JPS5919105Y2 - 電気筐の鎖錠装置 - Google Patents

電気筐の鎖錠装置

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Publication number
JPS5919105Y2
JPS5919105Y2 JP1476680U JP1476680U JPS5919105Y2 JP S5919105 Y2 JPS5919105 Y2 JP S5919105Y2 JP 1476680 U JP1476680 U JP 1476680U JP 1476680 U JP1476680 U JP 1476680U JP S5919105 Y2 JPS5919105 Y2 JP S5919105Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet metal
lid
locking device
engaging protrusions
side wall
Prior art date
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Expired
Application number
JP1476680U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56116569U (ja
Inventor
正彦 二村
尚樹 真弓
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
東海電線株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社, 東海電線株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
Priority to JP1476680U priority Critical patent/JPS5919105Y2/ja
Publication of JPS56116569U publication Critical patent/JPS56116569U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電気筐の鎖錠装置に関するものである。
電線接続端子、継電器、回路板、ヒユーズなどを組合せ
て収納する電気筐においては、内部点検、接続の変更な
どのため、たびたび筐を開く必要が生じてくる。
筐を開閉するために必要とされることは、極めて簡単な
操作によって開放、閉鎖できること、たびたびの開閉に
よって筐を構成する本体と蓋との間に弛みが生じないこ
と、特に振動などによって蓋が弛まず、はずれないこと
である。
一方上記のような諸条件を満足するとしても、構成が複
雑となり、組立手数のかかるものは歓迎されない。
従来、電気筐は合成樹脂で形成されるとともに鎖錠装置
も筐と一体に形成されている。
しかしこのような鎖錠装置は可撓性を具える必要がある
が、樹脂製であれば寒冷に対してはもろいという面もあ
り、むしろ一部可撓部分には板金等を使用して前記の欠
陥を補うようにすることが好ましい。
本考案は前記の条件を満足し、且つ製作も簡単な電気筐
の板金を使用した鎖錠装置を提供するものである。
第1図は本考案の1実施例を示すものであり、A図は電
気筐の蓋をB図は電気筐の本体をそれぞれ示し、第2図
は矢印C,Dにおける第1図図示の電気筐の断面を示し
ている。
電気筐は合成樹脂をモールドして形成されるが、材料と
しては66ナイロンなどが好適である。
蓋1は筐本体2と協同して端子、ヒユーズなどを収納す
る画状部分3とこの画状部分3の開放周縁から外方に突
出した張り出し部分4とこの張り出し部分の周縁より画
状部分とは反対方向に折れ曲って形成される側壁5とよ
りなる。
側壁5の1側に適当間隔をあけて2個の係合突子6が設
けられ、この係合突子6の設けられている位置の反対側
となる側壁5の内側に同じく係合突子7が設けられる。
係合突子6は後述のように筐を閉じた際、筐本体2の側
壁10の支持部に支持固定された舌片19付き板金12
の双方の屑20に係合されるが、係合に際して弾性を有
する板金12の屈曲面を円滑に摺動して係合されるよう
に板金12に当る係合突子6の下側面は傾斜面8とされ
ている。
また係合突子6の上面9は係合時、十分板金12の双方
の眉20の下側との鎮定を確実にするような形状とされ
る。
また係合突子7も筐を閉じた際、種本体2の側壁の外側
に張り出した突縁11と係合されるが、これに対応して
形成されるものとする。
B図に示す種本体2の側壁10の上部全周囲に前述の突
縁11が形成されるが、この突縁11より下方で、側壁
10の外側に種本体2と一体に、板金12を定着する支
持部13が設けられている。
支持部13は側壁10に直角に張り出した2枚の横壁1
4と前記横壁14の端部より直角に相互に内側に張り出
し、間隔lをもって終る2枚の前壁15と前記前壁15
の内側で横壁14より延びるいて後壁16および間隔が
lで、前あき部をもち、前壁14にそれぞれつながる底
