JPH083634Y2 - 自動車用ドアロックの施錠装置 - Google Patents
自動車用ドアロックの施錠装置Info
- Publication number
- JPH083634Y2 JPH083634Y2 JP7494089U JP7494089U JPH083634Y2 JP H083634 Y2 JPH083634 Y2 JP H083634Y2 JP 7494089 U JP7494089 U JP 7494089U JP 7494089 U JP7494089 U JP 7494089U JP H083634 Y2 JPH083634 Y2 JP H083634Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- lock
- locking
- lever
- driver
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、特に運転席以外のドアにおいて、ドアロッ
クにキャンセル機構を備える自動車用ドアロックの施錠
装置に関する。
クにキャンセル機構を備える自動車用ドアロックの施錠
装置に関する。
自動車の運転席以外のドア、例えば助手席ドア等(以
下他ドアと言う。)におけるドアロックは、通常第2図
に示すように、ラッチ及びポール等からなる噛合機構を
収納したドアロック本体(A)上に、ドアの車室内側に
設けられる施解錠ノブに連結され、かつ実線で示す施錠
位置と2点鎖線で示す解錠位置とに移動可能な施解錠レ
バー(1)を枢着して構成されている。
下他ドアと言う。)におけるドアロックは、通常第2図
に示すように、ラッチ及びポール等からなる噛合機構を
収納したドアロック本体(A)上に、ドアの車室内側に
設けられる施解錠ノブに連結され、かつ実線で示す施錠
位置と2点鎖線で示す解錠位置とに移動可能な施解錠レ
バー(1)を枢着して構成されている。
この施解錠レバー(1)の一端は、運転席ドアの施錠
に連動して施錠作動しうるように、運転席ドアの施錠操
作スイッチにより、施錠方向に駆動可能な電動モータを
備えるアクチュエータ(B)の出力部材に連結されてい
る。
に連動して施錠作動しうるように、運転席ドアの施錠操
作スイッチにより、施錠方向に駆動可能な電動モータを
備えるアクチュエータ(B)の出力部材に連結されてい
る。
また、このドアロック本体(A)は、ドアを開けた状
態で、かつ施解錠ノブを施錠して、施解錠レバーを施錠
位置に作動させた状態で、そのまま、ドアを閉じるとド
ア閉作動に伴なうラッチの回動動作により、オープンレ
バー(2)が、ポールを介して第2図において反時計方
向に回動させられることによって、オープンレバー
(2)のキャンセル部(2b)が、サブレバー(3)の当
接部(3b)を蹴とばして、サブレバー(3)を介して施
解錠レバー(1)を、施錠位置から解錠位置に強制的に
移動させるキャンセル機構を備えている。
態で、かつ施解錠ノブを施錠して、施解錠レバーを施錠
位置に作動させた状態で、そのまま、ドアを閉じるとド
ア閉作動に伴なうラッチの回動動作により、オープンレ
バー(2)が、ポールを介して第2図において反時計方
向に回動させられることによって、オープンレバー
(2)のキャンセル部(2b)が、サブレバー(3)の当
接部(3b)を蹴とばして、サブレバー(3)を介して施
解錠レバー(1)を、施錠位置から解錠位置に強制的に
移動させるキャンセル機構を備えている。
このキャンセル機構は、ドアを閉じたとき、キーレス
ロック操作等によって意識的に操作しない限り、施錠さ
れることがないようになっており、車室内へのキー忘れ
を防止するためのものである。
ロック操作等によって意識的に操作しない限り、施錠さ
れることがないようになっており、車室内へのキー忘れ
を防止するためのものである。
上述のような従来の装置においては、他ドアが開いて
いるときに、運転席ドアを施錠操作すると、それに連動
して、他ドアのアクチュエータが施錠方向に作動し、他
ドアのドアロックは施錠される。しかし、その後、他ド
アをそのまま閉じると、前述のキャンセル機構によっ
て、施解錠レバーは解錠位置にキャンセルされてしま
い、運転席ドアを施錠したにも拘らず、他ドアの施錠忘
れを引き起こすという問題点がある。
いるときに、運転席ドアを施錠操作すると、それに連動
して、他ドアのアクチュエータが施錠方向に作動し、他
