JPS6138325Y2 - - Google Patents

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JPS6138325Y2
JPS6138325Y2 JP17277280U JP17277280U JPS6138325Y2 JP S6138325 Y2 JPS6138325 Y2 JP S6138325Y2 JP 17277280 U JP17277280 U JP 17277280U JP 17277280 U JP17277280 U JP 17277280U JP S6138325 Y2 JPS6138325 Y2 JP S6138325Y2
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JP
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lid
protrusion
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peripheral wall
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JP17277280U
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JPS5795003U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 本考案は配電箱における蓋の開閉装置の改良に
係り、配電箱が電柱や壁面に取付けられた状態で
蓋の着脱が容易で、しかも確実に取付けられ、配
線作業中には蓋を開いた状態に保持できるように
した開閉装置を提供することを目的とする。
従来技術 配電箱における蓋の開閉装置には種々あるが、
実開昭54−65324号公報に記載の閉鎖形配電盤の
ように蓋の一部と配電箱本体内に設けた弾力性鋼
板との摩擦力によつて蓋を開いた状態に保持する
構造のものもあつたが、蓋の着脱に不便で、蓋の
開閉頻度が多くなると摩擦部分が摩耗してしま
い、蓋を開いた状態に保つことができなくなる欠
点があつた。
考案の構成 本考案は配電箱本体の周壁外面にストツパーと
なる突起を形成し、蓋の周壁外面に本体の突起に
先端を臨ませて弾性変形可能な係止片を形成して
突起に係止片を当接させることにより蓋を開いた
状態に保持できるようにしたもので、以下実施例
について説明する。
第1図乃至第3図において、一面が開口された
配電箱本体1及びこの配電箱本体1に装着される
蓋2はいずれも合成樹脂を成形して得られるもの
で、配電箱本体1の周壁3の一面には所要の間隔
で相対させた2個一対の把持片4が突設されてい
る。この把持片4の先端には軸心が周壁3に平行
となるように軸孔5が貫通するように設けられて
いる。
軸孔5はその周縁の一部(第1図では下側)が
開放されて導入口6が形成されている。この導入
口6は弾性的に開閉可能で、配電箱本体1の底側
に向けて把持片4に形成されている。周壁3の外
面にはさらに一対の把持片4に挟まれるように複
数個の突起7が形成されている。この突起7はほ
ぼ楔状を呈するものであり、配電箱本体1の底側
が低く、開口端側が高くなつており、その端面7
aは周壁3の壁面に垂直であるが、突起7の形状
は図に示された形状に限定されるものではない。
一方、蓋2は配電箱本体1の開口端に密閉状態
に嵌合するように形成されたもので、その周壁8
に前記一対の把持片4の内法幅に対応する間隔で
相対させた2個一対の突部9が形成されており、
その突部9の外側面には把持片4の軸孔5に挿通
される軸10が突設されている。
突部9の内側には周壁8から外方へほぼ垂直に
突出し、さらにその先端部が断面〓状に屈曲した
係止片11が形成されている。この係止片11は
周壁8と一体成形してあるが、突部9とは一体成
形しておらず、突部9の内側面と係止片11との
間には若干の間隔が形成されている。
従つて係止片11は外力を受けるとその基部1
1aで弾性変形することができる。
なお、係止片11の先端部11bは蓋2を配電
箱本体1に装着して開いたときに突起7の端面7
a或いは頂部7bに当接して蓋2の回動を防止す
るように形成されている。
考案の作用 蓋2を配電箱本体1に装着するには、蓋2にお
ける軸10を配電箱本体1における軸孔5へその
導入口6から挿通すればよい。軸10は軸孔5内
で回動できるから、蓋2は配電箱本体1に対し軸
10を支点にして回動自在である。
一般に配電箱本体1は蓋の開閉装置が上方に位
置するように電柱や壁等に取付けられる。蓋2を
閉じると第2図に示されるように係止片11は突
起7に係合しないが、この状態から蓋2を矢印Q
方向へ持上げて回動させると、蓋2の回動にとも
なつて係合片11の先端部11bが突起7の斜面
7cに乗り上げるので、係止片11はその基部1
1aで弾性変形し、蓋2がさらに回動することに
よつて係止片11の先端部11bが頂部7bを乗
り越えて端面7aに当接し、第3図に示されるよ
うに蓋2は開いた状態に保持される。
蓋2を閉じる場合は、蓋2を矢印Q′方向へ回
動させる。突起7に当接している係止片11は蓋
