JP2603571B2 - 車両用ドアロックのキー忘れ防止装置 - Google Patents

車両用ドアロックのキー忘れ防止装置

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JP2603571B2
JP2603571B2 JP28552091A JP28552091A JP2603571B2 JP 2603571 B2 JP2603571 B2 JP 2603571B2 JP 28552091 A JP28552091 A JP 28552091A JP 28552091 A JP28552091 A JP 28552091A JP 2603571 B2 JP2603571 B2 JP 2603571B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、運転席ドアに電動式の
アクチュエータを備えたものにおいて、キーをイグニッ
ションキーシリンダーに挿入したまま、車外からドアを
施錠して、キーを車内に封じ込めてしまうことを防止し
た車両用ドアロックのキー忘れ防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用ドアロックのキー忘れ防止
装置は、自動車の運転席ドアにドアロックの施錠状態を
解錠しうる電動式アクチュエータを備えるとともに、エ
ンジン操作用キーがキーシリンダに挿入されていると
き、オン信号を出力するキー挿入検出スイッチと、運転
席ドアが閉じた場合に、オン信号を出力するドア閉鎖検
出スイッチとを備え、キー挿入検出スイッチ及びドア閉
鎖検出スイッチからそれぞれオン信号が入力されたとき
に、運転席ドアのドアロックの施錠状態を解錠操作させ
るようアクチュエータを作動させて、キーをキーシリン
ダに挿入したまま、不用意に車外から運転席ドアを施錠
して、キーを車内に封じ込めてしまうことを防止するよ
うになっている(例えば、実開昭59-32067号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、同乗者
が助手席ドアから降りる際は、通常はイグニッションキ
ーシリンダーにキーが挿入されたままであるので、同乗
者が降りるとき、車外からドアロックを施錠操作する度
に解錠作動して、助手席ドアの施錠操作に支障を来すた
め、キー忘れ防止装置は、通常、助手席ドアには装着さ
れないで、運転席ドア側にのみ設けられるのが一般的で
ある。従って、例えば、運転席側ドア近傍の車外側に障
害物があって、運転席ドア開放が困難で、助手席側のド
アから降りるような場合において、不用意にエンジン操
作用キーをキーシリンダに挿入したまま、助手席ドアを
施錠してしまい、エンジン操作用キーを車内に閉じこめ
てしまう事態を引き起こす問題点がある。
【0004】本発明は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑み、助手席側ドアのドアロックの操作性に
支障を来すことなく、助手席側ドアの降車時における車
内へのキー忘れを防止することができるようにした車両
用ドアロックのキー忘れ防止装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の装置は、車両の運転席ドアのドアロックを
施錠、解錠操作し得るアクチュエータと、イグニッショ
ンキーシリンダにキー挿入されているか否かを検出す
るキー挿入検出スイッチと、運転席以外のドアが開いて
いることを検出するドアスイッチと、運転席以外のドア
ロックの施錠状態を検出する施解錠検出スイッチとキー
挿入検出スイッチがキー挿入を検出し、かつドアスイッ
チが運転席以外のドアの開を検出するとともに、施解錠
検出スイッチがドアロックの施錠を検出したことを判別
して、運転席ドアのドアロック解錠されるように前記
アクチュエータを作動させる判別回路とを備えたことを
特徴としている。
【0006】
【作用】イグニッションキーシリンダーにキーを挿入し
たままの状態で、助手席ドアを開けたまま、ドアロック
を施錠状態にすると、キー挿入検出スイッチ及び助手席
ドアのドアスイッチ、施解錠検出検出スイッチがそれぞ
