JPH0426612Y2 - - Google Patents

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JPH0426612Y2
JPH0426612Y2 JP1984092855U JP9285584U JPH0426612Y2 JP H0426612 Y2 JPH0426612 Y2 JP H0426612Y2 JP 1984092855 U JP1984092855 U JP 1984092855U JP 9285584 U JP9285584 U JP 9285584U JP H0426612 Y2 JPH0426612 Y2 JP H0426612Y2
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JP1984092855U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、木製の箱又は柱に取付けられる扉の
開閉装置又は蝶番の取付部に関する。
従来、扉を閉じるためにそれを押すと扉に閉じ
た状態を維持させ、再度扉を押すと扉を開放する
開閉装置は、例えば実公昭54−28240号公報や同
56−16378号公報に記載されたものがあり、蝶番
としては実公昭43−13126号公報や同55−43789号
公報に記載されたものがある。そして、これら
は、その本体が金属板又は合成樹脂で形成されて
いるが、いずれもその取付部に設けられる取付孔
は、その全長において同径に形成したり、又は実
公昭43−13126号公報に開示された蝶番のように
木ねじ等の挿入側をやや大径にして、その周囲に
凹部を形成したものである。しかし、第7図に示
すように箱B又は柱に接する取付部A側では取付
孔の周囲はフラツトな面になつており、しかもそ
の周囲全周が箱B又は柱の表面に接するようにな
つている。従つて、開閉装置又は蝶番を木製の箱
又は柱に木ねじで取付けると、木ねじで形成され
た孔の縁部の周囲に、木ねじで切起こされた木く
ずが盛上がつた状態になり、それが箱B又は柱の
表面と取付部Aの間に介在するようになるから、
第7図に示すように箱B又は柱は表面と取付部A
の間に透間が生じる。そして、前記したような扉
の開閉装置はオーデイオラツク等の箱の後部に取
付けられることが多いから、前記の透間が生じる
と体裁が悪くなる問題が生じ、木ねじを強く捻込
むことで透間を小さくしているのが現状で、取付
部Aが合成樹脂製の場合、無理に木ねじを捻込む
と取付部Aを破損するおそれがある。
本考案は、木製の箱又は柱に木ねじで扉の開閉
装置又は蝶番を取付けるときに、それらを箱又は
柱の表面に無理なく密接させうるようにすること
を目的とする。
本考案は、第1図、第2図に示すように、木製
の箱14又は柱に取付けられる扉の開閉装置又は
蝶番の本体1の板状の取付部2に、このら本体1
を箱14又は柱に取付けるための木ねじを挿通さ
せる取付孔3が設けられるとともに、その取付3
の箱14又は柱と接する側の口縁部周囲に木ねじ
を箱14又は柱に捻込むことで切起こされる切く
ずを受入れるためのこの取付孔3の孔径より内径
が大きく、底面が角底状又は斜面状になつた環状
の凹み部4がこの取付孔3に連通させて設けら
れ、しかもその環状の凹み部4の周囲全周がこれ
ら箱14又は柱の表面に接するフラツトな面に形
成された扉の開閉装置又は蝶番の取付部を特徴と
する。
而して、この取付部2を木製の箱14又は柱に
取付けるときには、公知のそれと同じように取付
部2を箱14又は柱に重ね、取付孔3に挿入した
木ねじは箱14又は図示しない柱に捻込むもの
で、木ねじを捻込んだ取付孔3の周囲に突出状に
生じる切くずを凹み部4内に受入れるものであ
る。従つて、木ねじを捻込んだ取付孔3の周囲に
突出した切くずで取付部2が持上げられることが
なく、取付部2を箱14又は柱の表面に密接させ
ることができる。
更に、本考案の詳細を第3図〜第5図に示す押
すとロツクされ、再度押すとロツクが解除される
プツシユラツチ機構を備えた扉の開閉装置につい
て説明する。図中1として示すこれの本体である
合成樹脂製の箱状のケーシングの外側には板状の
取付部2を有し、取付部2にはそれを貫通した取
付孔3が設けられている。そして、箱状のケーシ
ング1が取付けられる箱と相対する取付部2の面
には、取付孔3の口縁部の周囲に底面が角底状に
なつた環状の凹み部4がこの取付孔3に連通させ
て形成されている。又、この環状の凹み部4周囲
全周は取付けられる箱の表面に接するフラツトな
面に形成されている。5はケーシング1内に、そ
の口部から端部を突出させて、その内外にスライ
ド可能に挿入された合成樹脂等の非磁性材で形成
されたスライダ、6はスライダ5の先端に取付け
られたフエライト等のマグネツトで、その両側に
重ねて鉄板等の磁性材製のヨーク7が取付けら
れ、ヨーク7の先端はスライダ5よりもやや突出
させてある。8はスライダ5と重ねる状態にして
ケーシング1に固着されたベースプレートで、そ
のスライダ5と相対する面に、スライダ5のスラ
イド方向と同方向に長いエンドレスの案内溝9を
有し、且つケーシング1の口部縁の案内溝9の端
部に、V字状に折曲された支承部10Aが、又そ
れと反対の端部にM字形にケーシング1の口部側
に折曲された支承部10Bがそれぞれ形成されて
いる。11は掛止ピンで、その両端に反対方向に
折曲された係止部12A,12Bを有し、係止部
12Aが案内溝9に、又は係止部12Bがスライ
ダ5に設けた孔内に挿入されている。13はスラ
イダ5をケーシング1の外方に付勢するためにケ
ーシング1内に設けられたばねである。
而して、この開閉装置は、取付部2を介してケ
ーシング1を、例えばヨーク7側を外方に向けて
箱14の天壁の口部内側に取付ける。又、扉15
の内面においてヨーク7と相対する位置に鉄板等
の被吸着板16を取付けるものである。この箱1
4に対する取付部2の取付けは、取付孔3に挿通
した木ねじを箱14に捻込むが、木ねじ箱14に
捻込むことで木ねじの周囲に突出した切くずは取
付孔3の周囲の凹み部4内に入るから、取付部2
を箱14の内面に密接して取付けることができ
る。
そして、扉15を閉じるときは、それを閉じ且
つやや強く押すと、被吸着板16がヨーク7を介
してマグネツト6に吸着された状態でスライダ5
をケーシング1内に押入する。すると、案内溝9
の支承部10Aに位置していた係止部12Aが移
動して支承部10Bに係止され、スライダ5がケ
ーシング1内にロツクされて扉15に閉じた状態
を維持させる。
