案は上記のような問題に対処し、コンテナの開口部
枠と扉部の間のシール、主として左右扉の合せ部におけ
るシールを確実とする構成を提供するもので、以下附図
実施例につき説明する。
第1図はコンテナの正面図であり、1はコンテナ、2は
コンテナの開口部枠、3及び4は該開口部枠2に観音開
き式に開閉し得るよう取付けられた左右の扉を示す。
この扉3及び4の外周縁部には第2図に示すようなゴム
或は合成樹脂等の弾性材よりなるパツキン5が取付けら
れている。
パツキン5は扉3(及び4)の周縁3a(及び4a)に
接着又は鋲着等により固定されるほぼ平面状の取付基部
5a、該取付基部5aの外端部に形成され扉3(及び4
)の外面3b(及び4b)及び開口部枠2の外面2bに
それぞれ圧接する外側リップ部5b及び5c、上記取付
基部5aの内側部に形成され開口部枠2の扉3(及び4
)周縁3a(及び4a)に対向する面2aに弾接する内
側リップ部5dよりなり、このパツキン5を扉3及び4
の周縁3a及び4aにそれぞれ全周にわたり固着(外側
ノツプ部5bも扉外面に接着することが望ましい)する
ことにより、扉3,4を閉じると内側リップ部5dが開
口部枠2の面2aに弾接した状態で摺動しつつ外側リッ
プ部5Cが開口部枠2の外面2bに圧接し、内外のリッ
プ部5d及び5Cにより扉3,4と開口部枠2との間隙
を全周にわたりシールするようになっている。
パツキン5は扉3,4のそれぞれの全周縁に適合するよ
うほは゛コ字状に形成されるのは当然であるが、第3図
に示すようにパツキン5のコーナ部の角度θを扉3,4
のコーナ部の角度即ち90°より大きい鈍角に形成し、
扉3,4への取付時はこれを強制的に90°にして固着
する構成を採っている。
このようにコーナ部を鈍角に形成したパツキン5を扉3
,4のコーナ部に合せて強制的に90°にして固着する
と、該コーナ部の外側になる外側リップ部5Cはコーナ
部周辺部のみその先端部が第4図に示すように自然に状
態(点線示)より内側に強制的に変形される。
従って扉を閉じたときのコーナ部における外側リップ部
5Cの開口部枠2外面への圧接力は他の直線部にくらべ
はるかに大となり、従来最大の弱点とされたコーナ部の
シール機能は増強され確実に水密性を維持し得る。
左右の扉3及び4の合せ部における上下端部は第5図の
説明図に示すようにパツキン5にて塞ぐべき空間が丁字
形となってお、す、第6図のようなL字形空間をなすコ
ーナ部とは本質的に異なった性質を有しており、L字形
空間をなすコーナ部のシール性向上は前述のようにパツ
キン5のコーナ部角度を予じめ鈍角に形成しておくこと
により簡単に解決できるが、丁字形空間の水蜜化は極め
て困難で゛ある。
そこで本考案では第2,3図に示すような断面をもった
パツキン5のうち、扉を閉じた状態で内側となる方の扉
即ち先に閉する方の扉(図示では左側扉)3に装着され
るパツキン5の端部において、扉3の閉時内側リップ5
d、取付基板5a、外側リップ5C及び開口部枠2の面
2aにて形成される空間(第2図におけるS参照)を閉
塞する端面リップ部5e(第7,8図参照)を一体に設
けたものである。
即ち第7,8図に示すように端面リップ部5eは取付基
部5a、外側リップ部5C及び内側リップ部5dの端面
を覆い扉3の合せ面3Cの上下にほぼ面一に連接して扉
開時その先端が開口部枠2の面2aに弾接するよう形成
される。
従って一方の扉3を閉じたとき、第5図示の丁字形空間
のうち一方の空間(扉3側の空間は上記パツキン5の端
面リップ部5eにて完全に閉塞され(第5図点線示参照
)、この状態では第6図示のコーナ部と全く同じように
L字形空間が残された状態となるので、右側扉4の左側
扉3との合せ面部の上下端部は、第3,4図に示した一
般的なコーナ部と同様の構成をもったパツキンを装着す
ることにより、該右側扉4のパツキン5の外側リップ部
5C及び内側リップ部5dが左側扉3のパツキン5の外
側リップ部5C端部外面及び端面リップ部5eに圧接し
、前記一般コーナ部と同様シール性の著しい向上をはか
ることができるものである。
以上のように本考案によれば、コンテナのシールにおい
て特に弱点とされていた左右扉の合せ部におけるシール
を確実に行なうことができるもので、大型で且つ水をか
ぶる可能性の多い海上コンテナ等のシール構造として用
いた場合特に効果的なるものである。
【図面の簡単な説明】
附図は本考案の実施例を示すもので、第1図はコンテナ
扉部の正面図、第2図は第1図の扉側縁部の断面図、第
3図はパツキンのコーナ部の斜視図、第4図は第3図の
パツキンを扉に取付けた状態の断面説明図、第5図及び
第6図は第1図のA部及びB部のシールすべき空間をそ
れぞれ説明する略図、第7図はパツキン端面図、第8図
は一方の扉を閉じた状態のパツキン端部の状態を示す正
面図である。 1・・・・・・コンテナ、2・・・・・・開口部枠、3
,4・・・・・・扉、5・・・・・・パツキン、5a・
・・・・・取付基部、5b、5C・・・・・・外側リッ
プ部、5d・・・・・・両側リップ部、5e・・・・・
・端面リップ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 荷物出し入れ用開口部の枠に該開口部を開閉する観音開
    き式の左右の扉を設けたコンテナにおいて、該左右の扉
    の周縁に、該周縁に固着される取付基部5a、開口部枠
    外面に圧接する外側リップ部5C及び開口部枠の前記扉
    周縁に対向する面に弾接する内側リップ部5dを有する
    よう弾性材にて一体に形成されたパツキン5をそれぞれ
    取付けて扉開時のシールを行なうよう構成すると共に、
    前記左右の扉のうち先に閉じる方の扉に取付けられるパ
    ツキン5の端部に、取付基部5a、外側リップ部5C1
    内側リップ部5dの各端面にて形成される空間を塞ぎ鉄
    扉の合せ面にほは゛面一にて連接して該扉開時その先端
    が開口部枠の扉周縁に対向する面に弾接する端面リップ
    部5eを一体に形成し、他側の扉に取付けられたパツキ
    ン5の外側リップ部5Cが先に閉じた扉の外面、鉄兜に
    閉じた扉に取付けた前記パツキンの外側リップ部5C端
    部外面及び開口部枠の外面に、又該他側の扉に取付けら
    れたパツキンの内側リップ部5dが先に閉じた扉の合せ
    面と鉄扉に取付けた前記パツキンの端面リップ部5e及
    び開口部枠の扉周縁に対向する面に、それぞれ連続的に
    圧接するよう構成したことを特徴とするコンテナ扉部の
    シール構造を備えたコンテナ。
JP7507778U 1978-06-01 1978-06-01 コンテナ扉部のシ−ル構造を備えたコンテナ Expired JPS582777Y2 (ja)

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JP7507778U JPS582777Y2 (ja) 1978-06-01 1978-06-01 コンテナ扉部のシ−ル構造を備えたコンテナ

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Publication Number Publication Date
JPS54176524U JPS54176524U (ja) 1979-12-13
JPS582777Y2 true JPS582777Y2 (ja) 1983-01-18

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JP7507778U Expired JPS582777Y2 (ja) 1978-06-01 1978-06-01 コンテナ扉部のシ−ル構造を備えたコンテナ

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