作動し、運転席ドアのアクチュエータを解錠作動させ
て、運転席ドアのドアロックを解錠状態とする。したが
って、キーをイグニッションキーシリンダーにキーを差
し込んだまま、助手席ドアを車外から不用意に施錠して
しまっても、その後、運転席側ドアを開けてキーを取り
出すことができ、キーを車内に閉じこめてしまうことを
防止することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を、添付図面に基づい
て説明する。図1に示す(1)は、運転席ドアに装着され
る電動式の運転席用アクチュエータ、(1a)は、助手席
のドアに装着される助手席用アクチュエータである。な
お、運転席用アクチュエータ(1)と助手席用アクチュエ
ータ(1a)とは、構成が同一であるので、以下、運転席
用アクチュエータ(1)を代表して説明する。アクチュエ
ータ(1)は、ケース(2)内に軸(4)により枢着され、か
つモータ(M)の回転軸と一体的に回転するウォーム(5)
に噛合して正逆回転可能な減速機構をなすウォームホイ
ール(回転体)(3)及びケース(2)に軸(7a)により枢着
され、かつ施錠位置及び解錠位置に作動可能な作動レバ
ー(6)を有している。
【0008】(7)は、軸部(7a)に固結され、モータ
(M)の回転により作動レバー(6)と一体的に回動して施
錠位置及び解錠位置に移動可能な出力レバーで、運転席
ドア(D)(助手席ドアにあっては(D1))に設けられたドア
ロック(図示略)の施解錠レバーに連結されて、施解錠レ
バーを、ドア(D)に設けられたドアハンドル(H)による
ドア解除操作を不能にする施錠位置とドア解除操作を可
能にする解錠位置とに移動させることができる。
【0009】ウォームホイール(3)の一方の側面には、
作動レバー(6)側に突出した係合部(3a)が形成され、
この係合部(3a)は、作動レバー(6)の一側面に凹設さ
れて、軸(7a)を中心にして施解錠レバーの作動ストロ
ークに相当する長さを有する円弧状の空振り溝部(8a)
と、空振り溝部(8a)の中央から半径方向に延出した係
合溝部(8b)とを有するほぼY字形の連係溝(8)に移動
可能に係合している。ウォームホイール(3)は、常時は
係合部(3a)が連係溝(8)の空振り溝部(8a)内に係合し
た中立位置に停止し、例えば、図4に示すように係合部
(3a)が空振り溝部(8a)の一端に係合した中立状態か
ら、モータ(M)の逆転によりウォームホイール(3)が時
計方向に回動して、係合部(3a)が連係溝(8)の係合溝
部(8b)内に移動することにより、作動レバー(6)及び
出力レバー(7)は、施錠位置から図2に示す解錠位置に
移動して、ドアロックの施解錠レバーを解錠位置に移動
させることができる。また、係合部(3a)が空振り溝部
(8a)の他端に係合した中立状態の解錠位置から、ウォ
ームホイール(3)が反時計方向に回動することにより、
作動レバー(6)及び出力レバー(7)は、解錠位置から施
錠位置に移動して、施解錠レバーを施錠位置に移動させ
ることができる。
【0010】(9)は、軸(4)廻りのケース(2)に貼設さ
れた環状の中立第1、2ターミナル(9a)(9b)と、中立
第1、2ターミナル(9a)(9b)に対向するウォームホイ
ール(3)の他側面に固定され、中立第1、2ターミナル
(9a)(9b)に摺接する可動接点(9c)とからなる中立検
出スイッチ、(10)は、中立第1、2ターミナル(9a)(9
b)の外側のケース(2)に貼設された円弧状の第1、第2
ターミナル(10a)(10b)と、第1、2ターミナル(10a)(10
b)に対向するウォームホイール(3)の他側面に固定され
て第1、2ターミナル(10a)(10b)に摺接する可動接点(1
0c)とからなる拘束位置検出スイッチである。
【0011】(11)は、ケース(2)の軸部(7a)廻りに円
弧状に貼設された起動第1、2、3ターミナル(11a)(11
b)(11c)と、起動第1ターミナル(11a)(11b)(11c)に対向
する作動レバー(6)の他側面に固定され、起動第1、
2、3ターミナル(11a)(11b)(11c)に摺接する可動接点
(11d)とからなる起動スイッチで、図2に示すように、