板から形成され、後壁16が前壁15と対向する面の上
部には板金12係止用の突起18が設けられ、上端は開
溝21となっている。
板金12はその下方において切り欠けにより舌片19が
突出して形成され、その上方端は左右に肩部20が設け
られる。
板金12の断面形状は第2図に示すような屈曲を有する
ものである。
今設計に基づいて、蓋、種本体が合うように形成され、
支持部13の上端の開溝21から板金12を挿入すれば
前記板金12の舌片19は突起18を圧しつつ通り抜け
、通り抜けたところで舌片19はひろがり、舌片19は
突起18、周囲の壁によってできる空間によって挿入し
た方向には抜けぬように保持され、戻り防止具が形成さ
れる。
蓋1の内側に設けた係合突子7を種本体2の側壁10の
突縁11に係合させながら、蓋1を閉めれば、側壁5の
外側に設けられた係合突子6はその傾斜面8で板金12
の屈曲面を圧しながら摺動し、所定位置に来たとき、板
金12の2つの肩20の下側部22と係合し、種本体は
鎖錠される。
予め板金12が側壁5を押圧するような状態で保合、定
着され、板金の横巾を2個の係合突子6のつくる間に丁
度はまるように設計すれば、左右に対しても強固な保合
が得られる。
筐体を開放するには板金12の先端部を前方に引けば鎖
錠は解除され、このまま蓋をあげればよい。
なお図面では鎖錠された状態で、蓋1と種本体2との間
に隙間があるように示されているが、必要があれば予め
バッキング等を縁部に内張すし、あるいは貼着して密封
構造とすることもできる。
第3図には第1図の実施例とは逆に蓋1に板金支持部が
設けられた実施例が示されている。
その説明については前記説明から理解されるところであ
るので省略する。
以上説明したように本考案によれば、電気筐の鎖錠を確
実容易に行うことができ、その開放も容易に行うことが
でき、極めて実用的な考案ということができる。
【図面の簡単な説明】
第1図A、Bは本考案の1実施例を示し、第2図は第1
図の実施例の電気筐を閉じた状態におけるCD線による
断面図であり、第3図A、Bは別の実施例を示す。 1・・・・・・蓋、2・・・・・・種本体、3・・・・
・・画状部分、4・・・・・・張り出し部分、5・・・
・・・側壁、6,7・・・・・・係合突子、8・・・・
・・係合突子6の傾斜面、9・・・・・・係合突子6の
上面、10・・・・・・種本体2の側壁、11・・・・
・・種本体2の突縁、12・・・・・・板金、13・・
・・・・板金支持部、14・・・・・・板金支持部13
の横壁、15・・・・・・同前壁、16・・・・・・同
後壁、17・・・同底板、18・・・・・・後壁16上
の係子用突起、19・・・・・・板金上の舌片、20・
・・・・・板金の肩、21・・・・・・係子用突起部の
開溝、22・・・・・・板金の眉の下側部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蓋と本体とよりなる電気筐のいずれか一方の外側に2個
    の係合突子を合成樹脂で一体に設けるとともに、他方外
    側には前記係合突子に対応する位置に板金支持部を合成
    樹脂で一体に設け、前記板金支持部の溝に端縁を湾曲さ
    せた板金を挿入したとき、戻り防止の突起によって板金
    が前記溝に係止せしめられ、蓋と本体とを閉じたとき、
    板金はその先端部両側に形成された肩部により前記2個
    の係合突子に係合せしめられるように構成された電気筐
    の鎖錠装置。
JP1476680U 1980-02-07 1980-02-07 電気筐の鎖錠装置 Expired JPS5919105Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1476680U JPS5919105Y2 (ja) 1980-02-07 1980-02-07 電気筐の鎖錠装置

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JP1476680U JPS5919105Y2 (ja) 1980-02-07 1980-02-07 電気筐の鎖錠装置

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Publication Number Publication Date
JPS56116569U JPS56116569U (ja) 1981-09-07
JPS5919105Y2 true JPS5919105Y2 (ja) 1984-06-01

Family

ID=29611248

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JP1476680U Expired JPS5919105Y2 (ja) 1980-02-07 1980-02-07 電気筐の鎖錠装置

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JPS56116569U (ja) 1981-09-07

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