JP2504060B2 - パワ−ドアロック装置 - Google Patents

パワ−ドアロック装置

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JP2504060B2
JP2504060B2 JP16021587A JP16021587A JP2504060B2 JP 2504060 B2 JP2504060 B2 JP 2504060B2 JP 16021587 A JP16021587 A JP 16021587A JP 16021587 A JP16021587 A JP 16021587A JP 2504060 B2 JP2504060 B2 JP 2504060B2
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    • E05B81/00Power-actuated vehicle locks
    • E05B81/12Power-actuated vehicle locks characterised by the function or purpose of the powered actuators
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B85/00Details of vehicle locks not provided for in groups E05B77/00 - E05B83/00
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    • E05B85/243Bolts rotating about an axis with a bifurcated bolt
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T292/00Closure fasteners
    • Y10T292/08Bolts
    • Y10T292/1043Swinging
    • Y10T292/1044Multiple head
    • Y10T292/1045Operating means
    • Y10T292/1047Closure

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はドアの施/解錠を電動で行なうパワードアロ
ック装置に関し、特に、これに限る意図ではないが、車
両ドアのパワードアロック装置に関する。
(従来の技術) 例えば車両の運転席ドアに装備されているドアロック
装置の最も代表的なものは、ドアに取り付けられた全機
械式のドアロック機構を有する。ドアロック機構のラッ
チ部材が、車体に付設されたストライカと係合し、ラッ
チ部材の回動をポール部材が拘止して、ドア閉を保つ。
ドライバが保持する解錠キーで操作されるキーシリン
ダ,車内でドアロックするためのロックノブ,アウトサ
イドハンドルおよびインサイドハンドルがリンク機構で
ドアロック機構に結合されている。
降車のとき、ドライバは、ロックノブをアンロック位
置にしてインサイドハンドルを操作してポール部材の拘
止を解除し、ドアを外方に押す。これによりドアが開
く。
車両の走行中はドア開を防止するために、ロッキング
ソレノイドを付加し、車両走行中は自動的にロック機構
のポール部材を不動作(ドア閉鎖錠)に拘束するように
したものもある。また、インサイドハンドルをスイッチ
に変更し、更に、このスイッチ閉で付勢されてポール部
材を解錠(ドア開可)位置に駆動するオープニングソレ
ノイドを付加したものもある。
特公昭39-22313号公報には、ストライカを拘止するロ
ック機構の爪車に係合する止爪をオープニングソレノイ
ドで退避駆動して爪車の回転を自由にする自動解錠機構
が開示されている。
特開昭58-189478号公報には、ストライカを拘止する
ラッチ部材およびラッチ部材を拘止するポール部材を有
するロック機構に、ラッチ部材をハーフラッチ位置から
フルラッチ位置に駆動する回動レバーと、この回動レバ
ーを駆動する自動閉止用の電動機構を備えるドア自動閉
止機構が開示されている。ラッチ部材がストライカをハ
ーフラッチ位置で拘止していることをスイッチが検出す
ると、電動機構が付勢されてラッチ部材がフルラッチ位
置に回転駆動される。これによりストライカがフルラッ
チ位置になるようにドアが閉移動する。
(発明が解決しようとする問題点) 前記のように、ドアロック機構にロッキングソレノイ
ド,オープニングソレノイドあるいは自動閉止用の電動
機構を備える提案はあるが、例えば自動ロック/アンロ
ックおよび自動閉止の両者を共に行なうドアロック装置
を得るためには、従来は、これらのロッキングソレノイ
ド,オープニングソレノイドおよび自動閉止用の電動機
構を備えなければならない。リンク機構などの付加ある
いは変形により、ロッキングソレノイドとオープニング
ソレノイドの一方を省略して、残したソレノイドをロッ
クおよびアンロックに共用し得るかも知れない。しかし
その場合でも、ロック/アンロック用のソレノイドと自
動閉止用の電動機構が必要である。
本発明は1組の電動駆動手段でロック/アンロックお
よびドア自動閉止を行なうパワードアロック装置を提供
することを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段および作用) 本発明においては、1組の電動駆動による、ロック/
アンロックおよびドア自動閉止を可能とするために、 ロック機構を、ストライカを拘止する第1位置とスト
ライカを解放する第2位置との間を回転する、ストライ
カ拘止用のラッチ部材;ストライカに関して、前記ラッ
チ部材の回転中心軸とは反対側に位置し該回転中心軸と
実質上平行な軸を中心に、前記ラッチ部材に係合してラ