作動レバー(6)が解錠位置にあるときは、可動接点(11
d)が起動第2、3ターミナル(11b)(11c)に接触して、室
内に設けられた施錠操作スイッチ(12a)を施錠操作する
ことにより、制御回路(13)の施錠駆動回路(15)に電源を
供給して、モータ(M)を正転させ、作動レバー(6)及び
出力レバー(7)を施錠位置に動させることができる。
また、作動レバー(6)が施錠位置にあるときは、可動接
点(11d)が起動第1、2ターミナル(11a)(11b)に接触し
て、それぞれのターミナル間を導通させ、解錠操作スイ
ッチ(12b)を解錠操作することにより、制御回路(13)の
解錠駆動回路(16)に電源を供給して、モータ(M)を逆転
させることができる。
【0012】(14)は、ケース(2)に貼設された第1、2
ターミナル(14a)(14b)と、作動レバー(6)の他側面に固
着された可動接点(14c)からなる施解錠検出スイッチ
で、作動レバー(6)が解錠位置にあるとき、可動接点(1
4c)が第1、2ターミナル(14a)(14b)に接触して、それ
ぞれのターミナル間を導通させることにより、車室内に
設けたモニターランプを点灯させることができる。ま
た、助手席側のアクチュエータ(1a)の第1ターミナル
(14b)は、制御回路(13)の第1判別回路(17)に接続され
ている。
【0013】第1判別回路(17)は、前記のように助手席
側アクチュエータ(1a)の施解錠検出スイッチ(14)に接
続されるとともに、その他に、イグニッションキーシリ
ンダ(18)にキーが挿入されていることを検出するキー挿
入検出スイッチ(18a)及び運転席ドア(D)を除く他の各
ドアの開状態を検出するドアスイッチ(19)に接続され、
助手席側ドア施解錠検出スイッチ(14)が施錠状態を、ま
たキー挿入スイッチ(18a)がキー挿入を、ドアスイッチ
(19)が助手席側ドアが開いていることを検出して、全て
のスイッチがオンになったことを判別したときは、強制
解錠駆動回路(20)に電源を供給して、運転席側ドア(D)
のアクチュエータ(1)のモータ(M)に逆転方向の電源を
供給することにより、ドアロック装置の施解錠レバーを
解錠位置に移動させるようになっている。
【0014】(21)は、キー挿入スイッチ(18a)がキー挿
入を検出し、かつ運転席ドア(D)の開状態をドアスイッ
チ(19a)が検出したことを判別する第2判別回路で、
れを判別したときは、アクチュエータ(1)のモータ(M)
を逆転方向に回転させて、ウォームホイール(3)を図2
に示す解錠拘束位置に停止させて、ドアロック装置の施
解錠レバーの施錠位置への操作を拘束し、キーをイグニ
ッションキーシリンダーに差し込んだまま、運転席ドア
(D)のドアロック装置を不用意にキーレスロック操作
(キーを使用しないで外部よりドアロックを施錠する操
作)により施錠してしまうことを未然に防止する。
【0015】(22)は、ドアの車外側に設けられたキーシ
リンダーの操作又は遠隔操作により作動する防盗操作ス
イッチで、防盗操作されることにより防盗駆動回路(23)
に電源を供給して、アクチュエータ(1)(1a)のモータ
(M)を正転方向に回転させ、作動レバー(6)を施錠位置
に作動させるとともに、ウォームホイール(3)を図3に
示す防盗位置に停止させて、運転席ドア及び助手席側ド
アのドアロック装置の施解錠レバーの解錠位置への操作
を拘束して、不正行為による解錠操作を阻止する。(24)
は、第1判別回路(17)が作動しているとき音を発生し
て、イグニッションキーシリンダーにキーが挿入されて
いることを、運転者に報知する報知器である。
【0016】次に、本発明の実施例の作用について説明
する。図4に示す施錠状態から、解錠操作スイッチ(12
b)を解錠操作すると、解錠駆動回路(16)がオン状態にな
り、起動スイッチ(11)及びモータ(M)を含む回路が閉回
路になってモータ(1)が逆転し、ウォームホイール(3)
は時計方向に回動し、係合部(3a)が空振り溝部(8a)の
一端から係合溝部(8b)に進入して、作動レバー(6)は
施錠位置から解錠位置に移動し、運転席ドア(D)及び助
手席ドア(D1)のドアロックは施錠状態になる。作動レバ
