JPS62683B2 - - Google Patents
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- JPS62683B2 JPS62683B2 JP54061116A JP6111679A JPS62683B2 JP S62683 B2 JPS62683 B2 JP S62683B2 JP 54061116 A JP54061116 A JP 54061116A JP 6111679 A JP6111679 A JP 6111679A JP S62683 B2 JPS62683 B2 JP S62683B2
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- JP
- Japan
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- lid
- container
- piece
- rear end
- hinge
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 4
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 6
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 2
- 239000003205 fragrance Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 1
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D47/00—Closures with filling and discharging, or with discharging, devices
- B65D47/04—Closures with discharging devices other than pumps
- B65D47/06—Closures with discharging devices other than pumps with pouring spouts or tubes; with discharge nozzles or passages
- B65D47/08—Closures with discharging devices other than pumps with pouring spouts or tubes; with discharge nozzles or passages having articulated or hinged closures
- B65D47/0857—Closures with discharging devices other than pumps with pouring spouts or tubes; with discharge nozzles or passages having articulated or hinged closures made separately from the base element provided with the spout or discharge passage
- B65D47/0861—Closures with discharging devices other than pumps with pouring spouts or tubes; with discharge nozzles or passages having articulated or hinged closures made separately from the base element provided with the spout or discharge passage and elastically biased towards both the open and the closed positions
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、合成樹脂製のコンパクト容器に関す
るもので、さらに詳言すれば、成形及び組立てが
容易であると共に使用し易いコンパクト容器を提
