JPH02935Y2 - - Google Patents

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JPH02935Y2
JPH02935Y2 JP8709784U JP8709784U JPH02935Y2 JP H02935 Y2 JPH02935 Y2 JP H02935Y2 JP 8709784 U JP8709784 U JP 8709784U JP 8709784 U JP8709784 U JP 8709784U JP H02935 Y2 JPH02935 Y2 JP H02935Y2
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JP
Japan
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slider
case
locking portion
coil spring
support
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JP8709784U
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JPS611883U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、オーデイオラツクその他の箱などの
扉の固定装置、または電気回路のプツシユスイツ
チその他に使用される、スライダを押すとロツク
され、再度押すと前記ロツクが解除されてスライ
ダが突出するプツシユラツチ装置に関する。
ケース内に設けられたスライダをケース内に押
し入れると、それがケース内にロツクされ、再度
押すと、前記ロツクが解除されてスライダがケー
スからやや突出するプツシユラツチ装置は、各種
の構造のものが、すでに箱の扉の固定と解放を行
なう扉の固定装置または電気回路のスイツチなど
に使用されている。
このようなプツシユラツチ装置において、ピン
の一端をケース側に、他端をスライダ側にそれぞ
れ係止したものがあり、たとえば、扉などの係止
具が実公昭53−38000号公報に開示されている。
これは、ピンの一端がケースに係止され、他端が
スライダに設けられたエンドレスの案内溝内に挿
入されているが、これを組立てるときは、筒状の
有底のケース内に棒状のスライダを挿入し、ケー
スの底部に設けられた孔からピンを挿入して、そ
れを前記案内溝に係止し、かつ他端をケースの孔
に挿入する。したがつて、組立てに対してかなり
の手間を要する難点がある。また、第1図に示し
た、箱状のケース内にピンの全体を内蔵させた構
造のものでは、ケース内にスライダとピンとをセ
ツトしたのちに、ベースプレートをケース内に取
付け、かつそのときに、ピンの端部をベースプレ
ートに設けた凹部に挿入することを要し、底板の
取付け時におけるピンの固定などにかなりの手間
を要している。
本考案は、スライダと係合ピンとを挿入口から
ケース内に挿入して、それらの組立を可能にする
こと、及び、係合ピンの係止部をケース側に設け
られた案内溝内に確実に挿入可能にすることを目
的とする。
本考案のプツシユラツチ装置は第1〜5図に示
した構成からなり、ケース1は筒状で、その一端
に挿入口2から一端を出させて、ケース内にその
内外方向にスライド可能にスライダ3が挿入され
ている。スライダ3の挿入孔2と反対の端部には
棒状の支持体6が突出され、支持体6は、それを
径方向に貫通した支持孔13を有し、係合ピン1
1の一端に折曲形成された係止部12Bが、その
先端を突出させて支持孔13に挿通され、係合ピ
ン11の他端に係止部12Bと反対方向に折曲さ
れた係止部12Aが、ケース1のベースプレート
7に設けられたエンドレスの案内溝8内に挿入さ
れている。そして、スライダ3をケース1の外方
に付勢するコイルばね14に支持体6が挿入さ
れ、かつコイルばね14は係合ピン11の係止部
12Bを挿入口2方向に付勢しており、かつ支持
孔13は、その係止部12Bの先端が、スライダ
3のスライド方向と同方向に長い長孔になつてお
り、係合ピン11の係止部12A側と重なる位置
において孔または凹部からなる空所15を有する
ことを特徴とする。案内溝8はケース1に直接に
設けることも可能である。
支持孔13の一端側のみを長孔にする場合は、
第4図のように、支持体6の先端方向のみに長く
することもできる。また、第5図のように、支持
孔13の全長を長孔にすることもできる。
ケース1に対するスライダ3と係合ピン11の
取付けは、係合ピン11の係止部12Aを支持孔
13に挿通し、かつ支持体6をコイルばね14の
一端に挿入して、コイルばね14をスライダ3に
取付け状態にする。そして、係止部12Aをベー
スプレート7側として、スライダ3をコイルばね
14側から挿入口2に挿入する。このとき、係止
部12Aがケース1の側壁に当るようになるが、
