JP4354304B2 - ドア閉鎖装置およびその制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ラッチとラチェットとを備え車両のドアを半ドア位置と全閉位置に保持するとともにドア開手段の操作によりラチェットの係合が解除されてドアを開放可能とするロック機構と、ラッチがアンラッチ位置からハーフラッチ位置へ移行したときに作動してラッチをフルラッチ位置へ移行させる駆動源とを有し、半ドア位置まで閉じられたドアを自動的に閉鎖させるドア閉鎖装置に関する。
自動車等の車両には乗員の乗降や荷物等の積み卸しを行うためのドアが設けられており、このようなドアとしては、たとえば乗降用の横開きドアやバックドア等に多く用いられるヒンジ式のものや、ワゴン車やワンボックス車等の車両の側部に設けられるスライドドアなどがある。
このようなドアにはロック機構が設けられており、ドアはロック機構により閉じた状態に保持されるようになっている。このロック機構としては回動自在のラッチを車体に固定されたストライカに回転係合させるタイプのものが知られており、この場合、ドアが閉作動するとアンラッチ位置にあるラッチの係合溝にストライカが侵入してラッチがフルラッチ位置まで回転される。フルラッチ位置まで回転したラッチにはラチェットが係合するようになっており、これによりラッチのアンラッチ方向への回転が規制されてドアは全閉位置に保持される。また、ラチェットはハーフラッチ位置となったときにもラッチに係合するようになっており、この場合ドアは半ドア位置に保持されるようになっている。
一方、ドアにはラチェットに連結されるドアノブが設けられており、このドアノブを操作することによりラチェットのラッチに対する係合を解除することができるようになっている。つまり、全閉位置あるいは半ドア位置に保持されたドアを開く際には、ドアノブを操作してラチェットのラッチに対する係合を解除させる。これにより、ラッチはアンラッチ方向に回転可能となり、ドアを開くことができる。
このようなロック機構では、ドアを閉じる操作力が小さいときなどにはドアが半ドア状態となる場合があり、この状態からドアを全閉位置まで閉じるには再度ドアを操作する必要があり不便である。そのため、たとえば特許文献1に示されるロック機構にはドアクローザとも呼ばれるドア閉鎖装置が設けられており、ラッチがアンラッチ位置からハーフラッチ位置まで回転したときには電動モータ等を駆動源とするアクチュエータによりラッチを強制的にフルラッチ位置まで駆動するようにしている。これにより、半ドア位置まで閉じられたドアはアクチュエータにより自動的に全閉位置まで閉じられることになり、ドアを閉じる操作が容易になる。
ドア閉鎖装置にはラッチがハーフラッチ位置となったことを検出するハーフラッチスイッチとラッチがフルラッチ位置となったことを検出するフルラッチスイッチとラチェットがラッチに係合したことを検出するラチェットスイッチとが設けられており、アクチュエータを制御する制御装置はこれらのスイッチからの検出信号によりドアの開状態と半ドア状態とを検出することができるようになっている。たとえば、ハーフラッチスイッチとラチェットスイッチとが共にOFFのときにドアの開状態が検出され、ハーフラッチスイッチとラチェットスイッチのいずれか一方がONされたときに半ドア状態が検出され、フルラッチスイッチとラチェットスイッチが共にONとなったときに全閉状態が検出される。この場合、ドアが開状態から半ドア状態となるときにはラチェットスイッチをハーフラッチスイッチより所定距離分だけ先にONさせる設定とされており、これにより、ラチェットがラッチに確実に係合した後に半ドア状態を検出させるようにしている。
そして、制御装置は、ドア開状態の認識中に半ドア状態を検出したときにアクチュエータの作動を開始させるようになっており、これにより、ドアが閉じる方向に移動して半ドア状態となったときにのみにドアが閉じられる。
特開平9−228736号公報
しかしながら、このようなドア閉鎖装置ではラチェットスイッチはドアノブの操作に連動してドアの状態に拘わらずOFFとなるので、全閉状態のドアを開くためにドアノブを操作してドアを開方向に移動させる際にはハーフラッチスイッチがOFFとなる位置までドアを移動させた直後にはラチェットスイッチとハーフラッチスイッチが共にOFFとなってドアが半ドア状態であるにも拘わらずドアの開状態が誤認識されることなる。そして、この状態からドアノブの操作が停止されると、これに連動してラチェットスイッチがONされるので、制御装置はドアが開状態から半ドア状態に移行したと誤認識してアクチュエータを作動させることになる。したがって、ドアを開こうとしているにも拘わらずドアは半ドア状態から全閉位置まで閉じられることになり、操作者に違和感を与えることになっていた。