ドアのドアロックは施錠される。しかし、その後、他ド
アをそのまま閉じると、前述のキャンセル機構によっ
て、施解錠レバーは解錠位置にキャンセルされてしま
い、運転席ドアを施錠したにも拘らず、他ドアの施錠忘
れを引き起こすという問題点がある。
この施錠忘れは、他ドアを閉じるとき、そのドアに近
い乗員がキーレスロック操作にてドアを閉止することに
よって解消されるが、必ずしもキーレスロック操作を行
なってドアを閉止するとは限らず、特に乗員が子供であ
る場合には、キーレスロック操作を期待することはほと
んどできない。
い乗員がキーレスロック操作にてドアを閉止することに
よって解消されるが、必ずしもキーレスロック操作を行
なってドアを閉止するとは限らず、特に乗員が子供であ
る場合には、キーレスロック操作を期待することはほと
んどできない。
従って、運転者は、その都度、どのように他ドアを閉
じたかを確認するか、もしくは、運転席ドアの施錠操作
をキャンセルされないように、他ドアを閉じるのを待っ
て行なう必要があり、もし、その操作順序を間違える
と、施錠忘れを発生することになる。
じたかを確認するか、もしくは、運転席ドアの施錠操作
をキャンセルされないように、他ドアを閉じるのを待っ
て行なう必要があり、もし、その操作順序を間違える
と、施錠忘れを発生することになる。
本考案は、上述の問題点に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、他ドアを閉じるのを待って、運
転席ドアを施錠操作しなくても、他ドアを確実に施錠で
きるようにすることにより、操作性を向上させ、かつ施
錠忘れを防止することができるようにした自動車用ドア
ロックの施錠装置を提供することにある。
の目的とするところは、他ドアを閉じるのを待って、運
転席ドアを施錠操作しなくても、他ドアを確実に施錠で
きるようにすることにより、操作性を向上させ、かつ施
錠忘れを防止することができるようにした自動車用ドア
ロックの施錠装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本考案の装置は、運転席
ドア以外の他ドアに設けられ、かつ施解錠レバーを施錠
した状態で、ドアを閉じることによって、前記施解錠レ
バーがドア閉作動に伴ない、強制的に介して解錠位置に
移動させられるようにしたキャンセル機構を有するドア
ロックと、前記施解錠レバーを施錠位置に移動しうるよ
うにした電動式のアクチュエータとを備える自動車用ド
アロックの施錠装置において、 運転席ドアの施錠操作に連動可能な施錠スイッチと、
前記運転席ドア以外の他ドアの開閉を検出可能なドア開
閉検出スイッチと、前記ドア開閉検出スイッチのドア開
検出時において、前記施錠スイッチの施錠作動によって
前記アクチュエータを施錠駆動可能にする施錠制御回路
及び前記施錠スイッチの施錠検出を設定時間保持可能
で、その間に出力信号を出すタイマー回路と、該タイマ
ー回路の出力信号と、前記ドア開閉検出スイッチのドア
閉検出との論理積を得ることにより、前記アクチュエー
タを施錠作動させるようにしたアンド回路とを有する制
御回路とを備えることを特徴としている。
ドア以外の他ドアに設けられ、かつ施解錠レバーを施錠
した状態で、ドアを閉じることによって、前記施解錠レ
バーがドア閉作動に伴ない、強制的に介して解錠位置に
移動させられるようにしたキャンセル機構を有するドア
ロックと、前記施解錠レバーを施錠位置に移動しうるよ
うにした電動式のアクチュエータとを備える自動車用ド
アロックの施錠装置において、 運転席ドアの施錠操作に連動可能な施錠スイッチと、
前記運転席ドア以外の他ドアの開閉を検出可能なドア開
閉検出スイッチと、前記ドア開閉検出スイッチのドア開
検出時において、前記施錠スイッチの施錠作動によって
前記アクチュエータを施錠駆動可能にする施錠制御回路
及び前記施錠スイッチの施錠検出を設定時間保持可能
で、その間に出力信号を出すタイマー回路と、該タイマ
ー回路の出力信号と、前記ドア開閉検出スイッチのドア
閉検出との論理積を得ることにより、前記アクチュエー
タを施錠作動させるようにしたアンド回路とを有する制
御回路とを備えることを特徴としている。
他ドアが開いて、ドア開閉検出スイッチがドア開検出
時に、運転席ドアの施錠スイッチの作動により、アクチ
ュエータが施錠作動して、他ドアは施錠されるととも