2が回動するにつれて矢印R方向へ大きく弾性変
形し、突起7の頂部7bを乗り越えて突起7の斜
面7c側へ位置し、蓋2がさらに回動すると第2
図に示される状態となる。
なお、上記実施例では配電箱本体1側に把持片
4を2個一対に形成すると共に、その把持片4の
間に突起7を形成し、蓋2側に把持片4に挟まれ
るように係止片11を形成した構造としたが、第
4図に示すように、配電箱本体1側に1個の把持
片4を形成すると共にその両側に突起7を形成
し、係止片11の間に挟まれるように軸10を形
成して配電箱本体1と蓋2とを組付けてもよい。
また、軸10は突部9と一体に形成してもよい
が、突部9に軸孔(図示略)を設け、この軸孔
(図示略)に軸10を嵌合固定するようにしても
よく、係止片11は突部9と一体に成形してもよ
い。
考案の効果 本考案は配電箱本体に突設された把持片の軸孔
へ蓋に突設された軸を挿通するだけでよいから、
配電箱本体が電柱や壁等に固着されていても蓋の
着脱が容易となる。
また、蓋の係止片は弾性変形することによつて
突起を乗り越えて突起の端面に当接するので、蓋
は開いた状態に確実に保持される。
さらに、係止片は弾性変形するので、突起との
摩擦力は減少し、従来品のように容易に摩耗する
ことはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の要部斜視図、第2図
および第3図は作動要領を示す要部拡大断面図、
第4図は別例の要部斜視図である。 主要部分の符号の説明、1……配電箱本体、2
……蓋、3,8……周壁、4……把持片、5……
軸孔、7……突起、7a……端面、7c……斜
面、9……突部、10……軸、11……係止片、
11b……先端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 配電箱本体1の周壁3の外壁面に把持片4を突
    設すると共に、この把持片4に軸孔5をその軸心
    が周壁3に平行となるように設け、端面7aが周
    壁3の壁面に垂直となるような楔形状の突起7を
    前記把持片4の一側或いは両側の周壁3の外壁面
    に形成し、蓋2の周壁8の外壁面に形成した突部
    9の側面に前記把持片4の軸孔5に挿通される軸
    10を突設すると共に、この突部9の先端部に弾
    性変形可能な係止片11を更に突設し、配電箱本
    体1の把持片4に設けられた軸孔5に蓋2の突部
    9に突設された軸10を挿通することにより、配
    電箱本体1に対して蓋2が軸10を支点として回
    動するように両者を着脱自在に連結し、蓋2を回
    動させて開くことにより係止片11の先端部11
    bを突起7の斜面7cに乗り上げさせて該係止片
    11を弾性変形させると共に、蓋2を更に回動さ
    せることにより係止片11の変形を復元させてそ
    の先端部11bを突起7の端面7aに当接させ、
    蓋2を開いた状態においてこの蓋2を配電箱本体
    1に保持し得るようにしたことを特徴とする配電
    箱における蓋の開閉装置。
JP17277280U 1980-12-02 1980-12-02 Expired JPS6138325Y2 (ja)

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JP17277280U JPS6138325Y2 (ja) 1980-12-02 1980-12-02

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JP17277280U JPS6138325Y2 (ja) 1980-12-02 1980-12-02

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Publication Number Publication Date
JPS5795003U JPS5795003U (ja) 1982-06-11
JPS6138325Y2 true JPS6138325Y2 (ja) 1986-11-06

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JP17277280U Expired JPS6138325Y2 (ja) 1980-12-02 1980-12-02

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CN110620334B (zh) * 2018-06-19 2023-05-23 河村电器产业株式会社 配电盘壳体
JP7049939B2 (ja) * 2018-06-19 2022-04-07 河村電器産業株式会社 分電盤ハウジング
JP7085926B2 (ja) * 2018-07-09 2022-06-17 河村電器産業株式会社 分電盤ハウジング

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JPS5795003U (ja) 1982-06-11

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