JP2527799Y2 - 自動車用ドアロックの制御装置 - Google Patents

自動車用ドアロックの制御装置

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JP2527799Y2
JP2527799Y2 JP7234590U JP7234590U JP2527799Y2 JP 2527799 Y2 JP2527799 Y2 JP 2527799Y2 JP 7234590 U JP7234590 U JP 7234590U JP 7234590 U JP7234590 U JP 7234590U JP 2527799 Y2 JP2527799 Y2 JP 2527799Y2
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幹雄 本間
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、施解錠操作の安全性を向上させた自動車用
ドアロックの制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、自動車のリヤドアに設けられるドアロック装置
は、施錠位置と解錠位置とに操作可能として、リヤドア
の車内側に設けられたロックノブによる手動操作、およ
び運転席の近傍に設けられた操作スイッチの操作により
施錠位置と解錠位置とに作動するアクチェエータによる
電動操作により、ドアにおける車室内外に設けられたイ
ンサイドハンドルおよびアウトサイドハンドルの開扉操
作を不能にする施錠状態と、開扉操作を可能にする解錠
状態とに作動可能な施解錠機構の他に、子供のいたずら
による安全対策のために、チャイルド施錠位置とチャイ
ルド解錠位置とに切替え操作可能なチャイルドプルーフ
機構を備えている。
このチャイルドプルーフ機構は、リヤドアを開けた状
態でのみチャイルド施錠位置とチャイルド解錠位置とに
切替え操作可能であって、チャイルド施錠位置に切り替
えてリヤドアを閉じることにより、その後、施解錠機構
が解錠状態にあっても、アウトサイドハンドルのロック
解除操作によりドアを開けることができるが、インサイ
ドハンドルの操作によっては、ドアを開けることができ
なくなるような機能を有している。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述のような従来の装置にあっては、悪戯等にロック
ノブが解錠され、かつインサイドハンドルがロック解除
操作されても、ドアが開けられることがなく安全である
反面、チャイルドプルーフ機構は、ドアを開けない限り
操作することができないため、車内から緊急脱出を要す
る場合等にあっても、チャイルドプルーフ機構がチャイ
ルド施錠状態にあると、車内からドアを開けることがで
きないという問題点がある。
また、ドアロック装置に種々のレバーを有するチャイ
ルドプルーフ機構を組み込まなくてはならないため、ド
アロック装置の構造が複雑になりコストアップを招く原
因にもなっていた。
本考案は、従来の技術が有する上記のような問題点に
鑑み、簡単な構成により、いたずら等による予期せぬド
アの開放を防止し、かぬ必要に応じて、ドアを車内から
開けることができるようにすることによって、安全性を
向上させた自動車用ドアロックの制御装置を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため、本考案の装置は、ロックノ
ブの操作によりドアロック装置を機械的に施解錠しうる
施解錠機構を備え、また車内に設けた操作スイッチによ
り、ドアロック装置の施解錠機構を施錠または解錠状態
に作動させるアクチュエータを備える自動車用ドアロッ
クの制御装置において、ドアロック装置の施錠および解
錠状態を検出する施解錠検出スイッチと、チャイルド施
錠状態とチャイルド解錠状態に切り替え操作できるチャ
イルド操作スイッチと、チャイルド操作スイッチがチャ
イルド施錠状態にあり、かつ施解錠検出スイッチが解錠
状態を検出したとき、アクチェエータを施錠作動させる
電源を供給可能な制御回路とを設け、かつチャイルド施
錠状態時において前記ロックノブを解錠位置に操作し、
ドアロック装置が一時的に解錠されてから、前記アクチ
ュエータの作動によりロックノブが施錠位置に復帰させ
られるまでの間だけ、チャイルド解錠状態としうるよう
にしたことを特徴とする。
〔作用〕
チャイルド操作スイッチ(9)をチャイルド施錠状態
に切り替えることにより、後席の乗員がいたずら等によ
りロックノブ(1)を解錠操作した際には、アクチュエ
ータが施錠方向に作動して、ドアロック装置の施解錠機