ッチ部材を第1位置に拘止する第1位置とラッチ部材の
第2位置への移動を許す第2位置との間を回転する、ラ
ッチ部材拘止用のポール部材;該ポール部材にその第2
位置から第1位置に向かう方向の回転力を与えるばね部
材; を備えるものとする。
例えば、ロック機構をドアに装備し、ストライカを車
両のドア受枠に固着するのが一般的であり、ドアの開閉
に伴ってストライカが移動するが、ここで、ロック機構
が静止で、ストライカが移動すると仮定して説明する
と、上記ロック機構のラッチ部材およびポール部材は、
ストライカの、ロック機構に対する接近/離反の移動軌
道の両側に位置し、ストライカがドア閉方向に移動して
ラッチ部材の開口に進入しラッチ部材を第2位置から第
1位置に回転させ、ラッチ部材のこの回転によりポール
部材が第1位置から第2位置に押しのけられ、ストライ
カがハーフラッチ位置で停止すると、ばね部材の反発力
でポール部材が第2位置から第1位置の戻ってラッチ部
材のハーフラッチ突部に係合してラッチ部材の第1位置
から第2位置に向かう方向の回転を阻止し、ラッチ部材
がストライカのドア開方向の移動を阻止する。ストライ
カがフルラッチ位置まで移動したときには、ばね部材の
反発力でポール部材が第2位置から第1位置に戻ってラ
ッチ部材のフルラッチ突部に係合してラッチ部材の第1
位置から第2位置に向かう方向の回転を阻止し、ラッチ
部材がストライカのドア開方向の移動を阻止する。
このような、ストライカのドア閉方向の移動とこれに
よってもたらされるラッチ部材の第2位置から第1位置
に向かう方向の回転(例えば反時計方向)とポール部材
の第1位置から第2位置に向かう方向の回転(時計方
向)とは、それらの回転軸が、ストライカの両側にあっ
て実質上互に平行であるので、逆向きである。これによ
り、ハーフラッチ位置又はフルラッチ位置にあるストラ
イカにドア開方向の力が加わると、この力は、ラッチ部
材には、それを第1位置から第2位置に向かう方向に回
転させようとする回転モーメントとして作用し、この回
転モーメントをポール部材が受け、ラッチ部材の回転中
心,ポール部材の回転中心およびラッチ部材とポール部
材の係合点、の3点を結ぶ三角形の頂点(ラッチ部材と
ポール部材との係合点)に前記回転モーメントが作用す
る。これは、ラッチ部材およびポール部材に分岐して、
ラッチ部材の回転軸およびポール部材の回転軸に加わ
る。すなわち、ストライカに加わるドア開方向の力は、
ラッチ部材の回転軸およびポール部材の回転軸で支えら
れる。
ラッチ部材とポール部材との係合点の近くにおいて、
ある部材をポール部材に係合させてポール部材を第1位
置から第2位置に向かう方向に回転駆動するとポール部
材がラッチ部材から外れてラッチ部材の、第1位置から
第2位置に向かう方向の回転(アンロック)が許され
る。ラッチ部材がハーフラッチ位置にありこのラッチ部
材にストライカが係合しているときに,前記ある部材を
ラッチ部材に係合させてラッチ部材を第2位置から第1
位置(アンロック位置)に向かう方向に回転駆動する
と、ラッチ部材がハーフラッチ位置からフルラッチ位置
に移動し、ストライカがフルラッチ位置に移動する。す
なわちドアがハーフラッチ位置(半ドア)からフルラッ
チ位置(全閉)に駆動される。このように、前記ある部
材で、ポール部材を第1位置(ロック位置)から第2位
置(アンロック位置)に駆動し、また、ラッチ部材をハ
ーフラッチ位置からフルラッチ位置(第1位置)に駆動
することができる。
そこで本発明のパワードアロック装置は、前記ロック
機構に加えて、前記ラッチ部材をその第1位置に拘止す
る第1位置および前記ポール部材をその第2位置に拘止
する第2位置の間を移動する作用部材;該作用部材を、
その第1位置,第2位置、および、これらの第1位置と
第2位置の間であって前記ラッチ部材の第1位置から第
2位置への回転を許しかつ前記ポール部材の第2位置か
ら第1位置への回転を許す第3位置、の1つから他の1
つに駆動する電動駆動手段;および、前記作用部材の第
3位置から第1位置への移動に連動して前記ラッチ部材
を第2位置から第1位置に向かう方向に回転強制し、作
用部材の第3位置から第2位置への移動に連動して前記
ポール部材を第1位置から第2位置に向かう方向に回転
強制する連動手段;を備える。
通常は作用部材は第3位置に置かれている。アンロッ
クが指示されたときには電動駆動手段が復方向駆動に付
勢されて作用部材が第3位置から第2位置に移動する。
作用部材が第3位置から第2位置に移動するとき、連動
手段がポール部材を第1位置(ロック位置)から第2位
置(アンロック位置)に駆動するので、ラッチ部材が回
転可能となり、ドアが開可能(アンロック)となる。ド
ア全閉が指示されたときには、電動付勢手段が往方向駆
動に付勢されて作用部材が第3位置から第1位置に移動
する。作用部材が第3位置から第1位置に移動すると
き、連動手段がラッチ部材を第1位置に駆動するので、
ラッチ部材に係合しているストライカがフルラッチ位置
(ドア全閉)となる。
このように、本発明のパワードアロック装置では、1
組の電動駆動手段で、ポール部材の第2位置(アンロッ
ク位置)への駆動と、ラッチ部材の第1位置(フルラッ
チ位置)への駆動とが行なわれる。
本発明の好ましい一実施例では、前記作用部材はねじ
棒であり;前記電動駆動手段は、電気モータおよびこの
電気モータで駆動されて前記ねじ棒を往復駆動する減速
機でなるものであり;前記連動手段は、前記ねじ棒の往
復移動路に突出する端部を有する、ラッチ部材に結合し
たラッチレバー,前記ねじ棒の往復移動路に突出する端
部を有する、ポール部材に結合したポールレバー、およ
び、前記ねじ棒に固着されこれらのレバーに係合する係
合子でなるものである。
減速機が、前記ねじ棒に螺合する歯付ナットを有しこ
れを回転駆動するものであるので、比較的に低パワー