ー(6)が解錠位置に達して施解錠レバーが解錠状態にな
ると、起動スイッチ(11)の可動接点(11d)が起動第1タ
ーミナル(11a)から離れて起動第3ターミナル(11c)に接
触するとともに、中立検出スイッチ(9)の可動接点(9
c)が中立第1、2ターミナル(9a)(9b)に接触して中立
検出スイッチ(9)がオン状態になり、今度は、中立検出
スイッチ(9)及びモータ(M)を含む回路が閉回路にな
り、さらに、モータ(M)は回転を続け、係合部(3a)が
係合溝部(8b)から離脱して、再び空振り溝部(8a)内に
進入し、ウォームホイール(3)が中立位置に達すると、
中立検出スイッチ(9)の可動接点(9c)は、中立第1、
2ターミナル(9a)(9b)から外れることにより、モータ
(M)は回転を停止して、ウォームホイール(3)は中立位
置に停止する。
【0017】また、解錠状態から、施錠操作スイッチ(1
2a)を施錠操作すると、施錠駆動回路(15)がオン状態に
なり、起動スイッチ(11)及びモータ(M)を含む回路が閉
回路になってモータ(M)が正転し、ウォームホイール
(3)は反時計方向に回動し、係合部(3a)が空振り溝部
(8a)の他端から係合溝部(8b)に進入して、作動レバー
(6)は解錠位置から施錠位置に移動し、運転席ドア(D)
及び助手席ドア(D1)のドアロックは施錠状態になる。作
動レバー(6)が施錠位置に達して施解錠レバーが施錠状
態になると、起動スイッチ(11)の可動接点(11d)が起動
第3ターミナル(11a)から離れて起動第1ターミナル(11
c)に接触するとともに、中立検出スイッチ(9)の可動接
点(9c)が中立第1、2ターミナル(9a)(9b)に接触し
て中立検出スイッチ(9)がオン状態になり、今度は、中
立検出スイッチ(9)及びモータ(M)を含む回路が閉回路
になり、さらに、モータ(M)は回転を続け、係合部(3
a)が係合溝部(8b)から離脱して、再び空振り溝部(8a)
内に進入し、ウォームホイール(3)が中立位置に達する
と、中立検出スイッチ(9)の可動接点(9c)は、中立第
1、2ターミナル(9a)(9b)から外れることにより、モ
ータ(M)は回転を停止して、ウォームホイール(3)は中
立位置に停止する。
【0018】図4に示す施錠状態で、防盗操作スイッチ
(22)を防盗操作すると、防盗駆動回路(23)がオン状態に
なって、モータ(M)及び拘束位置検出スイッチ(10)を含
む回路が閉成され、モータ(M)が逆転して、ウォームホ
イール(3)は、中立位置から時計方向に回動し、図3に
示すように、拘束位置検出スイッチ(10)の可動接点(10
c)が第2ターミナル(10b)の他端から外れて、拘束位置
検出スイッチ(10)がオフ状態になることにより、モータ
(M)、拘束位置検出スイッチ(10)を含む回路が開回路に
なって、モータ(M)は回転を停止し、ウォームホイール
(3)は、防盗位置に停止する。
【0019】この防盗状態においては、係合部(3a)が
連係溝(8)の係合溝部(8b)に係合して、作動レバー
(6)の解錠方向への移動を阻止するため、不正行為によ
り運転席ドア(D)及び助手席ドア(D1)のドアロック装置
が解錠されることを確実に防止することができる。イグ
ニッションキーシリンダ(18)にキーが挿入されているこ
とをキー挿入検出スイッチ(18a)が検出し、かつ運転席
ドア(D)の開状態をドアスイッチ(19a)が検出すると、
第2判別回路(21)がそれを判別して、運転席ドア(D)の
アクチュエータ(1)の拘束位置検出スイッチ(10)の第2
ターミナル(10b)に電源を供給し、ウォームホイール
(3)を中立位置から反時計方向に回動させ、図2に示す
解錠拘束位置に停止させる。
【0020】この解錠拘束位置においては、作動レバー
(6)の解錠位置において係合部(3a)が連係溝(8)の係
合溝部(8b)に係合して、作動レバー(6)の施錠方向へ
の移動を阻止するため、イグニッションキーシリンダ(1
8)にキー差し込んだまま不用意に運転席ドア(D)のド
アロック装置を車外から施錠して、キーを車内に封じ込
めてしまうことを防止することができる。
【0021】次に、例えば、運転席ドア(D)の車外側に
障害物があって、運転席ドア側から降車するには不便で
