JPS60184176A - 車輌用扉のロック解除装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （従来技術） 従来のこの種のロック解除装置にあっては、例えば実公
昭５６−２９４８７号公報乃至実開昭５５−１５６１５
５号公報に示されている如く、車輌の扉に、シリンダ錠
と該シリンダ錠と連動するロック機構とを設けると共に
、ボディ側には前記０ツク機構のｐツクレバーが係合す
るストライカを設け、前記シリンダ錠に挿入したキーの
回転操作により、前記ロック機構のロックレバ−を前記
ストライカから離脱する方向ζこ揺動させて前記扉のロ
ックを解除する如く成している。

ところが以上の構造のものでは扉の四ツクを解除するに
際し、前述の如くキーをシリンダ錠に應入する操作と、
挿入したキーを回転させる操作の操作方向が異なる２動
作を行なわねばならず、そのため例えば荷物を抱えなが
らでは前記扉のロック解除が非常に行ない難いという不
具合が見受けられた。

（発明の目的） 本発明はこのような実情に鑑みて開発したもので、目的
とするところはワンモーションで簡単に扉のロックを解
除することが出来るローラフ解除装置を提供せんとする
にある。

（発明の構成） 而して本発明は、四ツク機構を備えた車輌用扉のロック
解除装置であって、非磁性材料力）ら成るシリンダー１
こキーの差込溝をもった非磁性材料から成るタンブラ−
を移動可能１こ支持して、該タンブラ−に保合部を設け
、また、前記シリンダーに前記保合部に係合して前記タ
ンブラ−の移動をロックする磁石を前記保合部に対し進
退可能に設けると共に、前記キーに、該キーを前記差込
溝に差込んだとき前記磁石と符合して該磁石を前記保合
部から退出させる磁石を設ける一方、前記タンブラ−の
移動で閉じるスイッチと、このスイッチの閉路で電気的
に動作して前記四ツク＠構のロックを解除するｐツク解
除手段とを設け、前記キーの前記タンブラ−への差込操
作により、前記ロック部のロックを解除する如く成した
のである。

（実　施　例〕 以上本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は車輌のバックドアに本考案のロック解除装置を
組込んだ概略を示し、図中（１）はボディ（Ｂ）のリヤ
側開口邪を開閉するバックドア、（２〕は該バックドア
（１）を四ツクする四ツク機構であって、該ロック機構
〔２〕はボディ（Ｂ）側に固定のストライカ（２１）と
、このストライカ（２１）に係合するロックレバ−（２
２）を備えたロック本体（２６）とから成り、該ロック
本体（２３）には、後記するスイッチ（１０）の閉動作
に伴なうソレノイドの励磁によりプツシＷ　ｏ　ｙ　）
’　（２４）を介して前記ロックレバ−（２２）のスト
ライカ（２１〕への保合を解除するアクチュエータ（２
５）を組付けている。

又（６）は前記バックドア（１〕に組付けたキ一本体で
あって、該キ一本体（６〕を構成するアルミニウム製の
シリンダー（４ンには、段部（４１）を境にして小径孔
（４２）と大径孔（４６〕とを同軸上に設けている。

そして前記小径孔（４２〕乃至大径孔（４３）には、キ
ー＜　”＞　）の差込溝（６１）と前記段部（４１）ｌ
こ係合するフランジ（６２）とを備えたアルミニウム製
のタンブラ−（６〕を移動可能に内装する一方、前記大
径孔（４６）には前記タンブラ−（６〕とともに移動す
る移動体（７］を内装し、且つ前記シリンダ（４〕にお
ける前記大径孔（４６）の開口端をプレー）（４４）で
閉鎖して該プレー）（４４）と前記移動体（７）との間
に介装したリターンスプリング〔７０〕によす、常時前
記移動体（７〕及びタンブラ−〔６〕を前記小径孔（４
２）の開口端方向（第２図右方向）に附勢させている。

又前記タンブラ−（６〕の外周面には、円満からなる保
合部（６３）（６３）（６５）を形成するとともに、前
記シリンダ（４）の前記保合部（６３）（６５）（６３
）と対応する位置には、一端が前記小径孔〔４２〕内に
開口する通孔（４５）（４５）（４５）を穿設し、これ
ら通孔（４５）（４５）（４５）内に、該通孔（４５）
（４５）（４５）（４５）と前記保合部Ｃ６５）Ｃ６３
）（６３）とにわたって保合して前記タンブラ−（６）
の移動をＯｙりする磁石（８）（８）（８）、及びこれ
ら磁石（８）（８）（８）を前記係合！（６５）（６３
）（６３）方向に附勢百せるコイルスプリング（８０−
）（８０）（８０）を内装している。