(したがって小型)の電気モータで、比較的に強い力で
ラッチ部材を第2位置から第1位置に向かう方向に駆動
し得る。すなわち、比較的に小型の電気モータでドアを
全閉位置に駆動し得る。
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下
の実施例の説明より明らかになろう。
(実施例) 第2a図に、本発明の一実施例を装備した車両上運転席
ドア1の外観(車内側)を示す。ドア1にはドアグリッ
プ2が固着されている。ドアグリップ2は、ドア1を閉
める(引く)時に手を掛ける空間をドア内面との間に残
すように細くした胴部2aおよび、ドア1を開ける(押
す)ときに手で握るように、手が自由に入る空間を残す
ように細くした首部2bを有する。なお、通常の場合、ド
ライバは、ドア1を開くとき、まず首部2bを手で掴み、
そして掴んだまま肘でドア内面を外方に押す。
この首部2bの横断面を拡大して第2b図に示す。グリッ
プ2の本体は合成樹脂製(絶縁体)であり、その1部分
(4)は、切除されている。切除部は合成樹脂製の内枠
4aで閉じられている。この内枠4aの外表面には、検出電
極として薄金属板3が接っしており、この薄金属板3を
薄合成樹脂外枠4が被覆している。薄金属板3には、パ
ルス発振器5の一端子が接続されており、このパルス発
振器5を装備したプリント基板が内枠4aに固着されてい
る。
車体フレーム(導電体)に対して、ドアフレーム(導
電体)およびドア内装被覆支持用のドア内構造材(導電
体)は、ドアヒンジ(導電体)などを介して電気的には
接続関係にある。ドアフレームおよびドア内構造材と薄
金属板3との間には誘電体(空気および合成樹脂)が存
在し、車体フレームは、車上電気回路の共通電位(機器
アース)にしているので、薄金属板3は、車上電気回路
の機器アースラインに対して所定の静電容量Chを形成す
る。薄金属板3が、グリップ2の首部2bに、ドア内面に
対向する関係に設置されているので、ドライバの手がグ
リップ2の首部2bを掴むと、該手が薄金属板3とドア内
面との間に位置し、これにより静電容量Chが増大する。
後述するように、薄金属板3およびそれに接続されたパ
ルス発振器5は、インサイドハンドルに代わるインサイ
ドハンドルスイッチの機能を行なうために、利用され
る。
再び第2a図を参照する。ドア1には本発明の一実施例
であるパワードアロック機構9(第1図)が装着されて
おり、このロック機構が車体のドア受けのコの字形のス
トライカ(図示せず)に係合してドア1を閉に拘束す
る。20は従来のロックノブに代わるロックスイッチであ
る。330はドア内部に装備されたブザー、37は窓ガラス
を上/下駆動するためのハンドルである。ドア1の外側
には、アウトサイドハンドル25(第2c図)およびドアキ
ーシリンダ29a(第2d図)が装備されている。
パワードアロック装置9を示す第1図を参照する。ラ
ッチ部材10はピン10aに枢着されており、このピン10a
が、機構ベース(図示せず)に固着されている。ピン10
aにはロックレバー14が枢着されておりこのロックレバ
ー14が、ピン14aで、ラッチ部材10に固着されている。
ラッチ部材10は、公知のものと同様に、車体のドア受け
に固着されたストライカ11を受入れる開口を有しかつポ
ール部材12と係合する突起10b(ハーフラッチ係合用)
および10c(フルラッチ係合用)を有する。ポール部材1
2は、公知のものと同様に、ラッチ部材に係合する突起1
2bを有し、機構ベースに固着されたピン12aに枢着され
てラッチ部材10に対して係合/離脱するようになってい
る。ポールレバー13もこのピン12aに枢着されている。
ポールレバー13はピン13aでポール部材12に固着されて
いる。第1図に示すように、回転中心軸であるピン10a
と12aは、ストライカ11の両側に位置し、互に平行であ
る。ポール部材12は圧縮コイルスプリング36で反時計方
向に回動強制されており、これによりラッチ部材10に当
接する。
第1図に示す実線位置は、ドアがいわゆるハーフラッチ
(半ドア)の状態を示し、2点鎖線位置がフルラッチ
(ドア全閉)の状態を示す。ラッチ部材10は実線で示す
位置がハーフラッチ位置(第2位置と第1位置との間)
であり、ポール部材12は実線で示す位置がロック位置
(第1位置)である。第1に示す実線位置からポール部
材12を時計方向に回動駆動してラッチ部材10から離し
(第2位置)、ドアを車外に押し出すように駆動する
と、ストライカ11が静止であるので、ラッチ部材10が第
1図で右方に移動しながら時計方向に回転する。
ロックレバー14の自由端とポールレバー13の自由端の
間に、ねじ棒15の先端の係合子15Eが位置する。ねじ棒1
5は軸方向に延びるガイド溝15aを有する。減速機16は、
このねじ棒15が螺合するナット(図示せず)を有する。
このナットの外側面には歯が切られており、減速機16
は、この歯と、モータ17の回転軸に固着されたギアとを
連結する歯車列を有する。モータ17を正転付勢すること
により、減速機16内のナットが回転するが、ねじ棒15の
ガイド溝15aが減速機16のガイド突起(図示せず)に係
合しているのでねじ棒15は回転せず、ナットの回転によ
りねじ棒15が繰り出されて上昇(往方向移動)し、モー
タ17を逆転付勢することにより降下(復方向移動)す
る。ねじ棒15が第1図に示す第3位置15Sから第1位置1
5Cに向けて上昇すると、その先端の係合子15Eがロック
レバー14の自由端に当り、このロックレバー14を介して
ラッチ部材10を反時計方向に回転駆動し、これにより、
実線で示すハーフラッチ位置にあったラッチ部材10が第
1図で右方に移動しながら2点鎖線で示す全閉位置(第
1位置)に回転する。すなわちドアが半ドア(ハーフラ
ッチ)から全閉(フルラッチ位置)になる。ねじ棒15が
