JPH0647813Y2 - 気密容器 - Google Patents

気密容器

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JPH0647813Y2
JPH0647813Y2 JP1063187U JP1063187U JPH0647813Y2 JP H0647813 Y2 JPH0647813 Y2 JP H0647813Y2 JP 1063187 U JP1063187 U JP 1063187U JP 1063187 U JP1063187 U JP 1063187U JP H0647813 Y2 JPH0647813 Y2 JP H0647813Y2
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JP
Japan
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annular
lid
top plate
annular portion
cap body
Prior art date
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Application number
JP1063187U
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JPS63120871U (ja
Inventor
彰 西上
哲三 中村
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は気密容器に係り、特に開閉が容易な形式のもの
に関する。
〔従来の技術〕
従来より、開閉が容易な形式の気密容器としては、例え
ば実開昭59-6994号公報に記載されているものがある。
これは第4図及び第5図に示すように、容器本体20の口
部21にキャップ体22が嵌合止着されるようになってお
り、このキャップ体22には蓋体23がロック可能でしかも
開閉自在に設けられている。
キャップ体22には天体24が設けられており、この天板24
の外周側には略垂直な壁部25が形成され、この壁部25の
上端でキャップ体22に接続されている。また前記天板24
には孔部26が穿設されている。
前記蓋体23の裏面には前記壁部25に密接する環状壁部27
が突設されており、蓋体23の閉時にはこの環状壁部27が
壁部25に密接して気密が図られるようになっている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、前記した従来のものにおいては、キャップ体
22の壁部25に蓋体23の環状壁部27が密嵌されてこの部分
のみで容器を気密に保持するものであるので、壁部25と
環状壁部27を堅く嵌合させる必要がある。
したがって、蓋体23を回動させ、壁部25内に環状壁部27
を嵌入するのに壁部25と環状壁部27の位置な合わないと
嵌入し難くなり、また、嵌入及び取り外しに力を要して
使用感が悪化するという欠点がある。そこで、各部の嵌
合を弱くして操作性を改善することも考えられるが、気
密性が低下する虞れがある。
本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、気密性に優
れ、しかも開閉が容易な気密容器とすることを技術的課
題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記技術的課題を解決するために、容器本体1
とキャップ体2を備え、このキャップ体2に蓋体3をロ
ック可能でしかも開閉自在に設けた気密容器において以
下のような構成とした。
即ち、キャップ体2に天板部4を形成し、この天板部4
に環状に形成した肉薄の撓み部5を形成する。
さらに、この撓み部5の内側に肉厚の第2環状部6を形
成し、この第2環状部6の内側には貫通孔7を設けた第
3環状部8を形成する。
一方、蓋体3には蓋体3の閉時に前記第2環状部6に密
接する環状の突起部9を形成して気密容器とした。
前記第1環状部5は平板であってもよいが、天板部4の
表裏いずれかの方向に湾曲せしめてもよい。
〔作用〕
蓋体3の閉時にあっては蓋体3に設けた環状の突起部9
が、キャップ体2に設けた肉厚の第2環状部6に当接
し、この第2環状部6を押し下げる。
すると突起部9と第2環状部6とは肉薄の撓み部5の弾
発力により密接し気密性が保たれる。
開蓋状には蓋体3が肉薄の撓み部5の弾発力により押し
上げられ容易かつ円滑に開蓋できる。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図ないし第3図に基づいて説明す
る。
容器本体1の口部10にはキャップ体2が螺合されてお
り、このキャップ体2には蓋体3が開閉自在に設けられ
ている。
キャップ体2には天板部4が形成されており、この天板
部4はその外周側が断面「コ」字状をなしており、内側
の垂直部分11には突起12が形成されている。
前記天板部4の内周には環状に形成した肉薄の撓み部5
が形成されており、この撓み部5は天板部4の裏方向に
半円状に湾曲せしめられている。
さらに、この撓み部5の内側には肉厚の第2環状部6が
形成されており、この第2環状部6の内側には貫通孔7
を設けた第3環状部8が形成されている。この貫通孔7
の周囲には放射状のスリットが3方向に形成されてお
り、内部に収容されるウエットティシュ(図示せず)が