本発明の目的は、全閉状態のドアを開く際に生じる駆動源の誤動作を防止して、ドア閉鎖装置の操作感を高めることにある。
本発明のドア閉鎖装置は、ラッチとラチェットとを備え車両のドアを半ドア位置と全閉位置に保持するとともにドア開手段の操作により前記ラチェットの係合が解除されて前記ドアを開放可能とするロック機構と、前記ラッチをハーフラッチ位置からフルラッチ位置へ移行させる駆動源とを有し、半ドア位置まで閉じられた前記ドアを自動的に閉鎖させるドア閉鎖装置であって、前記ラッチがハーフラッチ位置となったことを検出するハーフラッチ検出手段と、前記ラチェットが前記ラッチに係合したことを検出するラチェット検出手段と、前記ハーフラッチ検出手段と前記ラチェット検出手段の検出信号に基づいて前記ドアが開状態あるいは半ドア状態となったことを検出し、前記ドアが開状態から半ドア状態へ移行したときに前記駆動源を作動させる制御手段とを有し、前記ドア開手段が操作されて前記ドアが全閉状態から半ドア状態へ移行したときには前記ドアの状態に拘わらず前記駆動源の起動を禁止することを特徴とする。
本発明のドア閉鎖装置は、前記ドア開手段が操作されているときには前記制御手段による前記ドアの状態検出を禁止することを特徴とする。
本発明のドア閉鎖装置は、前記ドア開手段の操作が停止されてから検出禁止時間が経過した後に前記制御手段による前記ドアの状態検出を開始させることを特徴とする。
本発明のドア閉鎖装置は、前記ドア開手段は前記ドアに設けられ前記ラチェットに連結されて前記ラチェットに連動するドアノブであることを特徴とする。
本発明のドア閉鎖装置の制御装置は、ラッチとラチェットとを備え車両のドアを半ドア位置と全閉位置に保持するとともにドア開手段の操作により前記ラチェットの係合が解除されて前記ドアを開放可能とするロック機構と、前記ラッチをハーフラッチ位置からフルラッチ位置へ移行させる駆動源とを有し、半ドア位置まで閉じられた前記ドアを自動的に閉鎖させるドア閉鎖装置に用いられるドア閉鎖装置の制御装置であって、前記ラッチがハーフラッチ位置となったことを検出するハーフラッチ検出手段と前記ラチェットが前記ラッチに係合したことを検出するラチェット検出手段との検出信号に基づいて前記ドアが開状態あるいは半ドア状態となったことを検出し、前記ドアが開状態から半ドア状態へ移行したときに前記駆動源を作動させるとともに、前記ドア開手段が操作されて前記ドアが全閉状態から半ドア状態へ移行したときには前記ドアの状態に拘わらず前記駆動源の起動を禁止することを特徴とする。
本発明のドア閉鎖装置の制御装置は、前記ドア開手段が操作されているときには前記ドアの状態検出を禁止することを特徴とする。
本発明のドア閉鎖装置の制御装置は、前記ドア開手段の操作が停止されてから検出禁止時間が経過した後に前記ドアの状態検出を開始させることを特徴とする。
本発明のドア閉鎖装置の制御装置は、前記ドア開手段は前記ドアに設けられ前記ラチェットに連結されて前記ラチェットに連動するドアノブであることを特徴とする。
本発明によれば、全閉状態のドアを開く際には駆動源の起動は禁止されるので、駆動源が誤作動してドアが全閉位置まで閉じられることを防止することができる。したがって、ドアが操作者の意図に反した方向に作動されることがなく、このドア閉鎖装置の操作感が高められる。
また、本発明によれば、ドア開手段が操作されているときにはドア状態の検出を禁止することにより駆動源の作動を禁止するようにしたので、ドア開手段とラチェット検出手段とが連動する構造のドア閉鎖装置における駆動源の誤作動をドア閉鎖装置の機構的な構造の変更なしに防止することができる。
さらに、本発明によれば、ドア開手段の操作が停止されてから検出禁止時間が経過した後にドアの状態検出を開始させるようにしたので、ドア開手段の操作タイミングとラチェット検出手段の検出タイミングとに誤差が生じる場合であっても、この誤差を吸収してドア状態の誤検出を確実に防止させることができる。したがって、このドア閉鎖装置の作動信頼性を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態であるドア閉鎖装置を備えた車両を示す側面図であり、図2は図1に示す車両のドア回りの詳細を示す説明図である。また、図3は図2に示すドア閉鎖装置の制御体系を示すブロック図であり、図4(a)〜(c)はそれぞれラッチがアンラッチ位置、ハーフラッチ位置、フルラッチ位置にあるときのロック機構とアクチュエータの作動状態を示す説明図である。