供することを目的としたものである。
るもので、さらに詳言すれば、成形及び組立てが
容易であると共に使用し易いコンパクト容器を提
供することを目的としたものである。
また、他の目的は、閉状態時における密閉効果
の高いコンパクト容器を得ることにある。
の高いコンパクト容器を得ることにある。
コンパクト容器は、蓋体の内面に取付けた鏡を
利用し易いように、容体に対する蓋体の開角度を
所望する角度に保持することができるようにする
必要がある。
利用し易いように、容体に対する蓋体の開角度を
所望する角度に保持することができるようにする
必要がある。
このため、従来のコンパクト容器は、ほとんど
例外なく、金属製の割ピンを使用した蝶番軸によ
り容体と蓋体とを蝶番結合し、容体と蓋体との開
閉回動動作に所望する回動抵抗力(摩擦抵抗力で
ある)を与えておき、この抵抗力によつて蓋体を
容体に対して所望する開角度位置に停止させるよ
うにしていた。
例外なく、金属製の割ピンを使用した蝶番軸によ
り容体と蓋体とを蝶番結合し、容体と蓋体との開
閉回動動作に所望する回動抵抗力(摩擦抵抗力で
ある)を与えておき、この抵抗力によつて蓋体を
容体に対して所望する開角度位置に停止させるよ
うにしていた。
このように、従来のコンパクト容器は、金属製
の割ピンを使用すること、および充分な抵抗力を
発生させること等の要求事項のために、組立て操
作が繁雑となるばかりでなく、許容される成形誤
差範囲が狭く、長期間の使用によつて蓋体の姿勢
保持能力が劣化し、さらに使用のたびに蓋体の回
動の全てを片手で行なわなければならないので、
決して使用し易いとは言えないものであつた。
の割ピンを使用すること、および充分な抵抗力を
発生させること等の要求事項のために、組立て操
作が繁雑となるばかりでなく、許容される成形誤
差範囲が狭く、長期間の使用によつて蓋体の姿勢
保持能力が劣化し、さらに使用のたびに蓋体の回
動の全てを片手で行なわなければならないので、
決して使用し易いとは言えないものであつた。
また、従来のコンパクト容器の蓋体は、閉状態
において、容器を閉状態に保てば良いだけで、高
い密閉保持能力は要求されなかつた。
において、容器を閉状態に保てば良いだけで、高
い密閉保持能力は要求されなかつた。
これは、蓋体が容体に対して書籍状に開閉する
ものであるため、容体の密閉保持が困難であつた
からであり、このように蓋体に密閉保持能力を持
たせようとすると、蓋体の閉状態保持機能部分の
構造がいたずらに複雑なものとなり、製作上およ
び価格上、そして使用上種々の不都合が生じるこ
とになつていた。
ものであるため、容体の密閉保持が困難であつた
からであり、このように蓋体に密閉保持能力を持
たせようとすると、蓋体の閉状態保持機能部分の
構造がいたずらに複雑なものとなり、製作上およ
び価格上、そして使用上種々の不都合が生じるこ
とになつていた。
しかしながら、高価な化粧料を収納するコンパ
クト容器においては、この化粧料内に含有される
香料の飛散をできる限り防止すべくコンパクト容
器といえども高い密閉能力が要求されるようにな
つてきており、このような高い密閉能力をもつコ
ンパクト容器の出現が強く望まれていた。
クト容器においては、この化粧料内に含有される
香料の飛散をできる限り防止すべくコンパクト容
器といえども高い密閉能力が要求されるようにな
つてきており、このような高い密閉能力をもつコ
ンパクト容器の出現が強く望まれていた。
本発明は、上記した従来例における欠点および
不満点を解消すべく創作されたもので、合成樹脂
材料のもつ弾性を利用したスナツプ動作により蓋
体を一定の所望する開角度姿勢に自己保持させる
と共に一定の開角度以下になると自動的に閉動作
するようにしたものである。
不満点を解消すべく創作されたもので、合成樹脂
材料のもつ弾性を利用したスナツプ動作により蓋
体を一定の所望する開角度姿勢に自己保持させる
と共に一定の開角度以下になると自動的に閉動作
するようにしたものである。
以下、本発明の実施例を図面に従つて説明す
る。
る。
本発明が実施されるコンパクト容器は、一般に
使用されているもので、例えば図示実施例の場
合、化粧料を収納したドラムを取付けるための収
納凹部12を有する容体11の上面13後端に、
鏡17を固定する鏡取付け凹部3を本体2の内面