第1図に示す実線位置すなわち第3位置15Sから第2位
置15Rに向けて下降すると、その先端の係合子15Eがポー
ルレバー13の自由端に当り、このポールレバー14を介し
てポール部材12を時計方向に回転駆動する。これにより
ポール部材12がラッチ部材10から離れた第2位置に移動
する。ドアを開方向に押すとストライカ11に対してラッ
チ部材10が第1図で右方に移動し、ラッチ部材10が時計
方向に回転する。ポール部材12がラッチ部材10から離れ
そして更に少し距離が大きくなった位置で、ねじ棒15の
下端が位置検出スイッチ19を開から閉に切換える。した
がって、位置検出スイッチ19の閉(R6=L)は、ねじ棒
15がアンロック位置(第2位置)にあることを意味す
る。ラッチ部材10の側面にドア開閉検出のためのスイッ
チ18が配置されている。このスイッチ18は、第2e図に18
で示すように、切換スイッチであって、ラッチ部材10の
回転に対応して、ハーフラッチ(半ドア)を示す信号
(R5=L)およびドア開を示す信号(R4=L)を発生す
るようになっている。
第2c図に、ドア1の外側に装着されているアウトサイ
ドハンドル25を示す。アウトサイドハンドル25にはレバ
ー24が連結されており、公知の通りドア開のためにハン
ドル25を上方向に回転させると、レバー24の自由端がス
イッチレバー23を押下し、これによりアウトサイドハン
ドルスイッチ21が開から閉(R3=L)に切換わる。
第2d図に、ドア1の外側に装着されているドアキーシ
リンダ29aを示す。シリンダ29aの中のロータ29bにドア
キー30を装着してこれを反時計方向に回転駆動すると、
ロータ29bに固着されたレバー28が反時計方向に回転し
リンク27が上昇し、ドアキースイッチ26を開から閉(R2
=L)に切換える。
第2e図に、前述の機構要素に組合わされたドアロック
制御装置の構成を示す。前述の、ドアグリップ2の首部
2bの内部に装備しているパルス発振器5は、この実施例
では、演算増幅器51を主体とする無安定モノマルチバイ
ブレータの出力端に、トランジスタ52,53を主体とする
ダーリントン回路を接続したものである。前述の薄金属
板3は演算増幅器51の逆相入力端に接続されており、パ
ルス発振器5の共通電位(アース)ラインは、機器アー
スライン(車上バッテリの陰極が接続されたラインであ
り車体フレームおよびドアフレームも機器アースライン
である)に接続されている。薄金属板3と機器アースラ
インの間の静電容量Chは、演算増幅器51を主体とする無
安定モノマルチバイブレータの、発振周波数fを定め
る。演算増幅器51の逆相入力端と機器アースとの間の静
電容量をCとし、演算増幅器51のフィードバック抵抗R
の抵抗値をRとすると、f=A/(R・C)なる関係があ
る。Aは定数であり、C=Ch+Cxである。Cxは浮遊容量
であって薄金属板3と演算増幅器51との配線距離が長い
と大きい値となり、かつ、該配線の位置により変動を生
ずる可能性がある。例えば、この配線がドライバの近く
にあると、ドライバの姿勢によって影響を受ける。そこ
でこのような変動を防止するために、前述の通り、発振
器5はグリップ2内の、薄金属板3の直近に装備してい
る。その結果、パルス発振器5の出力を受ける回路要素
(カウンタ6)との距離が長くなるので、発振出力がト
ランジスタ52および53で増幅して出力するようにしてい
る。
パルス発振器5の出力信号は矩形波パルスであり、カ
ウンタ6のカウントパルス入力端に印加され、カウント
データがP/S(パラレル入力−シリアル出力)のシフト
レジスタ7に与えられる。カウンタ6のクリアおよびシ
フトレジスタ7の読み書きは、マイクロプロセッサ32が
行なう。
ドア1のロック機構9のモータ17は、モータドライバ
31に接続されている。モータドライバ31には、マイクロ
プロセッサ32が正転(往駆動)を指示する信号あるいは
逆転(復駆動)を指示する信号を与える。ブザー330は
ブザードライバ340に接続されている。ブザードライバ3
40には、マイクロプロセッサ32が付勢信号を与える。マ
イクロプロセッサ32の割込入力端INTに、0.1sec周期の
パルスが、パルス発振器35から与えられる。該プロセッ
サ32には、インターフェイス33を介して、車速読取,ド
ア開閉読取,車上各種機器の状態読取および車両走行制
御に用いる各種パラメータの読取等を行なって状態情報
をドライバ席のインナーパネルの操作表示盤に表示しか
つ各種機器の制御を行なうマスタプロセッサ34が、車速
が車両停止と見なせる領域にあるか否(走行)かを示す
1ビット信号を(ポートR1に)与える。ドア1の前述の
各種スイッチは、マイクロプロセッサ32に接続されてい
ると共に、インターフェイス33にも接続されており、マ
スタプロセッサ34がこれらのスイッチの状態読取も行な
う。
第2e図において、2点鎖線1で囲んだ要素はドア1に
装備されているものであるが、その他はドライバ席前部
のインナーパネルの内部に装備されている。なお、ドア
1の電気要素とインナーパネルの電気要素とを結ぶ電気
ラインはコネクタ接続となっており、インナーパネル側
のバッテリ電圧Vbライン,定電圧Vccラインおよび機器
アースラインもコネクタ接続でそれぞれドア1内の各対
応ラインに接続するようになっている。第2e図に示す2
点鎖線1で囲む領域内の機器アース記号は、ドア1内の
機器アースラインを意味し、2点鎖線1の外の機器アー
ス記号は、インナーパネルの機器アースラインを意味す
る。
第3a図〜第3d図に、第2e図に示すマイクロプロセッサ
32の制御動作を示す。マイクロプロセッサ32はそれに電
圧Vccが印加されると(ステップ1:以下カッコ内ではス
テップという語を省略する)、出力ポートP1〜P8に待機
状態の信号レベルをセットし、内部カウンタ,レジス
タ,フラグ,タイマ等をクリアして、割込ポートINTの