取り出し易いようになっている。
また、第2環状部6と第3環状部8との境部分には環状
の壁部13が設けられている。
一方、蓋体3の裏面には蓋体3の閉時に前記第2環状部
6に密接する環状の突起部9が形成されている。この突
起部9は蓋体3の閉時に前記壁部13の近隣に位置するよ
うな径に設定してある。蓋体3の外側はキャップ体2の
上端よりも浮かせてあり、蓋体3の下面に指を掛けて開
蓋するようになっている。
蓋体3の閉時にあっては突起部9により前記第2環状部
6が押圧されることとなるが、この場合常時は上方に付
勢されている前記撓み部5が撓み、下方に押し下げられ
る(第2図)。
したがって、前記第2環状部6は突起部9に圧接して充
分な気密性が得られる。
さらに蓋体3の裏面には、蓋体3の閉時に前記垂直部分
11の突起12に係合するロック壁14が設けられている。こ
のロック壁14と突起12との係合状態については、ロック
機能のみを考慮する場合には軽いものでよいが、さらに
気密性を追及する場合には固い嵌合とする。この場合に
は開閉状の操作性は若干低下する。
前記第1環状部5は天板部4の表裏いずれかの方向に湾
曲せしめてもよいのは勿論、平板としてもよい。また、
突起部9の先端やその他の接触部位に柔軟性がある部材
を装着すれば密閉性が更に良好となる。
なお、前記実施例では蓋体3の下面に指を掛けて開蓋す
るようにしたが、この例に限定されるものではなく、蓋
体3を開蓋方向に付勢した状態で保持し、これを解除自
在にロックするようにしてもよい。
以上述べたように、開蓋が容易であるとともに気密性が
良好であるから、ウエットテッシュ等のように乾燥を嫌
うものの収容に適する。
〔考案の効果〕
本考案によれば、キャップ部の天板部に環状に形成した
肉薄の撓み部を形成するとともに、この撓み部の内側に
肉厚の第2環状部を形成し、一方、蓋体3には前記第2
環状部に密接する環状の突起部を形成したので、気密性
に優れ、しかも開閉が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の実施例を示し、第1図は
斜視図、第2図は開状態の断面図、第3図は閉状態の断
面図、第4図および第5図は従来の気密容器を示す部分
的断面図である。 1……容器本体、2……キャップ体、 3……蓋体、4……天板部、 5……撓み部、6……第2環状部、 7……貫通孔、8……第3環状部、 9……突起部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器本体1とキャップ体2を備え、このキ
    ャップ体2に蓋体3をロック可能でしかも開閉自在に設
    けた気密容器において、 キャップ体2に天板部4を形成し、この天板部4に環状
    に形成した肉薄の撓み部5を形成するとともに、この撓
    み部5の内側に肉厚の第2環状部6を形成し、さらにこ
    の第2環状部6の内側には貫通孔7を設けた第3環状部
    8を形成し、一方、蓋体3には蓋体3の閉時に前記第2
    環状部6に密接する環状の突起部9を形成したことを特
    徴とする気密容器。
  2. 【請求項2】前記第1環状部5は天板部4の表裏いずれ
    かの方向に湾曲せしめてあることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の気密容器。
JP1063187U 1987-01-27 1987-01-27 気密容器 Expired - Lifetime JPH0647813Y2 (ja)

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JP1063187U JPH0647813Y2 (ja) 1987-01-27 1987-01-27 気密容器

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JP1063187U JPH0647813Y2 (ja) 1987-01-27 1987-01-27 気密容器

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JPS63120871U JPS63120871U (ja) 1988-08-04
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JP1063187U Expired - Lifetime JPH0647813Y2 (ja) 1987-01-27 1987-01-27 気密容器

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WO1999029581A1 (fr) * 1997-12-11 1999-06-17 Chiyoe Yamada Contenant
JP2001225879A (ja) * 2000-02-17 2001-08-21 Crecia Corp 密封性を改善したウエットティシュ包装容器
JP5258522B2 (ja) * 2008-11-14 2013-08-07 ユニ・チャーム株式会社 ウェットティッシュ包装体の収納容器

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JPS63120871U (ja) 1988-08-04

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