JPH0450373Y2 - - Google Patents

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JPH0450373Y2
JPH0450373Y2 JP2876286U JP2876286U JPH0450373Y2 JP H0450373 Y2 JPH0450373 Y2 JP H0450373Y2 JP 2876286 U JP2876286 U JP 2876286U JP 2876286 U JP2876286 U JP 2876286U JP H0450373 Y2 JPH0450373 Y2 JP H0450373Y2
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JP
Japan
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locking
lid
lid body
rotating shaft
back cover
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JP2876286U
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JPS62141865U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車のコンソールボツクス蓋の係
止装置に関する。
(従来の技術) 従来、自動車のコンソールボツクス蓋の係止装
置としては、たとえば、実開昭55−113630号公報
に示されるように、蓋体を表蓋体と裏蓋体とによ
つて形成し、この表蓋体と裏蓋体との間の端部に
蓋体を本体に係合させる係止体を挿入しており、
前記係止体は、前記表蓋体と裏蓋体との間から外
部に突出させた操作部、前記本体に係脱させる鈎
部を有する係止片、前記蓋体内に軸架される回動
軸、この回動軸部を基端として突設された弾性片
を合成樹脂によつて一体に形成したものが提案さ
れている。
(考案が解決しようとする問題点) 上述のような装置においては、開閉操作を行な
う係止体の回動軸は表蓋体と裏蓋体とによる上下
方向の支持のみで、回動軸の左右方向の支持がな
いため、係止体の左右方向へのがた、づれ等が生
じる。
本考案は上述のような問題を解決しようとする
もので、係止体の左右方向の位置決め支持を確実
に行なうことを目的とするものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案は、蓋体2を表蓋体3と裏蓋体4とによ
つて形成し、この表蓋体3と裏蓋体4との間の端
部に蓋体2を本体1に係合させる係止体9を挿入
しており、前記係止体9は、前記表蓋体3と裏蓋
体4との間から外部に突出させた操作部10、前
記本体1に係脱させる鈎部13を有する係止片1
4、前記蓋体2内に軸架される回動軸16、この
回動軸16部を基端として突設された弾性片17
を合成樹脂によつて一体に形成したコンソールボ
ツクス蓋の係止装置において、前記係止体9の回
動軸16の両端の各端面に円錐状突起18を一体
に突設形成し、この両端の円錐状突起18を前記
裏蓋体4の内側に設けた一対の規制リブ19によ
つて圧接保持したものである。
(作用) 本考案は、係止体9を回動軸16を支点として
回動し、係止片14の鈎部13を本体1に係脱す
るもので、回動軸16の両端における円錐状突起
18を一対の規制リブ19に当接して係止体9の
左右方向の位置決めを行なうものである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例をい図面を参照して説
明する。
1はコンソールボツクスの本体で、この本体1
上に蓋体2が開閉自在に枢着されている。この蓋
体2は、表蓋体3と裏蓋体4とからなつている。
表蓋体3は、合成樹脂発泡体の外装材5と、この
外装材5にインサート形成されたインサート板6
とからなり、裏蓋体4は、インサート板6の適当
個所から出したボスにビス止めされて表蓋体3と
一体的に結合されている。また、表蓋体3の開閉
端中央部に切欠部7が形成され、この切欠部7に
臨ませて裏蓋体4に凹所8が形成されている。
そして、この裏蓋体4の凹所8に合成樹脂製の
係止体9が挿入配置されている。この係止体9に
は、外端に前記表蓋体3の切欠部7から外部に突
出された操作部10が延出されているとともに、
ほぼ中央部の下面に前記裏蓋体4の通孔11を貫
通して本体1の係合孔12に係合する鈎部13を
有する係止片14が一体に突出形成され、また、
内端に両端を係止体9の両側に突出させてインサ
ート板6から突出させた軸受片15によつて裏蓋
体4上に当接されている回動軸16が一体に形成
され、さらにこの回動軸16部を基端として上方
に向つて傾斜させた弾性片17が一体に形成され
ている。また、回動軸16の両端部には円錐状突
起18が一体に突設形成され、この円錐状突起1
8が前記裏蓋体4の内側に立設された一対の規制
リブ19に当接され、これによつて回動軸16は
その両端を圧接保持されている。
組立に際しては、係止体9を表蓋体3と裏蓋体
4との間に挿入して回動軸16の両端における円
錐状突起18を一対の規制リブ19に当接し、回
動軸16を軸受片15で押さえるようにして裏蓋
体4を表蓋体3にビス止めすることにより、弾性
片17も同時に組込まれて組立操作は完了する。
通常の係止状態では、係止体9は弾性片17に
よつて裏蓋体4上に圧着され、係止片14の鈎部
13が本体1の係合孔12に係合している。
次に、係合を解く場合には、操作部10を上方
へ押上げると、回動軸16を支点として係止体9
が回動し、鈎部13が本体1から外れ、係止片1
4が係合孔12から脱出し、蓋体2が開かれる。
なお、係止体9の回動軸16部の成形におい
て、第5図に示すように、金型20にドリル21
で係止体9の回動軸16に対応する部分を切削加
工し、ついで、回動軸16に対応する部分を切削
加工することにより、その成形孔部の先端に円錐
状突起18に対応する部分を容易に形成すること
ができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、係止体を回動軸を支点として
回動し、係止片の鈎部を本体に係脱するもので、
回動軸の両端における円錐状突起を一対のリブに
よつて圧接保持して係止体の左右方向の位置決め
を行なうことにより、係止体の左右方向の確実な
位置決めができ、係止体のがた、ぶれ等を確実に
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置の一実施例を示す縦断側
面図、第2図はその横断面図、第3図は係止体の
斜視図、第4図は本考案の装置を内蔵した自動車
用コンソールボツクスの斜視図、第5図は金型の
一部の断面図である。 1……本体、2……蓋体、3……表蓋体、4…
…裏蓋体、9……係止体、10……操作部、13
……鈎部、14……係止片、16……回動軸、1
7……弾性片、18……円錐状突起、19……規
制リブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 表蓋体と裏蓋体とからなる蓋体と、この蓋体の
    表蓋体と裏蓋体との間の端部に挿入され蓋体を本
    体に係合させる係止体とを備え、 前記係止体は、前記表蓋体と裏蓋体との間から
    外部に突出させた操作部と、前記本体に係脱させ
    る鈎部を有する係止片と、前記蓋体内に軸架され
    る回動軸と、この回動軸部を基端として突設され
    た弾性片とを合成樹脂によつて一体に形成したコ
    ンソールボツクス蓋の係止装置において、 前記係止体の回動軸の両端の各端面に円錐状突
    起を一体に突設形成し、この両端の円錐状突起を
    前記裏蓋体の内側に設けた一対の規制リブによつ
    て圧接保持したことを特徴とするコンソールボツ
    クス蓋の係止装置。
JP2876286U 1986-02-28 1986-02-28 Expired JPH0450373Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2876286U JPH0450373Y2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28

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JP2876286U JPH0450373Y2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62141865U JPS62141865U (ja) 1987-09-07
JPH0450373Y2 true JPH0450373Y2 (ja) 1992-11-27

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JP2876286U Expired JPH0450373Y2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28

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JPS62141865U (ja) 1987-09-07

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