に、タイマー回路が施錠出力信号を設定時間保持する。
時に、運転席ドアの施錠スイッチの作動により、アクチ
ュエータが施錠作動して、他ドアは施錠されるととも
に、タイマー回路が施錠出力信号を設定時間保持する。
その後、他ドアをそのまま閉じると、他ドアの施錠
は、キャンセル機構によってキャンセルされるが、ドア
開閉検出スイッチのドア閉検出とタイマーの施錠出力信
号とがアンド回路の論理積を得て、アクチュエータが再
び施錠方向に作動し、他ドアは施錠される。
は、キャンセル機構によってキャンセルされるが、ドア
開閉検出スイッチのドア閉検出とタイマーの施錠出力信
号とがアンド回路の論理積を得て、アクチュエータが再
び施錠方向に作動し、他ドアは施錠される。
以下、本考案の一実施例を、第1図及び第2図に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第2図は、運転席以外の他ドアに装着されたドアロッ
ク本体(A)とアクチュエータ(B)を示す。このドア
ロック本体(A)とアクチュエータ(B)自体は公知の
構成であるので、簡単に説明する。
ク本体(A)とアクチュエータ(B)を示す。このドア
ロック本体(A)とアクチュエータ(B)自体は公知の
構成であるので、簡単に説明する。
ドアロック本体(A)は、ラッチ及びポール等の噛合
機構をそのボディ(A1)に収納し、かつそのベースプレ
ート(A2)上に、施解錠レバー(1)、オープンレバー
(2)、サブレバー(3)、アウトサイドレバー(4)
を配設してなり、後述するキャンセル機構を備えてい
る。
機構をそのボディ(A1)に収納し、かつそのベースプレ
ート(A2)上に、施解錠レバー(1)、オープンレバー
(2)、サブレバー(3)、アウトサイドレバー(4)
を配設してなり、後述するキャンセル機構を備えてい
る。
施解錠レバー(1)の一端は、ドアの車室内側に設け
られた施解錠ノブ(図示略)にロッド等を介して連結さ
れ、同じく他端は、電動モータ等を備えて、施解錠作動
可能な公知のアクチュエータ(B)の出力部材(B1)に
連結され、施解錠ノブ及びアクチュエータ(B)の操作
によって、実線で示す施錠位置と2点鎖線で示す解錠位
置とに移動することができるようになっている。
られた施解錠ノブ(図示略)にロッド等を介して連結さ
れ、同じく他端は、電動モータ等を備えて、施解錠作動
可能な公知のアクチュエータ(B)の出力部材(B1)に
連結され、施解錠ノブ及びアクチュエータ(B)の操作
によって、実線で示す施錠位置と2点鎖線で示す解錠位
置とに移動することができるようになっている。
アウトサイドレバー(4)は、ドアの車外側に設けら
れたアウトサイドハンドル(図示略)にロッド等を介し
て連結され、アウトサイドハンドルの解除操作によっ
て、反時計方向に回動することができる。
れたアウトサイドハンドル(図示略)にロッド等を介し
て連結され、アウトサイドハンドルの解除操作によっ
て、反時計方向に回動することができる。
サブレバー(3)は、上端をアウトサイドレバー
(4)に枢着されるとともに、下端を、長孔(3a)を介
して施解錠レバー(1)の連結軸(1a)に摺動自在に連
結することにより、施解錠レバー(1)が施錠位置にあ
るときは、実線で示す位置にあって、アウトサイドレバ
ー(4)の反時計方向への回動により、下方に移動する
が、その係合部(3a)がオープンレバー(2)の解除部
(2a)に対して空振りして、ラッチの噛合を解除するこ
とはできず、また、施解錠レバー(1)が解錠位置にあ
るときは、2点鎖線に示す位置にあって、下方への移動
に伴い、係合部(3a)がオープンレバー(2)の解除部
(2a)に当接することによって、オープンレバー(2)
を反時計方向へ回動させ、ラッチとポールとの噛合を解
除してドアを開けることができるようになっている。
(4)に枢着されるとともに、下端を、長孔(3a)を介
して施解錠レバー(1)の連結軸(1a)に摺動自在に連
結することにより、施解錠レバー(1)が施錠位置にあ
るときは、実線で示す位置にあって、アウトサイドレバ
ー(4)の反時計方向への回動により、下方に移動する
が、その係合部(3a)がオープンレバー(2)の解除部
(2a)に対して空振りして、ラッチの噛合を解除するこ
とはできず、また、施解錠レバー(1)が解錠位置にあ
るときは、2点鎖線に示す位置にあって、下方への移動