割込みを許可する(2)。これにより、マイクロプロセ
ッサ32は、パルス発振器35が1パルスを発生する毎に、
第3d図に示すタイマ割込(40)を実行する。このタイマ
割込(40)は、カウンタ6のカウントデータをシフトレ
ジスタ7にロードし、次いでカウンタ6をクリアし、そ
してシフトレジスタ7のカウントデータをシリアルに読
み出してマイクロプロセッサ(以下CPUと称する)32の
内部レジスタに書込み、このようにして得たカウントデ
ータに基づいて、ドアグリップ2の首部2bが手で掴まれ
たか否かを判定するものである。
まず最初に、このタイマ割込(40)の内容を第3d図を
参照して説明する。パルス発振器35が1パルスを発生す
ると、これに応答してCPU32は、割込処理(40)に進
み、まず、レジスタR1bに、レジスタR1aの内容を書込む
(40)。そしてシフトレジスタ7のシフトロード入力端
にシフトロードパルスSLを出力する(42)。これにより
カウンタ6のカウントデータがシフトレジスタ7に書込
まれる。次にカウンタ6にクリアパルスを与えてカウン
タ6をクリアする(43)。これによりカウンタ6がクリ
アされてカウントデータが0を示すものとなり、カウン
タ6はまた1からカウントアップを始める。CPU32は、
次に、シフトレジスタ7からカウントデータをシリアル
に読込み(43)、読込んだカウントデータをレジスタR1
aに書込む(44)。このような割込み処理がパルス発振
器35が1パルス発生する毎に実行されるので、ステップ
44でカウントデータをレジスタR1aに書込んだとき、レ
ジスタR1aの内容は、この直前の、パルス発振器35の発
振周期0.1secの間の、パルス発振器5の発生パルス数
(Chの逆数)を示し、レジスタR1bの内容は、それより
1周期前の0.1secの間の、パルス発振器5の発生パルス
数を示す。
CPU32はここで、グリップ2bの掴みがあった(高レベ
ル1)か否(低レベル0)かを示すデータを格納するフ
ラグレジスタS1の内容が、掴みがあったことを示す1で
あるかをチェックする(45)。これまでには掴みがなか
ったのであれば、レジスタS1の内容は0である。このと
きには、レジスタR1cに、レジスタR1bの内容からレジス
タR1aの内容を減算した差データを書込み(46)、レジ
スタRef1にレジスタR1aの内容を書込んで(47:基準値の
更新)、レジスタR1bの内容、すなわち、前回の読取値R
1bより今回の読取値R1aを減算した差、が設定値C1より
大きいかをチェックする(48)。大きい〔静電容量Chの
変化(増大)量が大〕と、首部2bが掴まれたとして、こ
の時R1a=Ref1であるのでステップ49から50に進んで、
検出データレジスタM1に、掴みがあったことを示す高レ
ベル1を書込み、フラグレジスタS1に同じく掴みがあっ
たことを示す高レベル1を書込み(51)、メインルーチ
ンに戻る。次に割込処理(40)に進んだときには、ステ
ップ41-42-43-44-44-45と進んで、ステップ45からステ
ップ49にジャンプして、すなわち、基準値レジスタRef1
の内容は更新せずに、基準値レジスタRef1の内容(首部
2bが掴まれたときのカウントデータ)とレジスタR1aの
内容(今回読込んだカウントデータ)とを比較する。後
者が前者以上であると、掴みのままであるのでステップ
50,51を経てメインルーチンに戻る。後者が前者未満で
ある(首部2bから手が離されてChが小さくなった)と、
検出データレジスタM1に、掴みなしを示す低レベル0を
書込み(52)、フラグレジスタS1に掴みなしを示す低レ
ベル0を書込んで(53)メインルーチンに戻る。
以上の制御動作によって、次のように首部2bの掴み有
無を示すデータ(検出データレジスタM1の内容;1:掴み
有り/0:掴みなし)が作成される。
(1)首部2bの掴みがないとき: 割込処理(40)に進むたびに、ステップ41-42-43-44-
45-46-47-48−リターンと進み、レジスタR1aの内容を最
新のカウントデータに更新し、かつ基準値レジスタの内
容も最新のカウントデータに更新するのみであり、検出
データレジスタM1の内容は、掴みなしを示す0である。
(2)首部2bの掴みがあって最初に割込処理(40)に進
んだとき: ステップ41-42-43-44-45-46-47-48-49-50-51−リター
ンと進み、検出データレジスタM1およびフラグレジスタ
S1に、掴みありを示す1を書込む。
(3)その後首部2bが掴まれたままであるとき: ステップ41-42-43-44-45-49-50-51−リターンと進
み、レジスタR1aの内容を最新のカウントデータに更新
するが、基準値レジスタRref1の内容は更新せず、前記
(2)で格納したデータのままである。
(4)首部2bから手が離された(首部2bとドア内面の間
から手が抜かれた)とき: ステップ41-42-43-44-45-49と進み、このときR1a>Re
f1となっているので、ステップ49-52-53−リターンと進
んで、検出データレジスタM1の内容を0に更新し、フラ
グレジスタS1の内容も0に更新する。次には前記(1)
となる。
以上に説明した割込処理(40)の繰返しの実行によ
り、検出データレジスタM1には、首部2bが掴まれている
(1)か否(0)を示すデータが常時格納されている。
第3a図〜第3c図に示すメインルーチンにおいては、前
述の各種スイッチ18〜21および26の開閉状態とレジスタ
M1の内容に対応して、ねじ棒15の位置決め制御を行な
う。この制御動作は次の通りである。
(1)ドライバが乗車のため、外部からドアを開けると
き: このとき、ドア1においては、ねじ棒15が第1図に実
線で示す第3位置(ロック待機位置15S)にあり、ラッ
チ部材10は2点鎖線で示す第1位置(ドア全閉)位置に
あって、実線で示す第1位置にあるポール部材12によ