図1に示すように、この車両11の側部にはドアとしてのスライドドア12が設けられている。スライドドア12は車両11の側面に固定されたガイドレール13に案内されて図中実線で示す全閉位置と図中一点鎖線で示す全開位置との間で開閉自在となっている。
図2に示すように、スライドドア12にはローラアッシー12aが設けられており、このローラアッシー12aがガイドレール13に沿って移動することにより、スライドドア12は車両前後方向にスライド式に開閉するようになっている。また、ガイドレール13の車両前方側は車室内側に向けて曲げられており、これにより、スライドドア12は車両側面と同一面に収まるように車両11の内側に引き込まれて閉じられるようになっている。
スライドドア12にはドア閉鎖装置14が設けられており、半ドア位置まで閉じられたスライドドア12はこのドア閉鎖装置14により自動的に全閉状態まで閉鎖されるようになっている。
図3に示すように、このドア閉鎖装置14はロック機構15とアクチュエータ16および制御装置17を備えている。ロック機構15とアクチュエータ16はクローザ機構18としてユニット化されており、図2からも解るように、スライドドア12の車両前方側端部に配置されている。また、制御装置17はスライドドア12の内部に配置されており、駆動回路19を介してアクチュエータ16に接続されている。
図4(a)〜図4(c)に示すように、ロック機構15はラッチ21とラチェット22とを備えており、ラッチ21は車両11の開口端部に固定されたストライカ23に係合する係合溝21aを備えたフォーク形状に形成されている。また、ラッチ21はラッチ軸24に支持されて回転自在となっており、スライドドア12が全閉位置に向けて閉じられるときには係合溝21aに侵入したストライカ23に押されて、図4(a)に示すアンラッチ位置から図4(b)に示すハーフラッチ位置を経て図4(c)に示すフルラッチ位置まで回転するようになっている。
ラチェット22はラッチ21に向けて突出する係止爪部22aを備えており、ラッチ21と同一面上においてラチェット軸25に回転自在に支持されている。また、ラチェット22はたとえば図示しないスプリング等の付勢手段により係止爪部22aをラッチ21に接触させる方向(図4中では時計回り)に付勢されている。
図4(b)に示すように、係止爪部22aはラッチ21がハーフラッチ位置となったときにラッチ21に設けられたハーフラッチ係止溝21bに係合するようになっている。これにより、ハーフラッチ位置まで回転したラッチ21はラチェット22によりアンラッチ位置側への回転が規制され、スライドドア12は半ドア位置に保持されることになる。なお、係止爪部22aがハーフラッチ係止溝21bに係合した状態のときであっても、ラッチ21は係止爪部22aを押し上げてフルラッチ位置に向けて回転可能となっており、これにより、ハーフラッチ位置となったラッチ21はアンラッチ位置方向への回転は規制されるがフルラッチ位置方向への回転は許容されている。つまり、ラッチ21がハーフラッチ位置とフルラッチ位置との間にあるときには、スライドドア12は全閉位置には保持されていないが開くこともできない仮連結状態つまり半ドア状態に保持される。
図4(c)に示すように、ラッチ21がフルラッチ位置まで回転したときには係止爪部22aがラッチ21の係合溝21aに係合してラッチ21はアンラッチ位置方向への回転が規制されてフルラッチ位置に保持されるようになっている。これにより、スライドドア12は全閉位置に保持される。
つまり、このロック機構15は、ラッチ21がハーフラッチ位置とフルラッチ位置とになったときにラチェット22がラッチ21に係合し、これにより、ラッチ21をハーフラッチ位置とフルラッチ位置つまりスライドドア12を半ドア位置と全閉位置に保持するようになっている。
スライドドア12の車室内側と車外側には、それぞれ乗員等の操作者により操作されるドア開手段としてのドアノブ26が設けられている。ドアノブ26は、たとえば連結ロッド27等を介してラチェット22に連結されており、ドアノブ26が操作されるとその操作に連動してラチェット22がラッチ21から離れる方向に回転するようになっている。つまり、ロック機構15により全閉位置あるいは半ドア位置に保持されたスライドドア12を開く際には、ドアノブ26を操作することによりラチェット22のラッチ21に対する係合が解除され、これによりラッチ21がアンラッチ位置方向に回転自在となってスライドドア12を開放させることが可能となる。なお、図示する場合には、ラチェット22は連結ロッド27によりドアノブ26に連結されているが、これに限らず、たとえばワイヤ等を用いてドアノブ26とラチェット22とを接続したり、ドアノブ26の操作を電気的に検出し、これに連動する電動機等でラチェット22を駆動したりするなど、ドアノブ26の操作に連動してラチェット22のラッチ21に対する係合が解除される構造であればよい。