に伴い、係合部(3a)がオープンレバー(2)の解除部
(2a)に当接することによって、オープンレバー(2)
を反時計方向へ回動させ、ラッチとポールとの噛合を解
除してドアを開けることができるようになっている。
オープンレバー(2)は、噛合機構のポールと一体的
に回動するように軸(5)に固着され、反時計方向に回
動することにより、ポールとラッチとの係合を解除する
ことができる。
に回動するように軸(5)に固着され、反時計方向に回
動することにより、ポールとラッチとの係合を解除する
ことができる。
また、ドアが開いた状態にあり、かつ施解錠レバー
(1)及びサブレバー(3)が施錠位置にあるとき、そ
のままドアを閉じると、ドアの閉作動に伴い、オープン
レバー(2)は、反時計方向に回動して、そのキャンセ
ル部(2b)はサブレバー(3)の折曲部(3b)に当接
し、サブレバー(3)を強制的に解錠位置に移動させ
て、施解錠レバー(1)を解錠位置にキャンセルさせる
ことができるようにキャンセル機構を備えている。
(1)及びサブレバー(3)が施錠位置にあるとき、そ
のままドアを閉じると、ドアの閉作動に伴い、オープン
レバー(2)は、反時計方向に回動して、そのキャンセ
ル部(2b)はサブレバー(3)の折曲部(3b)に当接
し、サブレバー(3)を強制的に解錠位置に移動させ
て、施解錠レバー(1)を解錠位置にキャンセルさせる
ことができるようにキャンセル機構を備えている。
アクチュエータ(B)は、運転席ドアの施錠操作と連
動する施錠スイッチ(6)の施錠検出によって、モータ
(M)を起動させて、出力部材(B1)を施錠方向(第2
図において下方)に移動させ、施解錠レバー(1)及び
サブレバー(3)を施錠位置に移動させるようになって
いる。
動する施錠スイッチ(6)の施錠検出によって、モータ
(M)を起動させて、出力部材(B1)を施錠方向(第2
図において下方)に移動させ、施解錠レバー(1)及び
サブレバー(3)を施錠位置に移動させるようになって
いる。
第1図は、制御回路を示し、(6)は、前述した運転
席ドアの施錠操作に連動してONする常開成の運転席ドア
施錠スイッチである。
席ドアの施錠操作に連動してONする常開成の運転席ドア
施錠スイッチである。
(7)は、他ドアの開閉を検出し、他ドアが開いてい
るときONで、閉じているときOFFする他ドア開閉検出ス
イッチである。
るときONで、閉じているときOFFする他ドア開閉検出ス
イッチである。
(8)は、他ドアのドアロックの施解錠を検出し、施
錠のときOFFし、解錠のときONする他ドアの施解錠検出
スイッチである。
錠のときOFFし、解錠のときONする他ドアの施解錠検出
スイッチである。
(9)はアンド回路で、一方の入力端子が運転席ドア
施錠スイッチ(6)に、他方の入力端子が他ドア開閉検
出スイッチ(7)に接続され、他ドア開閉検出スイッチ
(7)がONのとき、運転席ドア施錠検出スイッチ(6)
をONすることによって、出力端子よりON信号を出力する
ことができる。
施錠スイッチ(6)に、他方の入力端子が他ドア開閉検
出スイッチ(7)に接続され、他ドア開閉検出スイッチ
(7)がONのとき、運転席ドア施錠検出スイッチ(6)
をONすることによって、出力端子よりON信号を出力する
ことができる。
(10)はタイマー手段で、アンド回路(9)の出力端
子に接続され、アンド回路(9)の出力端子よりON信号
が出力されることにより、その信号を設定時間保持して
出力することができる。
子に接続され、アンド回路(9)の出力端子よりON信号
が出力されることにより、その信号を設定時間保持して
出力することができる。
(11)はアンド回路で、その一方の入力端子はタイマ
ー手段(10)に、また他方の入力端子は、インバータ回
路(12)を介して、他ドア開閉検出スイッチ(7)に接
続され、タイマー手段(10)よりON信号が出力されてい
る設定時間内に他ドア開閉検出スイッチ(7)がOFFす
ることにより、出力端子よりON信号を出力することがで
きる。
ー手段(10)に、また他方の入力端子は、インバータ回
路(12)を介して、他ドア開閉検出スイッチ(7)に接
続され、タイマー手段(10)よりON信号が出力されてい
る設定時間内に他ドア開閉検出スイッチ(7)がOFFす
ることにより、出力端子よりON信号を出力することがで
きる。
(13)はオア回路で、その一方の入力端子は運転席ド