支持孔13が少なくとも、その係止部12Bの先
端側が長孔になつており、スライダ3が係合ピン
11の係止部12A側がはいる空所15を有して
いるから、係止部12Aをその軸線方向に押すこ
とで、係合ピン11は第1図で鎖線で示すように
空所15内にはいり、係止部12Aをベースプレ
ート7上に載せることができ、スライダ3と共に
係合ピン11を挿入口2からケース1内に挿入で
きる。そして、コイルばね14が係止部12Bの
先端側を加圧しているから、ベースプレート7上
に載つている係止部12Aが案内溝8と重なる
と、係止部12Aが案内溝8内にはいり、組立て
が完了する。
この装置を第6〜8図に実施施例として示した
扉の開閉装置について説明すると、1は箱状のケ
ースで、その一側壁にスライダの挿入口2が設け
られている。3は挿入口2から一端を出してケー
ス1内にその内外方向にスライド可能に挿入され
たスライダで、これは合成樹脂などの非磁性体で
枠状に形成されている。4は挿入口2側の端部に
おいてスライダ3の両側面に取付けられた鉄板な
どの磁性体製のヨークで、これらの間にフエライ
トなどのマグネツト5が配置されている。6は挿
入口2と反対側のスライダ3の側面外方に突設し
た棒状の支持体、7はスライダ3と重ねる状態に
してケース1に取付けられたベースプレートで、
そのスライダ3と相対する面に、スライダ3のス
ライド方向と同方向に長いエンドレスの案内溝8
が設けられ、かつその挿入口2側の端部に、V字
形に折曲された支承部9を有し、それと反対の端
部に、M字状に挿入口2側に折曲された支承部1
0が形成されている。
11は係合ピンで、その両端にそれぞれ反対方
向に折曲された係止部12A,12Bを有し、係
止部12Aが案内溝8に挿入され、他方の係止部
12Bが、支持体6を貫通した支持孔13に挿入
され、かつ係止部12Bはその先端が支持孔13
から突出する長さになつている。そして、支持孔
13の、係止部12Bの先端側がスライダ3のス
ライド方向と同方向に長い孔になつて、係止部1
2Bの基部を支点としてその先端側が支持体6の
先端側に移動するように係合ピン11の全体が回
動可能になつている。14はスライダ3をケース
1の外方に付勢するために、スライダ3とケース
1の側壁間に配置されたコイルばねで、その一端
に支持体6が挿入され、かつコイルばね14が係
止部12Bの先端に接し、それを挿入口2側に付
勢している。そして、コイルばね14の一部を係
止部12Bの基部の折曲部上に重ねている。コイ
ルばね14を係止部12Bの基部に重ねるのは、
スライダ3をケース1内にセツトするときに、係
合ピン11が支持体6から不要に分離することを
防ぎ、かつ係合ピン11の回動を円滑化するため
であるから、第7図のように、コイルばね14で
係止部12Bの先端を付勢するのみでもよい。
15は係合ピン11の係止部12A側と重なる
位置においてスライダ3に設けられた空所で、こ
の例ではスライダ3を枠状にすることで空所が形
成されているが凹部にすることも可能である。係
合ピン11の係止部12は、第7図のように、ほ
ぼ直角に折曲することもできる。
ケース1に対するスライダ3の取付けは、支持
孔13に係止部12Bを挿入し、かつそれをコイ
ルばね14で支持体6の外側に配したコイルばね
14で押した状態にする。したがつて、係合ピン
11は支持体6に取付けられた状態になる。この
状態で、係止部12Aをベースプレート7側とし
て挿入口2からケース1内にスライダ3を挿入す
る。このとき、係合ピン11は空所15内に回動
させてベースプレート7上に載せる。係止部12
Aが案内溝8に達すると、係止部12Aがコイル
ばね14の力で案内溝8内にはいる。
第6図はスライダ3がケース内にロツクされた
状態で、係止部12Aが第8図の案内溝8の支承
部10で支承されている。スライダ3をケース1
内に押入し、係止部12Aが案内溝8のC点に達
すると、スライダ3が停止するから、それを解放
する。すると、コイルばね14の力でスライダ3
がケース1の外方にスライドし、係止部12Aが
支承部9で支承されて停止する。次にスライダ3
をケース1内に押入し、係止部12Aが案内溝8
のD点まで移動すると、スライダ3が停止するか
ら、それを解放する。すると、係止部12Aが支
承部10に支承されてスライダ3はケース1内に
ロツクされる。なお、案内溝8の底部は、係止部
12Aの移動方向が変わる前段が浅く、後段が深
くなつているから、係止部12Aは矢印の方向に
のみ移動する。
したがつて、ケースを箱体16の側壁口部側に
固着し、扉17に鉄板などの被吸着板18を固着
しておけば、扉を押すのみで、それを閉じまたは
開くことができる。すなわち、扉を閉じると、ヨ
ーク4を介してマグネツト5が被吸着板18を吸
着する。この状態でスライダ3をケース1内にロ
ツクすると、扉は閉じた状態を維持する。再度扉
を押すと、スライダ3がケース1外に突出し、扉
を箱体からやや離すから、以後は手で扉を開く。
第9図はスイツチの側で、この場合は、支持体