一方、図4(a)〜(c)に示すように、アクチュエータ16は駆動源としての電動モータ31と動力変換機構32および駆動ロッド33を有しており、電動モータ31か作動すると、その出力が動力変換機構32により直線往復運動に変換されて駆動ロッド33が進退移動するようになっている。駆動ロッド33の移動方向はラッチ軸24の軸心からずれてラッチ21の移動軌跡上を通るように設定されており、駆動ロッド33が元位置から進出するとラッチ21は駆動ロッド33に押されてフルラッチ位置まで移動するようになっている。また、ラッチ21をフルラッチ位置まで移動させた後には電動モータ31が逆転して駆動ロッド33は元位置にまで後退移動して、ラッチ21から離れるようになっている。
なお、動力変換機構32としては、たとえばラックアンドピニオン機構やボールねじ機構などが用いられるが、これ以外の機構を用いるようにしてもよい。
このドア閉鎖装置14にはハーフラッチ検出手段としてのハーフラッチスイッチ34と、ラチェット検出手段としてのラチェットスイッチ35と、フルラッチスイッチ36およびドアノブ操作検出スイッチ37が設けられている。これらのスイッチ34〜37はリミットスイッチとなっており、スイッチ34〜37が押されてONされたときに検出信号を出力するようになっている。そして、制御装置17はこれらのスイッチ34〜37からの検出信号に基づいてスライドドア12の位置つまり状態を検出し、スライドドア12が開状態から半ドア状態へ移行したときにアクチュエータ16を作動させてスライドドア12を全閉状態まで強制的に閉じるようになっている。
図5は開状態のスライドドアが閉じられるときの各スイッチとアクチュエータの状態を示す作動チャートであり、図6は全閉状態のスライドドアが開かれるときの各スイッチとアクチュエータの状態を示す作動チャートである。
図5、図6に示すように、ハーフラッチスイッチ34はラッチ21がアンラッチ位置からハーフラッチ位置まで回転したときにラッチ21に押されてONされるようになっており、つまり、このハーフラッチスイッチ34によりラッチ21がハーフラッチ位置となったことが検出されるようになっている。なお、ハーフラッチスイッチ34はラッチ21がハーフラッチ位置よりフルラッチ方向側に回転したときには引き続きONされた状態となる。
ラチェットスイッチ35はラチェット22がラッチ21に係合したときにラチェット22に押されてONされるようになっており、つまり、このラチェットスイッチ35によりラチェット22がラッチ21に係合したことが検出されるようになっている。この場合、ラチェット22がラッチ21の係合溝21aに係合する際には、ラチェットスイッチ35はハーフラッチスイッチ34に対して所定距離分だけ開側でONされるようになっており、これにより、ラチェット22が確実にラッチ21に係合した後にハーフラッチスイッチ34によるハーフラッチ状態の検出が行われるようになっている。なお、ハーフラッチ状態とはラッチ21がハーフラッチ位置とフルラッチ位置との間で移動自在となった状態のことであり、このとき、スライドドア12は全閉位置には保持されていないが開くこともできない仮結合状態つまり半ドア状態となる。
フルラッチスイッチ36はラッチ21がフルラッチ位置となったときにラッチ21に押されてONされるようになっており、つまり、このフルラッチスイッチ36によりラッチ21がフルラッチ位置となったことが検出されるようになっている。
ドアノブ操作検出スイッチ37はドアノブ26が操作されたときにONされるようになっており、つまり、このドアノブ操作検出スイッチ37によりドアノブ26が操作されたことが検出されるようになっている。
一方、制御手段としての制御装置17は、制御信号を演算する図示しないマイクロプロセッサ(CPU)、制御プログラム、演算式およびマップデータなどが格納される図示しないROM、一時的にデータを格納する図示しないRAMなどを備えて制御回路からなっており、所謂マイクロコンピュータとしての機能を有している。
図3に示すように、この制御装置17は各スイッチ34〜37が接続されるスイッチ情報入力部41を有しており、各スイッチ34〜37の検出信号はこのスイッチ情報入力部41から制御装置17に入力されるようになっている。