又前記キー（５〕には、前記タンブラ−（６）の差込溝
（６１）に差込んだ際において、前記通孔（４５，）（
４５）（４５）内にセットした磁石（８）（８）（８）
と対応する位置、換言すれば前記保合部（６３）（６３
）（６３）と対応する位置に磁石（５０）（５０）（５
０）を埋設するとともに、これら両磁石ｒ（−５０）　
（５０）　（５０）及び（８）（８）（８）のそれぞれ
相対向する対向面側の磁極を同極と成し、前記キー（５
）の差込溝（６１）への挿入に伴ない、相対向した両磁
石（５０）（５０）（５０）及び（８）　（８〕（８）
に生じる反発力により、前記通孔（４５）（４５）（４
５）内の磁石（８）（８）（８）を、コイルスプリング
（８０）（８０）（８０）に抗して前記保合部（６３）
（６３）（６，１５）から退出させる如く成している。

一方、前記移動体（７）に、前記プレート〔４４〕の透
孔（４１）から外方に突出する突出部（７１）を、又前
記プレー）（４４）に組付けてなるカバー（４５）にボ
ス部（４６）をそれぞれ連設する一方、前記アクチュエ
ータ（２５）のソレノイドへの通電を制御するスイッチ
（１０）を、前記突出部（７１）とボス部（４６）とに
組付けているのであって、具体的には前記スイッチ（１
０）の一方の接触端子（１１ａ）を有するコンタクトプ
レート（１１）を前記突出部（７１〕の先端にユ悪スイ
ッチ（１０）の他方の接触端子（１２ａ　）２ｆｉ：有
スるコンタクトプレート（１２）・を前記ボス部（４６
）の先端にそれぞれビス止めし、前記磁石（８）　（８
）　（８，）の前記保合部（６３）（６３）Ｃ６６）力
）らの退出による前記タンブラ（６）及び移動体（７〕
の第２図左方向への移動に伴ない、前記両接触端子（１
１ａ）（１２ａ）が接触して前記スイッチ（１０）を閉
じる如く成している。

而して以上の構成からなるロック解除装置により、前記
バックドア（１〕のロックを解除するには、前記キー（
５）をタンブラ−（６）の差込溝（６１）に差込んだ上
で、該キー（５）をその差込方向をこ押込むだけでよい
のであって、前記キー（５）の差込溝（６１］への差込
みに伴ない、シリンダー〔４〕ｉ則の磁石（８）（８）
（８）が前記保合部（６３）（６３）（６３）から退出
して、前記タンブラ−（６）がシリンダー（４）に対し
揺動自由となり、従って前記キー（５）の差込方向への
押込みにより、前記タンブラ−（６〕、更には移動体（
７）が前記リターンスプリング（７０］に抗しながら第
２図左方向に移動して、第６図に示した如く前記スイッ
チ（１０）が閉じるのである。

そして前記スイッチ（１０）の閉動作に伴なう前記アク
チュエータ（２５）のソレノイドの励磁ニよす、前記ロ
ック本体〔２６〕の四ツクレバー（２２）が、ブツシュ
ロッド（２４）を介して揺動して、前記ストライカ（２
１〕との保合が解除され、これにより、前記バックドア
（１）を開けることが可能になるのである。

（発明の効果ン 以上の如く不発明によれば、タンブラ−の差込溝に差込
んだキーを、その差込方向に押込むだけのワンモーショ
ンで、扉のりツク機構のロックを直ちに解除することが
出来るので１例えば手荷物により手の自由が利かない場
合でも扉のロック解除が極めて簡単かつ迅速に行なえる
に至ったのである。

を組込んだ状態を示す概略説明図、第２図は要部の拡大
断面図、第６図はロック解除装置の作動状態を示す要部
の拡大断面図である。

〔１〕・・・バックドア（扉） （１０）・・・スイッチ （２］・・・ロック機構 （２５）・・・アクチュエータ（０ツク％　除手段）（
４）・・・シリンダー （５）・・・キー （５０）・・・磁石 （６）・・・タンブラ− （６１）＝・ｉ差込溝 （６６）・・・保合邪 第４図 第３図 １θ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　ロック機構を備えた車輌用扉のりツク解除装置
   であって、非磁性材料から成るシリンダー（４ンにキー
   （５）の差込溝（６１）をもった非磁性材料から成るタ
   ンブラ−（６）を移動可能に支持して、該タンブラ−（
   ６）に保合部（６６〕を設け、また、前記シリンダー（
   ４）に前記保合部（６６）に係合して前記タンブラ−（
   ６］の移動をロックする磁石（８）を前記保合部（６６
   〕に対し進退可能に設けると共に、前記キー（５）に、
   該キー〔５〕を前記差込溝（６１）に差込んだとき前記
   磁石（８〕と符合して該磁石（８）を前記保合部（６６
   ）から退出させる磁石（５０）を設ける一方、前記タン
   ブラー（６〕の移動で閉じるスイッチ（１０］と、この
   スイッチ〔１０〕の閉路で電気的に動作して前記りツク
   機構のりツクを解除するりツク解除手段（２５）とを設
   けたことを特徴とする車輌用扉の四ツク解除装置。