6を長くして、ケース1外に突出させる。したが
つて、スライダ3がケース1内にロツクされる
と、支持体6がケース1から大きく突出して、ス
イツチターミナル19を押し、スライダ3をケー
ス1外に突出させると、支持体6がスイツチター
ミナル19を解放する。なお、ケース1に対する
スライダ3の取付けは、扉の固定装置の場合と同
じである。
考案の効果 上記のように本考案は、スライダ3と共に係合
ピン11を挿入口2からケース1内に入れること
で、スライダ3と係合ピン11をケース1に取付
けることができる。したがつて、ケース1は挿入
口2を有する筒状にしておくことができ、ケース
1の一部をベースプレートで閉鎖するときも、あ
らかじめそれをケース1に固着しておくことが可
能で組立てを簡単になしうる。そして、組立て時
には、スライダ3の移動方向に対して、係止部1
2Aが係合ピン11の後端になるから、係合ピン
11はスライダ3の移動方向とほぼ平行になつ
て、係止部12Aがベースプレート7の内面を移
動するから、係止部12Aを確実に案内溝8に合
致させることができ、かつスライダ3の空所15
内に移動させたときの係合ピン11は、その係止
部12Bの先端側がコイルばね14で加圧されて
いるから、係止部12Aを案内溝8内に確実に挿
入することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の断正面図、第2図は平面図、
第3図はスライダの平面図、第4図と第5図は支
持孔の異なつた例の断面図、第6図は第1実施例
の断正面図、第7図は係合ピン部の他の例の断正
面図、第8図は案内溝の拡大平面図、第9図は第
2実施例の断正面図である。 1:ケース、2:挿入口、3:スライダ、6:
支持体、7:ベースプレート、8:案内溝、9,
10:支承部、11:係合ピン、12:係止部、
13:支持孔、14:コイルばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース内に、その挿入口から一端を出したスラ
    イダを有し、かつ両端が異なる方向に折曲された
    係合ピンの、一方の係止部がスライダに取付けら
    れ、他方の係止部がケース側に設けされたエンド
    レスの案内溝に挿入され、スライダがケース外に
    コイルばねで付勢されたプツシユラツチ装置にお
    いて、スライダの挿入口と反対の端部に突出した
    棒状の支持体に、それを貫通して設けた支持孔
    に、係合ピンの一方の係止部が先端を突出させて
    挿入され、前記コイルばねに支持体が挿入され
    る、とともに、支持孔に挿入された前記係止部の
    先端側がコイルばねで加圧され、支持孔の全長、
    または、それに挿入された係止部の先端側が、ス
    ライダのスライド方向と同方向に長い孔になつて
    おり、係合ピンの案内溝に挿入された端部側と重
    なる位置において、スライダに空所が設けられた
    プツシユラツチ装置。
JP8709784U 1984-06-11 1984-06-11 プツシユラツチ装置 Granted JPS611883U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8709784U JPS611883U (ja) 1984-06-11 1984-06-11 プツシユラツチ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8709784U JPS611883U (ja) 1984-06-11 1984-06-11 プツシユラツチ装置

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Publication Number Publication Date
JPS611883U JPS611883U (ja) 1986-01-08
JPH02935Y2 true JPH02935Y2 (ja) 1990-01-10

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ID=30639002

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JP8709784U Granted JPS611883U (ja) 1984-06-11 1984-06-11 プツシユラツチ装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0341027Y2 (ja) * 1985-06-07 1991-08-28

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JPS611883U (ja) 1986-01-08

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