スイッチ情報入力部41に入力されたドアノブ操作検出スイッチ37の検出信号はドアノブ操作判定部42へ送られるようになっており、ドアノブ操作判定部42は入力された検出信号に基づいてドアノブ26が操作されたか否かを判定するようになっている。
一方、ハーフラッチスイッチ34、ラチェットスイッチ35およびフルラッチスイッチ36の検出信号はスイッチ情報入力部41からドア位置判定部43へ送られるようになっており、ドア位置判定部43は入力された検出信号に基づいてスライドドア12の位置つまり状態を判定するようになっている。この場合、ハーフラッチスイッチ34とラチェットスイッチ35が共にOFFとなったときにスライドドア12が開状態(ラッチ21がアンラッチ位置とハーフラッチ位置との間にあってスライドドア12を開くことができる状態を含む。)であると判定され、ハーフラッチスイッチ34とラチェットスイッチ35のいずれか一方がONされたときにスライドドア12が半ドア状態であると判定されるようになっている。つまり、この制御装置17はハーフラッチスイッチ34とラチェットスイッチ35の検出信号に基づいてスライドドア12の開状態と半ドア状態とを検出するようになっている。また、ドア位置判定部43はラチェットスイッチ35とフルラッチスイッチ36が共にONされたときにはスライドドア12が全閉位置にあると判定するようになっている。
ドアノブ操作判定部42とドア位置判定部と43による判定結果はドア位置状態判定部44へ送られる。ドア位置状態判定部44はドアノブ操作判定部42によりドアノブ26が操作されていないと判定されたときにはドア位置判定部43の判定結果をドア位置状態確定部45へ送ってこの制御装置17によるスライドドア12の状態検出を確定させる。ドア位置状態確定部45によりスライドドア12の状態が確定されるとドア開状態認識済み判定部46によりスライドドア12が開状態であることが認識され、ドア開状態の認識済みの信号がドア開状態認識済み判定部46からアクチュエータ作動判定部47に送られる。また、アクチュエータ作動判定部47にはドア位置状態確定部45により確定されたスライドドア12の状態が入力されるようになっている。
アクチュエータ作動判定部47はドア開状態認識済み判定部46からの認識済みの信号が送られているときにドア位置状態確定部45によりスライドドア12が半ドア状態となっことが検出されたときには、制御信号出力部48に向けて駆動信号を出力するようになっている。駆動信号が制御信号出力部48に送られると制御信号出力部48は駆動回路19に制御信号を出力するようになっており、これにより駆動回路19が駆動されて電動モータ31つまりアクチュエータ16が作動を開始する。このように、この制御装置17では、スライドドア12の開状態が認識された状態でスライドドア12の半ドア状態が検出されたとき、つまり、スライドドア12が開状態から半ドア状態へ移行したことを検出したときにアクチュエータ16を作動させるようになっている。これにより、スライドドア12が開状態から閉じる方向に移動して半ドア状態となったときのみアクチュエータ16が作動されることになり、半ドア状態まで閉じられたスライドドア12をアクチュエータ16により強制的に全閉位置まで閉じることができる。
なお、符号49は車両11に搭載されるバッテリ等の電源であり、電動モータ31と制御装置17はこの電源49から供給される電力により作動するようになっている。
一方、ドアノブ操作判定部42においてドアノブ26が操作されていると判定されたときには、ドア位置状態判定部44によりドア位置判定部43の判定結果がドア位置状態確定部45へ送られることが禁止される。つまり、この制御装置17では、ドアノブ26が操作されているときにはスライドドア12の状態検出つまりドア開状態認識済み判定部46によるドア開状態の認識が禁止されるようになっている。
また、ドア位置状態判定部44にはドアノブ操作判定部42によりドアノブ26の操作が停止されたことが判定されたときを起点としてスタートする図示しないタイマが設けられており、タイマによりドアノブ26の操作が停止されてから検出禁止時間tが経過したことが検出されたときにドア位置状態判定部44の判定結果がドア位置状態確定部45へ送られるようになっている。つまり、この制御装置17では、ドアノブ26が操作されている場合には、その操作が停止されてから検出禁止時間tが経過した後にスライドドア12の状態検出が開始されるようになっている。
図7は図3に示す制御装置の制御手順を示すフローチャート図であり、以下では、図7に基づいてこの制御装置の制御手順について説明する。
