JPS5818531Y2 - 扉の開閉装置 - Google Patents

扉の開閉装置

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JPS5818531Y2
JPS5818531Y2 JP9874078U JP9874078U JPS5818531Y2 JP S5818531 Y2 JPS5818531 Y2 JP S5818531Y2 JP 9874078 U JP9874078 U JP 9874078U JP 9874078 U JP9874078 U JP 9874078U JP S5818531 Y2 JPS5818531 Y2 JP S5818531Y2
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JP
Japan
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movable body
magnet
door
suction
adsorbent
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JP9874078U
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JPS5516339U (ja
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保 西村
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は扉の開閉装置さらに詳しくはレコードプレーヤ
用キャビネットの扉やふたの開閉装置で、押すとロック
され、再度押すとロックが解除されて突出する可動体に
マグネットを取付け、マグネットの吸着力によって扉の
開閉を行なう開閉装置の改良に関しその目的とするとこ
ろは、扉の開放時すなわちマグネットの吸着力と可動体
の突出力の両者の相反する作用によって扉の離れ時に生
じる反動(衝撃)を解消しそれによって生じた障害、例
えばレコードプレーヤの針飛び等を防止することができ
る扉の開閉装置を提供するにある。
従来のマグネットを利用した扉の開閉装置は、扉の開閉
時とも扉がマグネットに吸着されているため、扉の開放
時には扉を手前に引張る手数が要する他、その引張り時
すなわちマグネットの吸着力に抗して開く時にレコード
プレーヤに大なる振動又は衝撃を与えその結果プレーヤ
に故障が生じたりあるいはプレーヤの針が飛ぶ等の重大
な欠点があった。
このような欠点を解消するものとして第6図のようにロ
ック解除時すなわち扉の解放時には、同図イのロック状
態から可動体8′をさらに押すと可動体8′が解放され
てそれをスプリング22′がその反発力で同図口の状態
にケース2外へ押出すものが既に本件考案者にて考案さ
れ実願昭53年第62993号として提出されている。
しかしこの場合には前記開閉時とも吸着されている場合
よりは、その開放手数が省けられているが、マグネット
4′自体には吸着力があるため、扉の開放時すなわちロ
ックされた同図イの状態で扉が吸着されている状態から
可動体8′が外側にスライドしてその先端が扉を前記吸
着力に抗して突出する時に反動(衝撃)が生じる。
その結果前記と同様にプレイヤーに振動を与えプレイヤ
ーに故障を生じせしめたり、さらには針が飛び出る重大
な欠点が解消されなかった。
本考案は、このような従来の欠点を完全に解消し扉の開
放時における反動(衝撃)をなくすことにあり、その手
段として扉開放時におけるマグネットの吸着力を消去し
扉の開放を格別スムーズに行なうことができるにある。
すなわちその特徴は吸着体内のマグネットとそのN−8
極を逆にしたマグネットを可動体の後方に取付け、ロッ
ク時には吸着体側のマグネットと離れ、ロック解除時に
は可動体のスライドに伴なって該マグネットが吸着体と
接触したガイド内に少なくともその一部が進入して吸着
体内のマグネットに接近したとき該吸着体の吸着力を消
去することにある。
以下その具体的構成について図面に示した一実施例に従
って説明する。
1はロック装置、2は連続した2面を開口した合成樹脂
製のロック装置1のケース本体、3は吸着体で、フェラ
イトからなるマグネット4と該マグネット4の上下をヨ
ーク5にて挟持してなり、ケース本体2内にその一方の
開口部がら一部を突出させ且つケース本体2内外方向に
スライド可能に取付けてなる。
6は吸着体3に穿設した孔で、これにケース本体2内に
突設したピン7を挿入し且つ該ピン7の径よりも孔6の
径を大として吸着体3をスライド自在にしてなる。
8は吸着体3に重ねて吸着体3のスライド方向と同方向
