JPH0545725Y2 - - Google Patents

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JPH0545725Y2
JPH0545725Y2 JP7241787U JP7241787U JPH0545725Y2 JP H0545725 Y2 JPH0545725 Y2 JP H0545725Y2 JP 7241787 U JP7241787 U JP 7241787U JP 7241787 U JP7241787 U JP 7241787U JP H0545725 Y2 JPH0545725 Y2 JP H0545725Y2
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JP
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piece
slider
cylinder lock
operating
lid
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JP7241787U
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JPS63184870U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車等のグローブボツクスのロツク
装置のうち、操作片の押し操作で開閉するタイプ
のロツク装置に関する。
(従来技術) 従来、この種のグローブボツクスのロツク装置
としては実願昭61−094078号に示されているよう
なものがある。すなわち、第5図に示すようにグ
ローブボツクスの蓋体側に装着されたグローブボ
ツクスのロツク装置の操作片16の押し操作に連
動して蓋体側のスライダを下動させ、ボツクス側
のストライカ17との係合を解く構造であり、施
錠時にはシリンダ錠ロータ18の外周突起19が
操作片16の係合片20に係合して操作片16の
押し込みを不能とし、開蓋操作がなし得ないよう
に構成されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、このような構造のグローブボツクスの
ロツク装置においては、施錠時に操作片16の係
合片20がシリンダ錠ロータの外周突起19に係
合して横方向の摺動をブロツクされているので操
作片16を無理に押し込もうとするとシリンダ錠
ロータ18の外周突起19や操作片16の係合片
等に多大な荷重が加わり、各部品を損傷させ施錠
時にもかかわらす開蓋してしまうという欠点があ
つた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記のような問題点を解決すること
を目的とし、操作片の背面に固着された突出片
と、前記シリンダ錠ロータの背面に設けられた偏
心ピンに略中央部が軸支され、一端が常にスライ
ダの背面に固着されたスライダピンの上部に臨む
揺動片とを設け、該揺動片の他端がシリンダ錠の
開錠位置では前記突出片と係合し、施錠位置では
前記ロータの回動により前記操作片の押し操作に
よる前記突出片の作動軌跡上から離脱するように
し、施錠時においても操作片は押し込み可能で、
その時操作片が空振りすることにより開蓋不能と
なるように構成したものである。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案に係るグローブボツクスのロツ
ク装置の背面図、第2図は第1図の−断面
図、第3図は第1図の−断面図、第4図は第
1図の正面図である。
図中、Aで示すグローブボツクスのロツク装置
は、車両のグローブボツクスの開閉蓋に装着さ
れ、該開閉蓋の表側に設けられた本体ケース1
と、裏側に設けられスライダ9を収納するスライ
ダケース7とが一体形成されたものである。
前記本体ケース1内には箱形の操作片2が横軸
方向に摺動自在に内装されている。該操作片2
は、本体ケース1の背面板1aに設けられた突起
1b(第2図)に巻回された巻ばね3の一端3a
が該操作片2の背面部に、他端3bが揺動片5の
下面に係止されることにより、該操作片2の押し
込み方向と逆方向に付勢されている。また、この
巻ばね3により該揺動片5は常時スライダ9の突
出方向(第1図では上方)に付勢されている。前
記本体ケース1の背面板1aには筒状のシリンダ
錠ケース4が設けられ、これに回転自在に内装さ
れたシリンダ錠ロータ4aの背面には偏心ピン4
bが植設されており、略L字形の揺動片5の略中
央部がプツシユナツト6を介してこの偏心ピン4
bに軸支されている。該揺動片5の一端5aは、
背面板1aの側方に設けられたスライダケース7
内に巻ばね8を介して上下動自在に内装されたス