構が強制的に施錠状態に戻され、ロックノブを施錠位置
に復帰させる。
また、チャイルド施錠状態時でも、ロックノブを解錠
位置に操作保持し、それがアクチュエータにより施錠位
置に戻されるまでの間に、インサイドハンドルを開扉操
作すると、ドアを車内側より開けることができる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
(1)は、自動車のリヤドア(2)の車内側ウェスト
部に出没可能に設けられたロックノブで、リヤドア
(2)の端部に設けられ、かつ車体側に固定されたスト
ライカに係合することにより、リヤドア(2)を閉止す
る公知の構造を有するドアロック装置(図示略)の施解
錠機構に連結されている。
ドアロック装置の施解錠機構は、車内からの操作によ
り開扉操作を行おうとするリヤドア(2)の車内側に設
けたインサイドハンドル(3)、および車外側に設けた
アウトサイドハンドル(図示略)の開扉操作を不能にす
る施錠状態と、開扉操作を可能にして、ドアロック装置
をロック解除し、ドアを開けることができる解錠状態と
に作動することができる。
(4)は、運転席のドア(5)の車内側に設けられた
施解錠操作用の操作スイッチで、施錠操作または解錠操
作することにより、リヤドア(2)のドアロック装置の
施解錠機構に連結された電動式のアクチュエータを、施
錠方向および解錠方向に作動させることができる。
第1図は、本考案の制御回路の一実施例を示す。
(6)は、アクチュエータのモータで、正転すること
によりリヤドアロックの施解錠機構を施錠状態に作動さ
せ、逆転することにより解錠状態に作動させることがで
き。
(7)は、施錠駆動回路で、オンすることによりモー
タ(6)に正転方向に回転する電源を供給することがで
きる。
(8)は、解錠駆動回路で、オンすることによりモー
タ(6)に逆転方向に回転する電源を供給することがで
きる。
(9)は、運転席のドア(5)に設けられたチャイル
ド操作スイッチで、オンするチャイルド施錠状態と、オ
フするチャイルド解錠状態とに切り替えることができ
る。
(10)は、リヤドア(2)のドアロック装置の施錠お
よび解錠状態を検出する施解錠検出スイッチで、施錠状
態を検出したときオフし、解錠状態を検出したときオン
に切り替わる。
操作スイッチ(4)は、常時は中立位置にあって、中
立位置から施錠操作することにより、施錠接点(4a)に
接触し、かつ解錠操作することにより解錠接点(4b)に
接触する。
(11)(12)はアンド回路、(13)はオア回路を示
す。
アンド回路(11)は、入力端子がチャイルド操作スイ
ッチ(9)および施解錠検出スイッチ(10)とに接続さ
れ、それらが全てオンしたとき、それらの論理積を得
て、オン信号を出力することができる。
アンド回路(12)は、入力端子がインバータを介して
チャイルド操作スイッチ(9)および操作スイッチ
(4)の解錠接点(4b)に接続され、チャイルド操作ス
イッチ(9)がオフし、かつ操作スイッチ(4)の解錠
接点(4b)がオンしたとき、それらの論理積を得て、オ
ン信号を出力し、解錠駆動回路(8)をオンすることが
できる。
オア回路(13)は、入力端子がアンド回路(11)およ
び操作スイッチ(4)の施錠接点(4a)に接続され、い
ずれかの入力端子にオン信号が入力することにより、オ
ン信号を出力し、施錠駆動回路(7)をオンすることが
できる。
次に、本考案の作用について説明する。
通常、チャイルド操作スイッチ(9)は、チャイルド
解錠状態に切り替えてオフにしておく。この場合、後席
の乗員は、手動にてロックノブ(1)を施錠または解錠
操作することにより、ドアロック装置の施解錠機構を施
錠または解錠状態に作動させることができる。
運転席からは、操作スイッチ(4)を施錠操作して施
錠接点(4a)側に投入することにより、オア回路(13)
を介して施錠駆動回路(7)をオンして、モータ(6)
を正転方向に回転させ、アクチュエータによりドアロッ
ク装置の施解錠機構を施錠状態に作動させることがで
き、また解錠操作して解錠接点(4b)側に投入すること
により、アンド回路(12)の論理積を得て解錠駆動回路
(8)をオンして、モータ(6)を逆転方向に回転さ
せ、アクチュエータにより施解錠機構を解錠状態にする
ことができる。
また、後席に子供等が乗っている場合は、安全のた
め、チャイルド操作スイッチ(9)をチャイルド施錠状
態に切り替えてオンにする。このとき、ドアロック装置
の施解錠機構が解錠状態にあって、施解錠検出スイッチ
(10)がオンにあれば、アンド回路(11)の論理積を得
て、オア回路(13)を介して施錠駆動回路(7)をオン
し、モータ(6)を正転させて、アクチュエータにより
ドアロック装置を施錠状態に作動させる。