り、ドア開のための回動が阻止されている。
ドライバは、ドアキー30をロータ29bのカギ穴に挿入
して反時計方向に廻し、そしてアウトサイドハンドル25
を上向きに回動させてハンドル25を手前(ドア開方向)
に引く。前記ロータ29bの反時計方向の回転により、ス
イッチ26が閉(R2=L)となり、ハンドル25の上向きの
回動によりスイッチ21が閉(R3=L)となる。
CPU32は、ステップ3−4と進んで、次のステップ5
で、ロックスイッチ20の状態をチェックする。ロックス
イッチ20が閉(アンロック指示)であると、次にステッ
プ6に進んでスイッチ19の状態をチェックする。スイッ
チ19は開であるので、モータ17を逆転付勢する指示をモ
ータドライバ31に出力し(7)、スイッチ19の状態を監
視する(6)。スイッチ19が閉になると、CPU32は、モ
ータ17を停止し(8)、位置レジスタに第2位置(アン
ロック位置)15Rを示すデータを書込む(10)。その
後、アウトサイドハンドルスイッチ21が開に戻るまで、
ステップ3−4−5−6−8−9−10−3とめぐってい
る。この状態では、ポール部材12が時計方向に回動して
第2位置にあってラッチ部材10から離れているので、ド
ライバがアウトサイドハンドル25を引張っているので、
ドアが開方向に移動して、ストライカ11に対してラッチ
部材10が第1図で右方に移動しラッチ部材10が時計方向
に回動し、ラッチ部材10がストライカ11から離れる。す
なわちドアが開く。
ドア開によりドライバがアウトサイドハンドル25から
手を離すと、スイッチ21が開に戻る。するとCPU32は、
ステップ3−4-12と進んで、ステップ12でマスタプロセ
ッサ34からの、車速信号R1(走行中:H/停止中:L)を参
照する。このときには車両は発進していないので、R1=
Lであるので、CPU32は、ステップ13に進んで検出デー
タレジスタM1の内容をチェクする。このときドライバは
出力2bを掴んでいないので、M1=0であり、CPU32はス
テップ13から15,16に進んで位置レジスタの内容(この
とき15R)をチェックし、モータ17の正転付勢をモータ
ドライバ31に出力して(17)、プログラムタイマTrsを
スタートし(18)、タイマTrsのタイムオーバを待つ(1
9)。なお、Trsは、ねじ棒15を第2位置(アンロック位
置)15Rから第3位置(ロック待機位置)15Sまで駆動す
るに要する時間である。タイマTrsがタイマオーバする
と、モータ17を停止し(20)、位置レジスタに第3位置
(ロック待機位置)15Sを示すデータを書込む。ねじ棒1
5はこれにより第1図に実線で示す第3位置15Sに戻って
いる。なおラッチ部材10は、ストライカ受け入れ開口を
左方に向けた位置(第2位置)にあり、その状態でポー
ル部材12がラッチ部材10に係合する。
ドライバ(運転者)がドライバ席に乗り込み、ドアグ
リップ2の胴2aの空間に手を差し込んで胴2aを強く引く
ことにより、ドア1が閉じ、このとき車体のストライカ
11がラッチ部材10の、ストライカ受け入れ開口に進入し
ラッチ部材10を第1図に示す実線位置(半ドア)又は2
点鎖線で示す第1位置(ドア全閉)に回動させる。この
ときポール部材12はラッチ部材10の側面を滑り、そして
第1図に示す通りラッチ部材10の係合凹部にはまり込
む。
さて、ドライバが前述のように乗車しようとして、キ
ー30でロータ29bを廻した後アウトサイドハンドル25を
上向きに回動させたときに、ロックノブ20が開(ロック
指示)であったときには、ステップ3−4−5-11と進ん
で、ステップ11でロックレジスタの内容をチエックす
る。第3c図のステップ34〜36に関連して後述するよう
に、ドライバが降車して、車外でロータ29bを時計方向
に廻してドアロック(指示)したときには、ロックレジ
スタの内容を、ドアロック状態を示すLにしているの
で、この段階では、ロックレジスタの内容がLである。
そこでCPU32は、ステップ11からステップ6以下に進ん
で、前述の、ねじ棒15の第2位置(アンロック位置)15
Rへの駆動を実行する。その後の動作も前述と同じであ
る。
(2)車内にすでに乗車し、ロックスイッチ20をロック
(開)に切換えているときに、アウトサイドハンドル25
が操作されたとき: ステップ10に示すように、前記(1)のようにアンロ
ックしたときにはロックレジスタにHを書込むので、ス
テップ11でロックレジスタの内容をチエックしたとき
に、それがHであると、これはドアキースイッチ26が閉
(ドアキーシリンダーのロータ29bが解錠位置)で、ア
ウトサイドハンドル25がドア開に操作されている(ステ
ップ4)がロックスイッチ20が開(ロック:ステップ
5)であること、これは車内に人が居て、車内でロック
スイッチ20をロック(開)にしているのに、車外からア
ウトサイドハンドル25が操作されたこと、を意味する。
このときには、ステップ11からステップ3に戻り、ステ
ップ6〜10の、アンロック動作は行なわない。すなわ
ち、ドア1をロック(全閉)のままとする。
(3)停車中に、ロックスイッチ20をロック(開)にし
たまま車内からドア1を開けようとしたとき: ドライバは、グリップ2の首部2bを手で掴んで該手に
連なった肘でドア1を車外の方向に押す。
この掴みにより、前述のタイマ割込(40)で、検出デ
ータレジスタM1の内容が1になる。CPU32は、ステップ
3−4-12-13-14と進むが、ロックスイッチ20が開(ロッ
ク)であるので、ステップ14からステップ25,26に進ん
でドアが開,ハーフラッチ(半ドア)又はフルラッチ
(全閉)であるかをチェックして、ドア全閉(フルラッ
チ)であるとステップ15に進んでそしてステップ3に戻
る。すなわち、ステップ6〜10の、アンロック動作は行
なわず、ドア1をロックのままとする。