又、扉15を開くときもそれを押すと、係止部
12Aが矢印のように支承部10Bから10Aに
移動して、スライダ5がケーシング1外に突出
し、扉15を開くことができる。尚、案内溝9の
底部は、係止部12Aが方向を変える位置の前段
が高く、しかも後段側が低くなつているから、係
止部12Aは案内溝9内を移動の方向に移動す
る。図示した実施例にかかわらず、プツシユラツ
チ機構については、公知の任意の機構が使用でき
る。
次に、第6図には蓋を開閉する蝶番を示してい
るが、これは箱14に取付けられる取付部21と
蓋15に取付けられる支持部22が互いにピン2
3で軸着されるとともに、両者がキツクばね24
で付勢されたものである。そして、これは取付部
21が金属板で形成されているから、取付孔3の
口縁部を取付部21の箱14と相対する面と反対
側に膨出させることで、取付孔3の周囲に凹み部
4が形成されるとともに、凹み部4の周囲全周に
はフラツトな面が残されている。従つて、取付部
21を、取付孔3に挿入した木ねじで箱14に取
付けた場合、木ねじの周囲に突出する切くずは凹
み部4内に入り、取付部21を箱14にその表面
に密接させて取付けることができる。
以上のように本考案では、木製の箱又は柱に取
付けられる扉の開閉装置又は蝶番の本体1の板状
の取付部2,21に設けられた取付孔3の箱又は
柱と接する面の周囲に底面が角底状又は斜面状に
なつた環状の凹み部4をそれに連通させて形成し
たから、取付孔3に挿通した木ねじを木製の箱又
は柱に捻込んだ場合、木ねじを捻込んだ孔の縁部
の周囲にこの孔縁から突出状に生じる切くずを取
付孔3の周囲にそれに連通させて設けた環状の凹
み部4内に受入れることができる。従つて、取付
部2,21と箱又は柱の間に透間を生じさせるこ
となく、扉の開閉装置又は蝶番を体裁よく取付け
ることができる。そして、取付部2,21を木ね
じで必要以上に締付けることが不要になるから、
無理なく取付部2,21を箱又は柱に取付けるこ
とができ、不必要に強く木ねじを捻込むことで、
合成樹脂製の取付部2,21を破損するおそれも
なくなる。又、環状の凹み部4の周囲外周はフラ
ツトな面に形成したから、仮りに木ねじを必要以
上に締付けて取付部2,21が変形しても、凹み
部4が閉鎖されるおそれがなく、確実な切くずの
受入れが常にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の概略を示す一部を断
面した正面図、第3図は第一実施例を示す一部を
断面した正面図、第4図は縦断側面図、第5図は
案内溝の平面図、第6図は第二実施例を示す縦断
側面図、第7図は従来の取付部を示す断面説明図
である。 1……本体、2,21……取付部、3……取付
孔、4……凹み部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 木製の箱又は柱に取付けられる扉の開閉装置又
    は蝶番の本体1の板状の取付部2,21に、これ
    ら本体1を箱又は柱に取付けるための木ねじを挿
    通させる取付孔3が設けられるとともに、その取
    付孔3の箱又は柱と接する側の口縁部周囲に木ね
    じを箱又は柱に捻込むことで切起こされる切くず
    を受入れるためのこの取付孔3の孔径より内径が
    大きく、底面が角底状又は斜面状になつた環状の
    凹み部4がこの取付孔3に連通させて設けられ、
    しかもその環状の凹み部4の周囲全周がこれら箱
    又は柱の表面に接するフラツトな面に形成された
    扉の開閉装置又は蝶番の取付部。
JP9285584U 1984-06-20 1984-06-20 扉の開閉装置又は蝶番の取付部 Granted JPS618267U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9285584U JPS618267U (ja) 1984-06-20 1984-06-20 扉の開閉装置又は蝶番の取付部

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9285584U JPS618267U (ja) 1984-06-20 1984-06-20 扉の開閉装置又は蝶番の取付部

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Publication Number Publication Date
JPS618267U JPS618267U (ja) 1986-01-18
JPH0426612Y2 true JPH0426612Y2 (ja) 1992-06-25

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ID=30650024

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9285584U Granted JPS618267U (ja) 1984-06-20 1984-06-20 扉の開閉装置又は蝶番の取付部

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Families Citing this family (3)

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JPS6345436U (ja) * 1986-09-12 1988-03-26
JPS6364944U (ja) * 1986-10-20 1988-04-28
JP2784576B2 (ja) * 1988-08-08 1998-08-06 カヤバ工業株式会社 ガススプリング装置

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JPS5428240U (ja) * 1977-07-28 1979-02-23

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JPS5912369Y2 (ja) * 1981-01-30 1984-04-14 村越 政雄 ヒンジ

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Publication number Publication date
JPS618267U (ja) 1986-01-18

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