中央に形成した蓋体1をその後端縁で書籍状に開
閉すべく組付け、容体11の前端に凹部14を設
けることによつて形成された係止片15に、蓋体
1の本体2の前端縁に指掛け片4と一体的に形成
された係止片4を係止させることによつて蓋体1
の閉姿勢を保持するようになつている。
使用されているもので、例えば図示実施例の場
合、化粧料を収納したドラムを取付けるための収
納凹部12を有する容体11の上面13後端に、
鏡17を固定する鏡取付け凹部3を本体2の内面
中央に形成した蓋体1をその後端縁で書籍状に開
閉すべく組付け、容体11の前端に凹部14を設
けることによつて形成された係止片15に、蓋体
1の本体2の前端縁に指掛け片4と一体的に形成
された係止片4を係止させることによつて蓋体1
の閉姿勢を保持するようになつている。
本発明は、上記したような、容体11に対し蓋
体1を書籍状に開閉すべく取付けたコンパクト容
器に関するもので、その要旨とするところは、蓋
体1と容体11との組付け部分にある。
体1を書籍状に開閉すべく取付けたコンパクト容
器に関するもので、その要旨とするところは、蓋
体1と容体11との組付け部分にある。
すなわち、ほぼ平板状となつた蓋体1の本体2
の後端縁の一部(図示実施例の場合中央部分)に
肉薄となつたヒンジ7を介してヒンジ板8を連設
し、このヒンジ板8の平坦となつた下面から所望
長さの取付け片9を一体に垂下設し、さらに前記
ヒンジ7が設けられた本体2の後端縁以外の後端
縁部分(図示実施例の場合、ヒンジ7をはさんだ
状態で後端縁の残り全部)から所望長さで脚片
6,6を後方に延出設して蓋体1を構成し、これ
に対し、容体11は、蓋体1が載置される上面1
3の少なくとも後端部分を平坦面とし、前記取付
け片9に対向する後端部分にこの取付け片9が強
固に嵌合組付けされる組付け孔16を開孔形成し
て構成されている。
の後端縁の一部(図示実施例の場合中央部分)に
肉薄となつたヒンジ7を介してヒンジ板8を連設
し、このヒンジ板8の平坦となつた下面から所望
長さの取付け片9を一体に垂下設し、さらに前記
ヒンジ7が設けられた本体2の後端縁以外の後端
縁部分(図示実施例の場合、ヒンジ7をはさんだ
状態で後端縁の残り全部)から所望長さで脚片
6,6を後方に延出設して蓋体1を構成し、これ
に対し、容体11は、蓋体1が載置される上面1
3の少なくとも後端部分を平坦面とし、前記取付
け片9に対向する後端部分にこの取付け片9が強
固に嵌合組付けされる組付け孔16を開孔形成し
て構成されている。
そして、容体11に対する蓋体1の組付けは、
前記取付け片9を組付け孔16に強固に嵌合して
達成されるのである。
前記取付け片9を組付け孔16に強固に嵌合して
達成されるのである。
ただし、後述する蓋体1の開閉動作から明らか
な如く、蓋体1の開放姿勢時には、この蓋体1を
容体11に組付け保持する部分にはかなり強力な
力が作用するのであるが、この強力な外力に対
し、蓋体1の容体11に対する組付け保持がより
安定してかつ強固に達成されるためには、単なる
嵌合組付けではなく、図示実施例の如く、組付け
孔16から突出した取付け片9の先端に加熱処理
を施して、この取付け片9をカシメ固定するのが
より望ましい。
な如く、蓋体1の開放姿勢時には、この蓋体1を
容体11に組付け保持する部分にはかなり強力な
力が作用するのであるが、この強力な外力に対
し、蓋体1の容体11に対する組付け保持がより
安定してかつ強固に達成されるためには、単なる
嵌合組付けではなく、図示実施例の如く、組付け
孔16から突出した取付け片9の先端に加熱処理
を施して、この取付け片9をカシメ固定するのが
より望ましい。
このカシメ手段の他、アンダーカツトを利用す
るとか、他の固着部材を利用するとかの種々の手
段が考えられるが、要は、ヒンジ板8がガタツク
ことなく容体11の上面13後端に強固に固定さ
れれば良いのである。
るとか、他の固着部材を利用するとかの種々の手
段が考えられるが、要は、ヒンジ板8がガタツク
ことなく容体11の上面13後端に強固に固定さ
れれば良いのである。
本発明は、上記の如き構成となつているので、
係止片5と15とが係合している閉状態から指掛
け片4に指先を掛けて、両係止片5と15との係
合を解く程度の引き上げ力を作用させて蓋体1を