にスライド可能にケース本体2内に設けた非磁性材料か
らなる板状の可動体で、該可動体8はケース本体2内に
押入したときはその先端が吸着体3の先端よりケース本
体2側に位置し、ケース本体2外に突出したときには吸
着体3の先端よりも突出しうる長さにしてなる。
9は可動体8の吸着体3と反対の面に可動体8のスライ
ド方向に対し直角方向に形成した凹溝、10は可動体8
に重ね合せ状にしてケース本体2の他の開口部にそれを
閉鎖して固着したふた板、11は可動体8と相対するふ
た板10の面に形成した環状の案内溝で、その外周壁1
2における、可動体8のスライド方向の両案内部A、B
は可動体8のスライド方向に対し同方向に傾斜させ且つ
その可動体8の案内部Bは2つに分割し、それらを連結
した状態にしてその連結部に段部Cを形成している。
また該案内溝の内周壁13の案内部Bと相対する案内部
りは案内部Bと逆の方向に可動体8のスライド方向に対
し傾斜させ且つその可動体8の先端方向側の端部には案
内部B側に突出する突部Eを設けている。
また案内溝11は前記凹溝9の長さ内に納まる大きさに
している。
14は凹溝9と案内溝11内にまたがって挿入した、可
動体8をふた板10に連結するボールで、溝9,11内
を移動可能な径にしてなる。
尚、案内溝11において段部Cと突部E間ではその幅を
ボール14の径に比して大きくし、ボール14が案内溝
11内でやや可動体8のスライド方向に移動可能で、こ
の移動幅と同程度吸着体3をスライド可能にする。
15はケース本体2に突設した取付部、16はふた板1
0に重ね合せ且つ一部をふた板10に引掛けた取付板で
その両側に取付部15′を設けている。
17は扉、18は扉17に固着した金属製の吸着板、1
9はキャビネットを示す。
上記構成は本件考案者によって既に考案されてなるもの
である。
次に本件考案は上記構成において改良すべく、前記吸着
体3を構成するヨーク5後方を上下とも延出してガイド
5′を形成し且つ前記可動体8の後方に立設したピン2
1にスプリング22で外方に付勢されたマグネット23
に穿設した孔24を嵌合せしめてマグネット23を取付
けてなる。
しがもこのマグネット23は第4図のように吸着体3の
マグネット4とN−5極が逆になるよう配置されてなる
本考案は上記構成からなるため、レコードプレーヤのキ
ャビネットなどの側壁口部に、ロック装置1を取付部1
5.15’で第1図のように固着し且つ扉やふたの内面
の吸着体3と相対する部分には吸着板18を固着する。
しかして扉を開いているときは、第5図のように可動体
8が吸着体3よりも突出している。
次に扉を閉じるときには可動体8を押してスプリング2
2の力に抗して可動体8をケース本体2内に十分に押入
すると可動体8のスライドに従い、該可動体8上のマグ
ネット23が吸着体3のマグネット4から離れて吸着板
18が吸着体3に吸着されると同時に可動体8がロック
される。
その時ボール14が案内壁りに沿って移動し突部Eに引
掛って停止する状態になる。
このように可動体8がロックされるとその先端は吸着体
3の先端より内側、すなわちケース本体2側に位置し、
吸着体3が吸着板18を介して扉を固定する。
次にこの状態から扉を開くときには可動体8を押すと可
動体8のロックが解除される。
その時ボール14が凹溝8の側壁で押されて、案内壁り
から案内壁B側に移動し案内壁Bの端部に達し、その後
スプリング22の反発力によってマグネット23の背面
側から押圧されて該マグネット23が可動体8の外側へ
のスライドに従って伴に移動し第5図のように吸着体3
のマグネット4に接近または接触してガイド5′間にそ
の一部が進入すると両マグネツ) 4.23のN−5極
が逆なるため、ヨーク5及びガイド5′を介して吸着体
3の吸着が消去され非吸着状態となる。
従って吸着体3の磁力が消去されると可動体8の突出力
のみで扉を開くことができ、よって従来のような扉開放
時の吸着力と突出力の相反する作用による反動(衝撃)
がなくなる極めてスムーズに扉を開くことができる。
よってステレオプレーヤに振動を発生させることがない
また吸着体の磁力が消去されることによって磁力に抗す
るスプリングの反発力が不要となりよってスプリングの
バネ圧が可動体8を突出させるだけのバネ圧で十分に効
果がある。
次に再度扉を閉じる場合には可動体8をケース本体2内
に十分押入してマグネット23を吸着体3から離すこと
によって可能となる。
すなわち吸着体3からマグネット23が離れることによ
ってその磁力の消去が解除される。
尚該実施例では吸着体3後方のガイド5′を吸着体3の
ヨーク5を延出して設けてなるが、吸着体3のヨーク5
とは別に設けてもよいものである。