まず、車載されたバッテリ等の電源49から制御装置17への電力供給が開始されると、ステップS1においてリセットが解除されているか否かが判断され、リセットされていると判断されるとスライドドア12の状態検出が開始される。
次いで、ステップS2においてスライドドア12の開状態が認識されているか否かが判定され、スライドドア12の開状態が認識されていると判断された場合にはステップS3においてスライドドア12が半ドア状態か否かが判断される。ステップS3においてスライドドア12が半ドア状態であると判断された場合には、スライドドア12が開状態から半ドア状態に移行したことが認識されてステップS4においてドア開状態認識済み判定部46によるドア開状態の認識がクリアされ、次いでステップS5においてアクチュエータ16の作動が開始される。そして、スライドドア12の全閉状態が検出されるまでアクチュエータ16が作動し、ステップS6においてスライドドア12が全閉状態となったと判断されるとルーチンはステップS2にリターンされる。
この制御手順を図5に当てはめて説明すると、スライドドア12が開状態のときにはハーフラッチスイッチ34とラチェットスイッチ35が共にOFFとなっているのでスライドドア12の開状態が認識されており、この状態からスライドドア12が半ドア位置まで閉じられるとラチェットスイッチ35がONとなってスライドドア12の半ドア状態が認識される。これにより、スライドドア12が開状態から半ドア状態に移行したことが検出され、アクチュエータ16が作動してスライドドア12は全閉位置に向けてアクチュエータ16により駆動される。スライドドア12がアクチュエータ16により駆動されて半ドア位置から全閉位置方向に向けて移動するとラチェット22の係止爪部22aが係合溝21aとハーフラッチ係止溝21bとの間に達してラチェットスイッチ35が再度OFFとされるが、このときハーフラッチスイッチ34がONされているのでスライドドア12の半ドア状態は引き続き認識される。そして、スライドドア12が全閉位置まで閉じられるとラチェットスイッチ35とフルラッチスイッチ36とが共にONとなって制御装置17はスライドドア12の全閉状態を認識し、これによりアクチュエータ16は駆動ロッド33が元位置になるまで逆方向に作動して停止する。
一方、ステップS2においてスライドドア12の開状態が認識されていないと判断された場合には、ステップS7においてドア開状態の認識が禁止される。つまり、ドアノブ26の操作が停止していることを示す継続時間が経過するまではドア位置状態判定部44によるスライドドア12の状態検出が禁止されるので、これにより、ドア開状態認識済み判定部46によるドア開状態の認識も禁止される。そして、この禁止状態はステップS8においてドアノブ26の操作が停止されたと判断されるまで継続される。つまり、ドアノブ26が操作中のときにはラチェットスイッチ35はドアノブ26に連動してOFFされるので、ラチェットスイッチ35の検出信号に基づいて判断されるスライドドア12の状態検出を禁止し、これによりスライドドア12の開状態の認識を禁止するのである。
したがって、図6に示すように、全閉状態のスライドドア12がドアノブ26が操作された状態でハーフラッチスイッチ34がOFFとなる位置まで開方向に移動した場合、ハーフラッチスイッチ34とラチェットスイッチ35が共にOFFとなってスライドドア12の半ドア状態の認識条件が成立するが、このときスライドドア12の状態検出は禁止されているので、スライドドア12の開状態は認識されない。これにより、この状態でドアノブ26の操作が停止されてラチェットスイッチ35がONされても、スライドドア12の開状態から半ドア状態への移行が検出されないので、アクチュエータ16は作動しない。つまり、この制御装置17では、ドアノブ26が操作されて全閉状態のスライドドア12が半ドア状態まで移行されるときには、スライドドア12の状態検出を禁止することにより、スライドドア12の状態に拘わらずアクチュエータ16の作動を禁止するようになっている。
このように、このドア閉鎖装置14では、ドアノブ26が操作されて全閉状態のスライドドア12が開かれる際にはアクチュエータ16の起動が禁止されるので、アクチュエータ16が誤作動することにより開こうとしているスライドドア12が全閉位置まで閉じられることを防止することができる。したがって、スライドドア12が操作者の意図に反して閉方向に移動して閉じられることを防止して、このドア閉鎖装置14の操作感を高めることができる。