ア施錠スイッチ(6)に、また他方の入力端子は、アン
ド回路(11)の出力端子に接続され、いずれかの入力端
子にON信号が入力されることにより、出力端子よりON信
号を出力することができる。
ア施錠スイッチ(6)に、また他方の入力端子は、アン
ド回路(11)の出力端子に接続され、いずれかの入力端
子にON信号が入力されることにより、出力端子よりON信
号を出力することができる。
(14)は施錠制御回路をなすアンド回路で、その一方
の入力端子は、オア回路(13)の出力端子に、また他方
の入力端子は、他ドアの施解錠検出スイッチ(8)に接
続され、ドア開閉検出スイッチのドア閉検出とタイマー
の施錠出力信号との論理積を得ることによって、出力端
子よりON信号を出力することができる。
の入力端子は、オア回路(13)の出力端子に、また他方
の入力端子は、他ドアの施解錠検出スイッチ(8)に接
続され、ドア開閉検出スイッチのドア閉検出とタイマー
の施錠出力信号との論理積を得ることによって、出力端
子よりON信号を出力することができる。
(15)は、スイッチング・トランジスタ、(16)はリ
レー、(M)はアクチュエータ(B)のモータで、スイ
ッチング・トランジスタ(15)が導通して、リレー(1
6)がONすることによって予め定めた施錠方向に回転す
ることができる。
レー、(M)はアクチュエータ(B)のモータで、スイ
ッチング・トランジスタ(15)が導通して、リレー(1
6)がONすることによって予め定めた施錠方向に回転す
ることができる。
他ドアが開いているときに、運転席ドアを施錠操作す
ると、それに連動して、運転席ドアの施錠スイッチ
(6)はONし、アクチュエータ(B)のモータ(M)は
施錠方向に作動して、施解錠レバー(1)及びサブレバ
ー(3)を、出力部材(B1)を介して施錠位置に移動さ
せ、他ドアの施錠検出スイッチ(8)はOFFする。
ると、それに連動して、運転席ドアの施錠スイッチ
(6)はONし、アクチュエータ(B)のモータ(M)は
施錠方向に作動して、施解錠レバー(1)及びサブレバ
ー(3)を、出力部材(B1)を介して施錠位置に移動さ
せ、他ドアの施錠検出スイッチ(8)はOFFする。
この施解錠レバー(1)の動きにより、施解錠ノブは
施錠位置に移動させられ、運転者によって運転席ドアが
施錠操作されたことを、他の乗員は確認することができ
る。
施錠位置に移動させられ、運転者によって運転席ドアが
施錠操作されたことを、他の乗員は確認することができ
る。
その後、他の乗員が、他のドアをそのまま閉じると、
他ドアの閉作動に連動して、施解錠レバー(1)は、オ
ープンレバー(5)及びサブレバー(3)を介して施錠
状態がキャンセルされ、施錠位置になる。その動作がタ
イマー(10)の設定時間内であれば、タイマー(10)の
ON信号出力と他ドア開閉検出スイッチ(7)の閉検出に
よって、アンド回路(11)の論理積を得て、オア回路
(13)、アンド回路(14)を介して、リレー(16)がON
してモータ(M)は再び施錠方向に作動して、施解錠レ
バー(1)は施錠位置に移動させられ、他ドアは一旦キ
ャンセルされてしまうものの、最後には施錠されて、施
錠忘れを確実に防止できる。
他ドアの閉作動に連動して、施解錠レバー(1)は、オ
ープンレバー(5)及びサブレバー(3)を介して施錠
状態がキャンセルされ、施錠位置になる。その動作がタ
イマー(10)の設定時間内であれば、タイマー(10)の
ON信号出力と他ドア開閉検出スイッチ(7)の閉検出に
よって、アンド回路(11)の論理積を得て、オア回路
(13)、アンド回路(14)を介して、リレー(16)がON
してモータ(M)は再び施錠方向に作動して、施解錠レ
バー(1)は施錠位置に移動させられ、他ドアは一旦キ
ャンセルされてしまうものの、最後には施錠されて、施
錠忘れを確実に防止できる。
従って、運転席ドアの施錠は、他のドアの閉止を待つ
ことなく行なうことができ、タイミングの良い施錠操作
が可能になる。
ことなく行なうことができ、タイミングの良い施錠操作
が可能になる。
本考案によれば、他ドアが開いているとき、運転席ド
アを施錠操作して、他ドアが施錠された後、そのまま、
他ドアを閉じても、いったん他ドアの施錠がキャンセル
されるものの、直ちにアクチュエータが施錠作動して、
他ドアを施錠することができるので、他ドアを閉じるの
を待って、運転席ドアを施錠操作することなしに、操作