“開”方向に回動させてゆくと、本体2はヒンジ
7を中心として回動するので、このヒンジ7より
も後方に位置する脚片6,6の後端は平坦面とな
つた上面13に押付けられる。
係止片5と15とが係合している閉状態から指掛
け片4に指先を掛けて、両係止片5と15との係
合を解く程度の引き上げ力を作用させて蓋体1を
“開”方向に回動させてゆくと、本体2はヒンジ
7を中心として回動するので、このヒンジ7より
も後方に位置する脚片6,6の後端は平坦面とな
つた上面13に押付けられる。
このため、脚片6,6の後端が上面13に押付
けられるにもかかわらず、蓋体1を“開”方向に
回動させてゆくと、脚片6,6の作用によりヒン
ジ7が上面13に対して上昇する方向に変位し、
これによつてヒンジ板8はヒンジ7に連結した先
端を上方に変位させる形態で弾性変形する。
けられるにもかかわらず、蓋体1を“開”方向に
回動させてゆくと、脚片6,6の作用によりヒン
ジ7が上面13に対して上昇する方向に変位し、
これによつてヒンジ板8はヒンジ7に連結した先
端を上方に変位させる形態で弾性変形する。
このヒンジ板8の弾性変形は、第6図に示す如
く、蓋体1が上面13に対して直角姿勢となる角
度で最大となる。
く、蓋体1が上面13に対して直角姿勢となる角
度で最大となる。
蓋体1が上面13に対して直角となつた回動位
置からさらにその回動を進めると、ヒンジ板8の
弾性変形は復帰をし始め、第6図実線図示した脚
片6の延出長さ、すなわちヒンジ7から脚片6の
延出先端までの距離と、上面13に対するヒンジ
7の高さ位置との関係によつて決定される開角度
で、ヒンジ板8は元の状態すなわち第6図実線図
示状態に復帰する。
置からさらにその回動を進めると、ヒンジ板8の
弾性変形は復帰をし始め、第6図実線図示した脚
片6の延出長さ、すなわちヒンジ7から脚片6の
延出先端までの距離と、上面13に対するヒンジ
7の高さ位置との関係によつて決定される開角度
で、ヒンジ板8は元の状態すなわち第6図実線図
示状態に復帰する。
この第6図実線図示状態において、蓋体1は、
ヒンジ7のもつ弾性復帰力により“閉”方向への
回動力を受けるが、ヒンジ板8によりその“閉”
方向への回動は阻止され、結局第6図実線図示し
た、脚片6の延出長さおよびヒンジ7の上面13
からの高さ位置とによつて設定される回動角度で
保持されることになる。
ヒンジ7のもつ弾性復帰力により“閉”方向への
回動力を受けるが、ヒンジ板8によりその“閉”
方向への回動は阻止され、結局第6図実線図示し
た、脚片6の延出長さおよびヒンジ7の上面13
からの高さ位置とによつて設定される回動角度で
保持されることになる。
それゆえ、第6図実線図示された蓋体1の
“開”角度が鏡17の使用に便利である角度とな
るように脚片6の延出長さおよび上面13に対す
るヒンジ7の高さ位置を設定することによつて、
蓋体1を開けば、蓋体1は自動的に鏡17の使用
に便利な開角度で停止することになる。
“開”角度が鏡17の使用に便利である角度とな
るように脚片6の延出長さおよび上面13に対す
るヒンジ7の高さ位置を設定することによつて、
蓋体1を開けば、蓋体1は自動的に鏡17の使用
に便利な開角度で停止することになる。
この蓋体1を開状態から閉状態にするには、従
来と同様に蓋体1に対して“閉”方向に回動力を
与えれば良いのであるが、本発明の場合、蓋体1
を第6図2点鎖線図示の位置よりもやや“閉”方
向に回動させた位置まで回動させると、それ以後
はヒンジ板8の弾力により蓋体1は、自動的に
“閉”方向に回動し、或る程度の勢すなわち両係
止片5と15とを係合させることのできる勢をも
つて閉状態まで回動する。
来と同様に蓋体1に対して“閉”方向に回動力を
与えれば良いのであるが、本発明の場合、蓋体1
を第6図2点鎖線図示の位置よりもやや“閉”方
向に回動させた位置まで回動させると、それ以後
はヒンジ板8の弾力により蓋体1は、自動的に
“閉”方向に回動し、或る程度の勢すなわち両係
止片5と15とを係合させることのできる勢をも
つて閉状態まで回動する。
このように本発明によるコンパクト容器は、脚
片6とヒンジ7とヒンジ板8との作用によつて蓋
体1を所定の一定開角度姿勢に自己保持すること
ができ、また自動的に両係止片5と15とを係合
させる閉塞姿勢に復帰するので使用上極めて便利