また、このドア閉鎖装置14では、ドアノブ26が操作されているときにはスライドドア12の状態検出を禁止することによりアクチュエータ16の起動を禁止させるようにしたので、ドアノブ26とラチェット22が連動する構造のドア閉鎖装置14におけるアクチュエータ16の誤作動をこのドア閉鎖装置14の機構的な構造の変更なしに防止することができる。
ステップS7でドア開状態の認識が禁止されると、次いでステップS8においてドアノブ26の操作が停止したか否かが判断される。なお、ステップS7からステップS8へ進む際にはタイマによるカウントがリセットされる。
ステップS8においてドアノブ26の操作が停止したと判断されると、ステップS9においてタイマがスタートされ、ステップS10においてタイマのカウントによりドアノブ26の操作が停止されている継続時間が検出禁止時間t(たとえば160ms)を経過したか否かが判断される。そして、ステップS10において検出禁止時間tが経過したと判断された場合には、ステップS11においてスライドドア12の状態検出が開始される。これにより、たとえば、ドアノブ操作検出スイッチ37とラチェットスイッチ35の検出タイミングに誤差が生じて、ドアノブ操作検出スイッチ37がOFFされた後にラチェットスイッチ35がOFFされたままの状態であっても、ハーフラッチスイッチ34とラチェットスイッチ35が共にOFFとなって誤ってスライドドア12の開状態が認識されるのを防止することができる。
一方、ステップS8においてドアノブ26の操作が停止されていないと判断された場合には、タイマのカウントをリセットしてステップS7に戻される。
このように、このドア閉鎖装置14では、ドアノブ26の操作が停止されてから検出禁止時間が経過した後にスライドドア12の状態検出を開始させるようにしたので、ドアノブ操作検出スイッチ37の検出タイミングとラチェットスイッチ35の検出タイミングとに誤差が生じる場合であっても、この誤差を吸収してドア状態の誤検出を確実に防止することができる。したがって、アクチュエータ16が誤作動してスライドドア12が全閉位置まで閉じられることを確実に防止して、このドア閉鎖装置14の作動信頼性を高めることができる。
ステップS11でスライドドア12の状態検出が開始されると、ステップS12においてスライドドア12が開状態となったか否かが判断され、開状態でなければステップS7に戻されてステップS7以降のフローを繰り返す。一方、ステップS12においてスライドドア12が開状態であると判断されるとステップS13においてスライドドア12の開状態が認識され、ルーチンはリターンされてステップS2においてスライドドア12の位置状態が判断される。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。たとえば、前記実施の形態においては、本発明のドア閉鎖装置14をスライドドア12に適用した場合を示しているが、これに限らず、車両側部に設けられる乗降用のヒンジドアや車両後端部に設けられるバックドアなどに適用してもよい。
また、前記実施の形態においては駆動源として電動モータ31が用いられているが、これに限らず、たとえば電磁式のアクチュエータや油圧シリンダ等、他の駆動源を用いるようにしてもよい。
さらに、前記実施の形態においては、制御装置17はハーフラッチスイッチ34とラチェットスイッチ35のいずれか一方がONされたときにハーフラッチ位置を検出し、ラチェットスイッチ35がONされたときにラチェット22のラッチ21への係合を検出するようにしているが、これに限らず、OFFされたときに検出するようにしてもよい。
さらに、ハーフラッチ検出手段とラチェット検出手段としてはリミットスイッチに限らず、ラッチ21のハーフラッチ状態あるいはラチェット22のラッチ21への係合を検出することができるものであればよい。
さらに、前記実施の形態においては、ドア開手段はスライドドア12に設けられるドアノブ26とされているが、これに限らず、ボタンを押しているときにスライドドア12の開作動を受け付けるような携帯用のキーレススイッチ等、操作されることによりラチェット22のラッチ21に対する係合を解除できるものであればよい。
本発明の一実施の形態であるドア閉鎖装置を備えた車両を示す側面図である。 図1に示す車両のドア回りの詳細を示す説明図である。 図2に示すドア閉鎖装置の制御体系を示すブロック図である。 (a)〜(c)はそれぞれラッチがアンラッチ位置、ハーフラッチ位置、フルラッチ位置にあるときのロック機構とアクチュエータの作動状態を示す説明図である。 開状態のスライドドアが閉じられるときの各スイッチとアクチュエータの状態を示す作動チャートである。 全閉状態のスライドドアが開かれるときの各スイッチとアクチュエータの状態を示す作動チャートである。 図3に示す制御装置の制御手順を示すフローチャート図である。