性を向上させ、かつ他ドアの施錠忘れを確実に防止でき
る。
アを施錠操作して、他ドアが施錠された後、そのまま、
他ドアを閉じても、いったん他ドアの施錠がキャンセル
されるものの、直ちにアクチュエータが施錠作動して、
他ドアを施錠することができるので、他ドアを閉じるの
を待って、運転席ドアを施錠操作することなしに、操作
性を向上させ、かつ他ドアの施錠忘れを確実に防止でき
る。
第1図は、本考案の一実施例の制御回路図、第2図は、
本考案に適用したドアロック本体及びアクチュエータの
正面図を示す。 (A)ドアロック本体、(B)アクチュエータ (1)施解錠レバー、(2)オープンレバー (6)運転席ドア施錠スイッチ、(7)他ドア開閉検出
スイッチ (8)他ドア施解錠検出スイッチ、(10)タイマー回路 (11)アンド回路、(14)アンド回路(施錠制御回路)
本考案に適用したドアロック本体及びアクチュエータの
正面図を示す。 (A)ドアロック本体、(B)アクチュエータ (1)施解錠レバー、(2)オープンレバー (6)運転席ドア施錠スイッチ、(7)他ドア開閉検出
スイッチ (8)他ドア施解錠検出スイッチ、(10)タイマー回路 (11)アンド回路、(14)アンド回路(施錠制御回路)
Claims (1)
- 【請求項1】運転席ドア以外の他ドアに設けられ、かつ
旋解錠レバーを施錠した状態で、ドアを閉じることによ
って、前記施解錠レバーがドア閉作動に伴ない、強制的
に解錠位置に移動させられるようにしたキャンセル機構
を有するドアロックと、前記施解錠レバーを施錠位置に
移動しうるようにした電動式のアクチュエータとを備え
る自動車用ドアロックの施錠装置において、 運転席ドアの施錠操作に連動可能な施錠スイッチと、前
記運転席ドア以外の他ドアの開閉を検出可能なドア開閉
検出スイッチと、前記ドア開閉検出スイッチのドア開検
出時において、前記施錠スイッチの施錠作動によって前
記アクチュエータを施錠駆動可能にする施錠制御回路及
び前記施錠スイッチの施錠検出を設定時間保持可能で、
その間に出力信号を出すタイマー回路と、該タイマー回
路の出力信号と、前記ドア開閉検出スイッチのドア閉検
出との論理積を得ることにより、前記アクチュエータを
施錠作動させるようにしたアンド回路とを有する制御回
路とを備えることを特徴とする自動車用ドアロックの施
錠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7494089U JPH083634Y2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 自動車用ドアロックの施錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7494089U JPH083634Y2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 自動車用ドアロックの施錠装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0314269U JPH0314269U (ja) | 1991-02-13 |
JPH083634Y2 true JPH083634Y2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=31615078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7494089U Expired - Lifetime JPH083634Y2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 自動車用ドアロックの施錠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH083634Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-06-28 JP JP7494089U patent/JPH083634Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0314269U (ja) | 1991-02-13 |
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