さらに該実施例では可動体のロックとロック解除を行な
うロック装置をボールと案内溝及び凹溝によって行なう
ものであるが、これ以外の公知の手段であってもよい。
また本考案はレコードプレーヤの扉の開閉装置を主眼と
するが決してこれに限定されるものではない。
その他本考案の意図する範囲内で設計変更可能である。
以上のように本考案は、吸着体とは別に可動体に吸着体
のマグネットとそのN−8極が逆になるよう配置したマ
グネットを取付けてなるため、扉を開くときには該マグ
ネットが可動体の外放へのスライドによって吸着体側の
マグネットに接近しその時吸着体の吸着力(磁力)が消
去され、よって吸着力が零の状態で可動体が外放に突出
する。
従って従来吸着力と突出力の離れ際に生じた衝撃、振動
がなくなり、キャビネット特にレコードプレーヤのキャ
ビネットにおいてはプレーヤへの振動による故障を防止
でき且つ従来のような針が飛ぶ等の事故を完全に防止で
きた。
さらに吸着力を消去させて可動体をスプリングの反発力
にてスライドさせるため、スプリングのバネ圧は可動体
を突出させるに十分な弾圧力でよく、従来のように吸着
力より大なるバネ圧が不要となった。
その他極めて簡単な構造でその実用的効果は従来にない
格別顕著なものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る扉の開閉装置の正面図。 第2図は同左側面図。 第3図は同底面図。第4図は可動体をロックしたときの
第3図イーイ線拡大断面図。 第5図は可動体のロックを解除したときの第3図ローロ
線拡大断面図。 第6図は従来例を示しイはロック時、口はロック解除時
を示す。 1・・・・・・ロック装置、3・・・・・・吸着体、4
・・・・・・マグネット、5・・・・・・ヨーク、8・
・・・・・可動体、23・・・・・・マグネット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース本体2の一方の開口部内に、ヨーク5,5間にマ
    グネット4を挾持してなる吸着体3をケース本体2に対
    してスライド自在に設け、且つ該吸着体3上に吸着体3
    のスライド方向と同方向にスライド自在の可動体8を載
    置せしめてなり、該可動体8は一度押すとそれがロック
    され、再度押すと前記ロックが解除されて突入する構成
    からなり且つ吸着体3は可動体8のロックとロック解除
    に必要な範囲で可動体8と同方向にスライド自在でしか
    も前記可動体8はロックが解除されて突出したときに吸
    着体3の先端よりも1突出する長さに構成されてなるロ
    ック装置をキャビネットなどの口部に取付ける扉の開閉
    装置において、前記吸着体3内のマグネット4とそのN
    −5極を逆にしたマグネット23を前記可動体8の後方
    に取付け、ロック時には吸着体側のマグネット4と離れ
    、ロック解除時には可動体8のスライドに伴なって該マ
    グネット23が、吸着体3と接触したガイド内に少なく
    ともその一部が進入して吸着体内のマグネット4に接近
    したとき該吸着体の吸着力を消去することを特徴とする
    扉の開閉装置。
JP9874078U 1978-07-17 1978-07-17 扉の開閉装置 Expired JPS5818531Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9874078U JPS5818531Y2 (ja) 1978-07-17 1978-07-17 扉の開閉装置

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JP9874078U JPS5818531Y2 (ja) 1978-07-17 1978-07-17 扉の開閉装置

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Publication Number Publication Date
JPS5516339U JPS5516339U (ja) 1980-02-01
JPS5818531Y2 true JPS5818531Y2 (ja) 1983-04-15

Family

ID=29034791

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9874078U Expired JPS5818531Y2 (ja) 1978-07-17 1978-07-17 扉の開閉装置

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