この際、万一後席の乗員がいたずら等によりロックノ
ブ(1)を解錠操作すると、施解錠操作スイッチ(10)
がオンになり、かつチャイルド操作スイッチ(9)がオ
ンとなっているため、アンド回路(11)の論理積を得
て、オア回路(13)を介して施錠駆動回路(7)がオン
し、ドアロック装置がロックノブ(1)の手動操作によ
り解錠されるのとほぼ同時に、アクチュエータがドアロ
ック装置の施解錠機構を強制的に施錠状態に復帰させ
る。
したがって、単にロックノブ(1)を解錠操作しただ
けでは、ドアロック装置を解錠状態にすることができ
ず、むやみにリヤドア(2)を開けることができないの
で安全である。
また、チャイルド操作スイッチ(9)がオンして施錠
状態にあるときは、運転席から操作スイッチ(4)を解
錠操作して解錠接点(4b)側に投入してもアンド回路
(12)の論理積を得ることができず、ドアロック装置を
解錠状態にすることができない。
一方、上記チャイルド施錠状態になっていても、後席
の乗員がロックノブ(1)を解錠位置に操作保持し、そ
れがアクチュエータにより施錠位置に戻されるまでの間
だけは、ドアロック装置を一時的に解錠しうるので、イ
ンサイドハンドル(3)を開扉操作することにより、車
内からドア(2)を開けることができるので、緊急な脱
出を要する場合等は極めて安全である。
〔考案の効果〕
本考案は、次のような効果を奏する。
(a)チャイルド操作スイッチ(9)をチャイルド施錠
状態に切替えておくと、手動操作でロックノブ(1)を
解錠操作してドアロック装置を解錠状態にしても、ロッ
クノブ(1)から手を放すと、アクチュエータが施錠方
向に作動して、ドアロック装置が強制的に施錠状態に戻
されるので、従来のように複雑なチャイルドプルーフ機
構を必要とせず、いたずら等によるドアの開放を防止す
ることができる。
(b)しかも、チャイルド操作スイッチ(9)をチャイ
ルド施錠状態にしておいても、ロックノブ(1)を解錠
位置に操作し、それがアクチュエータの作動により施錠
位置に戻されるまでの間、すなわち、アクチュエータに
より施解錠機構が機械的に作動させられてから、ロック
ノブが施錠位置に強制的に復帰させられるまでの間だけ
は、ドアロック装置を解錠しうるので、インサイドハン
ドル(3)を開扉操作することにより、ドアを開けるこ
とができるので、緊急の脱出を要する場合等には、極め
て安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の制御回路図、 第2図は、本考案を適用した自動車を車内より見た概略
斜視図である。 (1)……ロックノブ、(2)……リヤドア (3)……インサイドハンドル、(4)……操作スイッ
チ (6)……モータ(アクチュエータ) (7)……施錠駆動回路、(8)……解錠駆動回路 (9)……チャイルド操作スイッチ (10)……施解錠検出スイッチ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロックノブの操作によりドアロック装置を
    機械的に施解錠しうる施解錠機構を備え、かつ車内に設
    けた操作スイッチにより、ドアロック装置の施解錠機構
    を施錠または解錠状態に作動させるアクチュエータを備
    える自動車用ドアロックの制御装置において、ドアロッ
    ク装置の施錠および解錠状態を検出する施解錠検出スイ
    ッチと、チャイルド施錠状態とチャイルド解錠状態に切
    り替え操作できるチャイルド操作スイッチと、チャイル
    ド操作スイッチがチャイルド施錠状態にあり、かつ施解
    錠検出スイッチが解錠状態を検出したとき、アクチュエ
    ータを施錠作動させる電源を供給可能な制御回路とを設
    け、かつチャイルド施錠状態時において前記ロックノブ
    を解錠位置に操作し、ドアロック装置が一時的に解錠さ
    れてから、前記アクチュエータの作動によりロックノブ
    が施錠位置に復帰させられるまでの間だけ、チャイルド
    解錠状態としうるようにしたことを特徴とする自動車用
    ドアロックの制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60173277A (ja) * 1984-02-17 1985-09-06 株式会社大井製作所 チヤイルドプル−フ機能を備える自動車用ドアロツクの制御装置
JPH02157379A (ja) * 1988-12-06 1990-06-18 Tokai Rika Co Ltd ドアのロック機構及びそのロック方法

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