(4)停車中に、ロックスイッチ20をアンロック(閉)
にして車内からドア1を開けようとしたとき: ドライバは、グリップ2の首部2bを手で掴んで該手に
連なった肘でドア1を車外の方向に押す。
この掴みにより、前述のタイマ割込(40)で、検出デ
ータレジスタM1の内容が1になる。CPU32は、ステップ
3−4-12-13-14と進み、ロックスイッチ20が閉(アンロ
ック)であるので、ステップ14からステップ6に進ん
で、ステップ7〜10の、アンロック動作を行ない、ドア
1のロック解除(ポール部材12のアンロック位置15Rへ
の移動)を行なう。この解除は、手がドアグリップ2の
首部2bとドア内面との間にある間継続する。ドライバ
が、首部2bを掴んだまま肘でドアを外方に押すとドアが
開く。首部2bを掴んでいる間、ドライバはドアを、意の
ままに開閉駆動し得る。手が首部2bとドア内面の間から
離れると、ステップ3−4-12-13-15-16-17-18-19-20-21
で、ねじ棒15を第3位置(ロック待機位置15S)に戻
す。車外からドアを閉に押すと、あるいは車内からグリ
ップの胴2aに手を掛けて引き、ドアがハーフラッチ位置
又はフルラッチ位置まで移動すると、ラッチ部材10がス
トライカ11に当って反時計方向に回転し、ポール部材12
が、ばね36の反発力で、ラッチ部材10のハーフラッチ係
合突起10b又はフルラッチ係合突起10cに進入し、ラッチ
部材10の時計方向の回転すなわちドア開を阻止する。
(5)車両停止中に、ドアがハーフラッチ状態のときに
ロックスイッチ20がアンロック(閉)からロック(開)
に切換わったとき、又は、ロックスイッチ20がロック
(開)のときにドアがハーフラッチ状態に閉じられたと
き: CPU32は、ステップ3−4-12-13-14-25-26を経て、ス
テップ27〜31の、ラッチ部材10のフルラッチ位置(ドア
全閉)への駆動を行なう。すなわち、モータ17を正転付
勢し(27)、プログラムタイマTscをスタートして(2
8)、Tscのタイムオーバを待つ(29)。Tscは、ねじ棒1
5を、第3位置(ロック待機位置)15Sから第1位置(全
閉位置)15Cに駆動するに要する時間である。タイマTsc
がタイムオーバしたときには、ラッチレバー14がドア全
閉位置に移動しこの移動に伴ってラッチ部材10が2点鎖
線で示す第1位置(フルラッチ位置)に回転している。
すなわち、ねじ棒15がラッチ部材10を反時計方向に回転
駆動してドアを全閉とする。タイマTscがタイムオーバ
するとCPU32は、モータ17を停止し(30)、位置レジス
タに第1位置15Cを示すデータを書込む(31)。この、
フルラッチ位置(ドア全閉)への駆動、を終了するとCP
U32は、第3a図のステップ22,23,24,20および21を実行し
て、ねじ棒15を第3位置15Sに戻し、位置レジスタに第
3位置15Sを示すデータを書込む。
(6)車両が走行を始めたとき: マスタプロセッサ34からインターフェイス33を介して
入力ポートR1に与えられる信号がL(停止)からH(走
行)となる。CPU32は、ステップ3−4-25(第3b図)と
進み、スイッチ18の出力を参照して、ステップ25で、ド
ア開(R4=L)であるかをチェックし、ステップ26で半
ドア(R5=L)であるかをチェックする。ドア開(スト
ライカ11がラッチ部材10に係合していない)のときに
は、ステップ15以下を実行して、ねじ棒15を第3位置15
Sに戻す。ドライバがグリップ2の胴2aに手をかけてド
アをハーフラッチ位置又はフルラッチ位置まで引くと、
ストライカ11にラッチ部材10が係合し、ポール部材12が
ラッチ部材10に係合して、ドアの開が拘止される。ドア
がハーフラッチのときには、ステップ27〜31の、前述
の、フルラッチ位置(ドア全閉)への駆動を実行してド
アをフルラッチ(全閉)とし、次いでステップ22〜24,2
0および21の、ねじ棒15の第3位置15Sの戻し、を実行す
る。その後は、車両が走行している間、ステップ3−4-
12-25-26-15-3とめぐり、ねじ棒15の第2位置(アンロ
ック位置)15Rへの駆動は行なわない。すなわちドアを
ロック(全閉)したままとする。
(7)ドライバが降車してキーシリンダにドアキー30を
差し込んでドアロックするとき: ドアキー30をシリンダ29a内のロータ29bに差し込んで時
計方向に廻すことにより、スイッチ26が閉(R2=L)か
ら開(R2=H)に変わる。CPU32は、ステップ3から111
に進んで、ロックレジスタの内容をチェックする。それ
がHであると、これはドアキー30でドアを開けてから未
だドアキー30のロック指示(時計方向の回転)に応答し
たドアロックをしていない、ことを意味する。このとき
には、第3c図のステップ32に進んで、ドアが開(R4=
L)であるかをチェックする。ドアが開であると、ドア
閉をうながすためにブザー330を付勢して(37)、ステ
ップ15-3-111-32-37-15のループをめぐり、R4=H(ド
アがハーフラッチ又はフルラッチ)となるのを待つ。R4
=Hになると、ステップ32から33に進んでブザー330の
付勢を停止し、次にドアがハーフラッチ(R5=L)か否
(R5=H)かをチェックする(34)。ハーフラッチであ
ったときには、ロックレジスタにLを書込んで(35)、
ステップ27以下の、フルラッチ位置(ドア全閉)への駆
動と、ねじ棒15の第3位置15Sへの戻し、を行なってか
らステップ3に戻る。ドアがフルラッチであったときに
は、ロックレジスタにLを書込んで、ステップ15を経て
ステップ3に戻る。
このようにステップ3に戻ったときには、ドアは全閉
(フルラッチ)となっており、ねじ棒15は第3位置(ロ
ック待機位置)15Sにあり、ラッチ部材10の突起10cにポ
ール部材12の突起12bが係合している。すなわちドアが
全閉でロックされている。CPU32は、ステップ3-111-3と