である。
片6とヒンジ7とヒンジ板8との作用によつて蓋
体1を所定の一定開角度姿勢に自己保持すること
ができ、また自動的に両係止片5と15とを係合
させる閉塞姿勢に復帰するので使用上極めて便利
である。
また、蓋体1と容体11との組付けは、単に取
付け片9と組付け孔16との間だけで達成される
ものであるから、相互の組付け部分に関する成形
誤差が問題になるようなことは全くなく、極めて
成形許容誤差を大きくすることのできるものとな
つている。
付け片9と組付け孔16との間だけで達成される
ものであるから、相互の組付け部分に関する成形
誤差が問題になるようなことは全くなく、極めて
成形許容誤差を大きくすることのできるものとな
つている。
なお、蓋体1全体を一体成形する場合には、ヒ
ンジ7を一体に成形しなければならないこともあ
つて、この蓋体1をポリプロピレン樹脂で一体成
形するのが望ましい。
ンジ7を一体に成形しなければならないこともあ
つて、この蓋体1をポリプロピレン樹脂で一体成
形するのが望ましい。
所で、上記した実施例においては、蓋体1の閉
状態は両係止片5と15との係合によつて保持さ
れるものとなつているが、第7図図示の如く、脚
片6の延出端に下方に突出した膨出片10を一体
に成形すると、閉姿勢時において、この膨出片1
0が上面13に押付けられることによつて、ヒン
ジ7がヒンジ板8の弾力に逆らつてやや持ち上げ
られる状態となり、このため蓋体1の先端部分は
容体11に押付けられることになる。
状態は両係止片5と15との係合によつて保持さ
れるものとなつているが、第7図図示の如く、脚
片6の延出端に下方に突出した膨出片10を一体
に成形すると、閉姿勢時において、この膨出片1
0が上面13に押付けられることによつて、ヒン
ジ7がヒンジ板8の弾力に逆らつてやや持ち上げ
られる状態となり、このため蓋体1の先端部分は
容体11に押付けられることになる。
このことは、蓋体1を閉状態に保持することと
同意となるため、膨出片10の膨出量を適当に設
定することによつて、両係止片5,15を要する
ことなく蓋体1を閉状態に保持することができる
ことになる。
同意となるため、膨出片10の膨出量を適当に設
定することによつて、両係止片5,15を要する
ことなく蓋体1を閉状態に保持することができる
ことになる。
この第7図図示実施例の場合、上記した如く、
蓋体1を容体11に押付ける力を発揮するもので
あるため、閉状態における容体11の蓋体1によ
る密閉をより強く望まれる香料を含んだ高価な化
粧料を収納するコンパクト容器に実施すると、前
記押付け力によつてその密閉効果は極めて高いも
のとすることができるので極めて有効である。
蓋体1を容体11に押付ける力を発揮するもので
あるため、閉状態における容体11の蓋体1によ
る密閉をより強く望まれる香料を含んだ高価な化
粧料を収納するコンパクト容器に実施すると、前
記押付け力によつてその密閉効果は極めて高いも
のとすることができるので極めて有効である。
以上の説明から明らかな如く、本発明によるコ
ンパクト容器は、蓋体1を鏡17の使用に便利な
位置に自動的に自己保持することができると共に
或る程度の回動により自動的に閉状態に復帰する
等極めて使用のし易いものであり、また蓋体1と
容体11との組付け部分の成形精度をほとんど問
題にしなくて良いので極めて大きな成形許容誤差
範囲を得ることができると共に成形が容易でかつ
組立てが簡単である等使用上、製作上そして価格
上多くの優れた作用効果を有するものである。
ンパクト容器は、蓋体1を鏡17の使用に便利な
位置に自動的に自己保持することができると共に
或る程度の回動により自動的に閉状態に復帰する
等極めて使用のし易いものであり、また蓋体1と
容体11との組付け部分の成形精度をほとんど問
題にしなくて良いので極めて大きな成形許容誤差
範囲を得ることができると共に成形が容易でかつ
組立てが簡単である等使用上、製作上そして価格
上多くの優れた作用効果を有するものである。
第1図は本発明の一実施例を示す開状態の全体
斜視図である。第2図は蓋体の底面図である。第
3図は閉状態における縦断面図、第4図は開状態
における縦断面図である。第5図は閉状態におけ
る要部拡大縦断面図、第6図は開状態における要
部拡大縦断面図である。第7図は他の実施例を示