ライダ9の前面に植設されたスライダピン9aに
当接し、その他端5bは、シリンダ錠ロータ4a
の開錠位置では前記操作片2の背面に植設された
突出片10に当接しており、この結果前記操作片
2の押し操作でスライダ9を巻ばね8に抗して下
動できるようにしてある。また、シリンダ錠ロー
タ4aの施錠状態では、シリンダ錠ロータ4aの
回動により偏心ピン4bが第1図に示す実線の位
置から二点鎖線の位置まで移動し、これに伴つて
揺動片5の他端5bは前記操作片2の押し操作に
よる突出片10の作動軌跡上から離脱し、操作片
2を押し操作しても空振りするようにされてい
る。
尚、前記本体ケース1に背面板1aには、前記
操作片2の押し操作による突出片10を横軸方向
に摺動されるための長孔11が穿設され、前記ス
ライダケース7の前面にはスライダピン9aを縦
軸方向へ摺動させるための縦長の長孔12が穿設
されている。また図中において、13はストライ
カ15を保持するためのフツク部、14はストラ
イカ15のガタ防止用の弾性体からなるストツパ
ーである。
次に本実施例の作用について説明する。
シリンダ錠の開錠状態において、操作片2の押
し操作を行うと突出片10が長孔11内を横軸方
向に摺動し、この摺動により突出片10と係合す
る揺動片5の他端5bが第1図の左方向へ押され
る。この結果、揺動片5は偏心ピン4bを中心に
第1図の時計回りに回動し、揺動片5の一端5a
が下方へ移動する。これによりスライダピン9a
が下方に押し込められスライダ9が下動し、ボツ
クス内のストライカ15とスライダ9との係合が
解かれて開蓋を行うことができる。次にシリンダ
錠の施錠状態においては、シリンダ錠ロータ4a
の回動により揺動片5の他端5bは、操作片2の
突出片10の作動軌跡上から離脱するため(第1
図の二点鎖線)、操作片2の押し操作を行つても
操作片2は空振りし、スライダ9を下動させるこ
とができず、開蓋不能になる。
(考案の効果) 本考案は、上述のようにシリンダ錠の施錠状態
において、揺動片の他端と操作片の突出片の係合
を解くように構成されているので、施錠時に操作
片を押し込んでも空振り状態となり、施錠状態の
操作片の押し操作により多大な荷重がシリンダ錠
ロータの外周突起や操作片の係合片に加わること
がないので、これらの部分を損傷させ施錠時にも
かかわらず開蓋してしまう等の事故を防止するこ
とができるというすぐれた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るグローブボツクスのロツ
ク装置の背面図、第2図は第1図の−断面
図、第3図は第1図の−断面図、第4図は第
1図の正面図、第5図は従来技術を示す正面断面
図である。 2……操作片、3……巻ばね、4a……シリン
ダ錠ロータ、4b……偏心ピン、5……揺動片、
9……スライダ、9a……スライダピン、10…
…突出片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作片の押し操作で蓋体側のスライダを下動さ
    せボツクス側のストライカとの係合を解くように
    した開閉装置にシリンダ錠を装着し、施錠時には
    開蓋不能としたグローブボツクスのロツク装置に
    おいて、前記操作片の背面に固着された突出片
    と、前記シリンダ錠ロータの背面に設けられた偏
    心ピンに略中央部が軸支され、一端が常にスライ
    ダの背面に固着されたスライダピンの上部に臨む
    揺動片とを設け、該揺動片の他端がシリンダ錠の
    開錠位置では前記突出片と係合し、施錠位置では
    前記ロータの回動により前記操作片の押し操作に
    よる前記突出片の作動軌跡上から離脱することを
    特徴とするグローブボツクスのロツク装置。
JP7241787U 1987-05-14 1987-05-14 Expired - Lifetime JPH0545725Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7241787U JPH0545725Y2 (ja) 1987-05-14 1987-05-14

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JP7241787U JPH0545725Y2 (ja) 1987-05-14 1987-05-14

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Publication Number Publication Date
JPS63184870U JPS63184870U (ja) 1988-11-28
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