めぐり、ドアキースイッチ26が開(ドアロック指示)か
ら閉(アンロック指示)に変化するのを待つ。
以上に説明した実施例では、従来のインサイドハンド
ルを静電容量検出形の電気スイッチング手段に変えてい
るのみならず、ドアキーシリンダ,アウトサイドハンド
ルおよびロックノブもすべて電気スイッチに変更し、ロ
ック機構9は、モータ17と減速機16でねじ棒15のみを駆
動するようにしている。しかし、静電容量検出形の電気
スイッチング手段を、通常の機械接点を用いるインサイ
ドハンドルスイッチに変えて良いことは勿論、ドアキー
シリンダ,アウトサイドハンドル又はロックノブの1個
以上を従来と同様に備えて、機械リンクによりロック機
構のポール部材12をアンロック駆動又は停止拘束するよ
うにしてもよい。また、電気モータ17,減速機16および
ねじ棒15の組合せに係る電気アクチュエータに代えて、
例えばソレノイドと、このソレノイドのプランジヤに連
結された、ねじ棒15に代わる操作子の組合せにかかる電
気アクチュエータなど、同様なロック/アンロック機能
を達成するものに変更してもよい。
更には、上記実施例は、車両の運転席ドアに本発明を
適用したものであるが、本発明は、ロック/アンロック
を要する他の用途のドア、例えば住宅の玄関ドア、にも
同様に実施し得る。
〔発明の効果〕
いずれにしても本発明によれば、1組の電動駆動機構
で、ポール部材の第2位置(アンロック位置)への駆動
と、ラッチ部材の第1位置(フルラッチ位置)への駆動
が可能であり、パワードアロック装置の電動駆動要素の
低減による小型化および低価格化が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の主要構成部材を示す平面図
である。 第2a図は、第1図に示すパワードアロック装置9を装備
した車両上運転席ドアの内面外観を示す斜視図である。 第2b図は第2a図のIIB-IIB線拡大断面図である。 第2c図は第2a図に示すドア1の外表面側に装着されてい
るアウトサイドハンドルの外観を示す斜視図である。 第2d図は第2a図に示すドア1の外表面側に装着されてい
るドアキーシリンダを、ドアキー30を装着した状態で示
す斜視図である。 第2e図は、第2a図に示すドア1の電気要素に接続された
ドアロック制御装置の構成を示すブロック図である。 第3a図,第3b図,第3c図および第3d図は、第2e図に示す
マイクロプロセッサ32の制御動作を示すフローチヤート
である。 1:ドア、2:ドアグリップ 2a:胴部、2b:首部 3:薄金属板、4:外枠 4a:内枠、5:パルス発振器 51:演算増幅器、52,53:トランジスタ 6:カウンタ、7:シフトレジスタ 8:容量検知器、9:ロック機構 10:ラッチ部材、11:ストライカ 12:ポール部材、13:ポールレバー 14:ラッチレバー、15:ねじ棒(作用部材) 15E:係合子、16:減速機 17:モータ(15〜17:電動駆動手段)(13,14,15E:連動手
段) 18:ドア開閉検出スイッチ、19:アンロック検出スイッチ 20:ロック/アンロック指示スイッチ 21:アウトサイドハンドルスイッチ 23:スイッチレバー、24:レバー 25:アウトサイドハンドル、26:ドアキースイッチ 27:リンク、28:レバー 29a:ドアキーシリンダ、29b:ロータ 30:ドアキー、31:モータドライバ 32:マイクロプロセッサ、33:インターフェイス 34:マスタプロセッサ、35:パルス発振器 36:圧縮コイルスプリング(ばね部材) 37:窓ガラス昇降ハンドル

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ストライカを拘止する第1位置とストライ
    カを解放する第2位置との間を回転する、ストライカ拘
    止用のラッチ部材; ストライカに関して、前記ラッチ部材の回転中心軸とは
    反対側に位置し該回転中心軸と実質上平行な軸を中心
    に、前記ラッチ部材に係合してラッチ部材を第1位置に
    拘止する第1位置とラッチ部材の第2位置への移動を許
    す第2位置との間を回転する、ラッチ部材拘止用のポー
    ル部材; 該ポール部材にその第2位置から第1位置に向かう方向
    の回転力を与えるばね部材; 前記ラッチ部材をその第1位置に拘止する第1位置およ
    び前記ポール部材をその第2位置に拘止する第2位置の
    間を移動する作用部材; 該作用部材を、その第1位置,第2位置、および、これ
    らの第1位置と第2位置の間であって前記ラッチ部材の
    第1位置から第2位置への回転を許しかつ前記ポール部
    材の第2位置から第1位置への回転を許す第3位置、の
    1つから他の1つに駆動する電動駆動手段;および、 前記作用部材の第3位置から第1位置への移動に連動し
    て前記ラッチ部材を第2位置から第1位置に向かう方向
    に回転強制し、作用部材の第3位置から第2位置への移
    動に連動して前記ポール部材を第1位置から第2位置に
    向かう方向に回転強制する連動手段; を備えるパワードアロック装置。
  2. 【請求項2】作用部材はねじ棒であり;電動駆動手段
    は、電気モータおよびこの電気モータで駆動されて前記
    ねじ棒を往復駆動する減速機でなり;連動手段は、前記
    ねじ棒の往復移動路に突出する端部を有する、ラッチ部
    材に結合したレバー,前記ねじ棒の往復移動路に突出す
    る端部を有する、ポール部材に結合したレバー、およ
    び、前記ねじ棒に固着されこれらのレバーに係合する係
    合子でなる;前記特許請求の範囲第(1)項記載のパワ
    ードアロック装置。
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