す閉状態における要部拡大不規則縦断面図であ
る。 符号の説明、1;蓋体、2;本体、3;鏡取付
け凹部、4;指掛け片、5;係止片、6;脚片、
7;ヒンジ、8;ヒンジ板、9;取付け片、1
0;膨出片、11;容体、12;収納凹部、1
3;上面、14;凹部、15;係止片、16;組
付け孔、17;鏡。
斜視図である。第2図は蓋体の底面図である。第
3図は閉状態における縦断面図、第4図は開状態
における縦断面図である。第5図は閉状態におけ
る要部拡大縦断面図、第6図は開状態における要
部拡大縦断面図である。第7図は他の実施例を示
す閉状態における要部拡大不規則縦断面図であ
る。 符号の説明、1;蓋体、2;本体、3;鏡取付
け凹部、4;指掛け片、5;係止片、6;脚片、
7;ヒンジ、8;ヒンジ板、9;取付け片、1
0;膨出片、11;容体、12;収納凹部、1
3;上面、14;凹部、15;係止片、16;組
付け孔、17;鏡。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 化粧料を収納する容体11の上面後端に書籍
状に開閉する蓋体1を組付けた合成樹脂製のコン
パクト容器であつて、ほぼ平板状となつた蓋体1
の本体2の後端縁の一部に肉薄となつたヒンジ7
を介してヒンジ板8を連設し、該ヒンジ板8の下
面に取付け片9を垂下設し、さらに前記本体2の
ヒンジ7を形成した以外の後端縁から所望長さの
脚片6を後方に延出設して蓋体1を構成し、少な
くとも該蓋体1を組付ける上面13の後端部分を
平坦面とし、かつ前記蓋体1の取付け片9に対向
する後端箇所に、該取付け片9をガタツクことな
く強固に組付け固定することのできる組付け孔1
6を形成して容体11を構成して成るコンパクト
容器。 2 蓋体1の容体11への組付けを達成する取付
け片9を、組付け孔16に抜け出し不能に嵌合係
止する構造とした特許請求の範囲第1項に示した
コンパクト容器。 3 化粧料を収納する容体11の上面後端に書籍
状に開閉する蓋体1を組付けた合成樹脂製コンパ
クト容器であつて、ほぼ平板状となつた蓋体1の
本体2の後端縁の一部に肉薄となつたヒンジ7を
介してヒンジ板8を連設し、該ヒンジ板8の下面
に取付け片9を垂下設し、前記本体2のヒンジ7
を形成した以外の後端縁から所望長さの脚片6を
後方に延出設し、さらに該脚片6の下面後端に所
望突出高さの膨出片10を垂下状に設けて蓋体1
を構成し、少なくとも該蓋体1を組付ける上面1
3の後端部分を平坦面としかつ前記蓋体1の取付
け片9に対向する後端箇所に、該取付け片9をガ
タツクことなく強固に組付け固定することのでき
る組付け孔16を形成して容体11を構成して成
るコンパクト容器。 4 蓋体1の容体11への組付けを達成する取付
け片9を、組付け孔16に抜け出し不能に嵌合係
止する構造とした特許請求の範囲第3項に示した
コンパクト容器。
Priority Applications (11)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6111679A JPS55155605A (en) | 1979-05-18 | 1979-05-18 | Compact container |
US06/142,710 US4291818A (en) | 1979-05-18 | 1980-04-22 | Lid structures |
IT21646/80A IT1141341B (it) | 1979-05-18 | 1980-04-24 | Strutture di coperchio |
AU58210/80A AU547866B2 (en) | 1979-05-18 | 1980-05-08 | Container lid |
NL8002751A NL191580C (nl) | 1979-05-18 | 1980-05-13 | Dekselconstructie. |
FR8011029A FR2460850A1 (fr) | 1979-05-18 | 1980-05-16 | Couvercle pour recipient de matiere plastique et poudrier |
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