符号の説明
11 車両
12 スライドドア
12a ローラアッシー
13 ガイドレール
14 ドア閉鎖装置
15 ロック機構
16 アクチュエータ
17 制御装置
18 クローザ機構
19 駆動回路
21 ラッチ
21a 係合溝
21b ハーフラッチ係止溝
22 ラチェット
22a 係止爪部
23 ストライカ
24 ラッチ軸
25 ラチェット軸
26 ドアノブ
27 連結ロッド
31 電動モータ
32 動力変換機構
33 駆動ロッド
34 ハーフラッチスイッチ
35 ラチェットスイッチ
36 フルラッチスイッチ
37 ドアノブ操作検出スイッチ
41 スイッチ情報入力部
42 ドアノブ操作判定部
43 ドア位置判定部
44 ドア位置状態判定部
45 ドア位置状態確定部
46 ドア開状態認識済み判定部
47 アクチュエータ作動判定部
48 制御信号出力部
49 電源
t 検出禁止時間

Claims (8)

  1. ラッチとラチェットとを備え車両のドアを半ドア位置と全閉位置に保持するとともにドア開手段の操作により前記ラチェットの係合が解除されて前記ドアを開放可能とするロック機構と、前記ラッチをハーフラッチ位置からフルラッチ位置へ移行させる駆動源とを有し、半ドア位置まで閉じられた前記ドアを自動的に閉鎖させるドア閉鎖装置であって、
    前記ラッチがハーフラッチ位置となったことを検出するハーフラッチ検出手段と、
    前記ラチェットが前記ラッチに係合したことを検出するラチェット検出手段と、
    前記ハーフラッチ検出手段と前記ラチェット検出手段の検出信号に基づいて前記ドアが開状態あるいは半ドア状態となったことを検出し、前記ドアが開状態から半ドア状態へ移行したときに前記駆動源を作動させる制御手段とを有し、
    前記ドア開手段が操作されて前記ドアが全閉状態から半ドア状態へ移行したときには前記ドアの状態に拘わらず前記駆動源の起動を禁止することを特徴とするドア閉鎖装置。
  2. 請求項1記載のドア閉鎖装置において、前記ドア開手段が操作されているときには前記制御手段による前記ドアの状態検出を禁止することを特徴とするドア閉鎖装置。
  3. 請求項1または2記載のドア閉鎖装置において、前記ドア開手段の操作が停止されてから検出禁止時間が経過した後に前記制御手段による前記ドアの状態検出を開始させることを特徴とするドア閉鎖装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のドア閉鎖装置において、前記ドア開手段は前記ドアに設けられ前記ラチェットに連結されて前記ラチェットに連動するドアノブであることを特徴とするドア閉鎖装置。
  5. ラッチとラチェットとを備え車両のドアを半ドア位置と全閉位置に保持するとともにドア開手段の操作により前記ラチェットの係合が解除されて前記ドアを開放可能とするロック機構と、前記ラッチをハーフラッチ位置からフルラッチ位置へ移行させる駆動源とを有し、半ドア位置まで閉じられた前記ドアを自動的に閉鎖させるドア閉鎖装置に用いられるドア閉鎖装置の制御装置であって、
    前記ラッチがハーフラッチ位置となったことを検出するハーフラッチ検出手段と前記ラチェットが前記ラッチに係合したことを検出するラチェット検出手段との検出信号に基づいて前記ドアが開状態あるいは半ドア状態となったことを検出し、前記ドアが開状態から半ドア状態へ移行したときに前記駆動源を作動させるとともに、前記ドア開手段が操作されて前記ドアが全閉状態から半ドア状態へ移行したときには前記ドアの状態に拘わらず前記駆動源の起動を禁止することを特徴とするドア閉鎖装置の制御装置。
  6. 請求項5記載のドア閉鎖装置の制御装置において、前記ドア開手段が操作されているときには前記ドアの状態検出を禁止することを特徴とするドア閉鎖装置の制御装置。
  7. 請求項5または6記載のドア閉鎖装置の制御装置において、前記ドア開手段の操作が停止されてから検出禁止時間が経過した後に前記ドアの状態検出を開始させることを特徴とするドア閉鎖装置の制御装置。
  8. 請求項5〜7のいずれか1項に記載のドア閉鎖装置の制御装置において、前記ドア開手段は前記ドアに設けられ前記ラチェットに連結されて前記ラチェットに連動するドアノブであることを特徴とするドア閉鎖装置の制御装置。

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