あって、助手席ドア(D1)側から降車するような場合につ
いて説明する。イグニッションキーシリンダー(18)にキ
ーを挿入したままの状態で、助手席側ドア(D1)を開け
て、ドアロックを施錠状態にすると、キー挿入検出スイ
ッチ(18a)及びドアスイッチ(19)、助手席側の施解錠検
出検出スイッチ(14)がそれぞれオンとなり、第1判別回
路(17)がそのことを判別すると、強制解錠駆動回路(20)
にオン信号を出力し、運転席ドア(D)のアクチュエータ
(1)を解錠作動させて、運転席ドア(D)のドアロックを
強制的に解錠状態する。したがって、イグニッションキ
ーシリンダー(18)にキーを差し込んだまま、助手席ドア
(D1)を車外から不用意に施錠してしまっても、その後、
運転席側ドア(D)を開けてキーを取り出すことができる
ので、キーを車内に閉じこめてしまうことを防止するこ
とができる。なお、そのとき、報知器(24)が作動するた
め、キーがイグニッションキーシリンダ(18)に挿入され
ていることを知ることができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明は、キー挿入検出
スイッチがキー挿入を検出し、かつ運転席ドア以外のド
アの開状態をドアスイッチが検出するとともに、施解錠
検出スイッチが運転席以外のドアのドアロックの施錠を
検出すると、運転席ドアのアクチュエータを解錠作動さ
せて、運転席ドアのドアロックを解錠するようにしたの
で、助手席側ドアの施錠操作に支障を来すことなく、助
手席側ドアから降りた場合においても、キーをイグニッ
ションキーシリンダーに挿入したまま、ドアを施錠し
、キーを車内に封じ込めてしまうことを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の制御回路図である。
【図2】アクチュエータのケースの一部を外した状態の
平面図である。
【図3】アクチュエータの防盗状態のときの作用説明図
である。
【図4】アクチュエータの施錠状態のときの作用説明図
である。
【図5】本発明を適用した自動車の平面図である。
【図6】本発明を適用した自動車の車内を示す。
【符号の説明】
(1)運転席ドアのアクチュエータ (1a)助手席ド
アのアクチュエータ (3)ウォームホイール(回転体) (3a)係合部 (6)作動レバー (7)出力レバー (8)連係溝 (9)中立検出ス
イッチ (10)拘束位置検出スイッチ (11)起動スイッ
チ (12a)施錠操作スイッチ (12b)解錠操作
スイッチ (13)制御回路 (14)施解錠検出
スイッチ (15)施錠駆動回路 (16)解錠駆動回
路 (17)第1判別回路 (18a)キー挿入
検出スイッチ (19)助手席ドアスイッチ (19a)運転席ド
アスイッチ (20)強制解錠駆動回路 (21)第2判別回
路 (22)防盗操作スイッチ (23)防盗駆動回
路 (D)運転席ドア (D1)助手席ドア (M)モータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の運転席ドアのドアロックを施錠、
    解錠操作し得るアクチュエータと、イグニッションキー
    シリンダにキー挿入されているか否かを検出するキー
    挿入検出スイッチと、運転席以外のドアが開いているこ
    を検出するドアスイッチと、運転席以外のドアロック
    の施錠状態を検出する施解錠検出スイッチとキー挿入検
    出スイッチがキー挿入を検出し、かつドアスイッチが運
    転席以外のドアの開を検出するとともに、施解錠検出ス
    イッチがドアロックの施錠を検出したことを判別して、
    運転席ドアのドアロック解錠されるように前記アクチ
    ュエータを作動させる判別回路とを備えたことを特徴と
    する車両用ドアロックのキー忘れ防止装置。
JP28552091A 1991-10-07 1991-10-07 車両用ドアロックのキー忘れ防止装置 Expired - Lifetime JP2603571B2 (ja)

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